シャワールームのカランをひねるとすぐに適温のお湯が出てくる。  
 『シャ――――』  
 熱いお湯がぼくのカラダを叩いて、体の芯の熾火のような、とろりとした疲労を  
ゆっくりと押し流していく。  
 ぼくが溜息をつくと、そこはかとなくぼくに移ったご主人様の残り香が湯気の  
立ち込めるシャワールームにほんのりと漂った。  
 「ふあぁ・・・ご主人様の匂い・・・」  
 ついさっきまで絡み合い、燃え上がっていたご主人様のあられもない痴態を  
思い出してしまうぼく。その香りを洗い流すのはもったいないような気がするけど、  
明日はお城の給料日で朝が早いのでちゃんと今日は汗を流して寝よう・・・  
 ゆったりとしたシャワールーム。ちゃんと毎日掃除してるからレモンイエローの  
タイルは目地まで真っ白ピカピカ。目の前の大きな鏡は防露処理がしてあって、  
どんなに湯気が出ても曇らない。シャワーを浴びる色白のぼくが鏡に映ってる。  
 「あっ・・・やっぱり跡が残ってる・・・」  
 ぼくは鏡を覗き込む。ちょうど鎖骨の上辺りの首筋に紅くキスマークが残っている。  
さっきご主人様が嫌がるぼくに・・・  
 
 「お前はわたしのモノにゃあ!! その証拠をつけてやるにゃあ、ちゅううう・・・」  
 「あっ・・・明日、たくさん人に会うのに・・・だめ・・・」  
 「にゃは!! ココがまた元気になってるにゃあ・・・もう一ヶ所はここにつけて  
やるにゃ!! 」  
 「うわあああん!! ご主人様ソコはそんなに吸っちゃだめ――っ!! 」  
   
 『はふ・・・あの後、また立て続けに・・・ご主人様いつもより激しくて・・・』  
 熱く吐息をつく。さっきのクライマックスを思い出してシャフトが反応しかけちゃう  
ぼく。  
 「はわわわ・・・」  
 シャワーの温度を下げて慌ててアソコを冷ますぼく。ぼくはその時シャワールームに  
誰かが忍び込んできた音に気がつかなかった・・・  
 
 いきなりだった。鏡に背後のカーテンから突き出された二本の腕が映る。  
 「えっ!! 」  
 ぼくが振り返るまもなくその腕はぼくの首に巻きついて口元を押さえる。  
 「もがっ!! むぐぐ・・・」  
 じたばたと暴れるぼく、苦しくて息を吸い込む。侵入者の手には何かタオルが  
握られていてぼくの口元を押さえてる。  
 『あれ・・・南国の果物のニオイ・・・』  
 そんな香りと引き換えに、ぼくは意識を失ってシャワールームに崩れ落ちる・・・  
いや最後に何か聞こえたような・・・  
 「にゃふ・・・」  
 
 
 翌日・・・  
 城下町への道を歩く、ミルフィとソラヤ。ミルフィはお城からの月々の化粧料と  
父親からの仕送りが入金されて機嫌が良い。日傘をくるくる回してミルフィは言う。  
 「ふふ・・・ソラヤ、何か欲しい物があったら言いなさい・・・あのマナと違って  
わたくしには仕送りをしてくださるお父様がいるんですもの、遠慮しなくていいわよ」  
 「ご主人様、ボクはそのキモチだけで・・・」  
 感激してうるうる言うソラヤ。  
 「まあ、ソラヤったら・・・んっ?なにかしら・・・」  
 前方に砂ぼこりが上がっている。それがみるみる大きくなって・・・  
 「ご主人様!! あぶないっ!! 」  
 素早く、道の端にミルフィを引張るソラヤ。その身のこなしは只者ではない程  
素早い。  
 『バカラッ!! バカラッ!! 』  
 さっきまでミルフィのいた所にうなりを上げて通過するのは、真紅のクレイプニール。  
それに騎乗するのは燃えるような赤毛の姫将軍。あおられて空に舞う白い日傘。  
 「なっ、なっ!! あれリナじゃないの!! な、なんとかいいなさいよ――っ!! 」  
   
 あっという間に城に消えていったリナめがけて毒づくミルフィ。はためくスカートの  
裾を押さえつつ、ミルフィはリナの赤い皮鎧の胸元から飛び出て宙を舞う紙切れを  
見つけた。ひらひらと何処かへ飛び去ろうとしている。  
 「ソラヤ・・・あれを・・・」  
 すぐにソラヤがその紙切れを押さえてミルフィの元に持ってきた。紙切れには  
グリグリと汚い字でこう書いてある。  
 「なになに・・・  
  『わたしの召使い売りますにゃ  
   一人あたり2000セパタ、ポッキリ  
    びた一文、まけないにゃ、マナより』  
     ・・・何これ?」  
 ソラヤの顔がすっと曇る。  
 「マナ様の召使いのお兄さま・・・売られちゃうの?」  
 「まさか!! あの召使いなら値段に0があと二つ足りないわ・・・もちろん値打ちは  
ソラヤの方が上ですけど・・・」  
 「でも・・・」  
 哀しそうなソラヤ。ミルフィは自分の召使いに甘い。  
 「ふふ・・・ならば、様子を見に行きましょう、ホントに売られていればこのわたくしが  
買い取ればいいだけのこと・・・」  
 ソラヤが満面の笑みでミルフィの腰に抱きつく。  
 「本当ですか!! じゃあボク、『お兄さま』が欲しいです!! 」  
 主従はゆっくりとお城に引き返していく。これから起こるとんでもないコトを  
知らずに・・・  
 
 
 リナは自分の愛馬、クレイプニールの『セキテイ』をお城の馬小屋に叩き込むと  
直接マナの部屋に駆け込む。ノックもせずにかって知ったる廊下をずかずかと進む。  
そしてリビングではなく、作業室のドアノブに手をかけた。  
 『バ――ン!! 』  
 勢い良く開けた扉の向こうにはリナの姉と妹がいる。  
 「あはっ、リナおそいよ――」  
 妹のユナはあいかわらずロリータなボディを黒系のひらひらの多いドレスで  
包んでいる。銀色とも灰色とも違う錫色の髪は今日もきっちりツインテールに  
してあり、大きなリボンが一段と目立つ。こんな可愛い格好をしているが薬屋を  
経営していて、まともに父親がいる猫姫よりお金持ちだ。ちなみにリナは少しユナが  
苦手でもある。  
 「う、うむ・・・」  
 リナが頷くと姉のマナがせわしく声をかけた。  
 「にゃにゃ!! ちゃ――んと持ってきたかにゃ?」  
 白衣を着たマナが手を出してリナを覗き込むように言う。機能的にきっちりと  
髪をまとめ、禁欲的な白衣を着ているものの、白衣の下はいつものように扇情的な  
ほどの薄着。ホットパンツにノースリーブのYシャツ。シャツはだらしなく上の  
ボタンを留めていないから胸の谷間が丸見えになっている。  
 リナは何でこんなだらしない姉に、よくあの召使いが愛想を尽かさないのかを  
いつも不思議に思う。  
 「こ、これを・・・月謝を前借りしてきた・・・」  
 そして自分が師範をしている武道場の月謝と今までのなけなしの貯金の入った  
紙袋を出した。もったいない気持ちをぐっと飲み込んでマナに突きつける。  
 「ここに2000、必ずある!! 」  
 『ガシャ』とマナに押し付けた紙袋が破けてそこから何枚か小銭が散らばる。  
 
 「こ、コレで本当に私にも召使いが手に入るのか!! 」  
 「まかせるにゃあ!! 」  
 ポヨンと胸を叩くマナ。すかさずユナにも手をだす。ユナは顔色一つ変えず、  
ポーチからでっかいがまくちを取り出すと手の切れそうな帯封つきの札束を4つ  
マナに渡す。  
 「はい・・・4000セパタ。ユナねー、召使い君二人欲しいなぁ」  
 凄まじい大金を前に無邪気に微笑むユナ。大金慣れしてないマナとリナは顔が  
引き攣ってる。  
 「だ、大丈夫にゃあ!! 召使い二人でも全然オッケーにゃあ・・・さあて・・・コレを  
みるにゃ!! 」  
 マナは目の前の大きな機械らしき物にかぶせてあるキャンバスをバッとめくった。  
 「これは・・・」  
 「へ――・・・」  
 様々な計器のついた大きな機械が目の前に鎮座している。そしてその機械から  
ぶっといパイプがつながれている。そのパイプの一方は、大きな円筒形のガラスに  
つながれて、そこにはマナの召使いが全裸で閉じ込められていた。薬で眠らされて  
いるのか意識を失っている。そして片方のパイプはなぜか白色の洗濯機に繋がっている。  
この余りにインチキ臭い機械に抗議の声が上がる前にマナは叫んだ。  
 「にゃにゃ!! 今度の発明はすごいにゃ!! どんな生き物も複製できる機械にゃ!! 」  
 「・・・・・・」  
 手を広げ拍手を待つマナ。しかし妹達の反応は鈍い。しかたなくぶつくさ言いつつ  
機械に向き直る。  
 「にゃっ!! 結果を見てひれ伏すにゃよ!! 」  
 マナはスイッチをひねり、メーターを一つずつチェックしていく。このときばかりは  
真剣な顔をしている。すると、洗濯機は『すすぎ』の状態でゴンゴンまわり出し。  
マナの召使いの閉じ込められてる円筒には上から『ゴボゴボ』と水が落ち始め、  
みるみる底に溜まっていく。  
 
 『・・・!! ・・・!! ・・・!! 』  
 お尻を浸す液体の感触に目を覚ました召使い。ネコ姫様達を見つけてガラスを  
叩き、助けを求めるがガラスは相当厚いらしく、パントマイムのように音一つしない。  
 「あ、姉上・・・だ、大丈夫なのか?」  
 三姉妹の中でキレてさえいなければ、もっとも常識人のリナが心配そうに言う。  
マナは計器を調節しながらうるさそうにリナに言った。  
 「平気にゃ、バイタルの中でも呼吸はできるにゃ」  
 うっとりと機械を眺める目つきはもうすでにマッドサイエンティストの目だ。  
 「これで、召使い君のコピーができるの?」  
 黒のレースのスカートをしゃなりと揺らしてユナが聞く。首を傾げたその様子は  
2人の姉とは違い『美人』よりも『可憐』にベクトルがある。ちなみにマナの部屋は  
『土足禁止』なので、ブーツを脱いだふくらはぎが目に沁みるように白い。  
 「コピーじゃにゃいにゃ!! 本物にゃ!! 」  
 ムキになって言うマナ。二人を振り返って言う。その背後ではついにバイタルが  
縁まで満たされた筒の中で可哀想な召使いがぐったり漂ってる。  
 「コレは、今までの単なる双子クーロンじゃにゃくて、細胞の再構成と促成。  
記憶の物質変換と転送。そして形態の記憶による完全クーロン・・・  
すなわち本物にゃ――――っ!! 」  
 うっとりと視点の定まらない目で呟くマナ。イッちゃったマナを恐々と見てる二人。  
その時、洗濯機の終了チャイムが『ピ――ン』と鳴った。  
 「にゃふふ・・・できたにゃあ!! 」  
 
 『バタン』と大型洗濯機のフタを開けて手をぐるぐると探り入れるマナ。そして  
一気に中のモノを引っ張り出す。  
 「そうれっ!! 」  
 ざばざばと洗濯槽の中から出てきたのは、まごうかたなきマナの召使い。  
 「おおっ、なんとっ!! 」  
 「ひょえ――!! 」  
 妹達の感嘆が同時に上がる。出来たてホヤホヤの召使い君は洗濯機の攪拌で  
くるくる目を回している。すかさずユナが近寄る。  
 「うわ〜!! ホントに生きてる・・・えへへ、今日からユナがご主人様だよ〜」  
 といち早く、ちゃっかり確保してしまうユナをみて、慌ててリナが我に返る。  
 「あわわ・・・あ、姉上っ!! 私にも早くっ・・・」  
 洗濯機に駆け寄るリナ。  
 「今、作ってるから慌てないにゃ・・・あっ!! コラ、今開けたら・・・」  
 「ひいいいいっ!! ・・・」  
 中を覗き込んだリナが顔を青くして飛び退き、壁際にしゃがみ込む。  
 「・・・リナ?どうしたの・・・」  
 「うう・・・物体Xがあの中でぐるぐると・・・」  
 などと軽いハプニングはあったものの、何とか三体の複製は終わった。おかげで  
手狭になってきたので三人の召使いを担いでリビングに移動する猫姫達。当然、  
本物の召使いはふよふよと機械に漂ったままだ。  
 鼻歌を歌いながらリビングに移動する一行、それぞれ今後の楽しい妄想に気を  
取られたのか、作業室のドアの影に約二名、こっそり潜んでいるのに誰も  
気がつかなかった・・・  
 
 とりあえず、マナの召使いにパンツとシャツだけ着せておいて三体をリビングの  
床に並べる。こんな近くで見ても全く違いが分らない。シミ一つない真っ白な首筋に  
バイタル溶液の透明なしずくが落ち、鎖骨のくぼみにひっかかっている。ゴクリと  
唾を飲み込むユナとリナ。  
 「さて、起こして新しいご主人様と対面させるかにゃ・・・」  
 「わ〜!!!」  
 『ぱちぱち・・・』と現金にもさっきとは違い、今度はすかさずマナをおだてるように  
称える二人。マナはまんざらでもない顔で小さく呪文を唱え、三人の召使の額を  
ちょんちょんと指でつつく。  
 「ん・・・んん・・・」  
 低く唸って、身を起こす三人の召使い達。まだ目は少し回っているものの、すぐに  
自分のご主人様を見つける。一斉に叫んだ。  
 「ご、ご主人様ヒドいです!! ぼく、溺れて死にそうに・・・ええっ!!」×3  
 互いに自分の複製を発見する三人。  
 「な、なんでぼくが三人も・・・」×3  
 驚愕する召使いにマナが言う。  
 「にゃふ、ちょっと複製してみたにゃあ・・・おまえたちは今日からリナとユナの  
トコへ行って働くにゃあ」  
 後ろでがくがくと激しくうなずく二人のネコ姫。でも召使いは三重奏でマナに  
訴える。  
 「ご主人様・・・ぼくをいくらで売ったんですか・・・」×3  
 でろでろと黒いオーラが立ち込める。いつもより3倍の勢いに押されてのけぞるマナ。  
 
 「にゃ、にゃ・・・おまえ達はわたしの研究の立派な礎としてにゃ・・・」  
 いきなり召使いの一人がマナに詰め寄り、マナにしがみついて言う。  
 「ご、ご主人様、ぼく本物なんですよね!! 」  
 「当たり前にゃあ!! わたしの理論はカンペキにゃあ!! 」  
 威張るマナ。しかし、次のセリフに凍りつく。  
 「じゃあ、ぼくをご主人様のトコに残してっ!! もっと一生懸命仕えますっ!!  
こっそり貯めたヘソクリも出しますっ!! 」  
 「にゃ、にゃんと!! ・・・ヘソクリが・・・いや問題はソコじゃにゃくて・・・」  
 予期せぬ展開に慌てるマナ。それを見た他の二人が口々に言う。  
 「ずるいっ!! 抜けがけするなんて!! ご主人様、ぼくを残してくれたら今日から  
毎日晩ゴハンは『カツオのたたき』にしたげます!! 」  
 「にゃ!! 本当にゃ!! 」  
 ヨダレを流して叫ぶマナ。その召使いをもう一人の召使いが突き飛ばし、割って  
入る。  
 「ねぇ、ご主人さまぁ・・・明日から朝起こすとき、お口でキスして起こしてあげる・・・  
だ、か、ら・・・パンツは穿かないで寝てくださいね・・・」  
 「にゃ、にゃ・・・それは・・・いいかも・・・にゃ・・・」  
 食い気とは別のヨダレを流すマナ。  
 「きゃ――っ、きゃ――っ!! ドコにキスするのか、ユナわかんなーい」  
 「ふおおおおおおっ!! ぱ、ぱ、ぱん・・・」  
 後ろで鼻血を吹きそうになって首の後ろを叩いたりしてる部外者の二人。  
 
エキサイトし始める召使いたち。  
 「こ、この・・・ぼくのクセに色仕掛けなんて恥ずかしくないのっ!! 」  
 「そーだ、そーだ!! 」  
 「う、うるさいっ!! ぼくが今ココにいるぼくのなかでご主人様に一番ふさわしい  
ぼくなんだモン!! 」  
 と、分りにくい言葉を駆使してワキワキ揉み合う三人。着せたシャツと下着の  
デザインが同じなので目がおかしくなりそうだ。  
 「ケ、ケンカはやめるにゃ・・・」  
 冷たく、全員リストラするとも言えずに慌てるマナ。召使い達は互いのほっぺを  
つねったり、耳を掴んだりしたまま、ギリギリと振り向いてマナを据わった目で  
睨みつける。  
 「じゃあ!! ご主人様が選んで!! 」×3  
 一瞬だけ互いに牽制した召使いが争うように肌着を脱いでマナを押し倒す。  
 「にゃ〜ん!! だめにゃあ〜!! 」  
 あっという間に、三人の召使いに服を剥ぎ取られてしまい、悲鳴を上げるマナ。  
でもすごく嬉しそうなのが語るに落ちてるという感じだ。  
 
 取り残されたリナは指を咥えて物欲しそうにマナ達の4Pを眺めるしかない・・・  
 「ああっ!! あんな・・・無理やり・・・もうこんなに大きく・・・」  
 思わず、手が自分の胸に伸びそうになった時『ぼす』と肘でお腹を突付かれる。  
 「ぐふっ・・・!! な、なんだユナ・・・」  
 
 いたずらっぽく笑ったユナが我に返ったリナを見上げて言う。  
 「ねえ・・・作業室に行ってね、もう三体召使い君をユナ達で作って、自分の部屋に  
持って帰るの・・・どう?リナも待ちきれないんでしょ・・・」  
 確かにもう調整済みのはずだから、難しい操作は必要ないかもしれない・・・  
 「しかし、勝手にやったら・・・姉上が・・・」  
 二の足を踏むリナにユナが甘い誘惑のコトバを振りかける。  
 「もうお金渡したからだいじょうぶ!! ・・・それにさ今ならリナも召使い君、  
二人持ち帰れるかもよ・・・そしたら今日の夜は・・・」  
 「むう・・・はあはあ・・・」  
 両脇に召使いを侍らせてる自分を妄想して興奮してくるリナ。  
 
 そう、道場から帰ってくると、お城の自室で待ってるのはいつもの冷たく暗い  
部屋ではなく、そこには召使いがいて・・・  
 「ご主人様っ!! お仕事ご苦労様ですう!! ゴハンにします?それともお風呂?  
どっち・・・?」×2  
 「・・・も、もちろん、お前達両方――っ!! 」  
 ガバッと玄関で召使いを押し倒すリナ。  
 「あ〜ん、こんな所で〜!! 」×2  
 
 「・・・ふはは・・・こら、あばれる・・・ゲフッ!! 」  
 「ちょっと、リナっ!! ・・・ケホケホ・・・」  
 ユナを抱き潰す寸前で、ボディへの膝蹴りがヒットして我に返るリナ。  
 
 「わっ!! す、すまん・・・」  
 「もう・・・で、どうなの?お互い、召使い抱えてとっとと戻りましょう」  
 ユナはくんずほぐれつしてるマナ達を苦々しく横目で見て言う。  
 「そ、そうだな・・・うん、召使い君を作ってコッソリ持って帰るか・・・そうそう、  
あんな感じに・・・んっ!? 」  
 リナはリビングから続く廊下を、水の滴る出来たての召使いを両脇に4人も抱えて  
忍び足で歩いているネコ姫を見て思わず混乱する。そのネコ姫はご丁寧にもレースの  
ハンカチでほっかむりしてる。そこから溢れる豪奢なブロンドを見てユナが唖然として  
言った。  
 「ち、ちょっとあれ・・・ミルフィじゃない?」  
 「ぎく!! 」  
 発見された不審なネコ姫が振り返ればまさしくミルフィ。慌てて逃走しようと  
するが、欲張りにも4人も召使いを抱えているものだから、あっという間にリナに  
捕獲されてしまう。  
   
 リビングに引きずり込まれたミルフィはふて腐れたようにお姫様座りしてソッポを  
向いてる。その少し後ろでしゅんと正座して俯いているのはソラヤだ。  
 「こ・・・このドロボウ猫っ!! 」  
 怒りに燃えたリナが仁王立ちしている。赤い髪は燃え立つように逆立っている。  
ソラヤが『ひっ!! 』と小さく悲鳴を上げてミルフィに縋りつく。ミルフィも流石に  
リナの迫力に押されたのか言い訳をぺらぺらとしゃべる。  
 
 「ち、ちょっと取り込み中でしたから、気を使ってセルフサービスしたまでですわ!! 」  
 「聞く耳もたん!! ・・・お前ほどの者が盗っ人など・・・」  
 溜息を付くリナにミルフィは慌てて叫ぶ。  
 「し、失敬なっ!! ちゃんと代金は払いますわよ!! そんなに見くびらないで  
ちょうだい!! 」  
 ほっかむりで乱れた金色の髪をかきあげて抗弁するミルフィ。しかし現行犯だけ  
あって、旗色が悪い。  
 「ご、ごめんなさい・・・ボクが・・・ボクが『お兄さま』が欲しいってわがまま言った  
から・・・」  
 べそをかくソラヤ。言葉では幼い子供が母親に兄弟をねだっているような  
微笑ましさがあるものの、そんな清純な目的で『お兄さま』を欲しがっていないのは  
ここにいる全員が知っている・・・  
 「要するに、お金は払うけどお姉さまに頭を下げるのはイヤなんだよね〜くすっ・・・」  
 外見はともかく、人を見る目はしっかりしているユナがささやく。図星を指された  
ミルフィががっくりうなだれて白状する。  
 「ううっ・・・あのマナの事ですからきっと『三べん回ってワン!! って言ったら  
売ってやるにゃあ!! 』とか言うに決まってますわ!! この王位継承権第1位の  
わたくしに・・・」  
 そのまま、クスンクスンと泣き出す。「ご主人様・・・だいじょうぶ・・・」と涙を  
拭いてあげるソラヤ。  
 「ま、まあ・・・姉上ならやりかねないが・・・じゃあ、しかたない・・・いたっ!! 」  
 思わず同情しかける単純なリナ。そのまま、見逃してやろうとして口を開いたが  
ユナに足を踏まれる。すかさずユナが言った。  
 「あのねぇ、リナが見逃してやるからその複製は置いてけって言ってるよ〜!! 」  
 「え〜っ!! せっかくわたくし自ら操作して造ったのにい・・・」  
 口を尖らせて抗議するミルフィ。どうやらウソ泣きだったようだ。  
 「き、貴様は・・・」  
 リナが激怒しかけたその時・・・  
 
 『ミシッ・・・』  
 「んっ?」  
 リナが赤毛の耳をピンと立てる。何かヘンな音、隣の部屋から・・・  
 『ミシ、ミシミシ・・・バリ――ン!! 』  
 厚手のガラスかなにかが割れる音。リナの頭の中で今のガラスの破損する音と  
複製製造機の円筒のガラス筒が重なる。  
 「しかし・・・なぜだ?・・・」  
 頭をひねるリナを尻目に、ユナがのほほんとミルフィに問いかける。  
 「ねえミルフィ?もしかして〜複製造り終わってから、ちゃ〜んとスイッチ切った?」  
 さあっと顔色が白くなるミルフィ。  
 「わ、忘れちゃったかも・・・」  
 三人の脳裏に恐ろしいことに発展しつつある隣の部屋の状況が浮かんだ。  
 「み、みんな、急げっ!! 」  
 作業室に走っていく三人のネコ姫とソラヤ。  
 部屋に残されたのはマナと複製召使が7人。実にシュールな光景である。この部屋の  
主はその危機的状況も知らず、目の前に立たせた三人の召使のシャフトをかわるがわる  
しごき立て、うっとりと見比べるのに忙しいようだった・・・  
   
   
 「うおおおっ!! これは・・・」  
 作業室の前で凍りつくリナ。厚い扉はもうはちきれそうに膨らんでる。扉の隙間から  
声が聞こえてくる。  
 「ご主人さま――っ、ご主人さま――っ!! 」×145  
 なにか、大きな石の下にぞわぞわ、うじゃうじゃと大量に虫がいるような、そんな  
おぞましい雰囲気に通じる物がある。  
 
 「お、お前が開けろ・・・」  
 先頭のリナがミルフィを前に押し出す。  
 「な、なんでわたくしが・・・」  
 へっぴり腰でリナ達に向き直り抗議するミルフィ。  
 『バギッ!! 』その時ミルフィの背後で致命的な音。  
 「あっ、開いた・・・壊れたって言うのか・・・」  
 ユナが呟く。  
 「へっ!? ・・・」  
 おそるおそる振り返るミルフィ。  
 「ご主人様――――っ!! 」×145  
 マナの召使いのビッグウェーブが廊下の四人を襲う。あっという間にリビングに  
逆戻り・・・  
 「わあああっ!! 」  
 マナの前に投げ出される四人。それを囲むように150人近いマナの召使いが  
呆然と立ってる。どうやらマナが自分とエッチしてるのにショックを受けてるみたい・・・  
 「な、何の騒ぎにゃっ!! 」  
 三人を一列に並べて両端の召使いを手でシコシコしつつ真ん中の召使いにお口で  
フェラチオしてたマナが顔を上げて叫ぶ。  
 「・・・・・・!?!?!?」  
 リビングにマナ達を中心にして召使の集団が囲んでいる。奇妙な沈黙が部屋を包む・・・  
その時、マナの手で休まずシコシコされ続けてた召使いが、か細い悲鳴を上げた。  
 「あっ、あっ・・・ご主人様っ、ぼくイッちゃう!! 」×2  
 『ピュッ、ピュッ!! 』  
 白濁はクロスしてマナの顔にかかる。そして決定的な異変はすぐ起きた・・・  
 
 「ああっ、ふはあああん・・・」×2  
 『ふしゅうううう・・・』  
 イクと同時に空気に溶け込むように消えてなくなる召使い。  
 「き、消えましたわ・・・」  
 「にゃっ!! そんなっ、失敗きゃ?」  
 目をうるうるさせてがっくりするマナ。  
 召使いの人垣の中、ネコ姫達の視線が絡まり合い、アイコンタクトしていく。  
 リナが考える。  
 『どうやらイクと消えてしまうらしいな・・・』  
 ・・・チラ、ユナを見た・・・  
 『お金を払ったんだからユナも召使い君一人は持ち帰ってもいいよね〜!! 』  
 ・・・チラ、ミルフィを見て・・・  
 『ガラス筒が割れたから、この中に本物が一人いますわ・・・』  
 ・・・チラ、ソラヤを覗き込む・・・  
 『本物はイカせても消えなくて・・・ポッ・・・本物のお兄さまをイカせた人が・・・』  
 ・・・チラ、お兄さまを見つめて・・・  
 『ぼく、ご主人様にイカせてもらわないとホントに他の人に売られちゃう!! 』×150  
 ・・・チラ×150、ご主人様を見ると・・・  
 「ま、待つにゃ・・・落ち着くにゃ・・・」  
 立ち上がり、逃げ腰のマナ。黒いシッポが自分の貞操?の危機に緊張してる。  
 
 じり・・・人垣がせばまる。そして堰を切ったように襲いかかるマナの召使い。  
 「ご主人様っ!! 本物のぼくをイカせて――っ!! 」×150  
 「にゃ――っ!! ホントに死ぬにゃ――!! 」  
 
 召使いに埋まるマナ。そのマナの召使いを後ろから引っぺがして片っ端から  
犯していくネコ姫たち。  
 「ふおおっ、お前!! お前もっ!! ハァハァ・・・」  
 次々と召使いを組み敷いていくリナ。  
 「どう?ユナの手、イイでしょ、イイでしょ!! 」  
 ねっとりと口と手を使って追い立てるユナ。  
 「ホラ、我慢せずにイっていいのよ、どんどんイクの・・・」  
 マナの召使いにまたがりつつ、さらに胸で挟み込むミルフィ。  
 「あああんっ!! 広がっちゃう――っ!! お兄さま――っ!! 」  
 あえて言うまい・・・  
 
 今日は一日長くなりそう・・・マナのリビングは終わりのないセックスのニオイで  
淫靡に充満していく。  
 
 「あっ、あっ!! ぼく、ぼくイカされちゃう――っ!! 」×2  
 四つん這いにさせ、二人並べたマナの召使いが同時に達する。びくん、びくんと  
しゃくりあげるシャフトの感触を楽しみながらユナは得意の計算した。  
 『10分で二人もイカせちゃったから、1時間で12人、2時間なら24人近く  
さばけちゃうかも・・・このペースならユナが本物見つけられるかもっ!』  
 などと皮算用して、次の獲物を引っぺがそうとすると、いきなり後ろから抱き  
すくめられる。  
 「な、なにっ!? どうしたの?」  
 思わずつんのめって、今度は自分が四つん這いになってしまうユナ。  
 「えっ!? ちょっと・・・」  
 「ユナ様――っ」×12  
 わらわらと自らユナにかぶさってくる召使い。どうやら、マナの相手にあぶれて  
しまった召使い達が興奮のあまり、無差別に他のネコ姫たちに襲いかかっているようだ。  
 「あっ!! だめっ、こら・・・んんっ、脱がしたらだめだよ――っ」  
 慌てて身を起こそうとするユナだが、何本もの手が総がかりでユナの体を床に  
押し付ける。  
 顔を床に押し付けられた四つん這いの格好で黒いドレスの裾を『ぺろん』とめくり  
上げられてしまうユナ。たっぷりした黒のドレスの裾の中心に、黒色のコットンに  
包まれた小さなお尻が剥き出しになってしまう。  
 「あっ、見ちゃダメ!! 」  
 顔を真っ赤にして恥ずかしがるユナ。でも逆に押さえつけられてる所為で誘うように  
カワイイお尻がふりふり揺れるだけ。  
 
 羞恥に震えるユナだが、お尻を見られて恥ずかしいわけでない。今日こんなことに  
なると思ってなかったユナは、いつもの勝負下着のガータベルト、ストッキングは  
おろか、胸はビスチェでもキャミソールでもなく、うかつにもシュミーズと、何の  
変哲もないコットンパンツなのが生尻を見られるより恥ずかしい。しかしその  
恥ずかしさもすでに肉欲のトリコになった召使い達のせいですぐに終わる。  
 『ぷるん』  
 黒のパンツをずり降ろされると黒いドレスと濃紺のシュミーズの中心に白桃のような  
お尻が現れた。まだ肉ののりきっていないお尻は硬そうにプルプルと震える。ピッタリ  
閉じれば隙間の出来そうな太ももは、さっきの羞恥でほんのり紅く染まっている。  
召使いはユナの後ろに回るとマナやリナと同い年とは思えない程の細い腰を『ぐっ』と  
つかむ。  
 「ひっ、だめぇ!! ユナ、たくさん濡らさないと入らないよぉ――!! 」  
 細い太ももの間を召使い君のたくましいシャフトがゴリゴリとこすられる。ユナは  
マナの召使いの可愛い顔に似合わないほどの凶暴なシャフトに恐れおののく。  
 『くちっ・・・』  
 指で大きく秘所を広げられる感触。  
 「だめっ!! お願いっ!! ユナ・・・ユナ、コワれちゃうよぅ――!! 」  
 そんな言葉も委細かまわずユナの手首ほどもある先端が押し付けられた。  
 『ミチミチミチ・・・』  
 「ひぎいいいいいっ!! 」  
 身長、公称142センチ、実質131センチのユナのカラダが野太いシャフトに  
貫かれて大きく反り返る。アソコはもうピッタリと引き伸ばされて痛々しい程・・・  
 「ううっ・・・あくっ、ユナだめって言ったのにぃ〜んきゅうぅ・・・」  
 涙ぐむユナに基本的には優しい召使いが慌ててユナをなだめ、励ます。  
 「泣かないで・・・頑張ってユナ様・・・」×12  
 そして周りに取り付いている全員がユナを愛撫し、舌を這わせていく。  
 
 「ひゃうっ、ひくっ!! あわわ・・・だ、誰が・・・何がなんだか・・・んふぅ・・・おっぱいの  
先っぽひっぱったらだめだよ〜!! 」  
 体中を這い回る12枚の舌、60本の指に魂を飛ばしかけるユナ。その隙に秘裂に  
食い込んだ極太のシャフトがゆっくりと、ゴリゴリとユナを犯し始める。  
 「んっ・・・あっ・・・太いよぅ・・・奥まで届いてるぅ・・・」  
 すぐに声に甘いモノが混じってきた。3分の2ぐらいしか入っていないシャフトからも、  
エッチな『にちゅ、くちゅ』という音が混ざり始める。  
 「んんっ・・・ユナ様のキツくて・・・ぼくもう・・・んっ、んっ・・・」  
 激しく腰をシェイクさせる召使い。徐々にシャフト全てがユナの慎ましい秘所に  
叩き込まれていく。入れるとユナのトロリとした愛液が押し出され、引き抜けばユナの  
ピンクの花びらが抉り取られるかのようにめくり上がりシャフトのカリでコスられる。  
 「おあっ!! ひいいっ!! ドンドン突かれてるっ、奥が、奥がコワれちゃう!! だめっ、  
だめっ!! うああああん!! だめっ、ユナ、イッてる、もうイッてるの――ッ!! 」  
 ユナが背筋を快感にわなわなと反り返らせる。召使い君も同時に叫ぶ。  
 「ぼく、ユナ様の奥でどぴゅどぴゅするっ!! あんっイクっ、イクっ、イク――!! 」  
 ついにシャフトを根元まで深々とめり込ませて射精する召使い。シャフトの脈動と  
共にユナの小さなお尻に押し付けられた腰がビクン、ビクンと痙攣し、行き止まりの  
子宮口をグリグリと刺激する。  
 「うあ・・・出てる・・・お腹パンパンでとっても気持ちイイよう・・・」  
 ユナも同時に、立続けにキワまる。内部の容積が圧倒的に不足しているせいで、  
秘裂の接合部から二人のミックスジュースが勢い良く『ビュブッ、ブチュ』と  
吹きだしてネットリと太ももにつたい落ちる。  
 その様子を四つん這いのユナは下から覗き込むようにぼんやりと見つめ、余韻に  
浸っている・・・  
 
 『はふぅ・・・ユナ、10分で4回イッちゃった・・・2時間もしたら50回ぐらい  
イカされちゃう・・・』  
 そんなユナはすぐに現実に引き戻される。  
 『ずにゅううう・・・』  
 「んん――っ!! あふ、休ましてぇ・・・」  
 休むことなく、代わりのシャフトがユナの秘所に侵入する。激しく腰を使われながら  
懇願するユナの顔はすでにイキかけてもう蕩けそうだった・・・  
 
 
 かわってミルフィはというと・・・  
 召使いを騎乗位で犯しつつ自慢の巨乳で目の前に立たせたもう一人をパイズリしてる。  
腰使いはひそかに少しぎこちないかも・・・  
 「んっ、はんっ・・・ソラヤの大きさに慣れてるから、少しキツイ・・・」  
 むっちりとした太ももで召使の華奢な腰をはさみつけ、アソコでも締め付ける  
ミルフィ。時おり召使いが下から突き上げる度にイキかけては照れ隠しに今のような  
言い訳をしている。  
 そんなミルフィに新たにマナの召使いが後ろから近寄って言う。  
 「ミルフィ姫、ウソばっかり。下のお口はこんなにおいしそうに咥えてるのに・・・  
もう、ミルフィ姫の本気汁でぼくのシャフトがネトネト・・・あれ?ぼくのご主人様より  
白くて濃いみたい・・・」  
 「ひうっ、んっ・・・白いのはぁ、あなた達の精液ですわ・・・くふっ、ああん・・・」  
 必死で言い訳するミルフィをいとおしそうに見つめる召使いは背後からミルフィを  
抱きしめる。『ちゅ、ちゅ』とミルフィの金色のネコ耳を嬲りながら囁く召使い。  
 「でもさっきからミルフィ姫がイク度にヨーグルト見たいのが出て来るんだもん・・・  
ほらこんなにエッチにぼくのシャフトにからまって・・・」  
 もう一人のぼくが犯している接合部を指でさぐる、ミルフィの耳元で囁いてるぼく。  
 『にちゃ、ずちゃ、ぐぷっ・・・』  
 その言葉に乗せられて思わず耳をすまし、卑猥な抽送の音を聞いてしまうミルフィ。  
思わず立ちくらむほど、顔に血がのぼってしまう。それが、新たな快感の呼び水に  
なってしまい、ミルフィを激しく揺さぶった。  
 
 「そんなコトありませ・・・ひっ、んあっ!! ま、またクルっ、気をヤルっ!!  
あひあああん!! 」  
 ガクガクと腰を震わせるミルフィ。白い本気汁がぬっとりと召使のたくましい  
シャフトに伝い落ちる。それを見たイジワルな召使いがうっとりと言う。  
 「ほ〜ら、また出てきた。イったのにこんなに濃いなんてミルフィ姫、相当溜まって  
たんですね・・・」  
 「い、言わないでっ!! 」  
 イッたばかりなのに下から突き上げられつつ叫ぶ。更に感じ、恥ずかしがりながらも  
パイズリをやめないミルフィ。そのエロいカラダにあてられて黙りこくる背後の召使い。  
もじもじと囁く。  
 「ミルフィ姫・・・ぼく、もうがまん出来なくなっちゃった・・・シて・・・」  
 ミルフィの背中に熱いシャフトを擦り付けるようにして囁く召使い。そのしおらしい  
態度にミルフィがやっと上辺だけの余裕と威厳を取り戻して言う。  
 「ふふ・・・あ、焦ってはいけませんわ、ちゃんと順番ですのよ・・・」  
 「だいじょうぶです・・・ココでしますから・・・」  
 『つぷ・・・』  
 「ひっ!! そ、そこはっ!! 」  
 召使の本気汁をまぶした指が浅くミルフィのアヌスに侵入する。ミルフィはその  
予想外の行動にしっぽと耳を逆立てて叫んだ。実はソラヤがちゃんと性行為を  
出来るようになったのはまだ半年前なので、結構ウブなミルフィ姫だったりする。  
 「いやああああっ!! だめっ、だめですの――っ!! あなたのでヤラれたら  
コワれちゃう!! ソラヤにも許したことないのに――っ!! 」  
 慌てて両手を回してお尻をガードするミルフィ。  
 「え〜っ」×2  
 不満げに鼻を鳴らしたのはアヌスを狙っていた召使いと、パイズリを中断された  
召使いの二人。  
 
 「ぜ、絶対だめですのっ!! わたくしまだソラヤの大きさしか知らなかったのに・・・  
あわわわ・・・」  
 余計なコトを口走りつつしっかりとアヌスをガードするミルフィ。  
 
 パイズリが再開されないことを知った召使いがしかたなく自らミルフィの胸に手を  
のばす。そのふっくらとしたバレーボールぐらいの乳房を両手で抱え持つ召使い。  
そしてなんと、ムラムラした召使い君は思わず乳首の辺りにシャフトを押し付け、  
ズブズブめりこませる。  
 「ああっ!! ヘンなことしてはいけませんの!! 」  
 「んあああっ・・・奥までめり込んじゃう、なんか柔らかいお餅に包まれてるみたい・・・」  
 ミルフィの大きくふんわりと柔らかい乳房は召使の大きなシャフトをめり込ませ、  
なおかつそのシャフト3分の2程をみっちりと包み込むほど柔らかい。  
 『ふあん・・・胸の・・・乳首があばら骨に押し付けられてゴリゴリされて・・・くはん・・・』  
 ミルフィはいつもは味わえない胸の快感に戸惑い、震える。抗ってはみても、  
両腕はアヌスのガードに取られていて、無防備に召使いに胸を突き出すしかない。  
ついに片方の乳房にも召使いが取り付いた。  
 『ずぶぶぶぶ・・・』  
 「うああっ!! はさまれるより気持ちイイかも・・・吸い付くみたいに包まれて・・・  
あれ?なんか奥がコリコリしてきた・・・」  
 「それ乳首だよ、ミルフィ姫が気持ちイクて、乳首ピンピンになっちゃってるんだよ」  
 「ウ、ウソです!! そんなのウソですわ――っ!! 」  
 双乳を犯されながら首を打ち振るミルフィ。しかしその行為は、自らが首を振った  
拍子に『ブルンブルン』と胸が揺れ、更にシャフトの先端で乳首をぐりぐり抉られて  
しまい新たな快楽をミルフィに味あわせる。  
 「ひっ!! ああっ、あん、うくっ・・・あっ、はっ・・・いいのぉ・・・」  
 腰を使い始める召使い達。しかも、胸を抱える両手はミルフィの胸をこねるように  
したり、しごくように前後に揺すったりしている。更に、シャフトの先から出た  
先走りがくにゅくにゅとミルフィの乳首をローション責めして狂わせる。  
 
 そしてついに胸に取り付いている召使いが腰をガクガクさせて叫ぶ。  
 「ぼく、ぼく・・・ミルフィ姫のエッチなおっぱいでイッちゃいます――っ!! 」×2  
 「あはぁん!! わたくしも気をヤってしまいますの――っ!! 」  
 ミルフィは膣内と同時に胸の奥深くに熱く打ち込まれる白濁を感じ、絶頂を迎える。  
 そして消滅する召使い達。大きな胸が形を『ぷにゅん』と取り戻すと大量の精液が  
『ぶびゅっ!! 』と双乳からしぶくようにあふれ出た。  
 「ふふ・・・ホントにミルクが出たみたい・・・」  
 ミルフィはうっとりと手についた白濁を舐めて微笑んだ。その妖艶なしぐさに  
ふらふらと引き寄せられる召使い達。  
 「ふふ・・・いいのよ、まとめていらっしゃい・・・おっぱい犯したいの?」  
 ミルフィは至福の笑みを浮べて黒い瞳をゆっくり閉じた。  
 
 
 『ビュクッ、ビュクッ!! 』  
 勢い良く打ち出された白濁は野性的な顔に激しく叩きつけられる。熱く粘る白濁に  
視界を妨げられつつ期待のこもった目で召使いを見上げるリナ。しかし無情にも  
召使い君はイクと同時に『ふしゅううう』と消滅してしまう。  
 「くっ・・・これも本物ではないのか・・・まあ、こんなに早く見つかっても楽しみが  
なくなるか・・・さあ、お前も来い・・・れる、ずちゅちゅ・・・」  
 「ふあああん!? リナさまぁ!! 」  
 強い吸引で召使いをよがらせるリナ。とりあえずすぐ横の壁に爪で引っかいた『正』の  
字に一本線を加えて、休まずに近くのシャフトに手をのばし、強くしごきたてる。  
『正』の字はすでに3つほど完成しかけてる。  
 
 リナは4人をまとめて相手に奮闘している。腰の下に一人、口で一人、そして  
両手に一人ずつ。その腰の下の召使いからかすれたような喘ぎ声が漏れた。  
 「んあっ!! イクッ!! リナ様のがすっごいキツくてイッちゃいますううう!! 」  
 ガクガクと跳ね上がる召使いの腰、リナの大柄なカラダが一瞬だけふわりと浮く。  
リナは秘裂に熱い飛沫を感じつつ吠えるようによがる。  
 「あおっ・・・いいっ、中に・・・出てるぅ、はふっ、くうっ・・・ほら、イキながらもっと  
突き上げて、うあん、っううううう!! 」  
 腰の下の召使いが射精と共に消滅する。  
 『ブリュ・・・ドプ・・・』  
 もう立続けに5,6回打ち込まれた白濁は卑猥な音と共に立てひざになったリナの  
膣内から逆流する。リナはその感触に更に煽られたように新たな召使いを下に組み敷く。  
 「ふふふふ・・・いいぞ、もっとイクんだ・・・」  
 快楽に身を焦がしつつ、リナはこのハーレムを楽しんでいたが『正』の字が4つを  
超えるとそろそろ限界が近くなる。  
 「少し休むか・・・」  
 呟いたリナの背中から新たな召使いの手が伸び、リナの張り詰めた巨乳をネットリと  
揉みしだく。さっきから、インターバルを置こうと思うとき、必ず手の空いた召使いが  
愛撫してくるのだ。  
 「リナさまぁ・・・リナ様のおっぱいステキですぅ・・・」  
 すくい上げるように揉みあげ。そのままゆっくりと螺旋を描くようにして中心の  
乳首にアプローチしてくる。そして最後に乳首を摘んで・・・と、いう期待を巧みに  
逸らして『きゅ、きゅにっ』と乳輪を指で広げるような手つきでリナを巧みに  
焦らしていく。  
 するとリナの収まりかけた快楽の炎がまたもや一気に燃え広がる。鍛えた腹筋と  
背筋が信じられないような速度でくねり、召使いを追い立てる。ショートカットの  
赤毛が本物の炎のように翻り。引き締まった肉体には汗の粒が浮く。  
 「んあああっ!! はあっ、はぁっ・・・もっと、もっと突き上げてっ!! 出してっ!! 」  
 狂ったように口を使い、手でしごき、腰をくねらせるリナ。本日、口では8回目の  
白濁を飲み干しながらやっと気が付いた。  
 
 『はんっ・・・これはもうハーレムじゃなくて、私達のほうがドレイじゃないのか・・・』  
 そんな事を思ったリナは子宮口を熱い白濁に叩かれたと同時に絶頂を迎え、ゆっくりと  
気を失っ・・・  
 『めりめりめり・・・』  
 「おごおおおおおお!?!?!?」  
 いきなり意識の深遠から叩き戻されるリナ。絶叫する。  
 召使いが『トン』とリナの肩にアゴをのせていたずらっぽく言う。  
 「んっ・・・リナ様のお尻、すっごく締まります・・・千切れちゃいそう・・・」  
 腰を使いだす召使い。当然前側にも太いシャフトは挿入されたまま。  
 「んああっ!! やめて、ひぐぅ!! 裂ける、裂けちゃううう!! やめて、抜いて――っ!! 」  
 四肢をわななかせるリナ。さっきまでいい様に弄んでいた召使い達に懇願するが  
当然のように無視される。  
 「あふっ・・・ぼくのが薄いカベの向こうでゴリゴリしてスゴイのっ!! 」  
 「はんっ、ホントだ・・・ぼくの裏筋、先っぽでグリグリされてるよ――っ」  
 召使いは激しく腰を使いあう。互いに抜き差ししたり、たまに同時に深く突かれると  
悶絶しかけたリナが夢中で「ゆるして、ゆるひて、めしつかいさまぁ」と舌足らずな  
叫び声を上げて自分より小さなカラダにしがみ付く。もちろんマナの召使い達はイクと  
同時にどんどん交代しているのだけれど乱れに乱れたリナはもう気が付かない。  
限界を超えたカラダはリナの意識さえ勝手に引きずって行く。  
 「うわっスゴイ!! リナ様のお腹のココ押さえるとポコポコしてるよ」  
 アナルを犯している召使いがリナの腹筋の少ないお臍の下あたりを手で押さえる。  
 「ひっ!! いやあああ・・・」  
 叫ぶリナ。前の召使いも言う。  
 「ホントだ・・・ぼくがズンズンする度にオチンチンが手のひら越しに判る」  
クスクスと笑いあう召使い達。しかしリナにとっては更に膣壁をサンドイッチされ、  
強烈な刺激となって襲い掛かる拷問のようなもの。手のひらで押し付けられながら  
Gスポットをカリでゴリゴリ刺激されると、本日リナに最大の絶頂が訪れた。  
 
 「ああああっ!! あああああああん!! うああああっ!! イイッ、イイのぉ、  
すごいのおお!! わらひの、わらひのオマンコに、アナルにどぴゅどぴゅ  
してくらさい――――!! 」  
 リナの下腹部から熱い液体が吹き出すように溢れる。涙も、涎も全ての液体が止まらず  
流れだす勢い・・・リナは召使い達に犯されるドレイ姫になって荒れ狂う快楽の海に  
さまよい出す・・・  
 
 
 そして残りのグループはというと・・・  
 「きゃん!! お兄さまのが深いトコまでズンズンしてるっ!! でもお兄さまのも  
キツくって締め付けて来て、前も後ろも両方いいですぅ!! 」  
 「ひぐぅ!! ソラヤくんイタイよう・・・抜いてよ・・・ぐしゅ・・・」  
 「でも、お兄さまのこんなに大きくなってます・・・ねっ、こうやって両手で  
シコシコ・・・」  
 「あっ、あっ、あっ・・・ソラヤくんだめだよう・・・ぼく、ぼく・・・」×2  
 「お、お兄さまぁ!! 三人いっしょに、いっしょに・・・イク――っ!! 」  
 「ああああああっ!! 」×2  
   
 『イカせる』ではなく、『イカせあう』グループもあるみたい・・・  
 ・・・いや、とにかく、そろそろ一人で集中攻撃を喰らっているネコ姫様は、  
というと・・・  
 
「にゃあああっ!! だめにゃっ、あっ、あっ・・・はうあああっ!! イ、イキ過ぎて  
死んじゃうにゃあ・・・」  
 息も絶え絶えのマナ。さっきから、もう前も後ろもおかまいなしに犯され続けている。  
興奮した召使いはハイペースでマナを犯し、消滅し、すぐさま他の召使いに引き  
継がれていくのでマナはほんの一息入れる事もできない・・・  
 「離すにゃあ!! ・・・」  
 じたばたと抗うマナだが、ヒトに倍するパワーも召使いの出したいやらしい匂いの  
する体液によって、ぬるぬると空回りしてしまう。そしてマナのひざの裏を抱えた  
召使いが見かけによらない力を発揮して一気に立ち上がった。  
 「はにゃあああん!! ひああっ、深いッ!! 深いにゃあ!! 」  
 ガクンガクンと駅弁スタイルで犯されるマナ。こうなると両足も封じられて  
なすがままにされてしまう。すかさず口内に侵入してきた舌に八重歯の裏を  
舐められるとそれだけでイキそうになる。背後に居る召使の団体がネットリとマナの  
お尻を視姦してる。  
 「うわぁ・・・ご主人様のお尻、こんなにぱっくり開いちゃってる・・・」  
 「本当、すごくエッチ・・・ソコから白いのがトロトロって・・・」  
 囁く召使い達。さすがのマナも赤面して叫ぶ。  
 「にゃっ!! にゃに言ってるにゃっ!! お前達がやったくせにぃ・・・んっ、はぁっ・・・  
はんっ!! 」  
 無言でずずっと近寄る召使い達。マナは慌てて叫ぶ。  
 「だ、だめにゃ!! お尻でこれ以上スルともうガバガバになっちゃうにゃあ!! 」  
 マナには見えないが、召使の視線が自分のアヌスに集中しているのがわかった。  
意識していないのに秘所とアヌスが連動してヒクヒクといやらしく蠢く。  
 『にゃああ・・・そんな・・・アソコが勝手に、チンチン欲しがってるにゃあ・・・』  
 マナは催促してしまいそうな口をかみ締めて欲情を振り払おうとする。  
 
 「ご主人様のお尻に指入れていいですか?・・・裏からご主人様のキモチいいトコロ  
ぐりぐりってしてあげますぅ・・・」  
 呪文のような囁きと共にマナの目の前に召使いの指が現われる。いやらしくクネクネと  
中指と人差し指をひらめかせ、擦るように小さく円を描くように動かし、ネットリと  
見せつけられるとマナのノドがはしたなく『ゴクン』と鳴ってしまう・・・マナの理性を  
砕くように激しく腰も使われてる・・・でもマナは最後の意志のチカラを振り絞り口を開く。  
 「だ、だ・・・だめにゃ・・・」  
 「そうですか・・・」  
 がっかりする召使い。ほっと息をつくマナ。しかしその息を吐いた瞬間、マナの  
アヌスは背後から太いシャフトで一気に貫かれた。マナの息が止まる。  
 「!!!!!!!!!!・・・に゙ああああああっ!! 入れちゃダメって言ったにゃあ!! 」  
 「だって、ご主人様が『指はダメ』って言うからオチンチンを・・・キモチイイでしょ?」  
 形の良い胸を揉みしだいてアヌスを犯す召使い。言うまでもなくその乳首はピンと  
立ち上がり、アソコからも粘着質の音が大きくなってる・・・マナのカラダが限界を  
超えて火が付く。  
 「にゃああっ!! ダメ、ダメにゃあ!! 感じすぎちゃうにゃああっ!! 」  
 ぶるぶるとカラダを震わせて目の前の召使いにしがみ付くマナ。激しく腰を使う  
召使い。いつしか前後でサンドイッチしてる召使いは協力してマナを抱え上げ、  
最高点で落とすというのを繰り返す。マナの体が重力にひかれ、二本の杭がめり込み、  
かなりの速度で貫かれる。  
 「ひいいいいいっ!! にゃああっ!! 口から出て来ちゃうにゃあっ・・・んふううう・・・」  
 舌を突き出してよがるマナ。絶頂が近いのか足指が『きゅっ』と丸まってきた。  
 
 「に゙――――っ!! イクにゃああああっ!!!アナルもオマンコも両方イッちゃう  
にゃあああああっ!! 」  
 半分白目をむいて、もはや何十回なのか数え切れない程の絶頂を迎えるマナ。アヌスと  
秘所の入り口が連動して『きゅきゅきゅ』と痙攣するようにシャフトを締め付ける。  
マナのむっちりとした太ももは召使の引き締まったお尻に巻きついて快楽をむさぼる。  
 「ふあああっ!! ご主人様っ、ぼくイッちゃいますううううっ!! 」×2  
 同時に消滅する召使い。両方が消滅したせいで、マナはぺたんと床に落下した。  
 「にゃにゃ・・・早く、逃げるにゃ・・・にゃふ・・・」  
 必死で這いずるマナだが、すぐに四方八方から召使いに飛び掛られる。イッたばかりで  
まったりと熱く、腰に力が入らず素早く動けない。たちまち召使いにのしかかられ、  
穴という穴を犯されてしまうマナ。  
 「にゃふ・・・もう、もう限界にゃ・・・はんっ!! くううううっ・・・またイクにゃ・・・」  
 マナは胎内に、顔に、熱い白濁を感じつつ快感と現実の狭間を漂う。すっかり  
召使いのカラダに馴染んでしまったマナは召使いがイク度に自らも律儀に気を  
ヤってしまうのだ。  
 『は、早くオリジナルを見つけないと、その前に失神してしまうにゃ・・・』  
 飛んだ白濁に視界をふさがれながら必死で気力を振り絞るマナ。とは言っても・・・  
 マナの足にすり付けて快感をむさぼる召使いが二人。そしてアヌスと秘裂に  
挿入している者。更にはマナの手を取って無理やり握らせているのが二名。そして  
マナにまたがり、胸ではさむようにして腰を使う者・・・と、少なくとも同時に7人を  
相手している。どう見ても脱出不可能・・・  
 『でもヤルしかないにゃ・・・意識のあるうちにオリジナルを確保しにゃいと・・・』  
 マナは息を整えて目を見開いた。  
 
 甘い口調で足元の召使いに声をかける。  
 「にゃ・・・ほ〜ら、わたしが足でいじめてあげるからチンチン出すにゃ・・・」  
 マナは足の指を器用に使って召使のシャフトの裏筋をクニクニとなぞる。  
 「えっ!? そんな・・・あっ、ご主人様の足の指の間でしごかれてるの――っ!! 」×2  
 召使いはしがみ付いていたマナの足を離し、腰を突き出すようにしてマナの足の  
愛撫を受け入れる・・・  
 
 手コキをされてる召使いもエキサイトしてる。  
 「ああん・・・ご主人さま〜っ!! もっとシコシコぼく達にもして・・・」×2  
 「わかったにゃ、出そうになったら言うにゃ・・・楽しみはのばした方がキモチイイにゃ」  
 「ひきっ・・・ふああああっ、そんな・・・ご主人様ぁ・・・」  
 イキかけた召使のシャフトの根元をキツク握って放出を焦らし、淫靡に微笑む  
マナ。絶頂をやり過ごされた召使の腰がわななく。頭をかきむしるようにして悶える  
召使いはマナの腕を押さえている手を離している・・・  
 
 パイズリしてる召使いにも言う。  
 「ほら・・・お口も使って良いにゃよ・・・」  
 「えっ!? でも、でも・・・そんなコトしたら、ぼくすぐ出ちゃう・・・」  
 「キモチいいのににゃあ・・・」  
 ・・・と、ネットリと流し目をして、唇の隙間を舌先でチロリと舐めるマナ。顔に  
付いた白濁の残滓を舐め取る様子はたまらなく淫靡だ。わなわなと誘惑に震える  
召使い、勝負はすでに付いていて・・・  
 「ふあああっ!! ご主人様のおっぱい柔らかくて、先っぽはお口でれろれろされて、ぼく融けちゃうの――!! 」  
 マナの胸を揉み潰すようにして空腰を使う召使い・・・  
 
 マナはアヌスと秘裂を同時に犯している召使の股間にシッポを滑らせる。まずマナの  
下のアヌスを貫いている召使いがうめき声をあげる。  
 「ふあああっ!! ご主人様のしっぽ、ぼくのオチンチンに巻きついてるっ!! 」  
 「どうにゃ・・・こうやってチンチン、オマンコから抜いてるときもシッポでこすって  
あげるにゃ・・・」  
 「あっ、あっ、あっ・・・さわさわ柔らかいシッポが根元を『きゅっ、きゅっ』って・・・」  
 ほとんど半泣きで腰を振る、いや振らされる召使い。それを見たマナの秘裂を  
犯してる召使いも物欲しそうにマナにおねだりする。  
 「ご、ご主人さまぁ・・・」  
 「わかってるにゃあ・・・こうやって余ったシッポの先を・・・」  
 マナはシッポの先でさわさわと召使のシャフトとアヌスの間の微妙な部分を  
なで上げる。敏感なトコロを柔らかい毛皮で撫でられた召使いはもうたまらない。  
 「ひいいいいっ!! タマタマの下っ、か、感じるううううっ!! すごいっ、  
すごいです!! ご主人様――っ!! 」  
 猛然と腰を使い出す召使い達。あまりの快感にマナを置いて急速に高まっていく。  
マナは召使いと一緒に登りつめようとしてしまう自分をを必死で押さえつける・・・  
 
 そしてついに・・・  
 「ご主人様イクっ!! イク――ッ!! 」×2  
 マナの胎内の深いところで召使いが射精する。その感覚に半分イキかけながらも、  
マナは口内のシャフトの鈴口に舌を抉るようにして突き入れ、激しく吸引した。  
 「うあああっ!! 出るっ、でちゃうっ!! 吸い出される――っ!! 」  
 パイズリしている召使いが吠えるように大声をあげて果てる。同時に足元でじっくり  
嬲るようにシャフトを愛撫していたつま先は、いきなりアプローチを変え、こねるように  
召使のタマタマを踏みつけるような激しい愛撫に切り替った。  
 
 「ひいいいいっ!! んあああっ、ご主人様、激しいっ・・・うそっ!? 出てるの、ぼく  
踏まれてイッてるよ――!! 」×2  
 足元の二人はマナの足の裏を白く熱く汚して消えていく。そのときには激しく  
シャフトをしごいていたマナの手の中指が召使のアヌスに深々と侵入している。  
 「うああっ、おっ、おっ・・・お尻はだめ、ご主人様ぁ・・・」×2  
 マナはその言葉を無視して、召使の『すごいトコロ』を指の腹でひと撫でする。  
 「ひくうんっ!! どくどく出てる!! うああああああっ!! 」×2  
 召使いは強制的に射精させられてしまう。あまりにも大量に吹き出したそれは、  
マナの頬までとんできた。  
 そして両手の召使いも消滅。一気に7人を同時に消滅させたマナは次の召使いに  
つかまる前にすぐさま立ち上がる。そして召使いの群をかき分けて進む。  
 
 「違う、お前もコピーにゃ・・・これも違う・・・」  
 全く同じ姿のはずの召使いをかき分け、覗き込んではオリジナルを探すマナ。  
しかし、誰もが、全く同じ姿かたちの召使い・・・それはマナが一番良く知っている筈  
なのに・・・それでも必死で本物の召使いを探し続ける。  
 「にゃっ!! 違うにゃ・・・お前も・・・くっ・・・次に押さえつけられたらもう二度と  
立ち上がるチャンスがなくなるにゃ・・・」  
 言う傍からドンドン召使いが足や腰に取り付いて来る。徐々に遅くなるマナの歩み・・・  
ついに亀のようにノロノロと召使いを引きずって歩くマナ。「ご主人さま――」×8と、  
取り付いた召使いがゾンビのように不気味に合唱している。すると・・・  
 
 足をもつれさせるマナの前に召使い。リナに捕まりそうになって顔を後ろに  
向けているのにもかかわらず、その肩から上の白い首筋を見ただけでマナは絶叫した。  
 「にゃあああっ!! 見つけたにゃあ、お前がオリジナルにゃあ!! 」  
 マナは体に8人をまとい付かせたまま、アメフトの選手みたいに全員をずるずる  
引きずってその目的の召使いにダイブする。  
 「ご、ご主人さま――っ!! はわわわわっ!! 」  
 その召使いも気が付いて慌ててマナを受け止めるが、一緒にしがみ付いている  
召使い達の分の体重を受けあっさりつぶれる。倒れ込んだマナに残った召使いが  
どんどん被さって小山のようになった・・・  
 
 
 ・・・そして、150人近く居た召使いも最後の一人に・・・  
 最後の召使い君はネコ姫3人がかりで責められてる。  
 「はうっ、あっ、ひんっ・・・きゃふうう・・・は、激しすぎますぅ!! 」  
 手を押さえられて、快感にガクガク震えるマナの召使い。  
 「ほら・・・強く吸われるの好きだろ・・・ちゅちゅちゅ・・・んはっ・・・イクときは『私の  
フェラチオでイク』っていうんだぞ・・・れるっ、むちゅ・・・これで37人目だ・・・」  
 ミルフィと召使のシャフトを奪い合いつつフェラチオを敢行しているのはリナ。  
ミルフィも必死でリナの前に割り込みつつ言う。  
 「もっとデリケートに扱いなさいな・・・召使い君もちゃんと『タマタマもきゅもきゅ  
されてイッちゃいます!! 』って言うの・・・あなたが25人目ですわ・・・」  
 ・・・と、シャフトの根元の、きゅっと締まった袋を口に含んで弄ぶミルフィ。  
 「ふむぅ・・・んちゅ、れる・・・はん・・・ずじゅじゅ・・・」  
 ミルフィが口に溜まった唾液をすすり上げるたびに召使の腰が快感にビクビク  
跳ねる。  
 
 ユナは召使の唇を奪い舌を絡めとりつつ、召使い君のおっぱいの先をぎゅいぎゅいと  
嬲っている。  
 「ちゅ、はむうぅ・・・キミ、おっぱい弱いんだもんね・・・ユナがイカせてあげるからね、  
ちゃんと言うんだよ・・・ほらココ、もうきゅんきゅんにして・・・もうこれで13回も  
イカせてるんだからぁ・・・」  
 ユナは細い指でツネツネと召使の胸の先っぽを引張る。  
 「ふああああっ!! だめですぅ――ぼく、ぼく・・・そんなに激しくされると・・・もう、  
もう・・・」  
 白いカラダをくねらせてすすり泣く召使い。身を乗り出す3人のネコ姫。それぞれの  
手が、舌が激しく動き始める。  
 「だ、誰でイッちゃうの!? 」×3  
 がくがく痙攣する召使いが掠れた声で叫ぶ。  
 「ああっ、ぼく、ぼく・・・出ちゃう・・・」  
 『ごくん・・・』×3。息を飲むネコ姫。  
 「・・・イク・・・ぼく、ぼくっ・・・お尻でイッちゃう――!! 」  
 『びゅくっ、びゅくっ!! 』  
 シャフトがしゃくりあげ、濃い白濁が3人のネコ姫様達をかすめて中に舞う。  
 「へっ・・・お尻?・・・」×3  
 首をかしげる3人。その時、イッた召使いが『ふしゅうう』と消滅した。その下から  
現われたのはソラヤ・・・  
 「はぁ、はぁ・・・たくさん中に出しちゃいました・・・はああん・・・お兄さま7回も  
イカせちゃった・・・」  
 微妙に沈黙する3人のネコ姫・・・  
 
 「ソ、ソラヤ・・・成長したわね・・・」  
 「む・・・あ、あなどれんヤツ・・・」  
 「いつの間に・・・って、それじゃ本物は!? 」  
 我に返るネコ姫たち、周りを見回す。するとリビングの真中に不審な白色の小山が  
こんもりと出現している。ぷるぷると震えるそれは白くぬめぬめと光っていて・・・  
 「おおっ!! ホワイトスライムかっ!! 」  
 リナが全裸なのも忘れて思わず腰に手をまわし、剣の柄を探る。  
 『ぷるぷる・・・』  
 ホワイトスライムの震えが激しくなる。あまりの不気味さに後じさる4人。  
 『・・・ぷるぷる・・・ごばあっ!! 』  
 「いやあああ〜ん!! 孵化したの〜!? 」  
 その白い体を突き破って現われる異様な怪物。悲鳴をあげるユナ。そのモンスターが  
いきなりしゃべる。  
 「にゃふ・・・ひどい目にあったにゃ・・・」  
 「あ、姉上・・・!? 」  
 聞き覚えのある声に目を見開くリナ。ミルフィも言う。  
 「マ、マナなの・・・じゃあその、カラダに付いてる白いのは、もしかして・・・ああっ!!  
やめなさいっ!! 」  
 マナが『ぶるぶるっ!! 』と身を震わせたので、体にまとい付いていた白濁が  
四方八方に飛び散った。逃げ惑うネコ姫たち。  
 積もり積もった白濁の中から現われたのはやっぱりマナ。顔を洗うしぐさで頬を  
こする。  
 「それじゃ、本物のお兄さまは?」  
 ソラヤが呟くとマナは余裕たっぷりで、さっきまで自分が埋まっていた白濁の海の  
中に手を突っ込んでかき回す。  
 「ここにいるにゃあ・・・」  
 『・・・がぼっ!! 』  
 そこから現われたのはぐったりとした白濁まみれの召使い。どうやら本物みたい・・・  
 「し、白い悪魔が・・・どうしてこうなるの・・・がくっ・・・」  
 自分の白濁で溺れかけた召使いが気を失う。本日一番の被害者である。マナは  
3人のネコ姫に勝ち誇って言う。  
 
 「残念だったにゃあ、これがオリジナルにゃあ!! 」  
 ムッとするネコ姫たち。でも、さらりとユナが言う。  
 「あ〜あ・・・ユナ、召使いくん手に入ると思ったのになぁ・・・それじゃ、お金は  
返金だよね」  
 と、ためらいもせずに札束を回収するユナ。  
 「えっ・・・そんにゃ・・・」  
 うろたえるマナを尻目にリナも申し訳なさそうに言う。  
 「あの・・・姉上、言いにくいのだが・・・」  
 言葉とは裏腹に、てきぱきと紙袋を奪回してるリナ。服を着たミルフィも白々しく  
ソラヤと会話してる。  
 「さっソラヤ、帰りますわよ・・・ふふ・・・すっかり時間を潰してしまいましたわ」  
 「はい、ご主人様・・・ボクとっても満足しちゃいました・・・」  
 ぞろぞろとマナの部屋を出て行くみんな。残されたマナは呆然としてる。  
 「そんにゃあ・・・元手がかかってたのに・・・やり逃げにゃ!! 乗り逃げにゃ!! 」  
 マナの悲鳴が虚しくリビングに響いた。  
 
 
 さて、疲れきってぞろぞろ歩く3人のネコ姫と一人。  
 「くっ・・・あんなにイカせたのに本物に当たらないとは・・・」  
 「おかしいですわね・・・私たち4人の合計の方がマナよりもイカせてたのに・・・  
運かしら・・・」  
 ミルフィが下を向く。ユナも言う。  
 「でも、マナ姉・・・なんか、本物判ってたみたいだったよ・・・」  
 「ばかな!! 全部そっくり同じのハズだった!! 目印でもあったのか?・・・」  
 断言するリナにユナが口を尖らせて抗議する。  
 「じゃあ、なんなのよ・・・」  
 「『愛』ですっ!! 『愛のチカラ』ですっ!! ボクもあんなふうに増殖しても本物の  
ボクをご主人様がちゃ〜んと見つけてくれますよね!? ね、ねっ?」  
 
 ソラヤがミルフィにすがり付いて言う。ソラヤの勢いにのけぞるユナ。  
 「も、もちろんですわっ!! マナにできて、わたくしにできない事ありませんもの・・・  
たぶん・・・きっと!! 」  
 ホントは自信がないのか、裏返った声で叫ぶミルフィであった・・・  
 
 
 「にゃふ・・・」  
 部屋はすごい惨状。嵐が通過したように散らかり、リビングの空気は体液やら  
汗やらの150Pの名残でムッとするほど。  
 生活費は今回の実験で使ってしまった。頼みの『複製製造機』はいきなり  
スクラップになってしまって・・・さすがにガックリするマナ。  
 「・・・はにゃあ・・・なにも残らなかったにゃ・・・」  
 荒れ果てた辺りを見回して溜息を付くマナ。下を向くと軽い寝息を立てている  
召使いがいた。  
 「・・・一つだけ残ってたにゃ・・・そういえば『ヘソクリ隠してる』って言ってたにゃあ・・・」  
 ニヤリと笑うマナ。きっと明日も明日の風が吹くのだ。  
 夢うつつの召使いが小さく寝言を呟く。  
 「・・・ご主人様ぁ・・・なんでぼくが判ったんですかぁ・・・ムニャムニャ・・・」  
 薄く微笑んでマナが言う。  
 「ちゃんと見つけられたのは『愛のチカラ』かも・・・にゃ・・・」  
 マナは召使いに毛布をかけてあげながら首筋に薄っすらと残っている  
昨日つけたキスマークに向かって・・・いたずらっぽく・・・  
 
   ウインクした  
 
   (おしまい)  

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