幼電子砲  
加電粒子砲  
 
 
照射時間に応じて対象の年齢が変化。  
 
そして、ごめん手が滑った、とか言いながら女助手に照射するわけだな  
 
そしてブチ切れる助手に、  
 
「お前はいくつになっても可愛いよ」  
 
と言うと、  
 
「な、なに言ってんの……」  
 
と頬を赤くして困りながら怒るのだった。  
つやつやと漆黒に輝くキューティクルな頭を撫で撫でする。  
「……やめてよ…、犬じゃないんだから……」  
嫌そうにつぶやくが、小さな耳が赤く発熱しており、まんざらでもなさそうだ。  
 
撫で撫で  
 撫で撫で  
 
「……博士の、ばか……」  
 
撫で撫で  
 撫で撫で  
 
「はかせの……おとうさんの……ばかぁ……」  
「え!?」  
 
全身の細胞がめくれあがるような激しい慟哭。  
もしや、こいつは……  
 
「お、お前、あいつの……?」  
「そうだよ…。おとうさん」  
 

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