レミリア:紅魔館のお嬢様でヴァンパイア。  性格はわがままで高圧的。しかし、月の満ち欠けによっては性格が幼くなる。  
咲夜:紅魔館のメイド。レミリアの事を慕っているし愛しちゃってもいる。  
  しかし基本的には報われない幸薄の少女。時間を止める程度の能力がある。  
 
───レミリア(通常状態)───  
「咲夜、あなた本当に使えないメイドね」  
「も、申し訳ございませんでした…レミリア様……」  
「罰として、今日の3時のおやつはあなたの血にするわ。  
ケーキにもあなたの血を混ぜておいて頂戴」「……はい」  
──うう。また今日も貧血だわ……  
 
───れみりゃ(ロリ状態)───  
──ぱたぱたぱた。  
「さくや〜、今日は魔理沙のところへいくの〜?」  
「行きません。今日は私はれみりゃ様と一日中一緒です!」  
 
そう。  
今日はレミリア様がれみりゃ状態になる素晴らしき日。  
あんな白黒魔女との約束なんてどーでもいい。  
──生クリームみたいなれみりゃ様をぎゅーっと抱き締める。  
好き好き好き好き愛してる愛してる愛してる……  
 
「さくやぁ? なんで泣きそうなの?」  
「……ゃ……私、嬉しくて、本当にれみりゃ様が、好きでよかった……」  
「さくやぁ…」  
れみりゃ様は私の胸にお顔を埋めて言いました。  
「れみりゃも、さくやが好き。さくやと一緒にいて、うれしいよ」  
 
──あっ! やべ!  
私、ものすごく、れみりゃ様を、犯したい……!  
 
「咲夜。そういうの、良くないと思うぜ」  
 
後ろから魔理沙の声がした。  
 
「れみりゃとレミリアは違うんだ。れみりゃを溺愛すんのはレミリアに良くないぜ。  
っていうか、普通に約束やぶりやがったな」  
「帰れ。私はれみりゃ様のお世話をします」  
「帰らないぜ。ていうか、わざわざ迎えに来たのに『帰れ』って、おい……」  
 
──れみりゃ様。  
ああ、可愛すぎるれみりゃ様。  
ここは、ここは本当にひどい世界です……。  
でも、私とれみりゃ様の障害になるものは、全て排除いたしますから。それがメイドの仕事……!  
この命、たとえ燃え尽きても、れみりゃ様を必ずお守りいたします……!  
 

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