高校生活も残りあと2ヶ月と迫ったある日の日曜日。俺こと俺田 俺介は我が家の倉を掃除していた。
俺はこの地価がバカみたいに高い大都会の一等地にドーンと建っている我が家が好きだ。中でも倉は道具屋を名乗っていたじいさんのコレクションで一杯である。
俺はそのじいさんのコレクションの中でも一番好きな仏壇を掃除しながらいままでについて思いを馳せていた。
土地柄から良家ばかりが集まる我が母校で、俺が不幸にも恋してしまったのは当然のごとく良家の令嬢。
彼氏が居なさそうなのはなんとなくわかったけど、それでもじいさんの恩恵で家ばかり立派な平民と正真正銘のマ○みて風味のお嬢では釣り合いなど考えるまでもない。
「ああもう、好きだ。しーなサン」
俺は果てる事のない妄想と思わず口に出る恋心を抱えながら遺影の前に直立不動の観音様をピカー○で磨きはじめた。
(ああ、観音様までしーなサンに見えてきた。白濁液をぶっかけるとエロいな)
ポロッ
・・・・・・・取れた
あまりに強くコスりすぎたせいでしーなサンこと観音様の首が取れてしまった。マズい、マズすぎる。
焦りまくる俺、オロオロしながら観音様を見ていると脳裏にあるビジョンが。
・・・セイ○ト星矢の単行本の後ろの方
そうか、観音様は元々分解式だったに違いない。血迷う俺、しかし俺のコスモが呼びかける。
「ハァハァ・・・早くキメたい」
もはやヤク中である。俺は欲望に身を任せ、観音様をバラバラにしてしまった。
しかし、意外にも正解だったかも知れない、バラバラになった観音様はなんだか別パーツに見えてきた。
次は俺のプラモスピリットが騒ぎだす。その間0.05秒、プロセスを見るまでもなく哀れ観音様は手甲のような形になってしまっていた。
「・・・どうしよう」
「よくやった、孫よ!!!」
「うわぁあああ!」
喋り出す遺影、さながら悪の組織である。
「驚くでない俺介、じいちゃんだ」
イヤ、そんなこと言われても。ていうかコンピュータおじいちゃん?
「とはいったもののこれは録画でのう、実はソレを起動したのが俺介かどうかもわからん」
そんな無責任な。
そしてじいさんの話は続いた。なんでもこの観音様こと手甲、人体を自在に操るアイテムらしい、性別外見、さらに年齢まで。
そこから先は延々じいさんの自慢話なので割愛。しまいには議題が逆上がりのできない子ども達になったので手甲で思い切り殴っておいた。しかしそれがマズかったらしく、音に気がついた弟が駆け込んできた。
「あーにいちゃん仏壇こわしたぁ!いけないんだぁ!」
「うっせぇ!バラしやがったら肉奴隷にすんぞ!」
「にいちゃんの変態!出来るもんならやってみな!」
なぜ10歳児が肉奴隷の意味を知っているかはともかく、いい実験台ができた。
俺は手甲をはめた右手に意識を集中し、弟にアイアンクローをぶちかましてやった。
弟が妹になった、スレ違いなのでこの辺は省略。
「えっ、あっ、何したの?」
うろたえる弟こと妹、しかしここからが本番だ。
「エネルギー・全開ッ!」
まずは5歳増やしてみる。
みるみる長くなる手足、小さくなった上着とズボンから覗く腰がほっそりとくびれていく。
「ええっ、ああっ、嘘っ、おっぱい嘘っ」
膨らんでいく乳房にパニックを起こす弟、もはや涙目である。
しばらくして15歳少女の完成、弟はもはや放心状態。
「ううっ、僕おねえちゃんになっちゃった・・・・」
安心してくれ、まだ止めないから。
俺は混乱してまともに動けない弟の服を手早く脱がし、胸に手をかけた。そのまま俺の童貞特有の少ないエロパワーで必死にこねくりまわしてやると、流石に異常を感じ取ったのか頬を染めて息を荒くする弟。
そしてエロいが何か物足りない俺はさらに少しずつ加齢しながらもみほぐしてみる。
「ふぁっ、まだ、大きくなるよぉっ、ああっ」
約20歳、流石にここまで来るとボイスもエロさたっぷりに湿ってくる。
そしていよいよ股間である、ぶっちゃけ相手は弟だから元に戻すと思えば大した罪悪感も沸かない。
「あっ、イヤ、僕そこわかんないよっ」
イヤ、君は解らなくて当然だけどしっかり湿ってるから安心しなさいよ。
俺は慣れない手つきでそこを触りはじめた。
「あ、やめっ、いやっ、はぁっ、なんか、きちゃうような、とんじゃうような」
意外にも感じてる弟、俺スゲー。
そして調子に乗ってさらに激しく弄る、もう終始無言である。
「あ、ふぁぁ、いや、いにゃ、あっ、いや、きちゃう、きちぁうよおぉぉぉぉ!」
果てる弟。うは、しまった。プレイに突入する前に果ててしまった。まあいいか、俺の初めてはしーなサンにささげるんだい。
仕置きの意味も込めて弟を元に戻さず倉を閉めて帰る。まあ夕飯までには助けてやろう。
さて、段々夢が膨らんできた。明日からがとっても楽しみになってきた。
そして俺はさっきのが逆ギレだった事にも気づかず、ウキウキ気分で部屋に戻るのだった。
さて、俺がじいさんの観音様をトランスフォームして弟をエロ弟に進化させてから3日経った。
普通に学校にも行ったし、しーなサンはいつも通り非常に素敵だった。
・・・何かが足りない。
俺は机に座ってぼーっとしーなサンと国産黒毛和牛はどっちが美味しいか考えながら、尻を掻いていた。
「にーちゃんにーちゃん」
「なんだ弟、ていうかいつ入った」
おとうと、ではなくだい、俺田弟作。俺の親は頭がおかしいのだろうか。
「にーちゃん気づくわけないよ、だって虚ろな目で和牛和牛ってつぶやいてたもん」
あれ、気持ちの上ではしーなサン圧勝だった筈なんだけど。
「そんなことよりにーちゃん、遊ぼうぜ」
「何してだよ、バ○オ4なら売り切れで買えなかったぜ」
「えっちぃこと」
吹き出した、和牛を吹き出した、気持ちの上では。
「お前、よく言った、じゃなくて、よくぞそこまで成長、じゃなかった、えっと、こう言うときは」
「何言ってんだバカ!でしょ?」
こいつ賢いな、じゃなかった。
「まあその通りだっていうか、あーっと、えーっと」
正直、アレはカッとしてやった。今は反省している。
「もう、じれったいなぁ。じゃあこういうのはどうかな。僕、実はあの後こんなの見つけちゃったんだ」
弟が取り出したのは3冊の冊子。
『じいちゃん謹製・絶頂テクニック集』上下セット+美味しんぼ3巻。
「実はねにいちゃん、僕あの後偶然コレを発見したんだ。勿論全部試したよ」
不敵に笑う弟、奴は今恐らく世界一女体に詳しい10歳児だ。3日前の出来事がフィードバックする。妄想も併せて爆発する。よし、任せろ、確変だ。
「よし、0.05秒待て弟よ」
装着変身、今の俺は最高に輝いている。なんちゅうか俺スゲー。
「よし、じゃあ行くぞ」
改めてやるとドキドキする。うん、奇行には怒りが必要だ。今学んだ。
「ふぁっ、ああっ、今回は展開がぁっ、早いねおにいちゃん」
どうでもいいがどうしてこいつはエロい時はおにいちゃんって呼ぶんだろう。
今回はスタートから23歳ぐらいである。揉み応えがマジエロい。
「でっ、問題のテクニックっていうのはいつ披露してくれるんだ?」
「焦らないの、まあ見ててよ!」
可愛いな、我が弟ながら。そんなことを考えてると、弟はスルッと体勢を交換して俺の上に被さった。
「ま、まさか!?」
知っているのか雷電。
「オチンチンって気持ちいーんだよねぇ、僕知ってるよ♪」
すっかり女の子みたいな弟の顔がすすすすっと下に移動していく。
「パイズリだった」
「声に出てるよおにいちゃん」
す、凄まじい。予備動作だけでもう出そうだ。流石俺、未だ童貞。
「じゃあ、始めるよっ」
にゅるーん、にゅるーん、これは予想以上に凄い。この感動をなにか言葉に出来ないものか。うーん、そうだ!
「ひ、人がゴミのようだ!」
「僕ゴミじゃないもん!」
ぎゅうっ、いたたたた。弟め、よりにもよってチンコつねりやがった。
折角だからこの前何処かで読んだ年齢可変パイズリとやらを試してやろうと思ったけど何か申し訳なくなって止めた。なんか恐れ多いし
「あああっ、何で、かなぁっ、僕も、気持ちイイのっ!」
胸が性感帯なのか、エロい奴め。ちなみに俺は思い出がココロの性感帯。しーなサンハァハァ。
「て、余裕かましてる場合じゃないっ、出そうだ!」
好きな子の事を考えるとキモチイイ、19へぇ。
「な、何が出るのっ、ああっ」
うっ、やばい。正直限界。
「うわぁっ!おにいちゃんから何か出たぁっ」
出た、しぼんだ。
弟が名残惜しそうに俺のチンコをいじくっている。俺も名残惜しい。
「終わっちゃったね」
「ああ、でもお前凄いな。感動した」
「でしょでしょ、じゃあ一万七千円になりまーす」
えっと、今何て言いやがった。
「騙したな!俺の気持ちを裏切ったな!」
「モチロン♪ちなみにおにいちゃんの痴態は全部記録させてもらったよ」
どうしよう、マジどうしよう
「でもね、僕の仕返しに協力してくれるんなら内緒にしてあげるよ」
コイツ、ケンカの助太刀のために体を売りやがった。我が弟ながらすさまじく小さい。
「協力させてください」
まあこの兄にして弟あり、俺も小さい訳だが。
「じゃあ、明日付き合ってね」
果たしてどうなることやら。
・・・ハンドクラッシャーよし、スチールボールよし、ケミカルアンカーは・・・一応持ってくか。
「全部置いていってよ、にいちゃん。大体何と戦う気だよ」
そうだ、それを聞いていなかった。
「備えあれば憂い無しって言うだろ?ていうか喧嘩の相手って誰なんだ」
もし大豪院邪鬼クラスの相手ならこのぐらいの用意は必要だ、マジで。
「・・・一つ下の女の子」
恥ずかしそうに弟。そうそう、奴は初登場時からデカすぎる。
「って、女の子かよ。しかも一つ下」
「仕方ないんだよ、アイツこっちが叩いたりできないからってイイ気になるんだもん」
女の子には手をあげない。ソレが判っててどうして我慢できないんだ。
「ガキだなお前」
「ガキだもん。とにかくだよ、そんな物騒なの使わなくていいからにいちゃんのソレでギャフンと言わせて欲しいんだよ」
ソレ?チンコのことだろうか。
「一応いっとくけど、ソレって、にいちゃんのチンコのことじゃないからね。」
鋭いな。とにかく、やることは判った。
「ちゅうわけで弟よ、段取りは任せたぞ」
「任せてよにいちゃん!まぁ僕のコトだけど」
で、所変わってここは近所で一番オサレなランジェリーショップである。「つまりだよおにいちゃん。アイツはマセてるから今日ここでえっちぃ下着を買うことはすでに調査済なんだよ」
何がつまりかよく判らないが一つだけわかった。
「お前変態だろ」
「ふくしゅー心のなせるワザだよ」
まあ弟が変態なのは俺のせいじゃないのが判っただけでも収穫だ。
「さて本題だよおにいちゃん」
そう、本題だ
「何でお前はすでに変身済なんだ、ていうか俺まで何故女装?」
「それはだよおにいちゃん、おにいちゃんの能力は自分には使えないんでしょ?あと、離れてる相手には使えない」
そんなことないぞ、18歳「ああンッ」
20歳
「あッッ、きつうっ」
25歳
「ちょっ、やめ、あああッ」
「ほらな、1bぐらいなら楽勝。昨日気づいた」
「もうっ、折角怪しまれないように年は弄らないでって言ったのに」
仕方ない、弟を再び幼女化。これはこれでエロい。
「まあ、俺の女装はともかく、これでお前の作戦はより完璧だ」
俺達の変態度も完璧だ。
「しっ、来たよっ。アレが今回のターゲット。名前は・・・」
緊張が走る、多分作戦のせいではなく羞恥プレイにも似た今の状況のせいだが。
利発そうなお子さんである。強気そうなつり目と恐らく天然モノであろう金髪が印象的だ、俺のココロをくすぐる。
「名前は、ベルモンド・にいな。ハーフでマセてる手ごわい奴だよ」
ハーフとマセてるのは関係あるのだろうか。
「で、俺は何をすればいいんだ?」
「僕の事前調査では、アイツはブラジャーを買いに来てるはずなんだ」
「お前変態だな」
「でね、おにいちゃんはアイツが更衣室に入ったらアイツの年を適当に上げ下げして欲しいんだよ」
無視か、聞いちゃいねえのか。
「入ったよ、さあ行って!」
一方的に進められた、じゃあ一丁やりますか。
見えてないから難しいけど、まずは少しずつ上げてみる。
「くっ、ふうっ、ああっ、きっつーっ」
効いてる効いてる。
シャアッ!
おもいっきりカーテンを開けるターゲット。もしやバレたか。
「ちょっと、店員さん!全然サイズ合ってないよ!」
店員って俺のことか、何この蝶展開。思わす監督にアイコンタクト。
・・・目でそのまま行けって言ってやがる。
「ハイタダイマー」
超裏声、俺スゲー。
「店員さん、全然サイズ合ってないんだけど?」
つまり上を着てない。15歳(推定)にしてボインボイン。
「おかしいですね、では計りなおします」
と、胸を鷲掴み。俺白々Cー。手甲ごしなのが残念。ついでにそのまま加齢
「お客様、どんどん大きくなってますよ?」
「ふぁっ、嘘っ、んんっ、ありえないわっ、ああっ」
「あり得ませんかね、ならそういたしますわ」
一気に減齢、6歳児ぐらい。
「これならそんなもの付けなくてよござんすですわ」
折角軽くなったのでぽーんと放ってやる。面倒かけさせた罰だもんね。楽しんだけど。
「嘘、ちっちゃい、嘘」
未だ状況をつかめてないにいな嬢。当然だ、つかめたらすげぇ。
そして気づくと何故か人だかりが。まあ確かに目立ちすぎたな、めくるめくエロマジックショー。すごい エロ ステージ。
とはいえ収集つかなくなるのでササっとにいなを元の大きさにしてムーンウォークでこの場を去ろうとして。
「すっごいです!感動しました!」
立ちはだかられる。振り向く俺。超ビビる。
「・・・えっ、しーなサン?」
急に出てきたあこがれの人に俺のココロは爆発寸前。
「えと、何故私の名前を?でもどうでもいいです!妹がおっきくなって、ちっちゃくなって」
えらいはしゃいでるご様子、おっきな瞳がカワイイ、ていうか妹?
・・・妹
M0)ヤハリソウイウコトカ!!!
繋がる瞬間、目覚める永遠。いままさにすべてが繋がりました。どうりでココロが反応すると思ったら、にいなはしーなサンの妹だった模様、それならしーなサンがココにいるのも納得だ。ていうか名字じゃなかったのね。
そうと決まればさっさとバレない内に撤収に限る。
「次回もまたみて下さいねー!ンガググ」
焦りすぎて噛んだ。しかもカツラまで取れた。
「・・・えっ、俺田くん?」
「ハハ」
「俺田くんの変態さん」
終わった、終わりやがった。
でも無情にも続くのだった。
ベルモンド・しーな。それが俺の好きな人の名前だ。っていうか昨日気づいた。
俺の隣の席の人。クラスは3年まで違ってた。恋したのは多分ベランダで風に吹かれるしーなサンを見てから。飛んでいきそうな雰囲気がよかった。
ふんわりした金髪、細いけど背はそんなに低くない。胸も小さいけどあの軽さなら十分許せる。
家柄は多分いい、黒塗りが迎えに来てたし。
いっつも笑顔、消しゴムも貸してくれる、ノートも見せてくれる、優しいいい子。
・・・でもそれも終わった、前話参照、やっぱ読まないで、泣くから。
あれから帰って弟をシバいて寝た。気持ちの上では平八を越えた、でもベッドで泣いた。あんなに泣いたのはゼノサーガEP2の限定フィギュアが恐ろしく怖かった時ぐらいだ。
学校には行った、机がちょっと離れてた、俺は今泣いていい。
肝心のしーなサンは、俺のことを見てくれない(気がする)話しかけても会話が少ない(気がする)笑顔もなんかひきつってる(気がする)もう駄目だ(気がする)。
だがしかし、当初の計画は良心の呵責なしで実行できる。
俺がこの手甲を手に入れて最初に考えたこと。
『幼女しーなサンお持ち帰りハァハァ』
今ならできる、俺の悲しみの息の根を止めれる、愛に焦がれた胸を貫ける。
大逆転勝利、我が軍は圧倒的じゃないか!
あっという間に放課後。
「しーなサン」
「うひゃぁぁぁぁぁ!」
めっちゃ驚かれた、声をかけただけなのに。泣きたい、頑張れ俺。
「な、何かなぁ俺田くん」
「たーっち!」
当然手甲、幼女完成。小脇に抱える。俺超逃げる。
だがしかし、俺はこの時気づかなければならなかった。この時しーなサンがコレ以上ないぐらいイキイキしていたことに。
走る走るマジ走る、俺すげえ速い、幼女抱えてるのに速い、むしろ幼女抱えてるから速い、この速さはV-MAX。背負えるか、エースの宿命。
芸術的な人間ドリフトをかましつつ、あっというまに我が家、そして倉。しーなサン投げる、扉閉める、鍵、閂、俺スゲー。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
息を整えながらチラ見、もう後には引けない。
キラキラキラキラ
なんだこのオーラ、こう言うときの雰囲気じゃないぞ。
「凄い凄いすっごぉぉぉぉぉい!!」
へっ?
「あの、しーなサン?」
様子がおかしい、何この展開。
「凄いよ俺田くん、もうびっくりです!手品じゃなかったんですね!」
「まぁ、超科学っていうか、不思議な道具で叶えてくれるっていうか、ていうか怖くないんですか?俺しーなサンを攫ったんですよ?」
「全然。だって俺田くん変態さんだけど怖くないですから」
やっぱ俺変態か、まあ確定だけど。あ、涙。私今泣いてるの?
「それに、私も結構変態サンなんですよ♪」
へっ、今なんて。うわ、眼前にしーなサン(幼女)速い、デキる!?
あっと言う間に押し倒される、流石俺喧嘩三級品。いやまて、幼女に負けたのか俺。
ぅゎょぅι゙ょっょぃ
「確認しますよ俺田くん、ココってだーれも来ませんよね?」
怖い、なんか怖い、好きな子なのに、エロいのに、幼女なのに。
頷く、ガクガク頷く。
「そ、よかった」
多分、猫に遊ばれる小動物はこんな気持ちだろう、向けられる好奇心がもはや物理的に痛い。
「じゃーあ、えっちなことしましょっ♪」
こっちの返答を待たずズボンを脱がしにかかる。ちなみに抱えてきた時点でしーなサンは全裸。
「わぁ、実物見るのは初めて。いただきまーす」
めしあがれ、と言わんばかりに俺のはビンビンだった。
「はむっ、んんっ、ちゅぱっ、やっぱりバナナとは違うなぁ、んちゅっ」
そりゃバナナには負けてられない。
「ていうかしーなサン、何でそんなにエロいんですか?」
射精てしまわないように話しかける、嫌われてないのは嬉しいけど、何故にそんなに達者ですか?
「あのね、俺田くん。私ね、俺田くんとえっちなことするのが夢だったの。ていうかむしろ好きです、俺田くん」
・・・嘘
w0)ウソダドンドコドーン!!!
「勿論、ずっと隠しておくつもりだったんだよ?でもね、俺田くんあんなことしちゃうような人だったし」
あんなこと、アレか、忘れて、頼むから。
「そのこと考えたら意識しちゃって、まともに顔見れなかったんだから」
「でも、俺田くんが積極的でびっくりしちゃた」
「まあアレは証拠隠滅といいますか出来心といいますか君をさらいたいといいますか」
好きです、が言えなかった、俺根性無し。
「うん、よく判らないけど、折角だから私に夢を見させてくれる?」
キュンと来た、ついでに出た、早くてごめんなさい。
「ふぁぁっ、熱ぅい・・・」
「ごめんねしーなサン」
素直になる、これが好きな人マジックか。
「ううん、いいの。もっとしよ?」
「じゃあ、もっと夢を見せてあげるよ」
流石に幼女のままでは性感が全然だろう。手甲に力を込める。
「あっ、ほんとに不思議だぁ」
約15歳、もっと早く出会えればって気持ちを込めた。
胸を優しく触る、夢みたいだ、好きな人と交われる。
「ふぁっ、俺田くんも上手いんだねぇっ、ああ、なんか不思議、んんっ」
気持ちが加速する、大好きが止まらない。下に手が延びる。
「ううんっ、優しく、してね?あああっ!」
感じる、しーなサンの暖かさ。今なら言える。
「あのね、しーなサン。」
「ふうっ、何?俺田くん」
「俺も、しーなサンが好きです。今朝も嫌われてないかって不安でした。だから攫いました」
「嬉しい、嬉しいよ俺田くんっ!」
あ、しーなサン泣いてる。多分俺はその十倍は泣いてる。
愛し続ける泣き虫二人、なんか不思議な感じ。
「じゃあ、入れるよ・・・」
この時をずっと待ってた。
ガタガタ
なんか嫌な予感が・・・
ズガーン!!!!!!!
「にーちゃん、裸の女の子連れ込んだってホント!!」
「弟作くんのおにいさん、うちのおねーちゃん知りませんか!っていうか好きです、付き合って下さい!」
「わぁぁぁ、弟!?」
「えっえっ、にいな!?」
大乱入、しまった、片づけ忘れたケミカルアンカーか!?
なぜか訳の判らないモブまで山ほど居て、もはや逃げられない。
「アハ、アハハハハ」
男を見せる時、なんだろうか。まあいい、とにかく収集だ。
「好き同士がえっちしてるんだ!お前等帰れぇっ!!」
「「いいわけねーだろっ!!!!!」」