その領主は狂っていると評判だった。  
仕事は処刑。拷問。  
けれど誰も止められなかった。  
女子供を犠牲にされた幾人かが、反旗を翻したが、  
翌日城下に死体がつるされた。  
 
そんな領主が触手溜めという異国文化を耳にした。  
領主は早速、美しいガラスの壷を購入した。  
小柄な女性一人が入る程度だ。  
魔術師に命令し、ありとあらゆる禍々しい触手を壷に詰め込んだ。  
ネチャネチャと異形が蠢く様は、現代日本人ならば塩辛でも思い出すかもしれない。  
 
下半身を拘束し埋め込むのが触手溜めの醍醐味であるが、  
領主はそうはしなかった。  
選んできた娘、反抗勢力の従姉妹の娘の隣人の、  
金髪の美しい、まだ幼い娘に麻酔をかがせ全裸にすると、  
両手を後ろ手に座り、M字に足を開かせた。  
半円の板を二枚用意した。それぞれ中央に穴があき、  
重ねあわせると、中央に20cmほどの楕円の穴のあいた  
丸い板ができあがる。少女をその上に固定した。  
そして、板ごと少女を壷の上にのせた。  
女芯の匂いを感じた触手が這い上がれば、  
そこはちょうどピンク色をしたヴァギナだ。  
 
「ひっ…くぅ……ん………」  
なかば眠っている少女の、背が震える。  
触手のぬめりが乾いた未熟な女性器をぬらす。  
「う…ふ、…あん、……んっ……・……」  
クリトリスには目もくれず、触手はヴァギナをなぞりつづける。  
ぬちゅぬちゅと卑猥な音がたちはじめ、少女の中の女が腰を前後に揺らし始める。  
「目を覚ました時が見ものだ」  
領主が笑った。  
少女が目を覚ましたのは、直径4cmほどの触手が  
純潔を貫いた時であった。  
「うぁああ!ぁああっ、痛いぃいぃ、痛い、許してぇえ!」  
もがいても拘束された躯が動かない。  
悪夢かと思い、痛みを発する股間を見れば、おぞましい生きものが  
ヴァギナを貫いている。少女は首を振り、精神を保つ為、  
再び気を失った。力の抜けた体に紫の触手がさらに押し入り、  
短い休息さえ破られた。  
「ひぎぃいっ…、ぃたぃいい、壊れっ、壊れるぅうう、  
 助けて! 助けてぇええ――!!!」  
少女が叫べば叫ぶほど、領主も家来も笑い声をたてた。  
そして赤い血が飛び散り、処女幕と処女の膣を裂きながら  
触手が少女を貫いた。  
「う、うぐ、うあ、あ、が、許しッ、あたし、何も…!」  
触手は前後へと激しいピストンを繰り返しながら、  
少女の体の奥までもむざぼろうとする。膣を埋め尽くした  
魔物の肉は子宮を目指す。  
「嘘をいうな。そなたが罪を犯したことは十分承知だ」  
「ひぁ、あ、してなひいい、あん、んぁあ、許しッ……・間違…あああん!!」  
ジュルッという音と共に細い触手が少女のクリトリスを縛り上げた。  
「きゃぅううっ、ああ、あッ!!」  
びくびくっと体を震わせながら、少女はあまりの刺激の強さに目をむき、  
失禁しながら達した。  
「まだまだ余裕だな」「触手との性交で喜ぶなんてな」  
下卑た笑いが洩れる。  
 
金色の水は触手壷に滴り落ち、紫だった触手がグロテスクな緑に色を変える。  
「ちが…あたしぃいぃ、あ。ずり…ずりされてぇ、あん、ああああッ!」  
緑の触手は淫靡成分を少女の体に送り込みはじめた。  
痛みでしかなかった動きが、快感に変わり始める。  
狭い膣を出入りしていた触手の動きも随分となめらかになっていく。  
M字に広げられた少女の白い肌の上に、他の触手も絡みつきはじめた。  
「ひぃい、ひん、あ……奥ぅう、奥きちゃ、ひっ!   
 あああぁあう、そこぉおお!! きちゃうよう、いくッ、なんか、くるぅうう!」  
細い触手がクリトリスを皮をむく。普通の女性なら絶えられない感覚だが、  
媚薬に落ちた女体は快楽として受け止め、涎を垂らしながら腰を振った。  
小水と淫液がびちゃびちゃと跳ねる。  
「そろそろですかな」  
「ですな」  
壷の横の段にのぼり、男達が少女の乗る蓋を左右にずらした。  
今まで20cmしかあいていなかった穴が、ぐんと広がる。待ち構えていたように  
触手が飛び出し、少女の体に襲いかかった。  
乳首、腰、腹…と、多数の蛇がまきつくような景色だ。  
「ひッ、あ、きもちッ……あん、ん――!!!  
 いくぅう、いくッ、ぁあああぁッ、あ――ッ!!!」  
 
「最後は触手溜めに沈めるんでしたな」  
「ええ、沈めるんです。顔だけを出してやりましょう」  
「それでも貪られる体は見えるんですな」  
「食料は?」  
「何、われわれの体から出るものでも飲ませればいいでしょう」  
「出したくなりますねえ。あの娘の口で」  
「あとは触手も精くらい飲ませるでしょう」  
「死ぬまで、でしたな?」  
「ええ。でも、長く持ちそうですよ」  
 
彼らはそんな会話を交わすと、食事のために部屋を後にした。  
少女の狂ったような嬌声は続いていた。  
少女はさらに強い媚薬があることも、触手に産卵機能があることも  
知らなかった。知っていても、なぶり者には関係なかった。  
 
好評だった触手壷は、時々城下でも開催されることになる。  
 
 

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