「こんな可愛い娘ホントに使っていいのかしら?まぁいいのわよね」  
(誰だろう…話し声がする…あれ?わたし…学校を出て…)  
 
「あら、目を覚ましたみたいね」  
「お姉さん誰?」  
彼女は目を覚ますとそこには薄暗い六畳くらいの部屋が広がっていた  
「実験体に答える義務はないけど、お姉さん優しいから教えてあげるね。私は山里理恵。ここの研究員よ」  
と白衣を着た二十代くらいの女の人が答えた  
「え?実験体?あ!えっ!?」  
ぼんやりした頭がようやく今の状況に気が付く  
今自分は全裸で大の字に磔にされていることに  
「知らなくてもいいことよ。そして十字架は今日がクリスマスだから。」  
「お、思い出した。私部活の帰りに変な人たちに捕まって、そして…」  
「ここにつれてこられた。つまりあなた実験体なの。川上結香(ゆか)。年令十五才。メス。身長155cm45kgこれがあなたのデーターね。」  
「じ、実験体…メスって…」  
体重を言い当てられたことよりもメスと呼ばれ人間扱いをされていないことに傷つく  
「実験体なんだから当たり前でしょ。それじゃさっさと実験はじめようかしら。せっかくクリスマス返上でやってるんだから」  
そういうと彼女は注射器と細い金属の管のようなものを持ち出した  
「な、なにをするの?」  
理恵は無言で作業を続ける  
 
「こたえてよ」  
「言ったでしょ?いちいち実験体に答える義務はないのよ」  
そういうと彼女は彼女の首筋に注射を打つ  
「いやっ!なにをうったの!?」  
依然黙々と作業を続ける理恵  
「ふふ…準備が整ったわお姉さん優しいからこれからやることだけは説明してあげる。ふふ…耳ふさいでおいたほうがいいかもね…」  
そういって不適な笑みを浮かべる理恵  
「え…?」  
ふさぎたくてもふさげない  
「さっき打った注射は排卵を促すためのものよ。いまからあなたに触手の種を植え付けるの。処女のままね。ふふ…  
つまり聖母マリアみたいに、処女のまま妊娠して子供を産むのよ。ただし、触手のね。ここはUMAの研究施設の触手部の繁殖課よ。たくさん産んでね。ふふ…」  
「ちょっとまっ…」  
実験体がすべて言う前に理恵が実験体の秘部に金属の細い管を挿入する  
「ひっ、いやっ」  
暴れようにも両足はがっちりと固定されていてぴくりとも動かない  
冷たい感覚が体を貫いていく  
「触手達のなかに実験体を放り込めば二、三日後には妊娠してるけど、たまにはこういうのもいいよね」  
鼻歌混じりで理恵は実験体に管を挿入していく  
しかしその手つきは処女を傷つけまいと慎重である  
「ひぃ、ぐぅ、いやぁやめてよぅ」  
半べそになって哀願するも理恵には届かない  
「こんなもんかしら。じゃそろそろ精液を入れますか」  
子宮口の辺りまで挿入し、準備を整え、理恵はポンプからのびるチューブに金属の管をつなげポンプのスイッチを入れた  
 
カチッ  
ブブブブ…  
不気味な振動音とともにタンクに目一杯貯まった触手の精液を汲み上げ、実験体の汚れなき子宮にぶちまける  
「い、いやぁやめて抜いてよいやあぁぁぁ!!!」  
小さな実験室に少女の悲鳴がこだまする  
「大丈夫よ採れたてだから。安心して孕んでね。それからいろんな触手が交ざってるからね」  
「うぐぅ、あ、あついよおぉぉ!!」  
細い金属の管から放たれる精液の水圧はすさまじいものがあった。  
「用事思い出したわ。ちょっと待っててね。」  
「いや!いかないで!」  
めのまえのポリタンクに満パンまで詰まった精液に恐れ、必死に呼び止める  
「大丈夫よ。空になるまで止まらないから」  
そういって理恵はこちらをみてにこっと笑い部屋を出た  
かわって実験体の顔は青ざめていた  
「う、うそ。まだ半分どころか四分の一も入ってない」  
しかし実験体は腹部の圧迫感がどんどん増していることに恐怖した  
「あの、ポリタンクの中身が全部お腹に入ったらわたし…」  
多少太ももを伝って精液が流れでているとはいえ処女であるのとただでさえ狭い膣口は金属の管でふさがれ、さらに粘度の高い触手の精液が流れ出るのはごくわずかである  
彼女はその恐怖と増す腹部の圧迫感で耐えきれず失禁した  
また子宮のなかではすでに新たな生命が生まれていた。大量の精液がたった一個の卵子を一斉に犯し、受精し精液で満たされた子宮をくだって着床し、分裂をはじめていた。  
 
精液を実験体のなかに注入しはじめて十分がたった。腹部が膨れだし、流れ出る精液の量が増えた  
「く、くるしぃよぉ」  
実験体の悲痛な叫びが聞こえる  
実験体はすでに涙を流していた  
わざと出ていったのかそれともたまたまなのか。  
今の実験体にはそんなことどうでもよかった  
一秒でも早く戻ってきてこの装置を止めてほしかった  
しかし、徐々にそんなことを考えている余裕がなくなってきた  
腹部の苦しみのせいなのか、異様に体がうずくのである  
まるで自慰をしているときのような甘く切ない気持ち  
「はぁはぁ…」  
息遣いが荒くなり鼓動が早くなる  
「うぅ、な、なんでよ」  
体が疼き、陰部に手を伸ばそうとするも鎖にはばまれる  
「だ、だれかぁ! はぁはぁ」  
 
三十分後  
実験体の腹部はかなり膨れ、妊婦と見紛うほどであった  
「うぅぐぅ」  
実験体がくるしそうなうめき声をあげる  
実験体の下には流れ出た精液と実験体が垂れ流した尿の水溜まりが広がっていた  
ガチャ  
そのときドアが開き理恵があらわれた  
「いや〜まいったまいった。他の実験体が産卵日だったなんて」  
産卵という単語を気にもせず実験体は理恵に救済を求める  
「お、お願いしますぅ。はぁはぁ…片手でいいので外してくださいっ!」  
「いやよ。逃げられたらどうするのよ」  
間髪入れずに理恵がかえす  
「絶対逃げませんから。体の疼きが止まらないんです!」  
管を抜く事よりも体の疼きをさきに訴える  
「…」  
理恵は無視を決め込み、黙って椅子に座る  
「おねがいします。何でも言うことききますから」  
泣きながら懇願する  
「…」  
 
ピーピー  
その時だった装置のポンプのアラームが鳴った  
タンクが空になっていた  
「お、ちょうど終わった」  
そういうと彼女は実験体から金属の管を抜き取った  
「ひゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」  
実験体はそれだけのことで盛大に潮を吹いた  
その潮は理恵の顔に掛かった  
「うわっ!?なに!?この実験体のくせに!汚いわね!」  
ハンカチを取り出して顔を拭く  
「はぁはぁ…」  
ようやくイケたことで理恵の顔はとろけきっていた  
金属の管を抜かれた膣口からはだらだらと精液が流れ出ていた  
「どうしてくれようかしら。そうだわ。あなたのアナルヴァージンをいただこうかしら。前はとっておかないとね。ふふ…それにどうせ触手に奪われるんだしね」  
そういうと理恵は彼女をベットにM字開脚の状態にして拘束し、腹を脱ぎ、自分の方だけローションを塗りディルドを装着する  
「うくぅ…これでよしと」  
「はへぇ?」  
実験体の頭のなかでは今自分の身に何が起ころうとしているのかまったくわからない  
触手の精液の媚薬分で頭がとろけきってしまっている  
 
「いくわよ…それっ!」  
ズンッ!  
メリメリっと言う音とともに実験体の腸内に極太のディルドが侵入していく  
無論ローションも何も付けていない  
「ひぎいぃっ!?」  
「どう?気持ちいい?」  
三分の一くらいまで入り、そのディルドで圧迫される分膣口から先ほど注入した触手の精液が勢い良く飛び出る  
「あひぃ!?ひあっ!?うぐぅ」  
痛みと快楽の間をさまよう  
理恵が一気に根元までブチ込む  
「あはw全部入っちゃった」  
「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
痛烈な叫び声が小さな部屋にこだまする  
理恵がピストン運動を開始すると、根元まで入れると膣口から精液が吹き出る  
そのたびに理恵の腹部を精液が汚す  
「ふふ…気持ちいい?」  
「あひぃ!あふぅ!はぁはぁ…いくぅいっちゃうぅぅぅ!!!」  
実験体は体を反らして快楽を享受する  
「ふふ…わ、わたしもっ…っくふぅっ!」理恵も大きく体を反らしてイった  
「派手にイったわね」  
実験体はドロドロと膣口から精液を垂れ流し、口を開いてぐったりしていた  
理恵自身も膣口から蜜を垂らしていた  
「ふふ…かわいいわね」  
実験体の腹部の膨らみは多少退いたもののまだまだ妊婦腹である  
理恵は彼女をベッドに寝かせ改めて拘束して部屋を出た  
しかし理恵はまさか自分も実験体になるとはこの時想像もしていなかった  
 
数週間後  
 
理恵の体に変化が起こった  
食べたものをすぐに吐き、酸っぱいものが無性に食べたくなった  
理恵は顔が青ざめた  
「ま、まさか…」  
最近は人間の男と関係を持ったことはない  
 
「おめでとうございます」  
恐くなった理恵は急いで病院へ行き最悪の一言を耳にする  
彼女は想定外のミスを犯してた  
それはあのとき実験体から吹き出た精液がディルドを伝って彼女の膣内に侵入して卵子を犯し受精していたのである  
想像以上に触手の精子の耐久性は強かったのである  
今研究所に戻れば確実に実験体にされる  
研究所にはよく触手に孕まされた女性が運ばれることは日常茶飯事だった  
しかしこんなものどこの病院で産めばいいのか検討もつかない  
病院の帰り道、必死に思考をめぐらせる  
が、時すでに遅く、その帰り道理恵は連れ去られた  
 
「あれ?これ理恵先輩じゃないっすか?」  
「ほんとだ。理恵先輩だぁ」  
「うぅ…」  
周りの声に目を覚ます理恵  
「ひっ!いやぁっ!」  
やはり全裸でベッドに拘束されている  
「先輩は気が狂ってないみたいだなあ」  
「ほんとだ。ちゃんと意識を保ってる」  
「触手に犯されて自ら病院を訪ねるなんて」  
「ち、ちがう。触手には犯されてないの。だから助けて。おねがいよ」  
「先輩、地下室に実験体の中の可愛い子を勝手に集めて孕ましてたでしょ?その罰が当たったんですよ。」  
「うぅ…」  
何も言い返せない  
実験体として上が捕まえてきた人間を先に保管室に忍び込んで盗んでいたことは事実である  
さらにそれを実験には関係ないことつかっていたことも  
「しかし、先輩みたいに気が狂わずに受精するケースは稀だ。これはいい実験体が手に入った」  
「まったくだ。」  
「お願い!助けて!」  
「先輩いつも言っていたじゃないすっか実験体のくせに″」  
理恵の目の前が真っ暗になった  
 
 
数ヵ月後  
ぬちゃくちゃ  
地下室から淫らな音が聞こえる  
その六畳の部屋のベッドの上では二人の女性がディープキスを繰り広げていた  
「くはぁぁ理恵ちゃん気持ちいいよぉ」  
「結香ちゃん はぁはぁ…」  
絡めあう二人の舌の先は唾液の糸で結ばれている  
その部屋にはどのアングルからもとれるように高性能なハイビジョン隠しカメラが無数に設置され、処女のまま触手を出産という瞬間を今か今かと待ちわびていた  
「あはっ、いまお腹の中で動いたぁ」  
「結香ちゃんも?」  
彼女達の腹部は妊婦よりも二周りほど大きな腹をしていた  
乳房はスイカのようにふくれ、パンパンに張って授乳の瞬間に備える  
「そろそろだね。理恵ちゃん」  
「うん」  
 
触手部繁殖課  
「先輩とこの娘どっちが先に産むか賭けません?」  
「俺先輩」「私も〜」「俺はこの娘」  
「しっかし先輩も堕ちましたねぇ」  
「淫毒にやられてないけど、一緒にいるうちに同調しちゃったのかな?」  
「それより処女出産なんて先輩もエグイ事考えますねぇ」  
「ホント同じ女性として信じがたいな」  
「え?どうしてですか?」  
「なんだおまえ女のくせにしらんのか」  
「知りませんけど、女のくせにとかセクハラで訴えますよ!?」  
「おーこわ」  
「あのね、触手は孕ませるとき一番太い触手をつかって先に拡張しておくんだよ。じゃないと、産道が狭すぎるんだよ。そうやって拡張されても産むときはかなり苦しそうだよ」  
「ふーん」  
「オマエも先輩の二の舞踏まないよう気を付けろよ」  
「って言うか先輩もあんまり拡張されてないんじゃ…」  
「ひぐぅ」  
ディスプレイの向こうで結香が産気づく  
「おっと始まったぞ」  
「録画録画」  
 
「結香ちゃん!頑張って!」  
「ひぃ、いやぁ痛いぃ」  
腹の中で触手が暴れ回る  
そして  
ズリュッ!  
「イギャァァァァァァァァァ」  
結香の陰部から触手が飛び出す 
あっけない処女喪失  
しかし触手はその程度ではとまらない  
さらにもう一本の触手が子宮口と膣を内側から貫く  
「いやあぁぁぁぁぁぁぁ」  
膣口からは二本の触手が飛び出し、膣口を横に広げる  
「ひぃ、あひぃ、うくぅ」  
喘ぎ声をあげる結香  
さらに広げてスペースのできた膣口からさらに二本の触手が飛び出し上下左右に一気に広げ、自分の這い出るスペースを確保する  
「かはぁ」  
激しい下腹部の圧迫感から息も絶え絶えになる  
そしてズルリと一気に子宮から外界へ這い出る  
「あひぃぃぃぃ」  
その瞬間結香は膣で初めて絶頂をむかえる  
「結香ちゃんおめでとう」  
理恵が祝福する  
しかし結香の腹の中にはまだ何匹か触手が蠢いている  
生まれたての触手が山のような腹部を乗り越え乳房に吸い付く  
「ひくぅ!?うひゃおっぱいがすわれてりゅ」  
第一子を産んだのと絶頂を迎えたことにより舌がまわらない  
理恵と飲みっこしたことは何回もあるが、その時とはまた違った感覚である  
しかしそんな一時的な安らぎも第二子が這い出し始めることによって中断される  
 
第二子は第一子と異なり芋虫のような形をしたもので一気に這い出ようとするもその太さは2Lペットボトルよりも太い  
「うがぁ はぁはぁ がんばってぇ」  
子供を応援する余裕も出てきた  
第一子が広げたとはいえ通りそうもない  
しかし結香は自らの手で膣口をガバッと広げる  
しかし子供は力ずくで中からぐいぐい広げる  
「がはぁひぃ」  
自分で広げているとはいえその苦しさははかりしえない  
そのころ理恵も産気づき、同じく出産を開始する。  
「ひやぁぁぁぁぁぁ」  
結香から芋虫の形をした生物が完全に姿を現した  
結香の膣口は広がりきり、三匹目は何もなかったかのようにズルリと這い出た  
理恵も同じく無事出産を終え、二匹の子供に母乳を与える  
腹部はもとの大きさを取り戻したものの、その乳房はスイカのままでミルクを垂れ流し、それに子供たちが群がっている。陰部は子宮の底まで手を突っ込めるほど広がりきり、人間の子供を産めるのか心配なほどである。  
いや、彼女達はもう人間の子供なんて産もうとも思わないであろう  
触手というオスとともに生涯を過ごすであろう  
なぜならすでに彼女達の体内には次の子供たちが宿っているから…  
 

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