ボクは牧場で暮らしている。名前はターブ。  
といっても牧場の囲いの中、外のことはあんまり良くわかんない。  
僕が知っているのは自分の寝床と、牧場周りの森と山々、  
頑丈な皮でできたコルセットをかじった時にする渋い味、  
それと産まれた時からそばにいる羽根のついた小さなひと「ユー」。  
 
ボクはかけっこが得意で誰にも負けたことはなかった。  
牧場の中でも、たくさんのひとがいる場所でも、毎回勝ち続けた。  
周りのひとや、友達、ユーも喜んでくれるし、ボク自身も楽しいから何度でも走った。  
何度かユーが「あなたはいつも信じられないような速さで走るのね」と言うけど  
産まれつきがこうだったから何が信じられないのか分からない。  
考えてみると、そう言われるのは普段よりにぎやかな場所で走った時の後だったような気がする。  
 
その日、春の日溜りで眠っていたボクをユーが起こしに来た。  
朝に「用事があって、ひとの所へ行く」といっていたから静かに眠れると思ったのに。  
ユーは少し笑いを含んだ声で「こっちへいらっしゃい」と寝床のとなりの建物へ誘う。  
あそこはたしか、前にかぜをひいたときに苦い薬を飲まされた場所だ。ちょっと気が進まない。  
行くか行かないか迷って足踏みをした。と、そこへユーが戻ってきた。  
「急いで、色々あるんだから」と、今度はボクの銀の鎖の首飾りを引っ張る。  
これは単なる飾りではなく、何か不思議な力が働いている。  
千切る事ができないような太さではない。でも、そうしようとすると体中に嫌な感じが走る。  
それはボクが引っ張らなくても他の人が引っ張っても、だから、ユーに従うしかなくなる。  
そういうわけで、ボクはユーに建物に引っ張られていった。  
 
建物の中にはユーと同じ仲間のひとがいて、ドアの前で手招きしていた。  
ユーに首飾りを引っ張るのを止めてもらい、自分からそちらへ歩く、  
固い床にボクの足音がコツンコツンと響く。ドアの前で少し立ち止まる、苦い薬は嫌だから。  
ユーがまた首飾りを握ろうとする。でもボクはそれを振りきって自分でドアを開けた。  
 
ドアを開けた時、中から生臭いような匂いがしてきた。それと、誰かの荒い息遣い。  
妙な雰囲気を感じて一瞬、進むのを止める。入った途端何かが襲ってくるかもしれない。  
そんな考えが浮かび、このまま入るのが怖くなってしまった。  
ちょっと考えた後、屈んでドアの開いた所に首だけを突っ込んで中を覗き込んでみた。  
 
そこには自分達の仲間が一人いた。女のひとで、ボクより年上。  
自分の住んでいる場所では一度も見たことが無い顔、他の牧場の人だろうか。  
視線が合う、あれ?ボクは屈んでいるのに、なんでまっすぐ前に顔があるんだろうか?  
よく見てみると、こちらを見つめる女のひとの目は潤んでいて、頬には幾筋かの涙も。  
口は開けたり閉じたり、さっきの荒い息遣いはこのひとだと理解した。  
とりあえず危険はなさそうだけど、そのお姉さんが心配に思えてきた、  
思えてきて、ボクが何かできないかと思ってドアの中に飛び込んだ。  
 
そのお姉さんは部屋の真ん中で、腰を低い位置で左右から吊るされて、前屈みになっていた。  
お姉さんの左右には手すりがあって、それにしっかり掴まっていた。それでも長い時間は辛そう。  
変な感じに気おされつつ、大丈夫ですか?と問いかけてみた。  
でもお姉さんは、荒い息をしながら呻くだけで答えてこない。  
と、その内にボクは違和感を感じた。なにか、苦しい。コルセットがきつい!  
「あっと、いけないいけない。」ユーがボクの後ろに回る。  
しゅる、と紐の擦れる音がしてコルセットが緩む、緩んだだけではなく、すとんと地面に落ちた。  
コルセットが外れて、おなかの前で跳ねたもの、みぞおちの辺りまで伸びたもの、  
それが自分のおちんちんだと気がつくのに少しかかった。いつもはこんなのじゃないのに。  
心の底から驚いて、自分はどうなってしまったのか、それが怖かった。  
そんな自分がお姉さんやユー達に見られている事が恥ずかしく、顔が真っ赤になる。  
ボクは脹れてしまったおちんちんを抱えるような格好で、みんなに背を向けた。  
 
「大丈夫、健康な証よ。…ちょっと普通のより大きいけど」とユーが近寄ってきた。  
そのまま首の後ろに光る鎖が握られる。  
でも、と言いたかったのに、ボクはそのまま引っ張られて行った。  
引っ張られてお姉さんの後ろの方にまわる、ユーが鎖を回すように引っ張った。  
その鎖に連れられてボクも向きを変えることになった、ちょうどお姉さんと同じ向き。  
と、お姉さんのお尻が目に入った。  
女のひとのコルセットはその辺りを隠すように出来ていたので、そんな所を見るのは初めてだった。  
お姉さんのお尻は綺麗で、脚にはしっかり走るための筋肉がついていた。  
でもボクみたいにいつも走っている感じではなさそう、  
凄くよく走れそうなのに、ほとんど走っていないといった感じがする。  
そんなことを見ているうちに、お姉さんのお尻の真ん中に目が行った。  
跳ね上げられた尻尾と、お尻の穴と、水がぽたぽた垂れる裂け目。おちんちんがびくんと跳ねる。  
その時、またユーが鎖を引っ張った。お姉さんのほうへ。  
いつのまにか近づいていたユーの仲間のひとが、上を向いていたおちんちんを下へ引っ張った。  
そのままお姉さんの裂け目へと近づき、おちんちんの先がお姉さんの中へ沈む。  
変な感触、背筋がぞくっとする、お姉さんは呻き声を上げ長く息を吐く。  
ボクはその場で立ち止まった、怖くて、すごく怖くて。  
ユーがいくら鎖を引っ張っても動きたくなかった。  
「…仕方ないわね」鎖を引っ張りながらユーがつぶやく。と、鎖が緩められた。  
ほっとして腰を引く。おちんちんの先の部分がお姉さんの体から抜け、ぬるっとした物が糸を引く。  
もう一歩下がろうとして、自分の後ろに腰までの高さの板が立っていることが分かる。  
いつ、こんなものが置かれたんだろうと思った時、ユーの姿が見えないことに気がついた。  
 
いきなり鎖が引っ張られ、またお姉さんのほうへと向きを変えられた。  
引っ張ったのはもう一人のひとだった。やっぱり嫌で、首をぶんぶん振る。  
その時、一瞬ユーの姿が見えた。確かめると、ボクの後ろにいた。  
ユーに助けを求めようとして、口を開いたその時、お尻の辺りに熱い物が押し当てられた!  
叫び声を上げて、前に向かって倒れそうになる。  
そこにはお姉さんの背中があって、そのままお姉さんに覆い被さる状態になった。  
その状態でまた熱い物がお尻に当てられる。なんとか体を逃がそうとした。  
この勢いでおちんちんがお姉さんの体に深く突き刺さってしまった。  
お姉さんが苦しそうな声を上げて、体を揺らす。特にお尻が大きく揺れる。  
変な感じが体中に広がる、なんとなく腰を引いておちんちんを抜こうとした。  
また熱い物が当る。反射的に腰を突き出す。そうする内に体が熱くなって周りがぼんやりしてきた。  
「この棒は熱く感じるかもしれないけど、害はないから安心して」ユーの声が聞こえる。  
害は無い事がわかったので、なんとかその棒をどかそうと思って、お尻をぶつける。  
やっぱり熱くて、またお姉さんに抱きつく状態になる。その度にずぷっずぷっという音が響く。  
そんなことを繰り返していたら、体中がぞくぞくしてきた。  
思わずお姉さんの背中に抱きついた。抱きついた手が、ちょうどお姉さんのおっぱいをぎゅっと握る。  
それと同時にお姉さんがひときわ大きな声を上げ、おちんちんが締めつけられる。  
変な感じが体を破裂させそうになる、足がぴんと伸びて、ボクの体がお姉さんの体に強く押しつけられる。  
その時、おちんちんの中を何かが通るような感覚がして、体ががくがくと震えた。  
 
立っている力がなくなって、ひざががくっと折れ、お姉さんのお尻からおちんちんがずるっと抜けた。  
その場にぺたんと座り込む。座ればよかったことに気がついた。  
でもお姉さんにしたことも気持ちがよかったと、気がつく。  
ぼんやりした頭でそんなことを考えていると、目の前のお姉さんの足が動いた。  
見上げると、お姉さんの体についていた紐が外されて自由な状態になっていた。  
お姉さんがボクを見る。変なことをしたから怒っているのかもしれない、  
そう思ってボクは少し体を引き足を伸ばした格好になる。  
ユーがお姉さんに向かって話す、「リーアン、ご苦労様。良い子が育つと良いわね。…あら?」  
ユーの話を聞き終える前にお姉さんはボクのほうに向きを変えた、  
足の間の割れ目からは白くてベタベタしたものがたくさん垂れ続ける。  
変なことの仕返しをされる、そう思って逃げようとした、でも腰が立たない。  
斜めになった体を両腕で支える形になって、もう少し逃げようとして、片手がすべる。  
腰に力が入らない状態でバランスが崩れる。  
 
頭をぶつける!と、思った時、お姉さんが腕で抱き止めてくれた。  
そのままお姉さんの顔が近づき、口が柔らかい感覚で包まれた。  
びたん!とお姉さんの体に何かがあたる。それはまた大きくなったおちんちんだった。  
お姉さんはそれを見て微笑むと腰を浮かせ、足の間の割れ目にあてがい、  
そのまま一息に腰を落とした。体の向きは違うけどさっきと一緒のことだと気がついた。  
おちんちんが入ったお姉さんの割れ目からさっきの白いベタベタと、  
さらに水のような物が溢れ出してボクのおなかのあたりがびしょびしょになる。  
「あなた達、タフねえ。まあ種がつきやすくなるから何度しても問題はないけど。」  
何も考えられなってゆく中、遠くからユーの声が微かに聞こえた。  
 
糸冬  
 

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