私の名前は藤村香織。  
ある国立大学に通う至って普通の大学2年生だった。  
そう、昨日までは…。  
 
私は自分の生活費を稼ぐため週に4回家庭教師のアルバイトをしている。  
そのうち1回は塾の生徒の自宅に伺って勉強を教えていたりする。  
その子は美保ちゃんっていう中学1年生の女の子で、成績は悪くないんだけどあまり勉強に興味がないのか  
いつもゲームばかりしていたから困った母親が家庭教師を呼んだ事から私との関係が始まったのだ。  
 
昨日もいつもの様に彼女の家に行ったのだが、まだ彼女が帰ってきていなかった為私は暫くの間待つことになった。  
美保ちゃんは今時の女の子にしては珍しくあまりおしゃれとかに無頓着で、部屋の中も専らゲーム関係の本やソフトが  
きれいに並んでいた。  
私もあまりそういう事をした事が無かったので却って新鮮な雰囲気を味わう事が出来たのだが。  
 
15分ほど待っただろうか。  
美保ちゃんの声と、階段の上がる音から彼女が学校から戻ってきた事が分かった。  
そして彼女の姿を見た時、何故か私の心臓の鼓動が大きくなった。  
 
いつもは私服姿で私と一緒に勉強する彼女。  
ところが今回の姿は学校の制服を着ている彼女だった。  
 
長い黒髪が背中まで伸びており、着ている紺のブレザーと合っている。  
同じく紺のスカート、白いブラウスに赤いリボンを留めてブレザーの胸ポケットには彼女の名札が付いていた。  
その姿に私は一瞬言葉を失った。  
 
すごく可愛くて愛しい、そう思ってしまったのだ。  
 
勉強が始まって暫くして、彼女が部屋のカーテンを閉めて一瞬部屋の中が真っ暗になった時、私はその身体を  
押し倒して抱きしめたい、襲いたい。  
そんな気持ちが心の中を支配していたのだ。  
 
そう、私はこの年になって恋をしてしまったのだ。  
 
 
「香織〜。どうしたの、ぼーっとしちゃって」  
大学の食堂で私は友人の頼子と昼食を取っていた。  
「…え?ああ、ごめんごめん」  
「まぁあんたのぼーっとする癖は今に始まった事じゃないけどね」  
彼女の言葉に私は慌てて自分の箸を動かす。  
「そういえば、あたしも最近何かと物入りでお金なくて…。そうだ、確かあんた家庭教師のバイトやってたわよね?  
やっぱ時給いいの?」  
私の顔に至近距離まで身体ごと乗り出す頼子。  
「んー、そこそこよ。でも頑張れば結構な稼げるバイトかも」  
「なるほど〜。家庭教師って言うからには相手はやっぱ中学生?それとも高校生?」  
次から次へと矢継ぎ早に質問を浴びせてくる彼女。  
「私の教えてる子はみんな中学生で、殆どの生徒は個別指導塾で教えて、1人だけ自宅まで伺って教えてる」  
自分の言葉に不意に美保ちゃんの姿を想像する私。  
また心臓の音がひとつ早くなる。  
「中学生か〜…。格好いい男の子とかいないの?『お姉さん、僕にいけない授業を教えてください』とか…!」  
「頼子…そんな事したら犯罪じゃない…」  
私はため息をついて彼女に話しかける。  
 
そう、いくら可愛くても、抱きしめたいほど愛くるしい姿をしていても。  
そんな事をすれば間違いなく大問題になる。  
私のため息にはそんな思いが混ざっていたのかもしれない。  
 
「まぁそんなよこしまな事考えてるようじゃ駄目ね、ごちそう様」  
私はそう言って自分の食器をそそくさと片付け始める。  
「ちぇー…」  
不満たっぷりの彼女を尻目に私はそのまま足を進めるのであった。  
 
実はあの後、美保ちゃんに「母親から叱られたから来週からはもっと遅く来てください」と言われてしまった。  
ああ、もう彼女の制服姿は見れないのか…。  
そう思いつつも彼女の家に向かう私。  
 
「今晩はー」  
いつもの様に彼女の家の玄関に上がり込み、そのまま2階の部屋に入る。  
「先生、こんばんは」  
私はその姿を見て驚いた。  
何とこの前の制服姿で椅子に座っていたのだ。  
「あ、あれ?美保ちゃん、今日も制服のままなんだ」  
「うん、さっき帰って来たばかりだったから」  
その姿に私の心が再び暴れ出す。  
(ああ神様、ありがとう…!)  
別に信者でもないけれど今回ばかりは神様にお祈りしたい気分だった。  
 
「取りあえず、この前のテストがあんまり良くなかったみたいだからそれの復習と少し先に進むね」  
教科書を広げ、私は彼女にいろいろとポイントを指摘したりする。  
それでも私の視線は彼女の方ばかり向いていた。  
たまに彼女が見せる自分の髪の毛をいじる癖とか、ちょっと考えている時につくため息とか。  
この前まで何も気にしていなかった事が今は私の心をくすぐる。  
 
そして休憩時間。  
「先生、お茶いれますね」  
彼女がティーポットを持ってカップにお茶を注ごうとするのを私が制する。  
「あぁ、いいから。私が入れるわよ」  
その時に私はさりげなく彼女の手に触れた。  
その瞬間私の身体がかぁっ、と熱くなる。  
やばい。顔が赤くなっているのに気づかれる…!  
慌てて私はカップの紅茶を一気に飲み干そうとした。  
 
そこで気づいた、私は猫舌だったという事に。  
 
「あち、あちちっ!」  
私は熱さのあまり驚いてしまい、思わずカップを放す。  
カップは私の膝の上に中身を撒き散らし足元に落ちた。  
幸い床は絨毯だった為割れずには済んだのだが。  
「先生、大丈夫!?」  
美保ちゃんはそう言うと立ち上がってブレザーのポケットからハンカチを取り出し、私の膝の上にこぼれた紅茶を拭き取っていく。  
「やけどしてないですか?」  
私のスカートの汚れを拭きながら私の顔をじっと心配そうに見つめる美保ちゃん。  
「だ、大丈夫…。ごめんね、ありがとう」  
彼女の小さい手が私の上で動いている。  
布越しから彼女の体温が伝わり、その度に身体に電流が走るような感覚に襲われる。  
彼女の息遣いが私の耳の中に入ってくる度に、このまま押し倒して制服ごと彼女を犯してしまいたい衝動が湧き起こる。  
「…スカート、染みになってないといいですけど」  
彼女の言葉ではっと意識が戻る。  
「あ、ああ…気にしなくていいよ、帰ってから洗濯するし」  
私はその衝動を抑えるので精一杯だった。  
 
家に帰って私は久しぶりに自分を慰めた。  
中学生に、それも自分の教え子に対してこんな気持ちになるのはある意味罪悪感を感じてしまう。  
それでも私の指は秘所を愛撫するのを止めようとはしない。  
そして私は今日の彼女の仕草のひとつひとつを思い浮かべながら切なさと心の葛藤を感じながら絶頂を迎えてしまったのだ。  
頬を私の瞳から湧き出る涙で濡らしながら…。  
 

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