今、おれの隣で寝ているのは幼馴染みのあき。こいつとは長いつきあいだ。
しかし昔から気が強く、何人の男がこいつに喧嘩で負けたことか。
いつも負けっぱなしのおれだが、今日は違った。
「あたしの勝ちー!何でも言うこと聞くんだからね!」「何でも言うこと聞きマス」
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しこしこ…寸止め。
「ねえ、入れてもいい?」
いつもなら駄目と言われるのだが
「…いいよ」
あきは服を脱いだ。低学年まではよく一緒に風呂に入ったりしていたが、
久しぶりに見ると昔とは違って少しだけ大人に近づいていた。
「…何でも言うこと聞いてよ」「うん…」
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あきはおれの上に乗って自ら腰を落とす。
「…っ」「…大丈夫?」「何言ってんの、あんたより強いんだから」
そして腰を動かす。駄目だ、もうイキそうだ。
「ふふっ、そんな顔しちゃってもうイキそうなの?あんた昔からヘタレよね」
この一言でおれの中で何かがはじけた。
おれだって、おれだって1人の男だ。負けっぱなしでいられるか!
「ち、ちょっと、勝手なことしないでよ!」
おれは起き上がり、ひっくり返した。逆転した。
あきの脚を開く。今度はおれが腰を動かす。
「…あたしをイカせてよ」
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「ふぁっ、もう、あたしぃ……っ、お、お願い、ぎゅうってしてぇ」
おれはあきの言うとおり、抱きしめた。
うーん。やっぱりツンデレはいいよねえ。