「乗馬の練習? なんで私が?」  
妖精学者の屋敷に住まうようになってから私は、交友関係が広がった。  
今までは私と同じ淫魔……リリムやサキュバスなどといった人達との付き合いが多かったけど  
ここに住まうようになってからは、堕天使はおろか妖精や妖怪といった面々とも親しくさせてもらっている。  
今私の目の前で、私に懇願する女性もそんな広がった友好関係で知り合った一人。  
「いえ、その、ちょっと……「特別な乗馬」なので……」  
自分の頭を脇にかかえ恥ずかしそうに身をもじるている彼女は、デュラハン。  
アイルランドからやってきた首無し妖精。  
彼女の種族は騎士の格好をしている者が多いらしいのだけれども、  
目の前の彼女はなんというか、「お嬢様」といった雰囲気を醸し出している。  
本当にお嬢様というわけではないらしいのだけれど、  
容姿と振る舞いと、そして「乗馬が趣味」というのがお嬢様らしさを演出している。  
その趣味である乗馬の練習に付き合って欲しい、と先ほど彼女から申し込まれた。  
何故それを私に頼むのか、理解出来ない。「特別な乗馬」というのになにか関係があるのだろうか?  
「エムプーサさんでないと、ご相談できないことですから……」  
私でないと?  
私でないと駄目な「乗馬」って?  
私の何に関係があるのだろうか。淫魔?吸血鬼?それとも片足の蹄?  
もし淫魔だとしたら……いや、思い当たる物があるにはあるけど、いやまさか、そんな……。  
「えーっと、思い当たる事が一つしかないんだけど……」  
私がそう口火を切ると、彼女は脇に抱えられた顔を真っ赤にした。  
そうなの?本当に?  
「つまり、その……「乗る場所」はここでも牧場でもなく、もしかして私がいたお店?」  
湯気が出るかという程にまで顔を更に赤くしていく彼女を見て、私は心底驚いている。  
このお嬢様に、「そんな趣味」まであったなんて……人もそうだけど、妖精も見かけによらないわね。  
「……判ったわ。オーナーに言って部屋を確保して貰うから、その「練習」に付き合ってあげるわ」  
思わぬ自体に、私はニヤリと口元をつり上げた。  
面白くなりそう。  
私はいそいそと、「乗馬」の支度を調え始めた。  
 
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以前勤めていた店「リリムハウス」のオーナーは手広く事業を行っていて、  
今私達がいるホテルもオーナーが経営している。  
このホテルは二つの目的で建てられており、  
一つは、私達のような「人ではない者達」が活用する為。  
もう一つは、「普通ではないプレイ」をする為。  
例えば別室では、ソープランドと同じようなプレイをする為の部屋などがあり  
そして私達がいる部屋も、普通では使わない「器具」がずらりと並んだ特別な部屋になっている。  
「どう? お馬さんの乗り心地は」  
私は両手で彼女の頭を持ち、顔をこちらへ向け尋ねた。  
恍惚とした彼女の表情が、訊くまでもなく答えを示していたが。  
「ちょっと痛いけど……これくらいが……はぁあ……」  
動かない「お馬さん」に、彼女はまたがっている。  
これが彼女の言う乗馬。淫魔である私でないと頼めない、「三角木馬」という名の馬に乗る行為。  
「それにしても……あなたにこんな趣味まであるなんてね。純情そうな顔して、なんていやらしいのかしら」  
淫魔の私が言えた台詞ではないけれど、言いたくもなる。そして言うべきなのである。  
「いっ、言わないで……恥ずかしい……」  
言葉通り恥ずかしそうに、顔を赤らめる彼女。  
しかし赤らめているのは、恥ずかしいからだけなのだろうか?  
羞恥心を刺激され、興奮している赤みも混じっているのは確かだろう。  
 
彼女にはSMの趣味があった。  
とはいえ、ハードな傾向はなく、若干ソフトな感じ。  
彼女がまたがっている三角木馬にはゴム製の「鞍」が取り付けられており、  
尖った三角の胴体が直接彼女の股間に食い込んではいない。足も床にとどいている。  
感覚で言えば、柱や机に押しつける「角マン」みたいな感じだろうか。  
そして彼女の体を縛っている縄も、アルケニーの糸、つまりほぼシルク素材で出来た縄。  
その縄で縛っている締め付け度合いも緩め。  
身体に跡が残らず、それでいて「圧迫感」は感じる程度の緩さ。  
本格派の人達からすれば、ぬるすぎてSMなどとは言えない、と激怒するかもしれない。  
しかしそんな緩さが「お嬢様」にはちょうど良いらしい。  
「あらあら。恥ずかいなんて言う割りに、腰は動かすのね」  
後ろ手に縛られた彼女の体は、本当に乗馬しているかのように、  
むっちりとした太股を強く木馬に挟み、ゆっくりと腰を前後に動かしている。  
コーティングされた鞍にはローションを事前に塗っている為、腰は滑らかに良く動く。  
ただ、滑らかにしているのはローションの為だけではないみたい。  
「ほら、自分でご覧なさいよ。もうこんなにしちゃって……」  
私は彼女の頭を反転させ、顔を彼女の股間間近にまで持っていく。  
「ああ、すごい……私の、こんなになってる……」  
耳を澄ませば、グチュグチュといやらしい音まで聞こえてくる。  
腰を滑らかにしている液。彼女は自らの股間から溢れる愛液の様子を間近で見て興奮している。  
「ホント、凄いわね……ねぇ、どうしてこんなになっちゃってるの?」  
判っていながら、私は彼女に尋ねる。  
これもプレイの一環。  
私は淫魔である。どんな「プレイ」だって、相手の要望通りにこなしてこその淫魔。  
SもMも、立ちも猫も、私は望まれればどちらでもいける。  
だから私は、望まれるSを、彼女が望む程度でプレイしている。  
この意地悪な質問も、彼女が望んでいるからこそ。  
「そんな。だって……」  
望んでいるのに、彼女は回答を拒んだ。  
拒むのは、彼女の羞恥心。  
「ダメよ、ちゃんと答えて」  
その羞恥心を少し強引に、私はこじ開ける。それを彼女が望んでいるから。  
「わ、私が、その、腰を、動かしてるから……」  
自分の股間が木馬に擦られている。それを鏡無しで直視している彼女。  
こんな芸当、頭と身体が離れている彼女でなければ出来やしない。  
そして彼女はこれが出来るからこそ、もしかしたらMに目覚めたのかもしれない。  
「腰を動かすから、どうなの? どんな気持ちなの?」  
私は更に、質問を続け羞恥心の奥に隠れる快楽を引き出そうとした。  
しかしここからは、先ほどまでのようには行かない。  
深くなればなるほど羞恥心は固く、言葉の矢尻を奥へ突き立たせてはくれない。  
だから私は、固くなった羞恥心を柔らかくする魔法の言葉を、両手に持った頭の近くで囁く。  
「気持ちいいんでしょ? ほら、自分で言ってご覧なさい。ねぇ、気持ちいいんでしょ?」  
本音を口にさせる。快楽を口にさせる。  
自覚はしていても、言葉には出来ないのが羞恥心。だからこそ、それを言葉にした時の快楽は心地良い。  
「きっ……気持ち、良いです。気持ちいいです!」  
彼女が振る腰が、より激しくなっていく。  
一度口にすれば、そこからは容易い。固かった羞恥心も、グニャグニャに柔らかくなっていく。  
残るのは快楽のみ。快楽を求める欲求のみ。  
「あっ、気持ちいい……あっ、すごい、こんなに溢れてる……見てる、私こんないやらしい自分を見てる、見られてる……」  
鞍が摩擦で破けるのではないかと思う程に、激しさを増す腰。  
公開オナニー。それを私達は、顔を並べて見つめている。  
おかしな光景だ。しかし、興奮する。  
「いく! わたし、いっちゃう、見て、見てて下さい、わたし、いっ、ちゃ、あっ、んっ!」  
激しかった腰が、ピタリと止まった。そして勢いよく噴き出される潮。  
誰の目からも、彼女が快楽の頂点へ登り詰めたのが判る光景。  
「あらあら、うふふふ……随分激しくいっちゃったのねぇ」  
目の前で凝視していた私達は、彼女の出した潮をまともに浴びた。  
自分の潮を自分で浴びる。彼女は自分の潮で濡れた顔に恍惚の表情を浮かべていた。  
私はそんな彼女の顔を、ぺろりと、吹き掛かった潮を舐め取っていった。  
 
「ねえ、あんなの見せられちゃったから私も興奮しちゃった」  
眼前の顔に向け私は自分の有様を暴露し、そして今度はその有様を直接彼女に見せる為、彼女の頭を持つ手を下へと下ろした。  
「どう? 私のも凄いでしょ? ねぇ……私のも気持ち良くして」  
了解を得ずに、私は彼女の顔を強引に私の股間へ押し当てた。  
それを嫌がることなく、むしろ積極的に舌を伸ばし、彼女は私の陰門と陰核をぴちゃぴちゃと舐め始めた。  
「あん、上手ね……いつもこうして、自分で自分のを舐めているんでしょ?」  
一瞬、舌が止まる。しかし再開される愛撫。彼女は私の質問には答えない。  
「ねぇ答えて。答えてくれたら、もっと「美味しい物」あげるから」  
股間から離し、私は彼女の顔を上へ向ける。その顔を私は見下ろした。  
彼女には首がない。自力で顔を背ける事が出来ない。視線をそらす事しか、彼女に出来る抵抗はない。  
しかし抵抗する必要はない。恥ずかしい質問に答えるのは、彼女にとって望む事だから。  
「いっ……いつも、自分でなっ、舐めて……オナニー、してます……」  
視線はそらしても、顔を反らせない彼女は、私にしっかりと、赤面した表情を見られている。  
見られている事を自覚し、彼女は赤みをもっと増していく。  
「ふふ。自分で舐めるだなんて、私にだって出来ないそんないやらしい事してるんだ……とんだお嬢様よね」  
恥ずかしさを紛らわす為、いや恥ずかしさから得た快楽を増す為、再び近づけられた私の股間を、彼女は懸命に舐めていく。  
「いいわ。約束通り、「美味しい物」をあげる。私のクリトリス、もっとよく舐めて」  
言われた通り、彼女は私の陰核をキャンディーでも転がすようにレロレロと舌で弄ぶ。  
すると次第に、私の陰核は膨らみ、大きく、長くなっていく。  
彼女にしかできないプレイがあるように、私にしかできないプレイもある。  
肥大した陰核はまさに、男性器。淫魔だから出来る芸当をやってのけた。  
「あらあら、あなたも又興奮してるみたいね。そんなに一生懸命舐めながら、木馬の上のあなたはまた腰をあんなに激しく……」  
見ると、ローションと愛液と潮でビタビタになっている木馬の上で、彼女はまた激しく腰を振っている。  
そして男性器のように肥大した私の陰核を美味しそうに舐め続けている。  
私も彼女のように激しく腰を振り、彼女の喉の奥までこの陰核を突き入れたい。そんな衝動に駆られる。  
しかしそれは出来ない。やらない。そこまでを彼女は望んでいないから。  
SMのSは、サービスのS。  
Mが望むギリギリのプレイを見極め、過度な虐待は行わないのが鉄則。  
例えば、普通なら縄で身体を縛り三角木馬へ乗せたなら、次は鞭打ちが基本。  
しかし私は鞭打ちまではしない。彼女がそれを望んでいないから。  
彼女は羞恥心を刺激されるプレイを望むが、被虐的なプレイは望んでいない。だからディープスロートも彼女には御法度。  
彼女と肌を合わせたのは今日が初めてだが、私は彼女の中に眠る「M」をちゃんと見極めている。  
何故ならば、私は淫魔だから。  
「ほら、木馬から降りなさいな。乗馬の練習は、木馬相手ばかりでなくってよ?」  
もう一つの乗馬プレイ。私は彼女に陰核を舐めさせたまま床に仰向けの姿勢で寝そべった。  
彼女の体は木馬から降り、寝そべった私に近づき、またいだ。  
ちょうど彼女の顔の上。つまり私の股間の上を。  
「さあどうぞ、いやらしいお嬢様。欲しいなら自分で入れなさい」  
陰核から彼女の頭を離し、自信の股間を見上げさせるように顔を上に向けさせた。  
腕を縛られている彼女の為に、私は片手で自分の男性器と化した陰核を固定し、彼女の腰が降りるのを待った。  
ゆっくりと、しかし正確に、彼女の腰は私の男性器目掛け降りてくる。  
 
「んっ!」  
彼女の陰門に私の陰核が触れてからは速かった。一気に彼女は腰を下ろし、短く悦楽の声を上げる。  
「ほら、どうしたの? 自分で動かないと乗馬の練習にはならないでしょ?」  
軽く腰を突き上げただけで、私からは動かない。  
私は彼女から動き出すのを待った。  
じっと結合部を見つめる彼女は、とうとう、ゆっくりと動き出した。  
少しでも動き出すと後は早い。三角木馬の時同様、この「騎乗位」という乗馬を彼女は愉しみだした。  
「あっ、ん、あ、い、ん……」  
途切れ途切れに漏れるあえぎ声。  
抑えた感じのこの声では、満足出来ない。私も彼女も。  
「どう? 気持ちいいの? どうなの? 気持ち良くないなら終わりにするわよ」  
「ダメ! いい、きもちいい、の! あっ、いい、ん、すごい、わたし、こんなに、ぬらして、うごいて、ん、はぁっ!」  
まるで押し殺していた声が嘘のように、悦楽の声が部屋に響き始めた。  
「ねえ、私からじゃ、見えないから、教えて、ねぇ、私と、あなた、どうなってるの?」  
「すごいの、わたしが、うごいて、エムプーサさんの、を、だしいれ、して、すごく、きもちいい、の、ん、あはっ」  
「なに? 私のなに? ちゃんと答えて!」  
「おっ、オチンチン、チンチン、エムプーサさんの、オチンチン、きもち、いいの、オチンチン、いいの、チンチン、チンチン」  
羞恥心のたがが外れた彼女は、隠語を連呼するのもいとわない。  
既に彼女は、乱れる自分に酔っている。  
普段はおしとやかなお嬢様である事を自覚し、そんな自分が淫魔にまたがり喘ぎ腰を振っている。そんな自分の姿を間近で見取れ興奮している。  
私も我慢出来ず、下から何度も腰を打ち付け長い陰核を彼女の奥へと突き入れていく。  
「いい、わ、あなたの、なか、わたしも、きもち、いい、ん、あはっ!」  
「チンチン、いい、きもち、あっ! ん、エムプーサ、さん、いく、いっちゃいます!」  
お互いの腰が叩かれ砕けるのではないかと思う程に、二人は激しく腰を動かし続けた。  
「もっと、もっと、うごい、て、あんっ! いいわ、あなた、いいわ!」  
「はい、あっ、きもち、い、んっ、ふぁ! きもち、いい、チンチン、いい!」  
これほど激しい動き、本当の乗馬でもあり得ない。それほど二人は、荒々しく腰を振るう。  
彼女は淫魔という荒馬を、よく乗りこなしている。  
「そろそ、ろ、わたしも、いく、いっしょに、いくわ、よ、ん、あん!」  
「はい、いきます、いっさしょ、に、いく、いく、いきま、す、いく、いっ、あっ、んっ!」  
二人の腰の動きが止まった。  
私はきゅっと締まる彼女の膣に陰核を締め付けられながら、私の膣から愛液と潮を垂れ流していた。  
 
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「あの、本当にすみません。こんなこと……」  
練習を終え、私達は服を着て一服していた。  
服を着ると彼女の羞恥心も元に戻るのか、乱れていた自分を恥じながら顔を真っ赤にし俯いている。  
「いいのいいの、私は淫魔なんだから。これが私の役割なの」  
己の快楽だけを求めるのが淫魔。そんな私は店を出て屋敷に住み着いてから、色々と変わった。  
交友関係が広がった事で、私は一つの意識が芽生えていた。  
淫魔である事の、意味。それを自覚し始めていた。  
「すみません。こんな事、エムプーサさんにしかお願い出来なくて……」  
彼女がいくらMで、見られるのを悦ぶ「趣味」を持っているとしても、まともな羞恥心は持ち合わせている。  
本当なら、彼女は館の主、妖精学者に頼みたいところだろう。  
しかし異性に、いや同性にだって、自分の中の「変態」を知られたいとは思わない。  
知られる事で一時的に快楽を得たとしても、その後の生活に支障が出る事くらい、まともな羞恥心を持つ彼女は理解している。  
だからこそ、私なのだ。  
淫魔である私になら、どんな恥ずかしい事だって相談出来る。  
お嬢様という立場を守りつつ、自分の中の「変態」を満足させられる。  
私はその為に、あの館にいる。それを私は自覚し始めていた。  
「また何時でもいらっしゃい。いくらでも、乗馬の練習に付き合ってあげるわ」  
しかし乗馬とはよく言った物だ。  
いくら私相手でも、始めて自分の「変態」をさらけ出すのには勇気がいっただろう。  
それを自信の趣味である「乗馬」を絡める事でごまかし、どうにか願い出る事に成功させた彼女。  
次からは……まあまだ恥ずかしいでしょうけど……その恥ずかしさも快楽へ転化させつつ、彼女は私と肌を合わせていけるでしょう。  
「ところで……エムプーサさんはいいんですか?」  
「何が?」  
唐突な質問に、私は短く答えた。  
「いえ、ここのところエムプーサさんには色んな方から相談を持ちかけられてると聞いてますから……その、「あの人」と、その……」  
そう、そうなのだ。  
私は彼女同様、広がった交友関係から、沢山の相談を受け、それに答えている。  
何時だったか、シルキーに言われた。  
まるで、もう一人「妖精学者」が増えたようだと。  
「んー、あまり気にしなくていいわよ。私は淫魔。人の「性」に答えてこそ、私がいる意味があるのよ」  
とはいえ……そもそも、私は「彼」に惹かれて、館へとやってきた一人。  
彼と出来る限り多く交わりたいのだが、そう願う女性は多い。  
それだけに、彼と一夜を過ごせる機会はそう多くはない。  
私が唯一、「淫魔」というサービス業を忘れて乱れる事が出来る相手。  
ああ、彼と今すぐにでも肌を合わせたい。  
「だから、何時でも何度でも良いから、また「乗馬」の練習しましょうね」  
もしかしたら、私は彼と過ごせない寂しさを紛らわす為に、こうして「淫魔」としての活動をしているだけなのかも知れない。  
言葉を換えれば、私は「偽善」事業をしているだけなのかもしれない。  
それでもいい。相手が悦んでくれているのは間違いないし、私も嬉しいのに代わりはない。  
彼女のように、性を解放出来ずに悩んでいる者がいるなら、それを救うのが私の役目だ。  
 

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