「…………疲れる任務だ」  
そう言って、路地裏に隠れている男が呟く。  
「そうぼやくな。気持ちはわかるがな」  
そう言って男は後ろを振り向く。そこにはコーヒー缶を持った一人の伊達男がいた。  
「よっ……コーヒー、暖まるぞ」  
「俺は疲れとらん「俺の都合は無視かい!」」  
突如として男の口からまったく反対の言葉が流れ出る。  
「………いただこう」  
「そうだぜ、牛乳さん。人の好意は素直に受け取っときな」  
「私の名前は丑三(うしみつ)だ!牛乳ではない!」  
そう言って、丑三は伊達男からコーヒー缶を奪い取る。  
「あちっ!「我慢しろ」」  
また同じ口から逆の言葉。だがその場にいるものはその事を当然のように受け止める。  
次の瞬間、けたたましく通信機から連絡が入る。  
『やばい、張り込みに気づかれた!逃げられるぞ!』  
「ちっ……」  
次の瞬間、裏口や窓から幾つかの影が飛び出してくる。  
『全員、バラバラに追え!集合地点はC46ポイント!!』  
隊長からそう連絡が入る。1対1の戦いでは負けることが無いとの自負と成果がある。  
それになるべく、多くの超能力者を集めたい……せめて頭数だけでもそろえないと……。  
「俺はあのバイクの二人組を追う!!ソォォォォォォォォルッビィィィィィィィィムッ!!」  
妖しげな台詞と共に目から発せられた細長い光線が後部座席に乗っていた人物に当たった。  
 
次々と『紅糸』の面々を追う『特選隊』の連中達。そして全てが去った後……残った『丑三』は懐から、  
携帯電話を取り出した。  
「………あっ、『ボス』、俺です『蛙(かわず)』です。今『特選隊』は個々に『紅糸』を追っています」  
そしてあたりを見渡して言う。  
「……多分2,3人逃がしちまうかもしれませんが……はい……と言う事は……わかりました」  
そして、男も裏路地へと逃げる。  
「ともかく、俺は逃げさせていただきます。俺は『特選隊』じゃないんで……  
 ……はい、わかりました。詳しい報告は、レポート出しときます。了解です。ボス。」  
そう言って男は携帯電話を切った。  
「………まっ、丑三さんが相手じゃ、一人は手に入るわな」  
夜空に浮かぶ半月を見ながら蛙はそう断言した。  
「あの能力に対抗できる能力者はボス以外にはいねえ……  
 いや、ボスでさえあの人が敵だったら対抗できねえな」  
蛙はそう言ってから携帯を胸ポケットに押し込んだ。  
 
「追ってこないな……逃げ切ったようだな」  
砂浜が見える海岸沿いにバイクを止めて、前の座席の少年は言った。  
ヘルメットを外し、ぼさぼさの髪の毛とつりあがった瞳が特徴的だ。  
「………男だったのか?『紅糸』は女性だけと聞いていたのだがな」  
「何を言ってるんだ?おい……優花(ゆうか)、まあ女性が多いから女性だけと思われても仕方ねえけどよ……」  
少年は困惑した表情で少女に声をかける。  
「なるほど、この少女は優花と言うのか?少年?」  
少女はゆっくりとヘルメットを外し、その瞳を見せる。その瞳は黒くつりあがっており、  
にやりと少女が笑う。  
「……こちらから名乗らせていただこう、私の名前は『丑三』と呼ばれてる」  
少年の顔から冷汗が流れ出る。  
「能力は……大体気づいているだろうが、『他人の体を乗っ取る魂』と言ったところだ」  
「ギ○ューかよ」  
「私の名前は牛乳ではない……だいたい名前からして違うだろ?」  
不機嫌そうな顔で少女が言う。勘違いには気づかない。  
「……こちらの組織に入らんか?」  
少女いや『丑三』はそう言ってにやりと笑う。  
「断る、こちらにも義理という奴があるもんでね!!」  
少年の台詞と共に少年の腕がぐにゃりと変形する。  
「……肉体変形能力者か……やりにくい」  
「俺の名前は善牙(ぜんが)!千の武器を持って万の兵と戦うものなり!!」  
少年の腕が槍となり天に掲げられた。  
 
『丑三』はポケットに手を突っ込み、人の形をした紙の束を出す。  
「なるほど、これが彼女の能力ということか」  
次の瞬間、『丑三』の目が怪しく光る。紙が舞い様々な武器をもった兵隊へと姿を変える。  
「行くと良い!式神軍団's!!「紙兵(しへいよ)!!」」  
言った『丑三』の口から二つ目の言葉が流れ出る。  
「今のは………」  
「言ったはずだ私の能力は『他人の体を乗っ取る事』だと。つまり彼女の精神はまだこの肉体の中にある。  
 つまり、この肉体を破壊すれば彼女も一緒に死ぬと言うことだよ。」  
「つっ!!」  
次の瞬間、式神いや紙兵が次々と善牙へと襲い掛かる。体つきは普通だが、その眼光はまさに剣のごとく鋭い。  
額に巻いたバンダナには"安全第一"と黄色い刺繍で出来ている。  
「ぶ・ち・ま・け・ろ・ぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」  
次の瞬間バラバラとなり紙へと変化する紙兵。  
「なっなにっ!20体の式神が2秒ももたんだとぉ!」  
次の瞬間、『丑三』いや優花の体が堤防に大の字に貼り付けれる。  
善牙の右腕が十数倍の大きさに巨大化し、先端部で4つに別れそれぞれが優花の両手両足を離れながらにして拘束している。  
「……殺さんのか?」  
『丑三』がそう言ってにやりと笑う。落ち着いた少女のその笑いは妖艶にも似ている。  
「それほど、こいつのことが好きなのか?」  
薄っすらと浮かべた笑みがさらに善牙を押す。  
「くっ…………」  
「貴様が何歳かは知らぬが『特選隊』は、どのような人間でさえ、味方になるなら、何時でも歓迎する」  
そして、笑いを最大限に浮かべながら、言う。  
「だが敵となるものには容赦はしないさ。それがかつての味方でも……なっ!!」  
次の瞬間、優花の目が怪しく光った。  
 
「ソォォルビィィィィィム!」  
目から妖しく光が放たれ、善牙の元へと走っていく。  
「やっぱりギ○ューじゃないか!!」  
次の瞬間、善牙は左腕でビームから体を庇う。  
「………駄目!!」  
「終わったよ」  
優花の叫び声と、善牙の安堵の声が重なり合った。  
「やっぱりギ○ューじゃねえか」  
蟹を持ったまま、善牙は突っ込みを入れる。  
「………」  
ギ○ューって何?と聞こうとした瞬間、蟹の目が光りだしやがて消える。  
「何?何が起きたの?」  
「なんだ「つまりは……こういうことさ」」  
善牙の口から二つの言葉が開かれる。  
「私を牛乳と呼ぶ奴は何時も同じ手を使う……そして何時も失敗する」  
その言葉に優花の顔が青く染まる。  
「つまり……今の貴方は………」  
「今さっきまで君の肉体を使っていた、『特選隊』の『丑三』と言う奴さ」  
にやりと、善牙いや『丑三』の目が鋭い刃から、地獄の炎へと変化する。  
「さてと……時間はたっぷりとある……この能力の大体の限界を知っていた方が良いだろう」  
 
「あっあっ………」  
優花の顔が恐怖に歪む。  
「さてと……こういうことはどうかな?」  
今まで四肢を拘束していた手を外し、新たなイメージを思い浮かべる。  
「くっ!」  
尻餅をついたまま、胸ポケットに手を伸ばす。藁人形を取り出し投げつける。  
そのまま、不恰好な人型となり、善牙いや『丑三』へと襲い掛かる。  
「では、こういう使い方はどうだろう?」  
斬!!斬!!斬!!右腕が巨大なチェーンソーとなり藁人形だったものを容赦なく切り裂く。  
びくびくと半分に分かれて動いている藁人形を見て、『丑三』は満足そうな表情を浮かべた。  
「なるほど、良い能力だ」  
次の瞬間、腕が無数の槍となって藁人形に襲い掛かる。  
「もしあと少し決断力があれば俺を殺せてただろう」  
粉々になった藁人形を見て満足そうに『丑三』は笑う。  
「ひっ!!」  
優花がそう言って、次々と紙兵を繰り出す。  
「………相手が悪かったな」  
『丑三』がそう言うと、襲い掛かってきた紙兵は次々と切り裂かれ、打ち砕かれる。  
「……逃がさんさ」  
善牙の右腕が優花の首へと伸びる。  
「うきゃっ!!」  
倒れた優花を確認した後、手首が少しづつ変化を初め黒い合成樹脂製の物へと変化していく。  
「何?これ?」  
いや、その正体はわかってる。首が少しきつい。首全体を覆う樹脂の感覚。  
「少し、変えてみるか」  
樹脂の間に金属の冷たい感覚が混ざる。そうこれは首輪だ。  
妖しく、熱く銀色に輝く首輪が優花の首にはかかっていた。  
 
「うそ………」  
優花の目に涙が浮かぶ。  
「……嘘じゃないさ。現実さ」  
『丑三』がそう言って、右腕をクィッと引く。  
「きゃっ!!」  
可愛らしい声を上げて、砂浜に優花が転ぶ。  
「さてと……この能力に慣れるまで貴様で遊ぶとするか」  
右腕を軽く振り回す。それだけで優花の小さな肉体は仰向けに倒れさる。  
「なるほど、なかなかの動作が出来る「なんでそんなに上手く使えるんだよ!」」  
二つの声が混ざって善牙の口から流れ出る。  
「何、君とは違ってそれなりに戦いかたってやつを知ってるのさ」  
『丑三』はにやりと笑い、右手の脇からもう一本の腕を作り出す。  
しゅるしゅると変化したそれは巨大な鞭となり、ビュンビュンと音を立ててしなる。  
「いっ………」  
バチンバチンと砂浜に幾つもの鞭の後がつく。あんなので叩かれたら……。  
優花は恐怖で動けなくなっていた。足はがくがくとすくみ、体は凍てつき、腕は何も動かせなかった。  
「いやっ………」  
叫ぼうとした瞬間、首輪がぐいっと引かれる。そのはずみで体がぐるりと一回転する。  
「あまり叫ばないでもらおうか、もし能力者の存在をばらしたいと言うのならば話は別だが」  
 
「………くっ……」  
胸ポケットに手を入れ、切り札の鉄人形に手をかける。次の瞬間、鞭の嵐が優花の体を襲った。  
「いやあああああああああっ!」  
実際に打たれた回数は十にも満たないだろう。だが優花にとって見れば数百回叩かれたのと同じ痛みを感じていた。  
「貴様の能力はすでに見切っている………使わせはしない」  
そう言って『丑三』は鞭をひゅんとしならせる。  
「それに、この能力はなかなか使える。これだけでも今回の任務はなかなかの成果といえるさ」  
優花の体の振るえが最大限まで跳ね上がる。  
「だが……組織は意外と貪欲でね…………大きくする必要があるんだ」  
そう言って首輪がついている右腕を引っ張り、彼女を無理矢理立たせる。  
「ほう、漏らしたか……まあ無理も無いが……少し楽しむか」  
『丑三』の言葉に優花の体は震えた。  
「楽しむって……」  
次の瞬間、優花の首輪から鞭が生え、そのまま優花の服の下にもぐりこむ。  
「わからぬか?それともわかりたくないのか?」  
鞭はそのまま優花の股間に触れる。  
「やっぱり、漏らしただけか。それならそれなりの楽しみ方をしてやろう「やめろ!」」  
善牙の口より二つの言葉が流れ出た。  
 
「とりあえずは……」  
『丑三』はそう言って、優花の未発達の園に鞭を入れる。  
「あっ………」  
顔を赤らめて優花の体が砂浜に倒れこむ。  
「「てめえ………」」  
善牙の口から言葉が漏れるが『丑三』は気にする様子も無い。  
「やだっ、そんなとこ触らないで!!」  
股間に入り込んでいる鞭を掴み引き抜こうとするが、鞭は細くつるつるしているので、  
むなしく手は滑り鞭は膣内でどんどんと大きくなってくる。  
「「や・め・ろ……」」  
善牙の口から弱々しく言葉がつむがれる。  
「何故止める必要がある?」  
『丑三』がそう言って、鮫のように笑う。  
「彼女の泣き顔が見たくないからか?「くっ……」」  
『丑三』の台詞に善牙がはぎしりをする。  
「だったら、彼女の笑い顔を見せてやろう」  
 
「えっ?」  
次の瞬間、左腕が変形し、巨大な羽の塊へと変化する。  
「何?何をするの?」  
右腕の腕輪はそのままにして、彼女の靴を脱がせる。  
「言っただろ、彼女の笑い顔を見せるって。」  
巨大な羽の固まりはいくつにも別れ彼女の服の中へと入っていく。  
「やっ……やめてぅふぅ…」  
やがて優花の口から喘ぎとも笑いとも聞こえる声が漏れ出してくる。  
「あはははははははっ止めて止めて……」  
羽が各所で同時に優花をくすぐりだしたのだ。笑っているがかなり苦しそうだ。  
「「て・め・え………」おや怒ってるようだね「あたりまえだ!」」  
『丑三』と善牙は一つの口でかけあいながら、優花への攻めを止めない。  
「ははごほっがはっははは……」  
笑いすぎて咳が出はじめる。  
「………まずはこれぐらいで止めておこう」  
『丑三』はそう言って左腕を戻し自分の服をまさぐって目的の物を探す。  
そして周りを見渡して、ある物を見つけにやりと笑った。  
「さてと、少し使わせてもらおうか」  
そう言って、『丑三』は優花に近づくとそのままお姫様だっこをしてある場所へと優花を連れて行った。  
 
海岸近くの自動販売機の前、お姫様抱っこしていた優花を降ろすと、  
服から財布を取り出し、お札を入れる。ガーと機械音を立ててお札が入っていく。  
「さてと、なににするかな「人の金勝手に使うな!」盗賊の君に言われたくないな」  
その掛け合いの瞬間だった、優花が突如として立ち上がり、走り出したのは。  
「ごめん、善牙」  
裸足のまま道路を駆け出す優花。  
「なるほど、逃げるつもりかい?」  
が、次の瞬間、何かに引っ張られたかのように前につんのめる。  
「あぅがっ………」  
倒れそうになった瞬間、『丑三』が右腕をクィッとひっぱると連れられて彼女の体が一瞬浮く。  
優花は手を前に出し、よつばいの姿のまま、驚愕する。  
「「優花!!」どうやら『二人』とも気づいていなかったようだな。」  
右腕をクィッと引っ張ると優花のお尻が高く跳ね上がる。  
「やっ……だっ」  
涙目を浮かべながら必死の形相で痛みに耐える優花。  
ポンとお尻から丸い玉が中空に流れ出る。  
「くすぐった時にね、少し仕掛けておいた。まさかこんな形で役に立つとは思わなかったよ」  
右腕の一部から鞭が這い出て、そのまま優花のお尻まで伸び、先ほど出てきた玉と繋がる。  
否、最初は細い糸のようなものでつながれていたのが巨大化しただけである。  
「やっだっ……」  
「そうそう玉は奥に行けばいくほど大きくなるからね、今度はもっと厳しいよ」  
「やめて………」  
涙目を浮かべて優花が涙を浮かべる。  
「さてと、君にも飲み物をあげようか。前後二本分をね」  
そう言って『丑三』は優花を無理矢理立たせると、自動販売機の前に立った。  
「せめて、前で飲む分は選ばせてやるさ」  
 
「………」  
「どうした選ばないのか?」  
自動販売機の前で『丑三』はにやりと笑う。  
「だったら、まずは俺の分を選ぶか」  
そう言って『丑三』は熱い紅茶を選ぶ。  
「コーヒーより紅茶が良いよな」  
そう言って、自動販売機から取り出しプルをあける。  
「君はどれにするかい」  
「……」  
優花は選ばずそのままじっと立っている。  
「だったら後ろのだけ選ぼうか」  
次の瞬間、左腕から触手が生え、そのままコーラのペットボトル(500CC)を選ぶ。  
「!!!」  
自分が何をされるか理解した瞬間、お尻から出ている鞭の一部が変化し、まるで配水管の  
T時パイプのように変化する。  
「やっやだっ…………そんなのやだっ!」  
恐怖の為に身がすくむ。逃げようにもお尻と右腕がつながれてる状況ではそれもかなわない。  
思いっきり両腕を振り上げそのまま振り下ろす。左腕で受け止められ、そのまま左腕が手錠へと変化する。  
「うっ嘘ッ!」  
T時パイプの出っ張りにふたの開いたペットボトルを嵌めると、コーラはどんどんとパイプの方へ入っていく。  
「あっぐっお腹のなかでぇパチパチ言ってるよぉ………」  
涙目を浮かべ優花は涙目を浮かべる。だが『丑三』は取り合わない。  
 
「さてと……こちらも準備しとくか」  
『丑三』は『善牙』の携帯を取り出しそのまま電話をかける。  
「はい……もしもしどちら様でしょうか?」  
「フロッグか?」  
「はいそうですが……」  
電話の向こうで声が聞こえる。  
「これはいたずら電話だ。電話元を調べといてくれ」  
「………何を言ってるの?」  
もだえている優花の問いには答えず『丑三』は携帯を入れたまま優花を抱き上げる。  
「君には関係の無いことさ」  
そのまま浜辺へともって行き携帯の電源を切った。  
「さてと………」  
左手を一振りさせて浜辺に少し小さめの穴を開ける。  
「あっ………」  
その穴の上に優花を座らせると、そのままお尻についている鞭を引っ張る。  
「がっ………やだっ……」  
ポンと次の球がお尻の穴から出てくる。  
「結構簡単に出始めたな」  
「いやぁぁぁっ……」  
ポン・ポンと小刻みに玉が出始める。  
「やだやだ………」  
恐怖と羞恥が混じる顔で優花が叫び始める。秘所から愛液が溢れ出し、そのまま穴へと垂れる。  
「あああっ………」  
最後の玉が出た瞬間、彼女の菊門から黒と茶色の液体が噴出した。  
「……気絶したか………。まあ良いさ、今回は時間はたっぷりある。まだまだな」  
そういって『善牙』はククッと笑った。  
 
 

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