明日のプレゼンに使う資料の制作が、業務時間内に間に合わなかった。  
そんなわけで、今日は残業だ。  
帰宅してから自宅のPCでまとめる事も出来るのだが  
そう膨大な量でもないし、まして仕事を家に持ち帰るのはあまり好きではない。  
ジャンクフードをつまみながらでも、2時間もあれば余裕で終わるだろう。  
今日は特に見たい番組もないし、ゲームも新作をクリアしたばかりだ。  
特に早く帰宅してやりたい事もない俺は、静かになったオフィスで落ち着きながら作業に取りかかる。  
その予定だった。  
「うぉ!……って、キミか。脅かさないでくれ」  
Mサイズの容器に入ったジュースを飲もうと、ディスプレイを見ながら手を伸ばした。  
掴んだ容器がやけに重い。  
おかしいなと視線を容器に移すと、机の上に容器を置いたままチューチューとジュースを飲んでいる女性の顔が。  
よく見れば、その顔は俺の部下。俺と同じく残業だと言って社に残った直属の部下であった。  
もっとよく見れば、部下は首だけを伸ばしてジュースを飲んでいた。  
そう、首だけを伸ばして。  
「あのなぁ……他に誰もいないからって、首を伸ばすな。他の部署の人が残ってるかもしれないだろ」  
彼女の席は俺の斜め向かい側。ちょうど今も、彼女の背中とキーボードの上に置かれた手が見える。  
しかし、彼女の顔は俺の目の前。まだチューチューとジュースを飲みながら、片目をつむりウインクをしている。  
「相変わらず心配性ですね、主任。大丈夫ですよ、今日残っているのは私達だけなのは確認済みですから」  
ズズズとジュースを飲み干し、ようやくストローから口を離した彼女は笑いながら話した。  
「そうでなければ、わざわざ会社に残ったりしませんよぉ」  
更に首を伸ばし、彼女は顔を近づけながら言う。  
「つまり……俺をからかう為に残ったと」  
溜息をはぎ出すように、俺は彼女の行為を非難した。  
「あ、酷いなぁ主任。私はただ、主任と二人きりになりたかっただけなのになぁ」  
すっと首を更に伸ばし、わざとらしく頬を膨らませた顔を俺の顔数センチ手前まで近づける。  
「会社が終わればいつも二人きりになってるだろ」  
「そうじゃなくてぇ、会社で二人きりになれるのが良いんじゃないんですかぁ」  
俺は彼女と付き合っている。俗な言い方をすれば、上司と部下のオフィスラブ進行中だ。  
当然、表だって堂々と言える仲ではない。  
お互い独身で他に恋人がいるわけではないが、  
やはり社内恋愛を同僚に知られるのは業務上宜しい事ではないだろう。  
そんなわけで、俺達の事は社内では秘密。こうしてオフィスでいちゃつくなんて以ての外。  
いちゃつくか……一方的にからかわれているだけに思えるのは、気のせいではないと思うのだが。  
そもそも、彼女と付き合うようになった経緯からして、主導権を握られっぱなしな気がする。  
 
「そういえば、私達が付き合うようになったのも、こうして二人だけで残業をしている時でしたっけ。  
あの時主任が私の「正体」を知りながらも、付き合ってくれるって言ってくれたのは嬉しかったわぁ」  
首を元に戻し、彼女は背を向けていた身体をこちらに向き直しながら語り始めた。  
懐かしそうに少し俺から視線をそらしながら微笑む彼女とは対照的に、  
俺は苦笑いを浮かべ呟くように言い放った。  
「付き合うと言ったのは俺だけどさ……アレはキミからの脅迫って言うんじゃないかな……」  
あの日も今日と同じように、俺は資料制作に追われ社に残っていた。  
一息つこうと給湯室にお茶を入れに行った時、全てが始まった。  
給湯室では高い位置にある戸棚を、首を伸ばし覗き込む彼女がいた。  
驚く俺に、彼女は言った。自分の秘密を知ったからには責任を取って欲しい、と。  
「そんな言い方ってないんじゃないですか? 主任。でも良かったぁ、あの時見られたのが主任で」  
赤く染まった頬に手を当てながら、恥じらう彼女。  
責任を取れ、と言った彼女は、俺の手を引きラブホテルに連れ込んだ。  
そして彼女は言った。責任を取って、私を守って欲しいと。  
ベッドの上で股を開きながら。  
言っている事と行動が、微妙にずれている。ずれていると冷静になって後で考えれば判る事なのだが、  
あの時の俺は、とにかく気が動転し冷静な判断など出来はしなかった。  
そして今に至る訳なのだが……  
「あの時だって、今日と同じく俺が一人になるのを見計らってたくせに」  
そう、冷静に考えればそうなのだ。  
給湯室で首を伸ばしていたなど、不自然にも程がある。  
俺が残っているとは思わなかった、と彼女は言っていたが、あの日彼女は俺が残業する事を確認するように尋ねていたのを覚えている。  
確信して、給湯室で首を伸ばしていたのは間違いない。  
「もー、そんな細かい事はいいじゃないですか。それよりも……」  
椅子から立ち上がり、彼女は制服の上着を脱ぎながら俺に歩み寄ってきた。  
「折角二人きりになれたんですから、ね、主任」  
上着を放り出し、俺の首に手を回し、腰を俺の股の上に下ろす。  
「いや、な、その前に、「する事」してからにしてくれ」  
こんな事だろうとは、二人きりになった段階で予測はしていたが、  
しかし俺は彼女と違い、「こんな事」をする為に残ったわけではない。  
明日は大事なプレゼンがある。そのプレゼンを成功させる為にも、資料をちゃんとまとめておきたい。  
「だからぁ、「する事」をしましょうよぉ」  
判っていながら、彼女は言葉の意味をずれて捉え、俺に甘えてくる。  
人目を気にせずハッキリと彼女の性格を一言で言い表すのならば、  
俺は迷わず「淫乱」と表現するだろう。  
あの日、始めて彼女と結ばれた日から、ほぼ毎日「する事」をさせられている。  
当然男である俺には、色々と限界もあるわけだが  
それでも彼女は毎晩何らかの形で俺を求め、そして俺はどうにか彼女の「欲求」を満たしてやってきた。  
時には俺が舐めてやるだけという日もあった。  
時には俺の手だけを貸してやった日もあった。  
時には彼女の自慰を俺が見ているだけという日もあった。  
そんな日があっても、とにかく彼女は俺を求める。  
そして彼女は、俺がその求めにちゃんと応じられるようにお膳立てもキチンと整える。  
 
「資料なら、ほら、もうまとめておきましたから」  
首に回していた手の片方だけを外し、彼女はその片手でマウスを動かし、一つのファイルを呼び出した。  
そのファイルは彼女が言うように、明日のプレゼンに使う資料。必要な物は全てまとめられているようだ。  
しかしこれは俺が制作した物ではなく、彼女が一から制作したファイル。  
彼女は俺の直属の部下。当然明日のプレゼンにも同席する。  
彼女は俺がどんなプレゼンを行い、どんな資料を必要としているのかを全て把握している。  
だから彼女は、忙しい俺が今日までに資料をまとめきれない事も計算し、あらかじめ準備をしていたのだ。  
今日こうして、二人きりになる為に。  
計算高いというよりは、気が回ると言うべきだろう。  
彼女は部下と言うよりも秘書に近い仕事をしてくれる。彼女の助力無くして、俺の仕事も成り立たない程に。  
付き合う前までは、有能で気が利く部下だと思っていた。話し方も知的で、社交性もあり営業の成績は我が部内トップクラス。  
「ね、主任。だからぁ、気にしないで「する事」しましょうよぉ」  
そんな彼女が、こうして猫なで声で俺に絡みつくようになるとは思っても見なかった。  
人は見かけによらないとは言うが、こうも変わるものなのか。  
「……しましょうよって、俺の同意は関係ないみたいだな」  
下ろしていた腰を少しずらし、彼女は俺のベルトを外し始めていた。  
器用にベルトを外し終え、パンツを下ろし、彼女の「好物」を引っ張り出す。  
手でその好物を軽く握りながら、軽く首を伸ばし俺の顔へ近づける。  
「だって、もう待ちきれなかったんだもん。それに主任優しいから、嫌なんて言わないでしょ?」  
言わないと言うよりは、言わせないという方が正しい気もする。むろんそんな事を俺が口にする事はないのだが。  
伸ばした首を更に伸ばし、彼女は唇を重ねてきた。  
そして首同様に舌も伸ばし、俺の唇に割って入ってくる。  
むろん、舌も首のようにニョロニョロと伸びるわけではないが、彼女の舌は普通の人と比べ細く長い……ような気がする。  
その舌を俺の太い舌に絡ませ、ネチネチと音を立てる。  
「ん、ちゅ……ん、主任、あふ……」  
口を大きく開き吸い付き、そして閉じながら軽く離れ、そして又むさぼるように舌を伸ばし唇を求める。  
いつの間にか彼女は腰を俺の股から持ち上げ離れていた。しかし手はゆるく、肉棒を握り揺すっていた。  
軽く俺の下唇を歯で噛み、チュッとわざと音を立ててキス。そして顔を放し、彼女は立った姿勢のまま彼女の好物へと唇の矛先を向けた。  
「主任。服、脱がして下さる?」  
ブラウスのボタンに手をかけながら、彼女は身体を俺に近づけた。そして頼み事をした唇で、好物に口吻。  
椅子に座ったままの俺の視線は、立っている彼女の胸元と同じ高さ。  
腕を軽く上げ、言われたとおりブラウスを脱ぐのを手伝う。  
そして下着のホックを外し、豊満な胸を露わにした。  
「あん、主任。ん、くちゅ……美味しい……んっ、ちゅ、私のも、美味しいですか? んふっ、くちゅ」  
好物にむしゃぶりつく彼女のように、俺も彼女の乳房にむしゃぶりついていた。  
目の前にある乳房の片側を吸い、舐め、軽く噛み、空いた乳房は片手で揉み、つまみ、握った。  
負けじと彼女は好物を吸い、舐め、擦る。  
 
「主任、今日は……どうですか?」  
唇を離し、しかし手で擦り続けながら、彼女は俺に尋ねてきた。  
「すまん……昨日もやったし、明日もあるから……今日は一発だけにしてくれ」  
毎晩求めてくるだけあり、俺も彼女も、「配分ペース」を考えながら日々交わっている。  
俺もまだ若いつもりだが、しかし絶倫というわけではない。毎日彼女の求めに全て応じられるわけではない。  
少し不満そうな彼女の髪を撫でながら、俺は続けた。  
「だけど……明日のプレゼンが終われば、仕事も一段落するだろうし。そうしたら、もっと相手をしてあげられるから」  
俺の言葉に微笑んだ彼女は、するすると首を伸ばし俺の顔に近づけ、軽く音を立てて唇を俺の唇に当てた。  
「じゃあ主任。せめてその一発を激しくしてぇ」  
顔を俺に向けたまま、彼女は机に手を突き、まだ制服のスカートをはいたままの尻をこちらへ向ける。  
「ね、乱暴なくらい激しくぅ。パンスト、破いちゃっていいからぁ」  
俺は勢いよく椅子から立ち上がり、彼女の腰に手を当てる。  
スカートを強引にまくし上げ、そして言われたとおり、既にぐっしょりと濡れているパンストを力の限り破る。  
パンスト以上にぐしょぐしょの下着を一気に下ろし、そして俺の腰をあてがう。  
「行くぞ」  
「来てぇ! 焦らさない……あっ、はあぁん!」  
言葉を待たず、俺は一気に腰を押し入れた。  
ぐじゅりと、何の抵抗もなく突き入れられた肉棒。  
しかし彼女の奥はきゅうきゅうと、入れた時には考えられない程強く俺の肉棒を締め付けてくる。  
「い、あ、ん……はぁ、ん、なん、か、AV、みた、い……ん、い、きもち、いい」  
首を伸ばし、彼女は自分が俺に激しく突き入れられるのを客観的な視点で見ている。  
ガタガタと揺れ動く机。それを気にせず激しく責め立てる俺。  
確かに彼女が言うように、オフィスでこんな光景が見られるのは、普通AVくらいなものだろう。  
「でも、A、V、じゃ、こんな、こと、できない、けど……ん、んちゅ」  
バックで俺に犯されながら、彼女はまた俺の唇を求めた。  
AVでと言うよりは、彼女でなければこんな事は出来ないだろう。  
そして俺も、彼女が相手でなければこんな体験は出来ない。  
そして彼女は、更に彼女でしかできない事をし始めた。  
「ちょっ、そこはヤバイって!」  
唇を離した彼女は、更に首を伸ばし、俺達の「下」へと潜り込ませる。  
そして激しく動く腰、結合部で揺れている俺の睾丸をペロリと舐めた。  
「ちょっ、今日は、一回って言ったろ……そんなとこ攻められたら、すぐに出しちまうぞ……」  
それはつまり、早々に彼女の楽しみが終わる事を意味している。  
 
「どうせなら、ここを自分で、舐めてみなって」  
俺は腰をガッチリ掴んでいた手を片方離し、指で彼女の菊門に軽く触れた。  
「やっ! ちょっ、ちょっと、そんな、とこ、じぶんで、なめろっ、て、そん、な、あん!」  
すぐ下であふれ出ている彼女の愛液を指ですくい、再び彼女の菊門へ指を伸ばす。  
すんなりと入った指を、俺は腰を振りながらぐりぐりといじりる。  
「よく言う、よ。自分で、こことか、そことか、舐めて、オナニー、してるくせに、さ!」  
激しく振る腰を止めない為か、俺も言葉が途切れ途切れになっている。  
俺は彼女の自慰を間近で何度も見せられた事があるが、それは彼女でしかできない究極の自慰だった。  
自分で自分の陰門や菊門を舐める。その姿は究極のエロスと言っても、過言ではないかもしれない。  
俺はそんな姿を見せつけられる度に、何度「見るだけ」という約束を自ら破った事か……。  
「あ、なんか、くちゅ、ん、すごい、わた、し、こんな、へんたい、な、ことして、すごい、きもち、いい、ぴちゃ、んちゅ、んん、ふあっ!」  
言われたとおり、彼女は自分で自分の菊門を舐め始めた。  
それを見下ろしていた俺も興奮の高まりが抑えられず、より激しく腰が動き始める。  
首が伸びる彼女の「体質」は、変態行為をするのに最も適していると言えるかも知れない。  
彼女は「淫乱」だが、もしかしたら彼女の体質が己の性欲を刺激するのに適しているが為に、彼女を淫乱にさせたのかもしれない。  
「く、もうそろそろ……」  
「あっ、がんばっ、て、わたし、も、もうちょっと、だか、ら、あっ!」  
俺に追いつこうと、彼女は顔を自分の尻に強く押し当て、音を立て激しく舐めていく。  
「いっ、くっ、もう、すまん!」  
ぐっと腰を押しつけ、俺は白濁した液を彼女の中へと放った。  
「きてる、おくまで、あっ、わたしも、いっ、くっ!」  
少し遅れて、まるで絞るように彼女の中が肉棒をぐっと締め付ける。  
身体を支えていた腕が折れ、机の上に豊満な胸が押しつけられる。  
ぐったりした様子は伸ばされた首にも表れ、頭を自分の腰に残しながら、  
伸ばされた首は更に伸び、まるで投げ捨てられた縄のようにぐったりと床に落ちた。  
「あっ……良かったぁ……あ、そうだ。勿体ないわ」  
しばらく余韻を楽しんでいた彼女だが、何かを思い出したかのようにハッと顔を上げ、その顔を二人の「下」へと潜り込ませる。  
「やーん、ちょっとこぼしちゃった」  
まだ繋がったままの二人。その間から、僅かに愛液と精液が混じりながら滲むように垂れている。  
俺はゆっくりと腰を離す。栓を外された陰門からは、よりだらりと混合液が垂れ落ちる。それを彼女は舌と首を伸ばして一滴もこぼすまいと舐め取っていく。  
再び俺は椅子に腰掛け、ふぅと一息つく。  
「んふふ……やっぱり、こういう所ですると興奮するね」  
「まったく、所構わずだからな、キミは」  
正直に言えば、彼女の意見には賛成だ。  
むしろ男の方が、こういうシチュエーションに憧れるものだ。  
しかし男の俺以上に、彼女は淫乱で、刺激的なシチュエーションを求める。  
(まあ、自分の事はよく判ってるだろうし。彼女に任せても問題ないけど)  
より刺激的な場所を求め、今日以上に過激になりそうな気配はある。  
しかし、人に見つかるわけにはいかない。  
行為そのものを見られるのもまずいが、それ以上に、首を伸ばしているところを見られるのがとてもまずい。  
それは当人が一番自覚している。淫乱な彼女でも、それだけは絶対に犯してはならないと強く自覚しているはず。  
 
(今思えばあれだって……彼女なりの「告白」だったんだろうなぁ)  
人に見られてはいけない、伸びる首。それを彼女は俺にわざと見せ、責任を取れと迫った。  
それはつまり、俺だけには見せたかった。正体を知らせた上で、深く付き合いたかったという、彼女の意思表示に他ならない。  
「あのさ……」  
そろそろ、俺からも意思表示をするべきだろう。  
明日になってから伝えようと思っていたが、どうもはやる俺の気持ちが待てないでいるようだ。  
「明日のプレゼンが上手くいったら、君にプレゼントをあげようと思ってね」  
突然の事に少し驚きながら、彼女はしたたり落ちる液を舐め終えた顔をこちらに向けた。  
「プレゼント? もしかして、明日は三発はしてくれるとか?」  
冗談半分、希望半分で彼女が答える。  
「んー、三発って言うより、三ヶ月分かなぁ」  
しばらく、俺の言った事が理解できなかった彼女。しかし彼女が目を見開き驚いた顔をした時、俺は言葉の意味が彼女に伝わった事を悟った。  
「まあ、仕事の事とかキミの身体の事とか色々あって、すぐにって訳にはいかないだろうけどさ……」  
握り拳を口元に当て、俺はわざとらしく咳をする。  
そして改まって彼女の顔を見据え、言葉を続けた。  
「約束だけは先にしておくよ。あの日キミに言われたとおり、ちゃんと「責任」をとるって約束を、さ」  
実質上、告白は彼女からだった。  
しかしそう時を待たずとも、もしかしたら今と同じような関係になっていたかもしれない。  
知的で気が回る彼女を、いつからかただの部下とは見られなくなっていた。  
そして実はとても淫乱で、甘え上手だと知った今でも、その気持ちは変わらない。  
いや、変わった。むしろ俺は彼女をより求めている。  
首が伸びる事など、些細な事。むしろ伸びる首は、二人を結びつける赤い糸だったのかもしれない。  
 

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