幼馴染の高校生同士。放送部での出来事です。  
♀桐子(とうこ):高2 ♂裕介:高1 タイトル「放送室での淫事」  
 
 
俺は、桐子(とうこ)の事が昔から好きだった。桐子は、俺の幼なじみだ。  
隣同士の家に住んでいたので、偶然会う事も頻繁にあり、自然と仲良くしていた。  
よく遊んでいたし、小学生の頃は交換日記なんかもやっていた。  
「わたしねー、ゆうすけのこと、だいすきー!」  
恥ずかしげもなくそんな事を言う桐子を、俺は茶化して笑っていた。  
極稀に、照れながら「ぼくも」なんて言ってみた事もあったけれど…。  
当然同じ学区だったので、自動的に小学校や中学校も一緒になった。  
しかし、お互い思春期という事もあり小学校5年生になる頃から  
たまに顔を合わせても、段々避け合うようになり会話が減っていった。  
ひとつ年上の桐子は、常に俺の先を行き、どんどん綺麗になっていった。  
隣に住んでいるのに、桐子がどんどん遠くに行ってしまうような、そんな気持ちになった。  
どうやら彼氏はいないらしい、という情報だけが俺の安心材料だった。  
そのうち桐子は高校生になり、県内でも有名な進学校に入学した。  
それを知った俺は必死に勉強をして、彼女の後を追うように彼女と同じ高校に入った。  
 
入学が決まった直後、久々に桐子と話すと、入学を驚くと同時に笑顔で喜んでくれた。  
「え、すごーい!頑張ったね!おめでとう!」  
―俺、桐子と同じ高校に入りたくて頑張ったんだよ。  
本当は告白紛いの事をしたかったが、いざ本人を目の前にすると勇気が出なかった。  
「あ!もし良かったら、うちの部活入りなよ!放送部。  
 まぁ、存在のうっす〜い部だけどねw」  
そういえば、高校に入学してからの彼女の部活も今迄知らなかった。  
中学の時には、同じ学校という事もあり、なんとなく彼女の動向がうかがえたのだが…。  
彼女との学園生活を夢見て、俺は期待を膨らませた。  
 
 
4月。  
俺は、彼女の勧め通り、放送部に入部した。  
「本当に入るとは思わなかったw でも、ありがとね。」  
彼女は驚きつつも、笑ってお礼を言って歓迎をしてくれた。  
放送部には部員が6人だけで、新入部員の存在は実際有難いようだった。  
活動内容は、昼休みや放課後に音楽を流したり、他は先生からの連絡事項を伝えたりするだけであった。  
好きな音楽を流して思春期特有の小さな自己顕示欲を満たす、その程度の放送だ。  
 
高校生の桐子は、俺が知る以上に明るく活発になっていた。  
昔は少しおとなしい印象だったので、正直こんなに積極的になっているとは思わなかった。  
しかし、いつも笑顔で周囲に気を配る姿に俺はますます惹かれていった。  
放送部では、そんな桐子が当たり前のようにムードメーカーになっていた。  
誰も口には出さなかったが、桐子は放送部の紅一点、マドンナ的存在だった。  
先輩の桐子に対する視線の熱には、入部した時点で嫌でもすぐに分かった。  
それでも、「お隣さん」以外の接点が桐子と改めて持てた事が俺は嬉しかった。  
 
放送部は普段は当番制で、ランダムに二人組になり昼休みと放課後の放送を担当した。  
桐子と当番が重なると、その日は朝から放送が楽しみで仕方がなかった。  
 
部活動にも慣れた5月の連休明け、桐子と放課後の当番が重なった。  
久々の桐子との当番に、連休明けの気怠さも吹っ飛んだ。  
放送室に入ると、彼女は懐かしいバンドのアルバムをかけていた。  
「この曲、いいでしょ。」  
まるで自分の曲であるかのように自慢げに語る桐子を見て、俺はなんとなく笑った。  
そういえば、30代の顧問の先生は、このバンドが好きだと言っていたっけ。  
 
「あ、そうだ。話があるんだけど。」  
『話がある』という言葉がどういう意味なのか。馬鹿な俺は舞い上がってプラスに捉えた。  
「なに?」  
「……あのね。皆の前では呼び捨てにするの…やめて欲しいの。」  
俺は、桐子の急な提案に戸惑った。  
「え?なんで?今更?」  
「部活では一応、先輩後輩なんだし…。」  
「まぁ、そりゃそうだけど…今更、別に…。」  
「それに…加藤くんが嫌がるの。」  
「加藤って…加藤先輩?」  
「うん。この前告白されて…先週から付き合ってるの。だから、もう呼び捨てはやめて。  
 幼馴染だから別に変な意味は無いって説明したはしたけど…。」  
「わ、分かった…。」  
「あと裕介、付き合ってる事は内緒ね?皆には言わないで。部内の空気的にも一応…ね。」  
桐子から告げられた衝撃的な内容に、足元の感覚は無くなっていた。  
沈黙が流れる中、俺は思い切って切り出した。  
思い返せば、なぜこうなるまで勇気が出せなかったのであろう。  
「あの…さ。俺じゃ、駄目?」  
「え…。」  
「俺…俺だって。ずっと、ずっと好きだったよ。先輩よりもっともっと前に。」  
「……。」  
黙りこむ彼女の表情が、俺の問いかけに対する答えだった。  
「本当に、先輩の事…好き…なの?」  
彼女は頬を赤らめて、小さく頷いた。  
その姿を見て、俺の中の理性は一瞬で崩れ去った。  
  『桐子を、俺だけのものにしたい。』  
一途な思いは足枷を外すと、暴走を始めた。  
 
俺は放送のボリュームのつまみを捻り、音量を確認した。  
そして、そのまま勢いに任せて窓のカーテンを閉じ、扉に鍵をかけた。  
部員全員が入るだけで窮屈な程度の放送室の掌握を手にするのは容易だった。  
「な、何してるの?」  
「準備。」  
「え…な…?」  
桐子は異変に気付き、椅子から立ち上がり、扉に向かった。  
俺は今起きている状況が飲み込めないまま、桐子の手首を引き戻し、床に押し倒していた。  
腰を押さえつけるように馬乗りになり、桐子を見下ろす。  
「いやっ!」  
「あんま叫ぶなよ…。」  
「な、何するの…っ!やだ!やめてってば!」  
「ま、曲流れてるし少し位なら声出しても大丈夫だけど。」  
「ねぇ、やめて!!」  
「曲、かけてくれておいてありがとね。しかも、こんなにいい曲。」  
「いやああああっ」  
彼女の大好きな曲が流れている。昔CDを貸してもらった、あのアルバムだ。  
『君が好きだよ』と歌う男の歌詞が、今の自分に重なる。  
桐子の抵抗が一向におさまらない中、掴んだ腕をネクタイでがむしゃらに縛り付ける。  
「やめて…!」  
「そんなに怖がらなくても、優しくするって。」  
「これの、何が…優しいの…?」  
俺は不敵な笑みを浮かべる。  
「なん、で…?なんでこんな事するの?」  
 ― 『好きだからに決まってる。』  
そう心の中で呟いて俺は無言で行為を続行する。  
 
セーラー服をまくし立てると、薄い桃色のブラジャーを纏った桐子の白い肌が見えた。  
くびれたウエストは女らしさを感じさせ、俺の性欲を誘う。  
「肌…綺麗だね。」  
「いやッ…見ないで…っ!」  
顔を背けた桐子を無視して、まずはブラジャーの上から膨らみを味わう。  
幼さが残る顔に似つかわしくない豊かな胸に、こんなに成長していたのかと驚いた。  
彼女の膨らみを手のひらで包み、必要以上に揉みしだき彼女の反応をうかがう。  
桐子は、顔を背けて口を真一文字に結んでいた。  
縦に揺らし、横に揺らし。その度に、胸の柔軟さに驚くほどだった。  
俺にも自分自身を焦らす余裕などなく、すぐにブラジャーをずらし、その温かさを味わう。  
手のひらで胸を包むと、すぐに乳首が硬くなっている事に気付いた。  
手のひらで柔らかさを感じつつ、乳首を親指と人差し指とで掴むと、桐子が声を漏らした。  
「ぁっ…」  
「乳首は欲しがってるみたいだねぇ?」  
その小さな桃色の突起は、実に桐子らしかった。  
口の中で乳首を弄ぶと、ますます桐子の声は漏れ聞こえた。  
舌で突起部分を吸い上げ、乳輪の周りを優しく舐め回す。  
この刺激の繰り返しに桐子が身体を仰け反らせたのを、俺は見逃さなかった。  
「桐子は感じやすいんだねぇ。幼なじみなのに初めて知ったよ。」  
 
右手で胸を弄りながら、  
俺はプリーツがきっちりと刻み込まれたスカートの中へと左手を伸ばした。  
手探りに下着に触れると、それは明らかに湿っていた。  
太腿にまで到達した粘液が、濡れ方の異常さを示している。  
「桐子、濡れてるじゃん。」  
「そんな事…ない…」  
「ふっ。そういう所もすごく可愛いよ。」  
必死に両足を閉じようとする力が感じられたが、それは男にとっては意味の無い力だった。  
下着の上から手のひらでこするように上から下へ、下から上へと移動させる。  
手が触れる程にその愛液は溢れだしているようで、太腿に愛液がどんどん侵入してきた。  
その濡れ方にたまらなくなり、荒々しく下着を膝の辺りまで下げる。  
悲劇を受け入れるかのように、彼女の抵抗は段々と弱まっていった。  
彼女の敏感な部分は、本能的にすぐに探り当てることが出来た。  
強弱をつけながらクリトリスへの刺激を執拗に続ける。  
押し当てるように刺激すると、桐子は明らかに悦んでいるようだった。  
「あっあっ…あっ…いやぁっ…んん…」  
桐子の甘美な声が、俺を刺激する。まるでわざと興奮を誘っているかのようだった。  
もぞもぞと動く腰に優しくくちづけをすると、鼻に桐子の雌らしい香りが入り込んでくる。  
左手に桐子の毛が絡む事で、その未熟な処理の仕方に俺は少し安心した。  
指先で敏感な谷間を潜ると、粘液が俺の指の侵入を簡単に許してくれた。  
彼女の中に人差し指を差し込むと、愛液がいやらしい音をたてる。  
次に中指を挿入すると桐子の身体がピクッと動く。  
「ゃっ…ぅっ……ああっ」  
甘美な声を出しては、それを押し殺すかのように下唇を噛み、  
声を出すまいとする桐子の口元に、今さっきまで彼女の中にあった左指を突っ込む。  
「声出したくないなら、代わりにこれ噛んでなよ。」  
桐子の愛液と唾液が交わる。  
代わりに空いた右手で、また桐子の下半身への刺激を強める。  
「んっ…んんっ…」  
彼女に噛み殺されそうな左指の痛みは、俺にとってはただの快楽だった。  
「ん?そんな気持ちいい?」  
人差し指で膣壁に指を押しこむと、桐子は身体をくねらせて悦ぶ。  
執拗にある特定の部分を押し上げるように力を込めた時の感じ方は特異なものであった。  
「んーっ…んっ…んーっ…んんっ」  
一層強い痛みが左指に走ったかと思いきや、桐子はそのまま脱力した。  
ひくひくと動く膣壁を指で確認し、彼女が果てた事に気付く。  
「イっちゃったの?」  
「んんっ」  
瞳に涙を溜めて必死に否定し、首を振る桐子を見ると  
俺は「彼女を満足させた」という達成感でいっぱいになった。  
 
「俺も少しは気持ち良くなりたいんだけど。」  
「はっ…な、なに…」  
「いや、だからさ、これ。口でしてよ。」  
自身の膨張した部分を指差す。桐子は「意味が分からない」というような顔だった。  
俺はポケットから携帯を取り出し、彼女の美しい身体を撮影すると同時に、録音ボタンも押す。  
迅速にカメラ起動が可能な現代の携帯電話に感謝する限りだ。  
シャッター音を確認し、彼女のもみくちゃにされた半裸体が映る画面を桐子に見せつける。  
「いやっ…!」  
「ほんと、便利な世の中だよねぇ。」  
「やめて…消してよっ…!」  
「ふっ。これ、ばら撒いちゃおうかな?」  
桐子が俺を睨みつける。  
「いいの?加藤先輩に今メールしよっか?『あなたの彼女はとんだ淫乱女です』って。」  
「やめて…。」  
「『後輩を誘惑してこんなエッチな事してます』って。」  
「だからやめてってば!!!」  
桐子は数秒何かを考え、表情を無にして言った。  
「分かった…やるから。…やるから、その写真消して。」  
「よし、交渉成立。これ解くけど、抵抗したらどうなるか、言わなくても分かるよね?」  
桐子は瞳に涙をいっぱい溜めて、認識するのが困難なほどに静かに頷いた。  
「終わったら桐子の目の前でちゃんと写真消すから。」  
ネクタイを解くと、桐子の細い手首には痣が鮮やかに残っていた。  
 
ベルトをガチャガチャと外す金属の音と、放送されている音楽が重なる。  
やっと着慣れてきた制服のズボンを脱ぎ、俺は放送卓の前の椅子に座る。  
桐子は膝立ちをし、恐る恐る俺の既に隆起した部分に触れる。  
桐子の手のひらに包まれただけで、正直、俺の興奮度は相当なものだった。  
遠慮するかのように先を舐め始めた桐子の顔は、悲壮感に溢れていた。  
物足りなさを感じさせるペロペロと舐める舌の動きの慣れなさに、俺は少し安心した。  
それだけでも十分な程に気持ち良かったが、これで終わらせるつもりは到底無い。  
「咥えてよ。」  
肉棒を舌に押し付けると桐子は瞬時に首を振ったが、更に強く押し当てると彼女はおとなしく口に含んだ。  
彼女の頬にたまった唾液が、俺自身に絡みつく。  
「やり方、なんとなく分かるでしょ?やってみて。」  
すると、彼女は頬をすぼめながら動き始めた。  
男子高校生の未熟な俺にとってはその刺激は強く、すぐにでも出そうになる。  
桐子の口膣がペニスを締め付ける。下の刺激とはまた別の高揚感があった。  
たまらなくなり、俺は桐子の頭を強く抑え、口膣にひたすら出し入れする。  
「んっ…」  
喉の奥に深く挿れ込むと、息苦しそうな彼女の苦痛に歪ませた顔が興奮を誘う。  
その表情ひとつひとつが俺の征服欲を満たしていく。  
「はぁ…はぁ…」  
鼓動が早くなり、俺の息が漏れる。  
彼女の艶やかな髪は押さえようとしても少し手が滑った。  
俺を受け入れる口膣にも、俺自身の熱が伝わっていただろう。  
「はぁ…はぁ…桐子、気持ちいいよ…はぁ…っ…うっ…イ、イく…っ」  
そのまま桐子の口の中で果てると、白濁した液体がどくどくと出てくる。  
「うぇっ」  
桐子は咳き込むようにして、それを吐き出した。  
桐子の唇の横に付着した白い液体を人差し指で拭い、先程までこの肉棒が入っていた彼女の口に突っ込む。  
「駄目でしょう、これも全部飲まなきゃ。」  
「………っ。」  
桐子の涙は、いちいち俺の征服欲を刺激してくる。  
「思ってたより大分頑張ってくれたねぇ。」  
「もう…これでいいでしょ…」  
この世の絶望を知った桐子は小さく呟いた。  
 
しかし、男子高校生の性欲なんて、限界はあって無いようなものだ。  
実際に、果てた直後の敏感なペニスは、まだ欲しがっているようだ。  
「まだ足りないなぁ…。」  
「……っ?!」  
「あのマイク使って、一人で気持ち良くなってるトコ、見たいなぁ。」  
「は…な、何言って…」  
「何って、単なるオナニーの見せ合いだよ。俺はそれを見て、自分でするから。」  
「そ、そんなの無理…。」  
「ちょっと痛いかもしれないけど…このマイク細いし、そんだけ濡れてるんだしw  
 俺の指2本分位じゃない?さっきと変わらないから平気だよ。」  
「そ、そうじゃなくて…」  
「俺に無理矢理されるよりマシじゃないの?桐子、頑張ってくれたからさ。これは俺なりの救済案なんだけど。」  
「無理だってばぁ…。」  
「それに、これもあるよ?」  
携帯を見せつけると、彼女は益々悲しそうな顔をした。  
「じゃ、やっぱり俺のを直接挿れて終わらそうか。ほら、まだ欲しがってる。」  
また膨張し始める肉棒を指差して、見せつける様に言った。  
「いや!それだけは……。」  
桐子は感情のスイッチをオフにしたようだった。  
「分かった、や、やるから…。」  
桐子は、大量のスイッチが並ぶ放送卓の上に乗り上げて、膝立ちになる。  
俺の冷めた視線を感じたのか、彼女からは焦りが感じられた。  
彼女は放送用の銀色のマイクを敏感な部分にあてがった。  
「これで、いい?」  
「ちゃんと自分で動かないと、気持ち良くなれないんじゃないの?  
 さっきアンアン声出してたじゃん。ああいうの、見せてよ。」  
桐子が細い腰をくねらせるように上下左右に動かし始めると、瞬く間に愛液がまた溢れ出てくる。  
「またそんなに濡らして。恥ずかしくないの?」  
丘の合間からとろけるような愛液が零れ出す。  
「それにしても…気持ちいいとこ、自分でもちゃんと分かってるんだね?  
 もしかして普段から自分で触ってるの?w」  
「…んな事…して…ないっ…ううっ・・・んっ…っ…」  
「ふーんw まぁどっちでもいいけど。」  
俺は桐子の姿を見て、自分の肉棒を自分で握り、いつものように右手を巧みに動かす。  
家でするのとは比較にならない程の刺激の強い光景が目の前に広がっていた。  
イったばかりの敏感な肉棒は、すぐにまた反応を見せる。  
正直言って、またすぐにでも果てそうだった。  
しかし、勿論それだけで終わらせるつもりがなかった俺は手の動きを緩やかにした。  
「まだまだ。そんなんじゃオカズにならないなぁ。」  
「…え?」  
「それ、挿れちゃってよ?そんなんじゃエッチな桐子には足りないでしょ?  
 ほら、脚。ちゃんと広げて。俺に見せてよ。」  
桐子は完全に諦めたのだろうか、今度は拒否や抵抗を見せなかった。  
脚をM字に開脚し、マイクの角度を自分自身で自分に向けて調整し、冷たい金属を挿入していく。  
「あっ…あぁっ…」  
「ふっ。意外と楽しんでるじゃん。」  
ぬちゃ…ぬちゃ…いやらしい音が室内に響き渡る。  
意外な程にその慣れた腰つきは、彼女の性的な本能を感じさせた。  
その猥りがわしい様に、俺は左手で桐子の胸を揉みしだきつつも、右手を動かすしか無かった。  
桐子が腰を上下に動かすと、白い太腿のしなやかな筋肉が妙に色っぽく見えた。  
「そういうの、なんて言うか知ってる?  
 騎乗位っていうんだよ。男はそれ喜ぶから。覚えておくといいよ。」  
ぬちゃ…ぬちゃ…いやらしい音は桐子の大量の愛液の証拠だ。  
腰の動きを一旦止め、桐子は俺に許しを請うようにこちらに視線を向ける。  
「なに?やっぱり一人じゃやっぱりイけないの?」  
「ぇっ…?ちがっ…」  
「そっか、俺もやっぱり自分でするのは物足りないから、挿れさせてもらうわ。」  
「いやっ…」  
 
椅子から立ち上がり、彼女に覆いかぶさる。  
放送卓に乗っかったままの桐子の開脚を利用して、そのまま脚を押さえつける。  
まるではじめからこのために存在したかのように、放送卓の高さはちょうど俺のモノの高さに近かった。  
桐子の腰を自分に引き寄せ、熱を帯びた肉棒を淫裂に擦り付ける。  
愛液にまみれたその部分は、すっかり俺を向かい入れる準備が出来ているようだった。  
「や、やめ…」  
桐子の言葉を聞き終わらぬうちに、俺は彼女の一番大事な部分に挿入する。  
指はすんなりと入っても、さすがに肉棒はすんなりとはいかなかった。  
メリメリと粘膜を切り裂いていくような感覚があった。  
「い…痛っ…!」  
「桐子、やっぱり初めてなんだ?」  
痛がりながら俺のモノを受け入れた桐子だが、部屋には粘膜が絡みあう淫らな音がした。  
苦痛に顔を歪ませる桐子を、俺の中の嗜虐性が喜んでいる。  
「嬉しいよ、桐子…」  
腰を押さえ、無理矢理に押し込んでいくとやっと根元まで入った。  
桐子と身体を密着させ、全身で桐子を感じる。  
桐子の汗と雌の香りが俺を全身で包み込む。  
ペニスをきゅっと締め付けるような感触で、今にでも果てそうな程だった。  
無表情の桐子は俺の視線と交わるのが嫌なのか、天井を向いていた。  
そんな桐子の瞳から溢れる涙の受け止め方など、俺には知る由もなかった。  
「桐子…好きだよ…好きだよ…っ」  
今迄ぶつけられなかった感情も、なぜかこうなると思い通りに吐き出せる。  
腰を動かし、彼女の中にズブズブと突き刺していく。  
俺と桐子を隔てるものは何もない。確かに今、俺と桐子は繋がっている。  
彼女の温かさが直に伝わってくる。この温かさを世界で最初に知ったのは、この俺だ。  
桐子の粘膜の温かさと、俺自身の熱が重なり合う。  
俺のペニスを締め付ける粘膜はひくひく動き、更なる興奮を誘う。  
「あっ…んっ…っ…あっあっ…うつ…」  
苦痛とも快楽とも受け取れる桐子の声と俺の荒々しい息と音楽とが響く。  
アルバムはもう二周目を迎えていた。  
「桐子ぉ…好きだよ…好きなんだよぉ…っ」  
「ううっ…はぁ…はぁ…」  
「ああっ、イくっ」  
 
果てる直前に抜き出し、桐子の顔にあてがる。  
「ほら。」  
桐子は何も言わずともその意味を理解し、果てて敏感になっている肉棒を咥えた。  
どくどくと出る液体はそのまま桐子の口内に吸収されていく。  
桐子が飲みきった事を確認し、肉棒を桐子の頬にこすりつける。  
桐子の頬に涙が流れ、放送卓に赤い液体が滴るのを見ても、この行為に満足している自分が確かに居た。  
 
放心状態の桐子はそのまま脱力したまま放送卓の上でぐったりとしていた。  
自身のズボンとベルトを調整しながら、俺はいつもと変わらない声色で話し始めた。  
「気付いてないみたいだけど、一応、これ。」  
卓上の点灯する赤いボタンを指差す。  
「え…?」  
「これ、意味分かるよね?」  
「う…そ…」  
「今までの、ぜーんぶ放送されてたからね?」  
「…い…や……」  
「放送部員なんだから放送スイッチはよ〜く確認しないと駄目でしょ?」  
彼女は脱力した身体に一気に力を入れて泣き叫んだ。  
泣き叫ぶ彼女の目の前に、手元の携帯の画面を見せつける。  
「録音もしてたし、写真も何枚か撮らせてもらったし。」  
「え…」  
「言うまでもないだろうけど、素直に消す訳無いじゃんw」  
「っ…」  
「これからどうなるか。これも、意味分かるよね?」  
「いやあああああああああああ」  
 
勿論、放送などしていなかった。  
放送スイッチは押したには押したが、音声ボリュームのつまみだけミュートにしていた。  
俺だけの可愛い可愛い桐子の声を、他のやつに聞かせる訳が無い。  
桐子の甘美な声を楽しめるのは俺だけだ。  
放送などされていたら誰かが踏み込んで来るに決まっているのに、  
冷静さを欠いた彼女にそんな判断は出来なかったのだろう。  
彼女に絶望を与えるには十分過ぎる条件が揃った。  
 
「桐子、これからもよろしくね?」  
桐子が生きる意味は、俺があげる。  
これからもこの歪んだ愛情と絶望を、たくさんあげるよ。桐子  
 
俺は、彼女の泣き声に心地良さすら感じながら、放送室を出た。  
アルバムは二周目中盤まで進み、また同じ曲が流れていた。  
『愛と/過ちを/道連れに』こんな歌詞が、俺の耳に突き刺さった。  
青春の一言で片付けるにはあまりにも雑だが、他にどう形容すればいいのだろう。  
体中から吹き出る冷や汗を、まだ初夏には程遠い冷たい風が乾かしていった。  
 

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