○2日目夕方・学生宿舎  
「キャー、助けて」「なによ、あの化物」「そこどいて、ジャマ!」  
 学生宿舎の食堂で化猿クロオオヒヒが進入したとき女学生たちはパニックにおちいった。  
ある生徒は震えて動けなくなり、ある生徒は自分の部屋に入って鍵をかけた。少しでもヒヒから離れようと最上階まで駆け上がった生徒もいた。  
 そんな中、宿舎の外に飛出した生徒、ジョセフィーヌ・カミュ・アンリは無我夢中で走り続けていた。  
気づくと学園に隣接する林道にいた。石畳に覆われ普段は生徒の散歩道に使われる場所だ。  
 
ジョセフィーヌ「一体何が起こったというのよ。なぜ私がこんな目に会わなければならないの?」  
 
息を切らせて立ち止まり疑問を口にした。  
 この世には様々な理不尽な出来事があるが、ジョセフィーヌは自分が理不尽な目にあうことを想像したことがなかった。  
もちろん誰だって学園ごと未知の世界へ飛ばされるなどという理不尽を想像できない。そうではなく彼女の場合は『お菓子が買ってもらえない』『ガムを踏む』といったこともなかった。  
 なぜならジョセフィーヌ・カミュ・アンリは全てに恵まれすぎた人生を送り、『下々の者』  
の生活苦労を想像する必要したことがなかったからだ。  
彼女の母親はイギリスの大貴族、父親はアメリカ大富豪。  
ウェーブのかかった腰までかかる豪奢な金髪、白磁の肌、長くきつめの眉毛と眼、藍色の瞳と薄いけど紅く艶がある唇が印象的な美貌。  
身長169pにグラマーな体。貴族として幼少のころから英才教育を受けて成績優秀。フルートをたしなむ。それが彼女だ。  
 
ジョセ「私1人、なぜ誰もいないのよ。」  
 
普段からいる取り巻きの女子たちがいないことに、自分が走り回ったことも忘れて悪態をつく。宿舎へ帰るべきか考えると  
 
『ガシャーン!!Gyohoooo-  キャーーー!!!』  
 
宿舎が騒がしくなった(その時巨猿が、警備員に撃退され食堂から飛出していた)。怖くなってその場でしゃがみこむ。  
 
『Basabasabasa,バサ…ドス』彼女の後ろから突風と大きな音がした。振り返ると大きな影に見下ろされていた。  
 
影はジョセフィーヌを掴むと一気に空へ飛び上がる。  
 
ジョセ「キャー――――。,a:of#&%JHG,vre*~'(bifo:g^@--fg-vadw!!!#3」  
 
学園の校舎がグングン小さくなっていく景色にパニックになる。  
 散歩道でしゃがみこんでいた金髪少女を捕らえて空へと連れ去ったのはジンメンヒショウヘビ(人面飛翔蛇)だ。  
全長7m以上・体重140kg。頭部は人間、体は大型犬、前脚はキツツキ、後脚はない、背に水鳥の翼、首と尾はヘビのモンスター。  
彼はメスを前脚でガッチリ掴むと、悠々と自分のテリトリーがあるオアシス(学園より約20km東)へと飛んでいった。  
 
○2日目夜・学園より約20km東  
 
 周囲数kmの湖畔で美少女が大蛇に巻きつかれていた。  
彼女の豪奢な金髪が蛇に絡みつき、制服越しに巨乳が蛇の首に絞られて強調されている。  
美少女はジョセフィーヌ・カミュ・アンリ、大蛇はジンメンヒショウヘビ。ヘビは7m以上ある長い体を活かして巧みに彼女の体を拘束していた。  
決してきつく締め付けることはなく、制服ごしに鱗の凹凸を感じさせる。尖った舌で耳をつつき、陰部に尾の先を押し付けていく。  
おまけに大きな翼で覆って寒くないようにする気使いも見せる。  
 ジョセフィーヌは初めての感覚に戸惑い始めていた。命の危険を感じる恐怖に頭が混乱し、声がひきつってでない。  
さらに大蛇の長細い舌は制服の中に入り込んできた。シルクのブラに守られていたピンクの乳首、そこをつついてくる。  
尾の先は灰色のスカートのなかにぐいぐい入り込んでパンティに押し付けてきた。純白のシルクが尿で濡れる。  
大蛇にその後20分、ジョセフィーヌは責めつづけられた。  
(食べられずにすむのかしら?)  
ジョセフィーヌの頭の中でそういう希望的予想が浮かび始めたとき、不思議な感覚が沸き起こる。  
きつくもなく緩くもなく体を拘束されて、制服越しにヘビの体どくとくの冷たい気持ちよさを感じる。  
ランジェリーは尿で冷たくなっていたのに熱をおびはじめる。  
調子に乗ったジンメンヒショウヘビは、尾の次に頭をスカートに潜りこませ彼女の股間を舌攻めする。  
ヘビのもつ細長い舌は器用だ。パンツの中にたやすく入り込んで、穢れのない柔らかな金毛に覆われた恥丘を歩き峡谷にもぐりこむ。  
短い淫裂の底を進めばフードの被ったクリトリス。Y字の蛇舌は、繊細な動きでピンクの肉真珠を剥きだしにして挟みこむ。  
 
ジョセ「ぁ!ぃや・・・なんだか変よ。あひっっひん。だめぇええ〜」  
 
初めて他者に(それも恐ろしい化物に)舐られる秘密のボタンからの強烈な刺激。これにジョセフィーヌはエロチックな悲鳴をあげる。  
ジョセフィーヌは17歳の処女としてはかなり性に興味があるほうだった。  
たわわに実った体に似合った性格で、オナニーも週3回以上して快感のスポットを探している。処女のままなのは下賎な男しか周りにいなかったからだ。  
 
ジョセ「あぉ!っいい! お願い。まって。初めて・・・なのんん」  
 
高慢で性に奔放な美少女にすら蛇の舌技は初めての驚きで巧すぎた。  
自分で指よりずっと繊細で力強く熱く、なにより唾液で滑らかな粘膜責めに女の興奮が高まっていく。水密溢れる女花が開いていくことが証拠だ。  
 ジンメンヒショウヘビは、もっと桃色貝をたべるために今度は尿道口をつつき小陰唇をなぞる。  
そして彼女の穴をみつけると媚肉の中へ舌を進めていった。  
膣口の浅い部分を尖った舌先でつつく。ヘビ独特の二股舌高速出し入れ攻撃でジョセフィーヌの愛液を舐めとり味わう。  
淫花からはもうどんどん女汁が漏れ出して下着に吸収しきれなくなる。  
 
ジョセ「いゃ、ぃゃ・・・化物になんかに・・・・・・誰かたす」  
            
『ジュ―〜〜〜〜〜〜』  
 
ジンメンヒショウヘビが人間独特の柔軟な口を彼女の股間に押し付けて、下着越しに蜜液を吸いこむ。  
 
ジョセ「イヤ。ぁ!ヒヤャァァァァァァ〜〜〜〜」  
 
強い吸引を受けた瞬間、ついに絶頂を迎えて声を震わせた。頭の中で真っ白い星星がまたたく。  
ジョセフィーヌは産まれたときから周りを見下して生きていけた。  
結婚はどうせ政略結婚以外ありえないと諦めていたが、それまでは遊びたいと思っていた。  
その対象はあくまで『支配者側』の男(庶民には考えられない財力をもつ、由緒正しき血統をもつ、国を動かす政治力をもつ)であるはずだ。  
 
(なんで、なんで初めてイかされた。人間ですらないのよ。こんな化物になんでよ。私がなんでこんな目に遭わないといけないのよ)  
 
肉体からの快楽と心の絶望に傲慢な美少女は涙を流した。  
 
 
 
 

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