流行りを追うだけじゃ独創性が無いと思います。
こんにちは、小野妹子っていいます。いもこじゃないよ、まいこだよ、ふざけんなマイ両親。
伝統と格式のエリアン88女学院の一年生です。淑女が集う清純なふいんき(なぜか変換できない)と生きて帰れるかはすべてイエスの神まかせという素晴らしい校風に引かれてこの乙女の園に飛び込んで、もうすぐ一年が経とうとしています。
しかし、いくら淑女といえど花の女子高生。世間の流行には敏感なもので、同級生の皆さんや上級生のお姉さま方は自分のお気に入りの人と義理の姉妹関係を結ぶことに夢中です。
三国志ってそんなに流行ってましたっけ?
まあそんな私も例にもれずそんな一時だけの関係に胸を踊らせたい年頃なのですよ。
妹と
ええそうですよ悪いですか、私だってこんなドジドジでボケボケですけどどちらかといえばお姉さまの方がいいに決まってます、ていうか何が「タイが曲がってましてよ」ですかそんなことされたら屈辱死しますよ屈辱死。
そんな酷い目に合わないために私先日剣道を初めまして今となっては絶対不可侵の間合いを手に入れましたよ、言うなればATフィールドです、ついでに一万二千枚の特殊装甲も装備してやろうかしら。ああ、運動神経抜群で本当によかった。ありがとうマイ両親。
それに、私だってバカじゃありません。一年生には妹が作れない事も百も承知です。それに、こんな地味にプライド激高な私にも憧れの人くらい居るんですよ。
それはつい二週間前の話でした。
こう見えて結構かわいらいしと評判の私は浮き足立ったお姉さま気取りにキャプチャーされないように剣氣をバシバシ放出しながら歩いていました。
朝の登校風景を真っ二つに裂いて歩くのはなかなか爽快だったんですけど、そんな人の裂け目を突っ切って猛ダッシュしてくる一人に私は迂闊にも気づかなかったんです。
まあぶっちゃけ自分に酔ってたせいなんですけど。
当然のごとくその人と私は正面衝突、びっくりして動けない私をその人は助け起こして。
「ちゃんと前見て歩かないと駄目ですわよ」
違 う だ ろ ! !
もうそこでブチ切れでしたけど正面を向いて相手を見据えたら怒気が雲散霧消したんです。
「き、綺麗・・・」
「フフフ、嫌ね。お姉さんをからかっちゃいけませんよ」
絵に書いたようなお姉さま風味が立っておられました。私、あなたとならバスタービーム撃てます。
その人はそこでまた恐ろしい速さで逆方向にダッシュしていきましたけど、私の心には暫し衝撃が残りました。周りから見たらさぞドラマティックだったでしょう。
でもですよ、そこで私が抱いた感情は皆さんとは少し違ったんです。
「どうにかあの人を屈服させれないものか、ていうか泣かせたい・・・」
ハイ、歪んでますねエロいですね何とでも言いやがれ。
所詮それは叶わぬ夢、乙女の幻想を止めることは誰にも不可能なのです。思うだけならタダなのです。
でも、そんな状況は今日でおしまいです。
それは、昨日私が下校中に偶然通りがかった露天商でした。
色々な物を売っておられました、観音様とかエロ本とかスチールボールとか。
でも、そんな品物の中で一際目を引いたのは綺麗な銀のロザリオでした。そして、隣に看板があったのでふと目をやると、
『道具屋の末裔 俺田俺俺』
詐欺だ、絶対に詐欺だ。
危険を感じてさっさとずらかろうとすると、
「気に入ったかい、お嬢さん」
「いいえ、全然」
その間わずか0.05秒
「嘘だな、俺は嘘をついている奴は汗の味でわかるんだ」
「嘗めたのか変態」
「まあそう言うな、その品は凄いぞ。名付けて『地獄ロザリオ』」
聞いちゃいねぇ、ていうか何その名前。
「なんとこのアイテムの特徴は、真ん中をこうして、こうしてな」
いじり出す店主。キン肉バスターが完成してしまった。
「帰る」
「待つんだお嬢さん。コレの凄いところはな、掛けた人を若返らせるところにある」
と、店主おもむろにスグルロザリオを掛ける。
イケメン爆誕。
「ください、100個ぐらいください!」
「100個はやれんけどこれくらいならタダで持っていっていいぞ」
ホント、ありがとう店主。でも言わない、気持ちは秘めるのが大和撫子。
そして私は店主に別れをつげてウキウキ気分で家路につきました。
さて、このネーミングからしてあまりに胡散臭い地獄ロザリオ、効き目は確かなようです。まあ確かでも名前だけで詐欺られた感はひしひしと感じますが。
私の中学の先輩でハーフのお姉さんに試したから間違いないです。あまり驚かなかったので割愛しますけど。
使い方は簡単、磔にされたイエス様をくるっと逆さまにして股をがばっと開いてやると、ほら、キン肉バスターの完成です。阿修羅バスターでも可。
そして憧れのあの人に掛ければいいという話ですが、ある信用できる筋(ていうか私)からの情報によると、割と頻繁にあの逆走ダッシュをしているそうです。
まあそれを期待して私はまた校門前を堂々と歩いているわけですが。
と、きづくと人がひしめいているはずの校門から凄まじい速さで飛び出してくる物体が。
あれはきっとお姉さま(仮)に違いありません。私はいざ前回の状況を再現すべくお姉さま(仮)の眼前に立ちはだかりました。
ちっ、何秒寝てた!?
こともあろうにお姉さま(仮)は立ちはだかる私を物ともせず、おもいっきり轢きやがりました。
そしてよりにもよってこんな事を言いやがったのです。
「あら、前を向いて歩かないといけませんよ」
く、屈辱死しそうだ・・・
でも顔をあげてそう言って微笑むお姉さま(仮)の顔を見るとそんなドス黒い思いも消え去ります。
こういうのが恋なんでしょうね。大分違う気がしますけど。
「・・・あら、あなたこの前の」
私の顔を覚えててくれたみたいです、ちょっと感激。
「マイコです」
「マイコちゃんね。えっと、それは名字?お名前?」
「マイコです!」
「あら、そう。それより大丈夫だったかしら?」
「結構鍛えてます!」
えっと、結構ギリギリかも。何って?ネタが。
「それよりお姉さま(仮)、お名前を教えてくれませんか?」
「私は、立花昨夜って言うのよ」
M0)
「ありがとうごさいました、昨夜さま。私、もっと昨夜さまとお話したいんですけど放課後よろしいですか?」
「ええ、別に構わないわよ?」
やった、一段階成功!
ここで拉致ってもよかったけど流石に私はエースじゃないので昨夜さまをかかえて逃げる自信はない。
代わりに待ち伏せの状況を作り出しましたけど。
「・・・フフフフフ」
「何かマイコちゃんから邪悪なオーラを感じるけど、気のせいよね」
「えっと、じゃあ昨夜さま、放課後あのあたりに来てくれませんか?」
びっと指さすは体育館。
「ええ、いいわよ。じゃあまた後でね」
誤魔化し成功、我ながら手際よいと思います。
まあなんにせよこれからお楽しみです。
猛ダッシュで行く昨夜様の背中を見送りながら私は一人ニコニコするのでした。
「マイコちゃーん、来たわよー」
昨夜さまがいらっしゃられました。そして私は茂みの中。
ちなみに校庭で攫わなかったのはもう一つ理由があります。変身プロセスを明確に描写するためですよ。どこかの誰かとはエロさが違うのです。
そして昨夜さまが私の茂みに背を向けた瞬間。
ガサガサっ!
「えいっ、羽交い締め♪」
「マイコちゃん、こんな所に居たのね」
ユニークな挨拶には突っ込みナシ、淑女ですわお姉さま。
「私、今日はお願いがあるんです」
「まあ、何かしら?」
「何も言わずにコレを首に下げてください」
「まあ、ロザリオね」
王子降臨、昨夜さま疑いもせず首に掛ける。
すると、昨夜さまがみるみる小さくなります、背も私より小さくなって豊満なお胸ももはや見る影もありません。つるっとしてて美味しそう。
流石に幼女化させたら連れてあるけないので大体12〜3歳の初々しいお姿になりました。
「凄、なんて美味しそうな・・・」
「えっ、あっ、何をする気?」
「勿論、こうするんですよっ!!」
ササっと組み伏して服を脱がせてしまう。
この辺の手際の良さは昔から褒められてました、通信簿で。
そして抵抗できないうちに桜色したまだ小さくて可愛いちくびを嘗めてしまいます。
「やめなさ、ああっ、んんっ」
真っ赤になる昨夜さま、可愛い。
「んー、ぺろっ、そのうち抵抗なんて出来なくなりますから大人しくしてくださいね」
「ふああっ、ああっ、んんんっ」
元の綺麗さにあどけなさの混じったお顔が羞恥と快楽に歪む。そうそう、これがお姉さまのポジションよね。昨夜『ちゃん』もすっかり妹風味だし。
「じゃあ、もうすこし刺激ね」
「な、何?ひ、ひぁあああぁあっ!」
もう片方のちくびをきゅっとつねってあげると可愛い悲鳴を上げる。
「あれれ、そんなに良かったのね。なら、こっちはどうかな?」
次は下です、どうかな昨夜ちゃん。
「あらら、濡れちゃってる。気持ちよかったの?」
ふるふると首を振る昨夜ちゃん。真っ赤になって可愛い。
「ふーん、そう。でも嘘は良くないよね?」
下を触ってあげる。ぺとぺとでやりやすい。
「昨夜ちゃん、まだ毛も生えてないのにこんなに濡らしちゃって、えっちな子なのね?」
「ちがうの、ワタシじゃないんですのぉ」
まぁ、抵抗ぶりも非常にかわいいのね。ならコレはどうかしら?
「あっ、ひぁっ、凄っ、あああっ、いゃっ、イイの、気持ちイイですのぉっ!」
全力で責めてあげました、奥までかき回せないのが残念。
「そう、気持ちイイのね?」
そこで一旦ストップ。ここ重要。
「ぁぁぁっ。ど、どうしてやめちゃうんですの?」
調教のためです。
「あら、さっきイヤイヤしたのは誰だったかしら?」
「あれは・・・違うですの・・・」
ゐきそこねた昨夜ちゃん、すっごく切なそうでソソります。
「何がどう違うのかしら。お姉さまに説明して、どうして欲しいかお願いして頂戴。じゃないと解らないわ?」
妹奴隷のガイドライン(2)
「えっと、あの、昨夜、えっちなことがしたくて我慢できないんですの。昨夜恥ずかしい子なんですの。だからお姉さま、昨夜のこと・・・可愛がって欲しいですの」
調 教 完 了
当方にお姉さまの用意あり!!
待っていてください我が手に宿る幾万のお姉さまの英霊よ!!
「ハイ、よくできました。じゃあご褒美よ、用意はいいわね?」
「はいですの、お姉さま」
「あっ、ああ、イヤっ、ふああっ、昨夜、昨夜いっちゃいますのぉ、いゃぁぁああああっっ!」
吹っ切れたように叫ぶ昨夜ちゃん。私も大満足でした。
そこでぱっとスグルを奪い取る。一瞬でもどる昨夜さま。
「ハイ、おしまいですよ昨夜さま」
真っ赤になって自分の制服の上にへたりこむ昨夜さま。全裸が芸術品です。
「むりやりしちゃってごめんなさいね、昨夜さま。でも、また妹子と遊んでくれるとうれしいです」
「・・・はい、お姉さま」