「ねー、遊ぼうよー」  
そういいながら俺の服の襟を思い切り引っ張っているのは  
俺の幼馴染でもあり、羊人(ヒツジビト)でもある女の子、ミリーだ。  
狼人(オオカミビト)である俺と幼馴染というのもどこか変だと思うだろうが、  
捕食関係にあるのはあくまで『羊』と『狼』なのであって、  
羊人と狼人はそんな恐ろしい関係では繋がってはいない。  
ただ、彼らの不得意な狩りを俺達がやり、俺達の不得意な植物関係の事を  
彼らがやる。そういうギブアンドテイクの関係上、一緒に群落を作っているのだ。  
「オジロー・・・次郎ー」  
「次郎言うな」  
そう言って、俺より少し低いミリーの頭を軽く叩いた。  
長い狩り遠征から帰ってきたばかりで、疲れているのだ。もはやツッコミさえも、  
面倒臭い。ミリーは、俺が帰ってきてからずっとこの調子で、いまだに自分の家にさえ  
辿り着けない。  
 
1年近い遠征から帰って久方ぶりに彼女を見たときは、数秒の間  
見惚れてしまった。いつの間にか、仲の良かった少女から、華のある、一人の女性になっていた。  
第一声で「・・・遅いよ」なんて腕の中で、おまけに目を潤ませた状態で言われた時は、  
自分を抑えるのに必死だった。それほど、綺麗で、可愛いかった。  
しばらく小さな嗚咽が聞こえてはいたが、直に1年前の調子に戻った。  
相変わらずなのが、嬉しくもあり悲しくもあり。  
そして、なんとか漕ぎ着けた、家路。  
「頼むから、今日は寝かせてくれ」  
「やだ」  
「・・・お前の仕事は?(主に果実の収穫だ)」  
「終わってる」  
「家で遊んでいいから、俺、寝てていいか?」  
「駄目」  
こんなやりとりを数回繰り返して、結局は俺が折れた。  
ミリーは、「やった。早く行こ」と、嬉しそうに俺の腕を引っ張って、  
今にも走り出しそうになっている。  
ミリーに引っ張られるまま、最終的には走って帰って来る事になった。  
1年ぶりの我が家だ。  
 
一人暮らしの家は、決して小さくは無く、  
俺とミリーが余裕で入れるほど、広かった。  
「何しよっかー」と言いながら、ミリーは人の家を漁って行く。  
まさに、勝手知ったる他人の家。  
 
それを横目に見ながら、布団を出してそこに寝転ぶ。  
両の手を頭の後ろで組んで、何気なく天井を見上げる。  
ふと、1年も宿主の居なかった家に、蜘蛛の巣一つ無いことに気がついた。  
よくよく見れば、本棚も、台所も、遠征に行く前・・・  
むしろそれよりも綺麗になっていることに気付いた。  
 
「ミリー。お前、家掃除しといてくれたのか?」  
ミリーの方を向いてそう聞くと  
「え、あ、うん。えと、あ、ほら。仕事終わってから暇だったし?」  
と、ミリーが明後日の方を向いて答えた。  
顔を背ける直前に見えた顔は、真っ赤だった。  
その反応があまりに可愛くて、またその行為が嬉しくて、  
体が熱くなって来たのが自分でもわかった。  
自分を抑えていることを誤魔化そうとして思い切り笑ったのがいけなかった。  
笑うなー!と顔を真っ赤にして怒りながら、  
ミリーが俺の方へ、布団の方へやって来たのだ。  
今、来られると、非常にまずい。自分を抑えられる自信が無い。  
頼むから、一歩手前で止まってくれ。  
 
「・・・寂しかったんだから」  
 
O U T  
 
伸ばしてきた腕をぐいと引っ張って抱き寄せ、体を入れ替えるように  
して布団に押し倒し、そのまま驚いた表情のミリーの唇を奪った。  
「んっ!・・・ちょっ、ちょっと」  
胸板を思い切り押されてしかたなく唇を開放し、上気した顔を見下ろす。  
「いや?」  
「い、いやじゃないけど・・・って何言わせて」  
それだけ聞ければ十分だった。上げた顔をまた下ろして、唇を塞ぐ。  
また抵抗してきたけれど、今度は離さないで  
舌で唇を割って入り歯列をなぞる。  
それだけで、もうミリーの顔は真っ赤だった。緩んだ歯列の内側に  
舌を滑り込ませる。  
「んふっ・・・ふぁっ・・・」  
舌と舌を絡ませてやると、唇と唇の間から小さな声が漏れてきた。  
その声が変にいやらしい感じがして、舌を開放して虐めてみたくなる。  
「ふぅ・・・、気持ち良さそうだな」  
「なっ、そん・・・なっ・・・事な、い」  
「そうか」それじゃぁ、しょうがない。と言って、  
シャツの裾から手を滑り込ませて、滑らかな肌を撫でる様に胸まで滑らせた。  
「暖かいな」  
「ひゃっ・・・だめ、冷たっ・・・ふあっ!」  
言葉を遮って、さすがにまだ発育途中の小振りの胸を、  
手で包み込んで優しく揉んでみる。  
「あっ、ふっ、くすぐった・・・い・・・んっ」  
指先で胸の小さな突起を弄るたび、くすぐったそうに体をよじる。  
 
その仕草が、また可愛いのなんのってもう。乳首までそっと  
顔を近づけてみるが、気付く様子も無い。そのまま、可愛い突起を  
ぱくっと咥えてみた。  
「ふゃぁぁっ!」  
どうもこれが気持ち良い様で、これまでで一番大きな声を上げてくれた。  
そのまま、ぴちゃぴちゃと音を立てて突起を舐めていると、  
喘ぎ声が大きくなってくるに連れて段々と大きくなってきた。  
俺自身はもう、痛いほど大きくなっていた。  
「あっ、ひゃっ、んぁ・・・ふっ・・・!」  
片方の手で胸を弄りながら、空いた手をパンツの内側に入れ、  
太腿を撫でるようにすすす・・・と滑らせていく。  
そして、恥丘を下着越しにゆっくりと擦る。  
「えっ!?・・・っあん・・・んっあ」  
一段と大きくなった喘ぎ声についつい頬が緩んでしまう。  
しかし、それにしても・・・  
「感じやすいな・・・」  
「なぁっ、なに言って、ひゃっ、んっ!」  
「下着、もう意味成して無いぜ?」  
本当に、とろとろの愛液でぐっしょりと濡れてしまって、その向こうの  
生い茂る産毛のような恥毛がうっすらと見えてしまう。  
「んっ、あっ・・・ん、もう、ばかあ」  
ぐしょぐしょの下着を膝辺りまで下ろして、愛液の溢れて来る割れ目に、  
そっと指を這わせてみた。  
「ぁっ!駄目っ、だめぇ・・・んふっ、ぁん」  
毛に包まれた両耳と、力なく倒していた尻尾が、一瞬ピンと張った。  
指に少し力を入れただけで、ぬぷっという厭らしい音を出して、  
簡単に秘裂が指を飲み込んでしまう。  
「やらしいなあ・・・うわっ、あったけぇ」  
「はうっ・・・あふっ、ん、やあ・・・ふぁ・・・!」  
くちゃくちゃとわざと水音を立てて、指を回すようにして  
どんどん中に入っていく。1本しか入れていない指もきゅうきゅうに  
締め付けられている。入っていくうち、なにかに当たって指が止まる。  
 
「きゃ、ゃぁっ・・・!」  
良いタイミングでミリーの体が跳ね上がって、  
その拍子に指がなにかを貫通してしまった。  
「あ・・・」  
「ふぁっ!いたっ、い・・・!」  
「え!?あ、わ、悪い」  
そう言って、慌てて指を抜こうとしたのがまずかったのか。  
抜こうとした指が、ミリーの一番敏感な所を勢いよく刺激してしまって。  
さらに慌てたものだから入り口の所でも変に引っかかってしまって。  
「ふえっ!?っあふぇ、オジ、ロッッ・・・!!」  
「あ・・・」  
急に敏感な所を攻められたミリーはイってしまったようで。  
まだひくひくと指を締め付けてくる秘部からゆっくりと指を抜くと、  
こぷっという音と同時に、愛液がじわりと沸いて来た。  
「気ぃ失っちゃったか・・・」  
ミリーは、小さな寝息を立ててぐっすり寝ている。  
やはり、初めての行為(途中というか片方というか)だけに相当疲れたのだろう。  
自分の昂ぶった分身を見て、小さく頭を振って溜息を吐いた。  
「まあ、我慢は慣れたからいいんだけどなあ」  
あの笑顔を見る度、腕に、背中に抱き疲れる度、そのつど己を抑えてきたのだ。  
うまくいかない事にもなんだか慣れてしまった自分が居た。  
初めてなのにあまり無理をさせるのも悪い気がするし。  
「・・・寝よう」  
借りを作っておくのも良い。  
また、俺が元気な時に遊ばせてもらうとしよう。  
自然に顔に出てきた笑みを、ミリーが見たら怒るだろう。  
そう考えながら、ミリーに布団を掛けてやり、近くのソファーに  
横たわってゆっくりと目を閉じた。  
 
オジロ我慢の事 完  
 

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