処罰として触手を利用した触手溜めでは、産業革命の旧大陸では一種の娯楽として、  
――無論上流階級の人間の間ではあるが――広まっていた。  
触手溜めを応用したそれらの娯楽はもっぱら労働者階級の少女を使用し、貴族や大商人たちの目を楽しませたと言う。  
さて、その肝心の娯楽であるが、その種類たるや、名前を列するだけでこの本が終わってしまうほどである。  
その中で最も当時の世相を反映し、かつ触手溜めの形を残したものとしては  
マーケットガーデン伯爵がその日記に記した”正義の女神”ではなかろうか。  
”正義の女神”は主に仮面パーティー等で催されたもので、その内容は  
巨大な天秤を用意し、その両側に窃盗等の疑いのある少女を、伝統的な触手溜め用の拘束を行い吊るし、  
両者に10分間の自己弁護時間を与え、パーティー参加者から選ばれた7人の  
陪審員たちが有罪と思った方の少女の名前をコールするというものである。  
このコールは一人づつ行われ、一人がコールする度に天秤は少しづつ傾き、  
両端の真下に存在する触手が敷き詰められた壺、あるいは浴槽へ少女を近づけるのである。  
そして四回名前を呼ばれた少女はその肉体を触手に貪られることになるのだ。  
”正義の女神”において観客、パーティー参加者はただ見るだけではなく、  
時には陪審員として裁き、時に陪審員がどのような判決するかを推理し、  
少女たちの自己弁護を聞き、コール時の少女の不安、希望、安堵、絶望の表情を観賞するのである。  
マーケットガーデン伯爵は日記の中で、数多の遊びの中でこれほど人間の全てがつまったものはないと記している。  
なお自己弁護が有効となり助かった少女の末路は様々である。  
助かったと思った瞬間に外野からのコールで落とされる者、運が良い、あるいは弁舌の才を買われ貴族達に拾われる者、  
幾ばくかの金貨を渡され開放される者、等などである。  
さて、次に触手溜めの形がほとんど消えてしまった娯楽として…………  
 
 (バトルアクス出版 著・ブラウ=バルバロサ 触手溜めの発展 第五章世界に広がる触手溜め より)  
 

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