『凛子さん』サークル合宿編  
 
ジャンル:露出・挑発・男性受け・背徳  
 
 
簡単なあらすじ:  
隆志は凛子と話し合い、今後の方針を決める。選んだ先はチャラサーの温泉合宿だった。  
サークル内の男二人の企てによって隆志と凛子、さらにその二人以外のメンバーは酔い潰れてしまう。  
酒の勢いもあり、男二人が言い出した罰ゲームつきのゲームに、隆志と凛子は参加することにした。  
 
 
初めて凛子さんを撮ったあの日から2週間が経過した。  
あの後は、すぐに撮影終了時間がきてしまい、そのまま帰ることになった。  
何と言っていいのかわからないのは凛子さんも同じだったのか、さっきまで本当に何事も  
なかったかのように、無駄なことはほとんど話さずそれぞれの帰路についた。  
とはいっても、あの日の出来事を完全に無かったことにするなどできるはずもなく。  
撮影から二日後、凛子さんに話を持ちかけてみることにした。  
「あの、凛子さん。その、この前のことは……」  
どういう展開になるのか予想もつかないため、おそるおそる話しかける。  
凛子さんの体がビクッと震える。  
「……。あれは、その。……すまなかったね」  
あんなことがあったのだ、謝られるというリアクションも一応は想定していた。  
でも、謝られるといっても、一体何に対して?  
それに、あの行為には自分も完全に便乗していた。  
むしろ俺が誘導したといってもあながち間違いではない。  
今思い返しても、あの行為のことを上手くまとめることができない。  
「いや、別に。凛子さんは何にも悪くないよ、うん。……」  
ひとまず凛子さんが悪いという事は否定できたものの、他に何と言っていいのか分からない。  
むしろ、あの行為でどちらかが被害を被ったのかな?  
少なくとも俺は被ってなんかいない。  
初めて心のそこから性癖を満足させることができて、感謝したいくらいだ。  
「……私の昔からのどうしようもない癖でね。誰にも言ったことはないんだけど、加志崎君になら……。  
難しいお願いかもしれないが、どうかこの話を聞いても私を嫌いにならないで欲しい。君にはできること  
なら嫌われたくない」  
そうは言うものの、凛子さんはなかなか話し出さない。  
そうとう言いにくいことなんだろうか。  
「……実は。私には『やってはいけないこと』、つまり非道徳的なことに興奮する癖があってね。  
特に、人前で肌を露出したり、男性を責めたり、私がとる行動で男性を興奮させたりすることに悦びを感じてしまうんだ。  
親しい男性がその場に居たりすると、背徳感でより興奮が高まってしまう。それも、恥ずかしい話だけど  
一度興奮に体が支配されると、どうにも我慢がきかなくてね……」  
唖然とする。  
あまりの事実に言葉がでてこない。  
こんなことって……。  
 
「言葉が出ないか。そうだよね。今までは想像や、言いにくいがそういう映像を見たりすることで  
性癖を満足させていたんだけど、あの新歓コンパの日は初めてお酒を飲んだものだから、つい気が大きくなってやってしまった。  
あの日のことが周りに気づかれていたかは分からないけど、実際に行動に移してしまったことでより一層  
過激な事をしたくて仕方がなくなったんだ。君と会っているときは、しばらくは我慢できていたんだけど、  
あの日カメラを見たことで想像してしまったんだ。このカメラで、自分が肌を露出するところを撮られたらどんなに興奮するだろうってね」  
凛子さんが恥ずかしそうに話すのをじっと聞く。  
「しかし勘違いはしないで欲しいんだ。普段からああいうことをしているわけでもないし、できるわけでもない。  
あの日は、君がいたから。……君という親しい男性が居たから、大丈夫かもしれないという安心感と  
この人が興奮するところを見たいという背徳感が同時にきてしまった。誰とでもというわけでは……」  
こちらをじっと見てくる凛子さん。  
引かないで欲しい、という気持ちがヒシヒシと伝わってくる。  
「う……ん。う〜〜ん」  
「ど、どうしたんだいいったい。すまない、やっぱりショックな話だったよね」  
凛子さんが心配そうな目を向けてくる。  
「違うんだ。いや、違わないのか?とにかく、頭が混乱して……。とりあえず、俺の事をそんな風に思ってくれててありがとう。  
ん?ショートカットしすぎかな?そもそも、なんでそんなドンピシャな性癖を持ってるんだ……」  
 
それからしばらくかけて落ち着き、言いたい事を整理して伝えた。  
自分も、凛子さんと似通っていてある意味で対極にある性癖に今まで悩まされていたこと。  
そのせいで女性と一定以上仲良くなることに対して相当な不安を感じること。  
あの日は凛子さんだけでなく自分も興奮を抑えられなくて、行為を誘導してしまったこと。  
しかし、自分は初めて性癖を満たすことができて解放された気持ちもあったこと。  
凛子さんに親しい男性と言われてとても嬉しかったこと。  
そして。  
「あ、あの!あんなことがあってすぐ言うのも変かもしれないけど……。俺と……俺と付き合ってもらえませんか!」  
ついに言ってしまった。  
「え!?いや、君の事は少なからず良く思っている。……いや違うな、とても良く思っている。  
で、でもだね。そんないきなり言われたって、私にはその、言ったような性癖もあってまともな  
付き合いができるとも思わないし、その」  
凛子さんは真っ赤になっている。  
あの撮影の日もそうだったけど、いつもは凛々しいくせに真っ直ぐな好意を向けられるとあたふたと照れるんだな。  
そんな意外な一面も、可愛いっていう思いを強くする一方なんだけど。  
 
「俺はあの日自分の欠陥を完全に自覚した日から、女の子と仲良くなることを完全に諦めてた。  
でも、凛子さんなら俺の気持ちを理解してくれると思ってしまったんだ。……ホントは、そんな  
事情を知る前から、会った日から好きになってたんだけどね」  
とんでもない美人だし、綺麗なのは見た目だけではない。  
変わった性癖はあるものの、それ以外は真面目で優しくて頼りになって実は可愛い、ホントに良い女の子だ。  
「……加志崎君は何で、こういうときだけそんなにハッキリとものを言うんだ。普段はそんなことないくせに。  
……嬉しいよ。私だって君のことはホントに気に入っている。……言い替えると、その、好きかもしれない。  
でも、やっぱりこの性癖がある以上、まともに付き合えるとは到底……」  
凛子さんは相当自分の性癖にコンプレックスを感じているようだ。  
しかしそれは自分も同様。  
気持ちは痛いほど分かる。  
「ん〜、ならさ。こういうのはどうかな。とりあえず、お互いの性癖を知っちゃった以上、一緒に  
居て性癖をずっと我慢できるわけはないと思うんだ。ただでさえ我慢できなかったのを、実現できる  
相手を見つけちゃったんだから。でも、だからといって凛子さんと関りを絶つなんて絶対したくない。  
だから、まずはお互いの性癖を満足させあうパートナーってことでどうだろう。その関係で一緒に居るうちに、  
この性癖と共にある生活に上手く折り合いをつける道を見つけたら、そのときに付き合うってことで」  
「ううん。そうだね、私も君と関りをたつなんてことはしたくない。実際、君の言う以外の方法は今のところなさそうだ。  
……分かった、それでいこう」  
内心、グッとガッツポーズをする。  
「よし、それじゃ改めてよろしくね、凛子さん」  
「うん。……大丈夫なのかまだ不安だが。よろしくね、『隆志』君」  
 
「撮影の日から2週間、暴露&告白の日から12日かぁ」  
考えることがありすぎたせいか、一瞬で時が過ぎたように感じる。  
「にしても、けっこうすぐだったなぁ」  
暖かいお茶でひと息入れて、小宴会場へと向かう。  
あの告白の日から3日ほど経った日には、すでに凛子さんは我慢がきかなくなり始めていた。  
よっぽど前回の撮影で半裸になったのが気持ちよかったのだろう。  
 
それからというもの、日ごとに色々とチャレンジしてみた。  
もう一度同じような撮影をしてみたり、俺の前で軽いストリップショーをしてもらったり、  
生放送配信サイトで軽い露出をしたり。  
ただ、お互い興奮して満足はするものの少し手加減している感じが余計に次回への欲求を刺激してしまっていた。  
そして一週間前、凛子さんがついに言い出した。  
「隆志君……。すまない、もう我慢できなさそうだ。君の目の前で、他の男に肌を晒してみたい。  
君という人が居ながら、他の男の性欲を受け止めて興奮する私を、君に見て欲しいと思ってしまっている」  
申し訳なさそうな、それでいて受け入れて欲しそうな目でこっちを見てくる。  
「……妄想と、実際にやるのじゃ大違いだよね。やっぱり、こんな女は引いてしまうかな?」  
本当に心配そうに上目使いで見つめてくる。  
普通の男なら、もちろんこんなお願いは聞けたものではないだろう。  
でも、俺は違う。  
今までは完全な負の遺産だった性癖が、今初めて意味を為そうとしている。  
「引いたりなんかしないよ。凛子さんが他の男の性欲を求めて脱ぐところ、正直見たいって思っちゃった。  
それに、俺は凛子さんが興奮してどんな事をしたって、絶対嫌いになったりはしないよ。約束する」  
パアッと凛子さんの顔が明るくなる。  
仲良くなる毎に分かってきたけど、凛子さんってホントはすごく表情豊かだよな。  
普段、外では優雅でしっかりとした一面を見せていることが多いから気づかなかったが、実際は  
落ち込んだり喜んだり拗ねたり照れたりと色んな一面があることを最近少しずつ気づかされている。  
「隆志君!」  
座って話していた凛子さんが正面から思いっきり首に抱きついてくる。  
うわ、うわっ!  
「私もだ隆志君。君がどんなことを私に望んだとしても、君の事を嫌いになったりしないよ」  
よっぽど今の言葉が嬉しかったのか、凛子さんは首から手を離さない。  
むしろ、抱き着く腕の力はどんどん強くなっている。  
「でも、君がどの程度を想像しているかは分からないけど、私の願望は最低でも君の想像と同程度だと思う。  
実際のところは、君でも想像のつかないレベルの、その……」  
凛子さんの歯切れが悪くなる。  
「こんなこと自分で言いたくはないもんだね。私は、君でも想像のつかないレベルの変態だと思う。  
……ああ、言っていて頭が痛いよ」  
 
ピッタリとはまる性癖同士でも、そのレベルに大きく差があるということだろうか。  
ここまで言い切るほど、すさまじいレベルなんだろうか。  
俺だって、相当なレベルで変態だと思うけどな……。  
と、確かに、こんなことを自分で考えると頭が痛くなるな。  
「関係ないよ。性癖的に相性が良かったのももちろんだけど、俺は凛子さんそのものに惚れたんだ。  
性癖とは関係ない普段の凛子さんがどんなに魅力的な人か、俺は知ってるからね。そんな事で嫌いになったりはしないよ」  
自信をもって言い切った。  
「……!」  
凛子さんの腕の力が無言で強くなる。  
嬉しいのはこちらも同じだ。  
過去に仲良くできた女の子とも、この性癖のせいで別れることになってしまった。  
自分の性癖を知った上で嫌いにならないと言われることがどれほど嬉しいかは痛いほど分かる。  
「嫌いにならないって言われて俺も嬉しかったよ凛子さん。それじゃあ、さっそく色々とあたってみよう」  
そう言って凛子さんの腕に手を置く。  
「……凛子さん?おーい?」  
腕を離そうとしない凛子さんにどうしたものかと顔を向ける。  
その瞬間、唇に柔らかいものの感触を感じた。  
 
目の前に小宴会場への曲がり角が見えてくる。  
「小宴会場は、右か」  
あれからというもの、色々と方法を考えた俺と凛子さんは他大学のサークルに目をつけた。  
そして、どこの大学生でも歓迎すると謳っているこのサークルが見つかった。  
一応調べてみたものの、都合がいいことに一年生が今年立ち上げた、イベントだけを行うチャラチャラしたサークルだった。  
凛子さんが忘れてしまったと言うと、学生証も見せずに入れたので、情報もほとんど漏れていない。  
学生証の有無程度で凛子さんほどの美人を逃すような真似はしないだろう。  
サークルに入会するときは、下の名前を除いて全て偽情報で入会してある。  
連絡先もフリーメールで登録しているため、最終的にはその連絡手段を絶つことも可能だ。  
後は、入会の時に聞いたサークル合宿の日を待つだけだった。  
 
やっと目の前に小宴会場の襖が見えた。  
「お〜、遅いじゃん隆志!」  
松崎が声をかけてくる。  
けっこう酔ってるな。  
「ホントだぜ、待ったよー?」  
滝島も待ちくたびれたと、畳をポンポンと叩いている。  
早く座れということだろう。  
正直言ってこういうサークルの人と仲良くやる自信はないが、今は酒の力でなんとかごまかしている。  
「隆志君、大丈夫かい?」  
「ああ、大丈夫。喉が渇いてお茶飲んできたんだ」  
もちろん凛子さんもいる。  
「いやしかし、他のヤツらみんな酔い潰れちまうなんてな!」  
「意外だよね〜。ま、合宿初日だしテンション上がっちゃったんでしょ」  
二人はわざとらしく話している。  
途中から、酔ってきた他のメンバー六人のお酒に少しずつ度数の高いウイスキーを混ぜていたのをしっかり見てしまったんだけど……。  
狙いは完全に凛子さんか。  
俺が生き残れたのは、凛子さん一人だとこのゲームに参加してくれないと思ったからだろうな。  
「はい、それじゃゲームやるよー」  
滝島がトランプを取り出す。  
ルールは、上から順番に好きな枚数カードを引いて、ジョーカーが出たら負けという単純なもの。  
ジョーカーが出なかった場合はそのまま山札を次の人に回すわけだ。  
ゲーム自体は単純そのものなんだけど、このテのゲームの目的は結局負けた後の罰ゲームだしな。  
横には男用と女用の罰ゲームBOXが置いてある。  
中に入っている紙をとって、書いてあることをするというものだ。  
通常、こんな怪しいゲームを男3:女1でやるなど考えられないようなものなんだけど……。  
「いやー、参加してくれてありがとね凛子ちゃん!野郎3人でこんなゲームやったってむさ苦しくて仕方ないからさ!」  
松崎が話しかける。  
「私もサークル合宿なんて初めてでね。楽しめるものは全力で楽しまないとと思って」  
「くぅ〜、良い子だ凛子ちゃん。隆志が羨ましいわ」  
滝島も続く。  
「はい、それじゃ一番はわたくし松崎から!うりゃ!」  
まとめて10枚を引っこ抜く。  
「ぶはっ、いきなりジョーカー!」  
「そりゃいきなり10枚も抜きゃそうなるよ、馬鹿だね〜」  
酒も入っているせいか、凛子さんも可笑しそうにクスクスと笑っている。  
その場は松崎が一発芸の紙を引き当て、意外と面白い一発芸を決めて終了した。  
 
次々と回が進んでいく。  
松崎と滝島はさすがのチャラサーメンバー、ゲームは盛り上がりを見せ続ける。  
「お、今度は凛子ちゃんか!罰ゲームはーー?お、その場で立って一回転!」  
意外にも凛子さんの罰ゲームBOXの内容は大したものはほとんど出ていない。  
実際、これくらいがサークルの普通といえば普通か。  
凛子さんが、立ってその場でくるっと一回転する。  
すると浴衣がふわっと舞い上がり、隙間から凛子さんの白い脚が見えた。  
ゴクっ。  
松崎と滝島が息をのむ音が聞こえる。  
「凛子ちゃん、脚綺麗だねー!」  
「そうそう、ちょっと見惚れちゃった」  
「そ、そうかな。そう言われると嬉しいような恥ずかしいような」  
凛子さんは少し恥ずかしそうにしながら、また少し浴衣から脚を見せる。  
演技ではなく本当に恥ずかしいんだろうなぁ。  
親しくもない男に肌を見せるのは、妄想では何度もやってきただろうが、実際にやってみると相当恥ずかしいに違いない。  
男二人は凛子さんの脚を凝視している。  
ひとしきり二人が凛子さんの脚を褒めた後、ゲームを再開した。  
「お、またやっと凛子ちゃんだ」  
「やっととはなんだい、やっととは。そんなに私が負けるのを期待しているのかい」  
「そりゃあ、男の罰ゲームなんて華がないでしょ華が!なぁ隆志!」  
いきなり自分に振られて驚く。  
「そ、そうだね。男がやったってねぇ」  
「だろ!?ほら、彼氏もそう言ってるよ」  
俺はほとんど傍観に徹しているが、他の二人にとってそれはどうでもいいことなのか、特別何か突っ込まれることはない。  
「全く、仕方がないな君達は」  
そういう凛子さんも、雰囲気とお酒もあって、なんだかんだと楽しそうだ。  
「あ、ごめん。そろそろ紙が少なくなってるころだと思うから、新しいの入れるね」  
滝島が新しい罰ゲームの紙を入れる。  
「はいどうぞ」  
「ありがとう。……えっと、浴衣を少しはだける?こ、これは……」  
ついにきたか。  
 
「どしたの凛子ちゃん、ゲームゲーム!」  
「そうだよー、ゲームはノリが大事!ねぇ彼氏」  
滝島がこっちを向く。  
「……うん。ゲームだからね。罰ゲームはちゃんとやらないと」  
むくりと息子が立ち上がるのを感じる。  
「彼氏は分かってるねー!ほら、凛子ちゃん」  
「そ、そうだね。ゲームだからね」  
まだ恥ずかしさが衝動に勝っているのだろう。  
おそるおそる浴衣に手を伸ばす。  
そして、顔を背けながら少し胸元を開いた。  
「おお……!」  
「これは……!」  
二人はにやけ顔が隠せなくなっている。  
浴衣からは豊満な胸の谷間が覗いている。  
凛子さんは恥ずかしさからか、まだ顔を背けたまま赤い顔をしている。  
「いいねぇ凛子ちゃん、セクシーだねぇ」  
「うん……。てか、エロいよ凛子ちゃん」  
その瞬間、凛子さんの体がゾクゾクと震えるのが分かった。  
「き、君たちはずいぶんと直接的なものの言い方をするね」  
「だって、エロいもんはエロいし。彼氏もそう思うでしょ?」  
完全に相槌要因として使われてるな……。  
「うん、正直エロいよ凛子さん」  
また凛子さんの体がビクリと震える。  
「でも、それではだけてるって言うかなぁー?」  
「確かに、はだけてるっていうには弱いような……」  
二人がけしかける。  
「そ、そうかな。なら、こんなものでどうだろう」  
凛子さんが浴衣の肩口を外に引っ張る。  
それによって胸元に続いて肩もあらわになる。  
「おおお〜。いいね!エロい、エロいよ凛子ちゃん!」  
「素晴らしい!」  
「エロいエロいって、褒められているのかも分からないよそれじゃ」  
凛子さんが少し早くなってきた呼吸で答える。  
「何言ってんの!男の一番の褒め言葉だよ」  
「そうなのかい?……そんなに、その……。え、エロいのかな」  
顔がやっと正面を向いたものの、まだやや伏し目がちだ。  
「もち!くぅー、その窺うような目がまたイイ!」  
松崎が騒ぎ立てる。  
「全くだ。その黒いブラ紐もセクシーだねぇ」  
滝島もそれにのっかってくる。  
「ま、全く。そんなに褒められたら、悪い気がしないじゃないか」  
「…あ」  
他の二人が気づいたかは分からないが、凛子さんがまた少し浴衣の肩を下げた。  
これ、スイッチ入っちゃったかもしれないな。  
凛子さんの表情に、恥ずかしさ以外のものが少しずつ混ざり始めているような気がする。  
これから起こることへの期待に、自分のモノがパンパンになっている。  
 
「はい、また凛子ちゃんの負けー!」  
「むむ、段々と負けが込んできたな。次は、と。……男子陣を挑発する?」  
「おー、面白いカード!」  
「挑発してー、凛子ちゃーん!」  
二人が楽しそうに湧く。  
「挑発か、そうだなぁ…」  
立ち上がって少し後ろへ下がる凛子さん。  
そして、膝に手を乗せてスッと前かがみになる。  
それに応じて、豊満な谷間がまたあらわになった。  
――――ドクン。  
すでに興奮はしていたが、なかでも止めようのない強い衝動が湧き上がってくるのを感じる。  
「……どうかな」  
「良いよ、良い。さっきと違って、誘ってます感がさらにエロいよ」  
「誘いに乗りてぇー!」  
凛子さんは大いに湧く二人に気を良くしたのか、次のポーズをとっていく。  
「じゃあ、次はこうだ」  
ちょっと照れたような誘うような言い方で、浴衣の脚の部分を開いていく。  
次第に太ももの方まで見えていき、下着が見える少し手前あたりで手を止める。  
「ちょっ……これはエロすぎるよ凛子ちゃん」  
「もしかして、凛子ちゃんってそういうの好きなの?」  
男二人は興奮しきった様子で訊ねる。  
「だ、だってゲームだろう?しっかりやらないと興醒めじゃないか。いいというなら、この辺でやめておくけど……」  
「な、何言ってんの!もちろんもちろん!ゲームだから!いやぁ、最近ノリの悪い女の子が多くてさ、  
凛子ちゃんみたいな子が来てくれてホント良かったよ〜!なぁ!?」  
「うん、ホントホントその通り!感謝感激です!……あ、続けて続けて?」  
うっかりストップになってはたまらないといった様子で二人がフォローを入れる。  
「そうか、分かった。なら次は……」  
凛子さんは後ろを向き、するっと浴衣を下ろす。  
ブラの下あたりまで下ろしているので、黒いブラ紐が完全に見えてしまっている。  
「ちゃんと挑発できているかな?」  
向こうを向いたまま問いかけてくる。  
表情は見えないが、上気しているのが簡単に想像できる。  
「……ああ、挑発されちゃってるよ。今スグ押し倒しちゃいたいくらいかも」  
「俺もだ、挑発上手だねぇ凛子ちゃん」  
二人は本当に押し倒しにいきそうな雰囲気を出している。  
襲い掛からないのは、俺がいるからだろう。  
万が一警察沙汰にでもなったら困るだろうし。  
 
「そ、そんなに…………興奮させてしまってるのかな」  
「正直に言うよ凛子ちゃん。凛子ちゃんに興奮して下すごいことになってる」  
滝島の言葉に凛子さんの脚が小刻みに震える。  
他の男二人に、違和感に気づかれないだろうか。  
「よ、酔ってるからってそんな下ネタを言って……。じゃあ、この罰ゲームは終了ってことでいいんだね?」  
「えーー、いや、もうちょっと!もうちょっとだけ!」  
「これを終わらせるのはホントにもったいないねぇ」  
松崎がワイワイと騒ぎ、滝島はウンウンと頷いている。  
だんだんあの二人のキャラクターも掴めてきたな。  
「ホントにおだて上手だね君たちは。お世辞だと分かっていても、褒められるのは嬉しいんだ。  
あんまりノせないでほしいよ」  
あの二人、凛子さんの性癖にドンピシャだなぁ。  
男の性欲を受けることに興奮する凛子さんには、たまらないものがあるだろう。  
ましてや俺も隣に居る。  
俺が見ている中、他の男を挑発し、その性欲を受け止める。  
凛子さんにとっておそらく最高のシチュエーションだろう。  
「それじゃあ……と」  
凛子さんがさっきよりさらに前に出て来て、後ろを向く。  
そこから、手を膝に乗せてお尻を突き出した。  
「凛子ちゃん、体はほっそいのに尻はデカイよなぁ。思わずアレが反応しちゃったぜ」  
「直に見たら、すごいんだろうねぇ〜」  
「……見たいのかい?」  
「「え?」」  
松崎と滝島が同時に声を出す。  
すると、凛子さんは片方の手で浴衣の後ろをスッと横にずらした。  
大きくて形の良いお尻があらわれる。  
「―――っ?」  
声を出しそうになるが、堪える。  
凛子さんは何も言わずに向こうを向いている。  
「……これは」  
「……凛子ちゃんって、やっぱりそういう趣味あるよね?いやあるでしょ」  
ゴクリと息をのむ二人。  
それもそのはず。  
凛子さんが今履いている下着は、布の部分が一辺三〜四センチ程度しかない。  
しかも布の位置が妙に高く、布は尾てい骨付近を隠しているだけで、お尻を隠しているのは  
実質紐でしかない。  
こ、こんな下着を履いてくるなんて……。  
モノがビクンと反応する。  
自分との時にこんな下着を履いてきたことはない。  
「ち、違うよ?デザインが可愛かったから、それで……」  
「三センチくらいしか無い布でデザインねぇ……」  
「凛子ちゃんの尻にも興奮したけど、凛子ちゃんが自分でこういうの付けてることにすげぇ興奮したわ」  
「そ、そんなこと……」  
言葉で辱しめられて、さすがに少し恥ずかしくなったのか、話題を変えようとこっちに顔を向ける凛子さん。  
「それで、隆志君はどうだい?挑発されてくれてるかな」  
赤く火照った顔でこちらを見つめてくる。  
「どうなんだい、隆志君」  
 
興奮しまくってるに決まってるじゃないか!  
もう下だってずっとテントを張りっぱなしで、むしろ少し苦しいくらいだ。  
でも、衝動に突き動かされて口は別の言葉を発してしまう。  
「うーん、エロいのはエロいけど。俺に対してそれくらいで挑発っていうのかなぁ」  
な、何言ってるんだ俺は。  
でも、やっぱり……。  
一瞬凛子さんと俺の間に空白の瞬間が訪れるが、すぐに凛子さんがクスッと笑った。  
「そうだよね。隆志君は、いつも見ているものね」  
嘘だ。  
凛子さんが我慢できなくなった時だけだから数回だし、俺を焦らすために大事な二箇所は一度も  
見せてもらっ「ていない。  
「なら、こういう刺激はどうかな?興奮するかい?」  
凛子さんはスッと座っている松崎の後ろに回り、後ろから鎖骨に指を這わせた。  
ドクン、ドクン!  
心臓の鼓動が速くなる。  
心の奥底に溜め込まれていたものが少しずつ姿を現す。  
「う、うお」  
松崎が驚きの声を上げる。  
「すまない、ダメだったかな。隆志君も興奮させないとゲームが進まないから、そのために普段はない  
刺激を増やしてみようと思ったんだけど」  
もう『挑発』でなく『興奮させる』とハッキリ言ってしまっている。  
しかし、松崎にとってそんなことはどうでも良いようだ。  
「い、いやいきなりで驚いただけだよ。もちろんいいぜ、ゲームはきちんと実行しないと」  
嬉しそうな松崎を、滝島が羨ましそうな目で見ている。  
「う、うーん。確かにちょっと刺激が増えたけど、挑発されるってほどでは」  
「そうか……、普段無いとは言っても刺激が足りなかったようだね。じゃあ……」  
凛子さんの手が浴衣の中に進入する。  
そして、松崎の胸板をするすると撫でまわした。  
「これくらいならどうかな」  
こちらをむいてクスリと笑う。  
性欲に支配された凛子さんの笑顔は、何とも言えないほど興奮を誘う。  
「ちょっ!凛子ちゃん!なんか不公平なんじゃない?ゲームなんだから公平にいかないと」  
返事を返す前に、滝島がもう我慢できないという風に言う。  
 
「そうだね。言われてみればそうだ、私としたことが。ゲームは公平にしないとね」  
松崎の浴衣からスッと手を抜き出し、滝島の方に歩いていく。  
「どうもまだ隆志君の反応が良くないね。まだ刺激を増やしてみないといけないな」  
凛子さんの指が滝島の耳たぶ、耳の中、頬、あご、首、鎖骨と順に這っていく。  
滝島はぽーっとしてされるがままになっている。  
チャラチャラしたサークルに所属しているとはいえ、歳は俺と同じ。  
さらに凛子さんは誰もが振り返るレベルの美人だ。  
凛子さんにあんなことをされたら誰だってああなるだろう。  
「隆志君の反応は……と」  
顔の緩みを我慢しようと必死な表情で、凛子さんが俺の股間を眺めている。  
「君もなかなかしぶといね」  
ハッキリとわかるほどテントを張っている股間を見て、そんなことをいう。  
「半端な刺激じゃただ長引くだけだし、仕方ない」  
凛子さんは浴衣の胸元を大きく開き、黒いブラに包まれた胸を露出させる。  
「おおおー!すげぇ!でっかいね凛子ちゃん!」  
松崎が感嘆の声を上げる。  
「ありがとう、どうかな?」  
「良いよ、最高!大興奮だよ!」  
松崎の直接的で下品な賞賛にも、妖しい微笑みで答える凛子さん。  
もはやゲームなど、全ての体裁を繕うための言葉でしかなくなっている。  
「それじゃ、ちょっと失礼して」  
凛子さんは近くにあったポッキーを手に取って滝嶋の横に座り、  
撫でられてぼーっとしたままの滝島の口につぷっと差し込んだ。  
「ん!?」  
滝島の意識が完全にこっちに戻ってきたようだ。  
が、目が覚めたのはこちらも同じ。  
り、凛子さん。いったい何をする気で……。  
何をするかなんて分かりきっているはずなのに、頭が混乱して追いついていかない。  
興奮のしすぎで脳細胞が死んでいっているのだろうか。  
体を滝嶋に寄せたまま、顔をこっちに向けさせ、凛子さんもポッキーの端を咥える。  
「君はそのままで動かないように」  
滝島は凛子さんに魅入られたように固まっている。  
スイッチの入った凛子さんの魅力に、滝島は完全に陥落してしまったようだ。  
 
パキッ。  
胸を大きく露出したまま、滝嶋の肩に手を回してポッキーを食べ進める。  
一噛み一噛み、ゆっくりと進めていく。  
いつのまにか誰も声を出していない。  
ポッキーは後半分程度になっていた。  
チラと凛子さんがこちらに目線を送る。  
そしてパチっとウインクをしたかと思うと、もう片方の手を滝島の頬に添える。  
う、嘘でしょ凛子さん。  
確かに露出したいとは言っていたけど、さすがにそこまでは……!  
凛子さんがポッキーを食べ進めるスピードがどんどんと速くなる。  
凛子さんの唇が滝島の唇に近づいていく。  
動きがスローモーションで見える。  
凛子さんの艶かしい唇が一気に滝島の唇に触れようと距離をつめる。  
その瞬間、パキッ!という音がする。  
う、うああっ!  
張り詰めていたものが、その音で一気に開放される。  
自分に音が聞こえてきそうな勢いでビュルビュルと精液が下着の裏に発射される。  
ああっ!……くああ、気持ち良すぎる!  
凛子さんが他の男を誘惑することへの興奮が体内から溢れ出してきているようだ。  
まだ息子が精を吐き続けているなか、とにかく気になって凛子さんを見ると、顔は滝島から離れていた。  
「直前で折れてしまったようだ」  
こちらを見ながら凛子さんがクスリと笑う。  
ダ、ダメだ……。  
想像以上の快感に思考が回らなくなっている。  
こんな快楽を味わってしまったら、離れられなくなってしまうんじゃないかという心配が頭によぎるが、  
それも湧き上がる衝動によってかき消される。  
「ごめん、ちょっとトイレ」  
とにかく一度下着の処理をしなければならない。  
立ち上がってトイレに向かおうとすると、凛子さんも立ち上がる。  
「私もお手洗いに行ってきていいかな」  
「お、おお。行ってきなよ」  
「…………」  
松崎は興奮した様子を、滝島はぼーっとした様子を見せている。  
凛子さんとともにパタンと部屋の襖を閉じて隣の部屋へ移る。  
 
「ちょ、え、凛子さん!?」  
「ふっ……ふぅっ……!はぁっ……!」  
凛子さんが突然ガタガタと脚を震わせて声を漏らす。  
「ど、どうしたの。大丈夫?」  
さすがに心配になって声をかけると、蕩けきった顔で凛子さんがこっちを見た。  
「ダメだ、ダメなんだ隆志君……。もう、抑え切れない」  
そのままこちらへとしなだれかかってくる。  
「ちょ、ちょっと待って。とりあえずここじゃ隣に聞かれるかもしれないから、もう一つ隣の部屋まで……」  
なんとか凛子さんを支えながら隣の部屋に移動したものの、凛子さんの様子は変わらない。  
「ど、どうしたの?」  
「自分じゃ体の震えを抑えられないほど、興奮が収まらないんだ。  
君の前で他の男の性欲を煽ることがこんなに興奮するなんて、想像以上だった。  
人として最低だと思うんだが、そう思えば思うほど余計に興奮して……!  
―――はぁっ、隆志君、体を触ってほしい。……もう体も欲求を我慢できないそうにない」  
凛子さんから理性と道徳心を完全に外すとこういう感じになるのか。  
いや、違うな。道徳心が残ってるからこそ、やってはいけない事に興奮するんだろう。  
で、でも。  
凛子さんの体を、ついに触るのか。  
今までは肌を晒されたりはあったものの、肌に触ったことはほとんどない。  
「ごくっ。じゃあ、失礼して……」  
おそるおそる手を伸ばす。  
「そんなんじゃ……。もっと思いっきり触って欲しいよっ」  
凛子さんが早く、早くと急かしてくる。  
え、エロい。  
一度満足したはずの息子が回復してくる。  
思い切って凛子さんの浴衣に手を入れた。  
「うわ、すべすべだ……」  
凛子さんの背中は想像していたよりもずっと滑らかで柔らかい。  
本能のままに手を動かして、背中からお尻までの感触を味わう。  
初めて触れる凛子さんの肌の感触に興奮が収まらない。  
そのまま手を前に回して胸にも触れる。  
「す、すごい。柔らかくて気持ち良い……」  
思わずブラを外し、そこばかりを揉んでいく。  
「んっ、いいよ、隆志君」  
凛子さんも俺の浴衣に手を入れて、体を撫で回してくる。  
 
凛子さんの手の気持ちよさに思わず手がビクリと動き、何か固いものに触れる。  
「ふぅっ!そ、そこ……。隆志君、その、そこをもっと……」  
浴衣の中で手を左右に動かし、凛子さんの乳首をこすってみる。  
う、うわ……。  
凛子さんの乳首がどうなのか、初めて触る自分には比較対象がない。  
しかし、それははっきりと分かるほど固く反り立っており、乳輪からぷっくりと膨れ上がっていた。  
自分と同じように凛子さんも勃起したままあそこに居たのかと思うと、自分のモノは完全に限界まで反り立ってしまった。  
「隆志君とこういうことをするのは初めてだけど、その、凄く興奮するね」  
本当に興奮しきった顔でこっちを見つめてくる凛子さん。  
「……あ。ふふ、また大きくなってしまったのか」  
俺のモノを確認した凛子さんがクスクスと笑う。  
さらに、そのままするりと俺の下着を引き下ろした。  
「私でこんなに大きくしてくれて……。嬉しいよ。それとも、楽しそうに他の男を挑発する私に興奮したのかな」  
言いながら、凛子さんはそれぞれの手の人差し指と親指をくっつけ、輪を二つ作る。  
そして、その輪を二つ重ねて、俺の下半身の前に差し出した。  
「……ん?」  
凛子さんは何も言わない。  
ただ、興奮した顔で誘うようにこちらを眺めてくるだけだ。  
ああ。  
分かってしまった。  
凛子さんの肩に手を置き、軽く腰を引く。  
そして。  
そのまま輪に向かって腰を突き出した。  
「くぅっ!」  
輪を通り抜ける際にカリが刺激され、思わず声が出る。  
と、凛子さんがいきなり顔を寄せてくる。  
唇に柔らかくて湿った感触を感じた。  
キ、キスされた!  
思わず腰を引くと、またカリに強い刺激がはしる。  
「――――っああ!はぁっ、もう、こんなの」  
もう、ダメだ。  
何も考えずに凛子さんの作った穴に向かって腰を振っていく。  
「ああ、ダメだ。気持ちいい!」  
カリの刺激と、凛子さんの変態的ともいえる趣向によって快感を受け続ける。  
恥も外聞もなくカクカクと腰を動かす。  
「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」  
しかし、もうそろそろ限界が近い。  
さっき出したばかりだというのに、下半身はもう我慢できないと訴えてくる。  
 
「り、凛子さん。俺、そろそろ……」  
腰を振りながら訴えかける。  
すると、何を思ったのか凛子さんが俺を引っ張り部屋の隅に移動させる。  
「う、嘘……!?」  
さすがの俺も、部屋の隅にあるものを見て驚きを隠せない。  
「両側の柱に手をついて。うん、いいよ」  
凛子さんはそのまま俺の横に移動し、膝をまげてちょこんと座る。  
その片手は、さっきまでのように俺の腰の前に輪を作って差し出されている。  
もうほとんどイきそうなのだ。我慢などできるわけもない。  
「で、でも。まさか、鉢植えになんて……!」  
凛子さんがもう片方の手で俺の腰をトンと押し出してくる。  
ズルリと自分のモノが輪を通過する。  
ああ、もうなんでもいい。  
目の前の輪、そして鉢植えに向かって思いっきりを腰を振る。  
「あっ、あっ、あっ、あっ、……んん、はぁぁ!」  
ビュルっと勢い良く出された精子が鉢植えに飛び散ってかかる。  
「う……ああ。す、すごい……」  
変態的な行為への興奮からか、普段ならあり得ないほどの勢いで出してしまった。  
と。凛子さんが立ち上がり、俺を抱きしめてもの凄い勢いで唇を重ねてきた。  
「ふむ、んん、んんん……!」  
激しい凛子さんのキスに為すがままになってしまう。  
チラと目にとまった鉢植えは、その葉からトロリと白い雫を垂らしていた。  
 

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