夢見る季節【春の想い】
「秋奈、今どこかわかる?」
駅に近いアパートにある彼女の部屋のドアの前で彼女にラブコール、迎えに来てくれる予定だからまさか私がドアの前とは思うまい。けけけ♪
「え?駅じゃないんですか?」
予想どうりの声をあげる。それから「周りの景色は?何が見えますか?」ときた。もしかして………迷子扱い?
「うーん、歩きながら説明するから出発して」
そういって外出を促す。ドアから離れて両手広げて待つ………隣の人……余り見ないで……orz
「はい、とりあえず駅に戻ってくださ………お姉様!」
扉を開け放ち、意外な人物の出現に驚愕し、私を「お姉様」と呼ぶ可愛いこの娘……秋奈は私の恋人…149センチの小柄な体は胸だけが年相応に育ち、大きな瞳がチャームポイント。腰まで届きそうな黒髪は後ろでひとまとめにされている。
ちっちゃな私の可愛い秋奈♪一瞬驚いた後に私の胸に飛び込んでくる。このノリの良さが秋奈の魅力なのよねー♪
「もう!お姉様ったら!心配したぢゃないですかぁ!」
私の胸にぽかぽかとにゃんこぱんちを叩き込む……やだもう可愛い…じゅるり
「ごぉめぇん♪秋奈の驚いた顔が見たくってぇ〜〜」
謝罪する口に反して反省していない私の体は秋奈を抱き上げる。ふわふわ羽みたいに軽い……可愛い……。
「やぁんっ!お姉様ぁ!!」
非難の声をあげてぢたばた……そのまんま秋奈の部屋に入って戸締まり。あそこじゃお隣が……見ないで〜〜!!
夢見る季節【秋奈のきもち】
今日は朝からドキドキが止まらない……私のお姉様が今日初めて私の部屋に来てくれる……それを考えるともう心拍数が……
「お姉様遅いなぁ」
そんなことを思っていると携帯がお姉様からの着信を告げる!!その刹那私は一筋の稲妻の如く携帯を鷲掴みにする………本当に……過剰反応しすぎorz
電話の内容はお姉様からのヘルプコールだった!!でも今思うと外から声がしたような?
「はぁい♪あ・き・な」
夢かと思った………ドアを開けたらお姉様がいるなんて……嬉しさの余りお姉様の広げた手に誘われるままに飛び込んじゃった……あうう……お隣さんが見てるぅ……
お茶目な私のお姉様…春さんは私より二つ年上。ハーフらしく、髪の毛はキラキラの金髪、それをショートに切りそろえ、男の子みたいに帽子を逆さに被っている……かっこいい
お姉様は私より背が高くて、すらっと伸びた足もとてもステキ……でも胸が少ないのが私的には不満かな?
お姉様の腕の中に収まって部屋に入る……ここならお隣さんだって覗けない♪
たっぷりいちゃいちゃしよっと♪