「……う……うあ………うわあああああ!!!」
同じ夢を見て、いつものように起き上がる。
俺、藤村 尚(なお)は一週間前から同じことを繰り返している。
「はぁ‥はぁ‥はぁ……」
一週間前に友人といっしょに肝試しとして、夜の学校に行ったのがはじまりだった。
もともと、霊感が強かった事もあり、当たり前のように幽霊が見えていた。
そのときにとりつかれたと思う。いつもは幽霊がみえるのに、取り憑いた霊だけは見えなかったのだ。お祓いも何度かした。学校に供養もした。が、それにもかかわらず幽霊は離れようとしなかった。
そして新たに一週間が過ぎた。
また今日も同じ夢をみるのかと思っていた時、急に体が動かなくなってしまったのだ。
(オイオイ、今度は金縛りか〜)とか思いつつ、唯一動く目で脚の方を見ると、なにかが動いているのが見えた。
(ま、まさか、あの幽霊か?)
動くものは視線に気づいたのか、尚の顔を見た。
「………」
「…………」
「………………!?」 シュッ!!!
動くものが消えたと同時に金縛りも解けた。
尚は動くものの姿を思い出していた。
暗くてよくわからなかったが、女であり、制服を着て、眼鏡をかけていたことしかわからなかった。あとは、消える直前に見た顔が心なしか赤くなっていたことだ。
そんなことを考えてるうちに、眠ってしまった。
次の夜
(今度こそ正体を暴いてやる)
そして午前1時。
「!?」突然体が人形のように動かなくなってしまった。
そしてまた下半身で動く女の霊が現れた。
尚は金縛りをなんとか自力で解こうとしたがびくともしなかった。
そうこうしている隙に、女の霊はズボンとパンツを取り除き、尚のモノを取り出した。
そして大事そうに手に取ると、ゆっくり上下に擦っているのが見えた。
「………うあ、はっ‥あっ…あぁ‥」
尚も自慰は何度かしたこともあったが、今の行為はその何十倍の気持ちよさがあった。
「……はぁ、はっ…くっ…………ひぁ!!」突然ヌメッとした感覚が尚のモノに襲う。
「ピチャ…んん、あむ…ん」 「…くっ、あぁ‥はあ…やぁ」断続的にこの世のモノとは思えない快感が尚を襲い、段々と射精感が上がってきた。
「‥んん、はむん、あぁ」 ジュルジュルと唾液を絡ませ、冷たい指で袋を弄び、口内でピストンを繰り返す。
「‥‥あぁ!も、もう!で、出る!!!」
びゅっ、びゅく!
尚の精液は女の口に放たれた。
「ン、ゴクン!」女は出された精液を一滴残さず飲む。そしてまたがったと思えば、一気に尚のモノを秘部に入れた。
「はあぁぁぁん!………あぁん、あん、やぁん」
尚はあまりの気持ちよさに言葉を失い、快感に身を任せていた。
尚と女が限界に達するのに時間はかからなかった。
「あん、あん、あんん!はあん、んはぁー!」ビュクッビュク! 二回目にもかかわらず大量の精液を出した尚はそのまま気を失った。