ある6月の雨の日の放課後、美里は傘で人目を避けるように学校の裏山へ走っていた。
美里、15歳。市内の中学に通ってて彼氏はいない。
(…誰も見てないよね?)
時々後ろを振り返りつつ、こけない様にしながらも急いで山中の少し開けた所に向かう。
改めて周りを見て誰もいないことを確認すると鞄を置き
シュルッ
制服のブレザーを脱ぎ、そしてブラウスも脱ぎながら
(いつもこの瞬間がドキドキするなぁ…)
と思いながら脱いだ制服を鞄の上に置いたとき美里はハッと気付いた。
「あ、ちょっとまだスカートがっ」
周りの木々の葉っぱに次々と顔を出したカタツムリに美里は焦りながら言った。
しかし相手はカタツムリ、聞く耳を持つハズもない。
地面からも次々でてくるカタツムリに恍惚の目を向けつつ
(スカートはいたままだと汚れちゃうなぁ)
と心では思いながらもそっとそのまま地面に三角座りになるように座ると
「お願い、今日も楽しませてね」
その言葉を合図にしたかのようにそこらじゅうから出てきたカタツムリは美里の体にどんどんと登っていく。
あるカタツムリは手から腕をつたい胸のほうへ。
あるカタツムリは靴から脚をつたい美里の秘所のほうへ。
「ああっ、どんどん来てぇ」
ブラジャーの隙間にはいったカタツムリは美里の乳首へたどり着くと
ジュル…ジュル…と乳首を刺激しだす
「んっ…はぁっ…」
その頃秘所へ向かったカタツムリはショーツ越しに群がってわずかな刺激を断続的に与え続けた。
まるで餌に集まるアリのような執念で。
「あ、ちょっとだけ待ってね」
そう言うと美里はショーツに群がったカタツムリを手にのせると
シュルリ
と少し腰を上げてショーツを脱ぎ捨て
「さぁ、どうぞ」
と手にのせたカタツムリを今度は自分の秘所に戻した。
すると秘所に殺到したカタツムリはあるものはクリスリスの上を前後しつづけ
またあるものは割れ目のほうにはいっていき
そしてアナルの方へとはいっていくカタツムリもいた。
乳首責めでかなり濡れていた美里の秘所はカタツムリをまったくこばまず
その進んでゆく感触をそのまま美里に伝えた。
「ああ、イイっ、イイよっ、もっと、もっと来てぇ」
もはやすっかりカタツムリの玩具になってしまった美里は喘ぎ声をあげ続けた。
顔に、へそに、わきに、手に
ありとあらゆる所に登ってきたカタツムリはその体を蹂躙し続けた。
もはや全身が性感帯になってしまったかのような感覚。
割れ目が汚されているという背徳感。
アナルに入られてまでもそれを快感とする被虐心。
それらが一体となって美里に襲い掛かった
「あぁ、イっちゃう――――――――」
目覚めたらすっかり全身びしょぬれで倒れていた。
いつも焦らしに焦らされてからイかされ、そして失神している。
(今日も、あの子たちは私の体に卵を産んでいったのかなぁ)
ふふっ、と笑う。
(そうよ、私はもうカタツムリの奴隷なんだから…)