古くなった椅子を捨てたら女の子になって戻ってきた。
「お願いだから…捨てないで……」なんて泣きながら言うもんだから仕方なく今も使ってあげている。
僕はいつも四つんばいにさせた椅子に座っている。
女子中学生に人間椅子させているように見えるかもしれないけど椅子に座っているだけだから何もやましいことは無い。
「ほらほら、もっとがんばりなよ」
僕の重さに耐えてプルプル震える椅子のちいさなお尻をぺしぺしと叩いて励ましてあげる。
「は…はい…」
はいとは言うもののやはりその細い腕では辛いらしく、椅子の声は震えていた。
それから五分もしないうちに、椅子は腕から崩れてしまった。
「ご…ごめんなさい…ごめんなさい……」
捨てられるかもしれないという不安で椅子は泣き出してしまう。
そんな顔をされたらいじめたくなってしまう。
「泣いたって何にもならないだろ。ほら、早くお尻こっちに向けて」
「は……はい…」
僕の言うとおりに椅子はおずおずとお尻を突き出してきた。
恥ずかしいのか子犬みたいに震えている。椅子のくせに生意気な。
「あれ?なんか濡れてるね…接着剤が溶けてきちゃったのかな?」
すでにショーツの上からでも分かほどに濡れている椅子の秘所に触れる。
「違います…接着剤じゃないです………」
「じゃあなに?」」
「んっ…これは…その……これは…」
「舐めてみよう。そうしたら分かるかもしれない。」
ショーツをずらし、椅子にも聞こえるようぴちゃぴちゃと大きな音を立ててそこを舐め上げる。
「やっやだぁ…やめてぇ…あううぅううッ…」
「ん?おかしいな?舐めても舐めても奥からぬるぬるしたのがでてくるよ」
「あっ!あうぅっ…だ…だめぇ………」
気持ちよさそうな声をあげているくせになかなかどうして素直じゃない。ちょいと脅かしてやろう。
「そーかそーか。それじゃそんな椅子は捨てないとなぁ…」
秘所から口を離し、耳元で呟くと、椅子の身体から血の気が引いていく。
「そ…そんな…やだぁ…そんなの…やだぁ…」
「だってそうじゃないか。舐めることもできないような椅子はいらないよ」
好き好んで椅子を舐めるようなヤツはあまり見たことは無いが、当然僕の椅子はそんなことは知らない。
「さて…ゴミの日はいつだったかな?」
カレンダーを確認しに立ち上がろうとした僕の腕を椅子が掴む。
「なに?」
「………で」
「ん?聞こえないよ」
「捨てないで…お願いだから……もうやだ…あんな寂しいのもうやなの……だからだからぁ」
あーあ。本気で泣き出しちゃった。まぁ別に気にしないけどさ。
「仕方ないな…じゃあ続きするからこっちにお尻向けて。」
少し躊躇したが、それでも椅子はさっきと同じように四つんばいになりこっちにお尻を向けてくる。
僕は椅子のショーツを引きちぎり、秘所に中指を突きたてた。
「あっ…ああぅうう……」
「うん。やっぱり奥から出てきてるみたいだね…このぬるぬる」
愛液を掻き出すように指を激しく出し入れする。
「はっあっ…やあああっ!……んっ」
抜き出した中指を椅子の口に回し、舐めさせる。
「やっぱりね…奥から出てきてるみたいだし…釘でも打って終わりにしようか」
ちょっといじめすぎた気がしないでもないし、そろそろ終わりにしてあげよう。
ズボンから出した釘、こと僕のものを見て椅子がなにか言いたそうなので聞いてみた。
「えと…その…それ…釘?」
「う…うん…」
自分で言っといてアレだがこう訊かれると恥ずかしい。
「それ…画鋲…じゃないの?」
「やっああああぁあぁぁっ!!はっぁあ…やぁ…またぁ…」
椅子の中で抜かずに三回目の精を放つ。
「ゆっゆるしてぇ…も…やだぁ…しんじゃう…しんじゃうよぉ…」
泣き言を言っても許さない。今日は気絶するまでいじめてやることにした。
「駄目じゃないか。なに休んでるの?釘じゃなくて画鋲なんだからこれくらいじゃ終わらないよ。それとも捨てられたほうがいいの?」
ぐったりとしている椅子の身体を起こして腰の運動を再開する。
「やだ…すてられるのやだ……」
「じゃあもっとがんばらないとね」
「あっ!やっ、あああああぁぁあああっっ!!」
その後、椅子が十回目の絶頂とともに気絶してしまったので、今日はそこで勘弁してあげた。
椅子から抜いた僕のものも抜かずの5連戦はさすがにキツかったのか、ぐったりとしていた。
「……心配するな。お前は画鋲じゃない。」
どこぞのプロレスラーを真似て励ましてみると、むなしくて涙が出てきた。
どれもこれも全部椅子のせいだ。また明日もいじめてやる。絶対捨ててなんかやらん。
終