お嬢様の眠りを取り戻した男は、そのままお屋敷の召使いになりました。  
というか強制的にならされました。仕方がありません。この世界では男は無力です。  
何をするのも金と地位と権力が必要です。こういうところは私たちとおんなじですね。  
男は現実の三種の神器を手に入れるために、猫のお嬢様の召使いを了承。あざといです。  
そんな大人の奸計なんてわからないお嬢様は、これで家の人達と仲良くなれると大喜び。  
さっそく召使いを屋敷の人達にお披露目しました。  
召使いが居並ぶ人々を見渡し、ポカ―( ゚Д゚)―ンと放心しました。  
猫だけではなかったのです。そこには、様々な動物が人間となっていました。  
犬、魚、鳥。果ては熊まで二足歩行。その誰もが美しい女性です。  
ですが召使いは気を取り直し、それぞれに挨拶をしていきます。  
結果は散々な物でした。犬人には噛まれ、魚人にはヒレビンタ、熊人にはベアハッグでした。  
ようやく最後の鳥人への挨拶。召使いは気合いを別なところに入れないように頑張ります。  
ところが鳥人は反応していません。召使いの目をじっと見つめたまま、動かなくなりました。  
放置プレイ?なんて言葉が頭の中に過ぎります。正直嫌いじゃありません。  
ですがそんな男の嗜好は裏切られることになります。  
がばっ、と鳥人に押し倒されてしまいました。いけません、逆レイプも召使いの好みです。  
ああやめて、いや、そんな、だめ、うしろはいや。全部召使いの言葉です。ノリノリです。  
ですがセリフとは裏腹に鳥人をおいしくいただきました。役得ですね。  
鳥人は動物の急所と人間の性感帯を同時に責められて息も絶え絶え。腰も抜けてたてません。  
召使いは鳥人の身体を撫でてささやきます。いつでも来な、と。この女殺し。  
しかし鳥人は恥ずかしそうに頷きました。召使い心の中でガッツポーズ。  
そうして召使いはこの屋敷での第一歩を踏み出したのでした。  
 
「…鷹子さん、どしたんよ?」  
俺の住んでいたアパートより遙かに豪奢な部屋。今の自室に戻った俺は、  
天井のシャンデリアに腰かけている女性を見つけた。  
ふわふわとしたウェーブのブラウンショートヘア、スレンダーな身体に不釣り合いな  
巨大な羽根を軽く動かし、はるか頭上にあるシャンデリアから飛び降りた。  
高い位置にあるシャンデリアといえども、飛び降りたなら数秒もかからず地面に激突する。  
しかし鷹子さんは慌てずに大きく翼を広げ、ばさり、と一度羽ばたいて落下の衝撃を和らげ、  
二度目の羽ばたきで着地した。  
「相変わらずわけわかんねぇな…こっちの人達は」  
たかだか二度の羽ばたきで落下速度を殺す。その技巧に感心を覚える。  
重力すら感じさせない見事な着地を決めた鷹子さんは、俺の目の前まで歩いてきた。  
俺より頭一個分背が高い。見下ろすその目にはあまり表情が現れていない。  
「…ん」  
無表情で翼を広げ、俺の体を包む。意外と柔らかい羽根が気持ちいい。  
鷹子さんはそのまま身体を寄せて…俺に口付けた。  
「ん…ん、ん。んん…」  
ただ押しつけるだけのキス。技巧も何もなく、ただしたいから。そういうキス。  
舌を絡めるわけでもなく、一度離してはまた顔のどこかにキスをする。  
何分かそれを続けてきて、ようやくキスの嵐は止んだ。  
「…やらん?」  
言葉少なく、だけど確かに伝わる。  
鷹子さんは基本的に無口無表情。その分行動で示してくる。  
例えば今日みたいに身体を包み込んでフレンチキスを繰り返すときは、甘えてみたいとき。  
翼と共に腰にまわされた手が躊躇いがちに俺を引き寄せる。  
「…せぇへんの?」  
見下ろしてくる瞳。情欲に濡れていても、なお、彼女は俺の意志を聞く。  
決まり切ったことだな。こんなに奥ゆかしく、淫らな女性を断る術なんて俺にはねぇし。  
「いや、やるか」  
手を伸ばして鷹子さんの頭を撫でる。無表情だったその顔が少しだけ微笑みに変わった。  
こーゆーの、けっこうぐっとくるんだよなぁ。  
 
「んじゃ風呂入ってくるから。鷹子さんは入った?」  
こくりと頷く。そして俺を包んでいた翼を広げ、ベッドの縁に座った。  
「はよ、きてね」  
りょーかい、と手を振ってから俺は風呂場に行った。  
 
―――野郎の入浴シーンなんて見てもつまらないからカット―――  
 
風呂から上がった俺は冷えたビールをあおる。うん、うめぇ。  
鷹子さんはというと、俺が風呂に入る前とまったく同じ格好で座っていた。  
だが俺の姿を見てそわそわしているのがわかる。  
「飲むか?鷹子さん」  
半分残した缶を軽く振る。それに釣られるようにではないが、首を左右に振った。  
「いらへん」  
「そっか。んじゃ…んぐっ、んぐっ」  
残りを一気に飲み干して鷹子さんの隣へ腰を下ろした。  
「げふっ…ふぅ」  
「……」  
う、視線が痛ぇ。ムードが台無し、と言わんばかりだ。  
まあそんなことはお構いなし。俺は鷹子さんの頬に手を滑らせた。  
軽く唇を合わせ、真っ白なワンピースを脱がしていく。  
背中が開いた変形的な作りだが、鷹子さんの身体的特徴なら仕方ないな。  
自分の体を遙かに上回る翼を持ってるしな。それに尾もあるし。  
だけど…その体は正直言って綺麗だ。  
空を飛ぶために鍛えられ、そして絞られたダイヤモンドのような肢体。  
猫人のそれとはまったく違う、無駄のない美しい肉体。  
頬にあてた手に鷹子さんの手が添えられる。濡れた瞳で鷹子さんは顔を近づけ…  
「んっ…んちゅ、ふっ、じゅ、ちゅぅ…」  
唇をつつく。まるで親鳥が雛に餌を与えるように舌を絡め、唾液を流し込んできた。  
甘い。鳥人がそうなのか、鷹子さんだけが特別なのか、流れ込む液体は甘露だ。  
一滴も零す気はない。僅かな隙間すら許さず、唇を密着させる。  
 
「んんん〜〜……はぷっ、む、んじゅるっ…」  
息が重なる。尖った舌を何重にも絡めさせる。お互いの体液を吸い込み、かき混ぜ、嚥下した。  
「んふ、はぁ…えっちやね」  
唇を離し、鷹子さんは頬を赤らめて言う。  
なんて事はない。彼女も、俺のキスで感じてくれていたんだ。  
「鷹子さんこそ…どんどんえっちになってきてるんじゃね?」  
「そやね…あんさんのせいよ」  
俺の胸にしなだれかかり、顔を覗き込む。潤んだ吐息が俺の胸を撫でた。  
甘い獣の匂いが俺の鼻孔をつく。引きちぎれそうな理性を繋ぎ止めつつ、  
鷹子さんの身体を抱きしめた。  
鳥人は背に羽根を持つ。とくに鷹子さんの羽根は凄まじく大きい。片翼だけで  
身長の二倍はあろうかという巨大さだ。  
正常位では大きな翼ゆえに身体に負担がかかる。だから身を起こして抱きしめる。  
「なら…もっとエロくしてやるけど、いいな?」  
鷹子さんの耳元で囁いてやる。一緒に羽根の根本を強く揉んでやる。  
ぷるぷる震える体。羽根が一度大きく動き、再び俺を包み込んだ。  
「ええよ…アンタの、好きにしてぇ…」  
俺の耳元で、小さく、確かに、了承の意を伝えてくる。  
……切れた。もー切れた。この女を俺のモンにする。決めた。  
細身の締まった体を引き寄せてキツく抱きしめた。  
「んむっ!?む、んぢゅ、じゅっ」  
も一回鷹子にキスをし、口内を掻き回してやる。  
尖った歯が俺の舌を傷つけるが、気にしない。むしろ俺の血を飲ませるように鷹子に流し込む。  
「んぷっ、ふ、あぁぅっ!」  
背中に回した手を尾の方に移し、痛みを感じさせないように握る。  
もう片方は鷹子の秘所へ。すでにキスだけで興奮しきったそこは、下着と俺の手を濡らしていた。  
容赦はしないと決めた。指を膣内に三本突っ込む。と同時、尾の羽根を一本抜いた。  
「ひ、やあぁ、んぅぅぅ……いあぁ!」  
まるで手で握り締められてくるような圧力。指が潰れそうだ。  
 
「イッたな?」  
「ふぁ、や…っっん!?」  
答えない悪い子には、更に指を増やすことで罰を与える。  
すでに膣内には人差し指、中指、薬指が収まっている。そこへ小指も突き入れた。  
「き、あぁぁぁあ!」  
無論それだけでは罰にならない。尾に回していた手を、鷹子の後ろの穴へとあてがった。  
俺を抱きしめている鷹子の目に怯えが浮かぶ。だけどな…  
「正直に言わない悪い子にはな、お仕置きやるのがうちの保育所流儀なんだよな」  
小指を、鷹子の菊門に突き立てた。  
ぎちりと締めてくる。指先だけでもすげえ圧力だ。  
「か…ひ、ぃ…!」  
んー、生暖けえ。前に入れた指もギチギチに締めてきやがる。  
引き抜くなんて野暮なマネはしない。尻に入れた小指を膣側に曲げ、膣に入れた指を  
壁を擦るようにして小指に重ねた。  
「ひぃ…!!ひ、は、うぁ!や、やめ、やめぇ……っ!!」  
肉越しに感じる指。ごりごりと潰すように刺激してやる。  
「やめていいんか?」  
舌を耳の中に差し入れて囁く。  
凹凸を舌でなぞるように舐めあげて、耳たぶを軽く甘噛みする。  
「や、う、うぅん…やめん、といてぇぇ…」  
中が蠢く。俺の指をキツく締めているだけだった膣壁が、誘うように動いている。  
滑りも更に増してきて指四本でも難なく動かせるようになった。  
「ふぅぁ…も、もぉあかん…」  
「ん、もう欲しいんか?」  
両方の穴から指を抜き、襞を摘みながら意地悪く言った。  
鷹子は恥じるように顔を赤くしながら、それでも俺の顔をしっかり見て告げる。  
 
「うん、はよいれ、挿れてぇ…ウチの、なかにぃ…」  
あーもお、可愛ぃ。こっちも我慢が効かなくなってきたしな。  
「んじゃぁ、ほれ、四つん這いになりな…たっぷりやってるよ」  
一度体を離し、貴子に命令する。  
普通なら俺のような落ちモノがこちらの人間に命令するなんて考えられないことなんだが、  
鷹子はそんなこと気にしていないようだ。俺の言うとおりにベッドの上に四つん這いになった。  
「ん…これでええ?」  
背中の大きな翼が動く。バランスを取るかのように広がり、両翼ともベッドに垂れ下がる。  
「ああ、挿れるぞ」  
俺は自分のモノを掴み、鷹子の秘所にあてがう。  
熱く、ぬるぬるとした秘所に俺のモノが触れた。  
「あ、んん…」  
その感触が心地いいのか、鷹子も甘い声を上げて翼を震わせた。  
「ゆっくりがいいか?」  
「ん…アンタの好きでええよ…」  
そうか…なら、やっぱりゆっくりだな。  
「ふぁ、んぅ…おっき、ぃ、わぁ…」  
亀頭を狭い膣内に潜り込ませて、ゆっくりと沈めさせていく。  
相変わらずキツい。だけど肉の皺が絡みついてくるように俺を刺激してくる。  
正直、気持ちよすぎる。俺の世界ではここまでの名器なんてお目にかかったことはない。  
「相変わらずっ…っか、いい具合、だぜ」  
ちょっとでも気ぃ抜けば射精しそうだ。だけどこんなもんで終わらすにはもったいねぇ。  
気合いを入れ直し、俺は鷹子の腰を掴んで動かし始めた。  
「んぅぅ…はぁん、ん、いあ…」  
うぅ、くっ…マジ、良すぎる。  
挿れるときに絡みつき、抜くときには締め付けて離さない。  
それに鷹子のイヤらしい声も合わさっちゃ、持たせるのも難しい。  
 
「あぁ…は、うんぅ…くんっ!」  
じりじりと内壁を刮ぐように角度を変えて、抜き差しする。  
そんな俺の動きに焦れたのか、鷹子は腰を動かして更に快楽を引き出そうとした。  
だけどそれは許さない。がっしりと腰を掴み動きを止める。  
「な、なしてぇ…?」  
「言ったろ…俺の好きでいいってな」  
今だ快楽を貪ろうと動く鷹子の腰を止め、俺はゆっくりと亀のように動かす。  
「や、も、もっと…いじわるせぇへんで…」  
嫌だ。っつーか鷹子を俺のモンにするためだからな。  
俺は腰を掴んでいた手を離し、鷹子の両翼の付け根を掴んだ。  
「い、やめ、てぇ…」  
鳥人の根幹とも言える羽根。その一番大事な根本を強く掴まれ、鷹子は震えた声を出す。  
ああ、すげえ……いい顔だ。恐怖と、期待と、怯えと、喜悦。  
それらが綯い交ぜになって俺を見つめる瞳。それだけでイキそうなぐらいいきり立ってしまう。  
翼に手を這わせたまま、俺は鷹子に目で問いかける。  
このまま、お前を壊していいか、と。  
その視線に込めた思いを理解したのか、鷹子は小さく頷く。  
「……ええよ」  
その言葉と同時、俺は翼の付け根を指で押さえつけながら、最奥までモノを突き入れた。  
「はぅぁあぁあ!!」  
ずんっ、と子宮口をこじ開ける勢いで打ち込まれたモノを、思いっきり引き抜く。  
カリ首まで膣から抜き出したモノは、鷹子の液で濡れて光っていた。  
 
「や、うあ、んぅっ!は、つょ、すぎゃ…!!」  
離れるか離れないか、ギリギリまで抜いたモノを、膣内の奥まで叩き込む。  
「あぅあぁ、あ、んくぅぁああああ!!!」  
甲高い声を上げ、鷹子はイッた。羽根も天を突くほどにピンと張り、俺の視界を遮る。  
ただでさえキツかった膣内が更に絞るようにきつくなる。  
「俺も…っく、出すぞ!」  
「ええよ、ええよ…!ウチの、膣内に…」  
モノの根本から沸き上がってくる快楽。俺はそれを我慢せずに、頂点に達する前に  
鷹子の最奥に突き入れた。  
「っぐ、出る―――!!」  
そのまま俺は、鷹子の膣内に出した。  
1oの隙間さえ無くすように、モノを子宮口に擦りつけながら、射精する。  
「ん、ふぁ…あ、ぬくいの、はいってきとるぅ…」  
頭の中で弾けるような快楽…下腹の疼きが全部、鷹子の中に入っていく。  
「は、くう、ん…まだ出よん…?」  
「あ、ああ…鷹子の中、良すぎるからな」  
翼から手を離し、後ろから抱きしめる。  
…?なんか、鷹子が驚いたような顔で見ている…なんか言ったか俺?  
「ようやっと…呼び捨てしとくれたね…」  
…あーあーあー。そういうことか。  
合点がいった。鷹子の中から俺のモノを引き抜き、向き直る。  
 
「ま、その…なんだ。あー…いいか?」  
あーもーいい言葉が浮かばねえ!情けねえな俺…  
ガシガシと頭を掻く。と、ふわりとした感触が俺を覆った。  
鷹子の翼だ。毎度抱かれているとすぐにわかるもんだな。  
「…アンタのこと、最初に見つけたかったわ…」  
そう言って、寂しげに鷹子は微笑んだ。  
――あー畜生。可愛いなー!  
俺は鷹子を抱きしめる。そして乱暴に唇を合わせた。  
行為後の火照った身体、甘い唾液、絡みついてくる舌。  
「ん、ぷは…」  
しばらくくちづけを交わし合い、存分に鷹子を味わった後離れた。  
「一応ご主人様持ちだけどな…したいときはいつでも言ってきな」  
ぽんぽんと頭を撫でてやる。と、鷹子は大きな眼を細めてにこりと笑った。  
初めて見る満面の笑みは、俺の思っていたより可愛く、美しいものだった。  
「ん…ウチも眠くなってきたわ。一緒に寝てええ…?」  
目を擦り、少し気怠げに俺にしなだれかかる。  
それを断るほど野暮な男じゃない。俺は鷹子の頭に腕を通し、横になった。  
いわゆる腕枕だ。だけどこれやると明日の朝腕痺れてるんだよなー…ま、いいか。  
鷹子は俺に身を寄せて横になる。あ、そういやお互いマッパだ。  
まあ鷹子の身体暖けえし、いいか。  
「お休み。っと、鷹子も子守歌いるか?」  
「…ええよ」  
ちと残念。ま、その分鷹子の暖かさで我慢するか。  
俺は傍らの鷹子を感じながら、眠りに落ちていった。  
 
「不可解です。落ちモノとしての自覚がまるでないようです」  
「ルナ様も甘(あみゃ)ぁ。あんなボーフラ教育しにゃあとは」  
「んだべ。鷹子もあっさり落とされただ。オラ達で何とかするしがないっぺな」  
「では手はず通り。頼みますよ」  
「わきゃっただも」  
「おう、任せるっぺ」  
 

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