リビングは夕暮れ近くの優しい日の光で溢れている。そのリビングの続きになって  
いるキッチンもその恩恵を十二分に受けていて、ステンレスのシンクも優しくピカピカ  
光ってとてもキレイ。  
 そんなふうに見えるのは陽光のせいだけじゃなくて今日のキッチンに溢れんばかりの  
食材のせい。シンクの上には、鯛やら鰹やら穴子やら新鮮な魚介類が勢ぞろい。足元の  
水桶にはまだ生きているのもいて・・・。昨日はご主人様と一杯のインスタントラーメンを  
分け合って食べたっけ・・・なんて思って思わず涙ぐむ。ちなみにこの後、スープに  
ゴハンを入れておじやにするのがご主人様曰く、マナ流ラーメンのフルコースだ・・・  
いったいご主人様ってぼくと出会う前はどういう生活をしてたのかな・・・なぞと  
思いつつ。  
 「ふん、ふん、は〜ん♪」  
 なんて、鼻歌を歌いつつ包丁を鮮やかに使うぼく。赤身の魚は短冊に、白身の魚は  
削ぎ切りに、カツオはご主人様の好物のタタキにする。シンクの中のボールには  
すでに大根を桂剥きして作った刺身のツマが涼しげに泳いでる。  
 「はあっ、久しぶりに料理のしがいがあるなあ」  
 ぼくは晴れ晴れと額の汗を拭った。これから文字通り、自分の身に起こることも  
知らずに・・・  
 
 さて、その背後のリビングには今日もお馴染みの三姉妹がいる。ちなみに今日の  
食材は、ユナが街の魚屋に薬代を現物支給でもらったのはいいが、自分でさばける  
はずもなく扱いに困って持って来たモノ。  
 中央の長ソファにいるのは長女のマナ。金色の大きな瞳、濡れたような黒髪は  
ポニーテールにしてある。もう季節外れに近いが、ぴっちりのホットパンツに長袖の  
Tシャツを合わせている。簡単な服装ながら、それでも華やかに見えるのはシャツの  
胸を突き上げるぐらいのナイスバディのせいかもしれない。そのマナがしゃべる・・・  
ニヤリと笑って白い八重歯がこぼれた。  
 
 「にゃふふ・・・スパッツエプロンっていうのもなかなかにゃあ・・・」  
 と、両の親指と人差し指で作った四角いファインダー越しに召使い君の華奢な腰を  
視姦している。しかもできるだけ角度を下から覗き込むよう、べたっといぎたなく  
寝そべる徹底ぶり。  
 「た、確かに・・・イイですの・・・あっ、そんなに前にかがむと『きゅ』って・・・」  
 ソファにちょこんと座ってぐぐっと身を乗り出すユナは黒色のゴシックロリータの  
ドレス。黒一色のドレスにアクセントに白色の大きな襟が映える。口調は幼いが  
姫様らしく姿勢がいい。小首をかしげると頭上のツインテールの黒いリボンが南国の  
クロアゲハ蝶のようにふわりと揺れた。  
 リナはさっきから机にかじり付くようにして召使い君を凝視してる。真紅の瞳、  
血のように赤い髪。ショートにした髪はくせっ毛で炎のように見える。お臍の見える  
ピッタリしたパンツスタイル、その生地の色も足のブーツも赤色で統一してある。  
机の端をギュッと掴むたびに、締まったお腹のおへそのまわりに腹筋の束が浮いた。  
 「ハァハァ・・・あのテカテカの光沢がなんとも・・・ツルンとして・・・」  
 雄ネコ禁制のお城でオトコ日照りの妹たちがあんまり夢中になってる姿がおかしくて、  
マナが煽るように言う。  
 「よ〜く見るにゃあ・・・お尻にパンツのラインがないにゃあ」  
 『ぐぐっ』と更に身を乗り出す妹たち。  
 「な、なんとっ!! まさか・・・いや、そんな・・・」  
 調子に乗ったマナがあることないこと言う。  
 「いいコト教えてやるにゃあ・・・朝、イタズラしてスパッツの上から『さすさす』  
したらパンツに恥ずかしいシミができたから、むりやり脱がしちゃったにゃあ・・・」  
 「そんな・・・朝からなんて・・・えっちですわ――っ!! 」  
 顔を覆うユナ。でも隙間から覗くのはお約束。  
 
 「きっとリナを呼びに言ったときもノーパンで、必死に前を隠しながらコソコソ  
行ってたに違いにゃいにゃあ」  
 舌を出しながら二人にこそこそ耳打ちするマナ。  
 「ふおおおっ!! ・・・そんな羞恥プレイを・・・あの時押し倒していれば――!! 」  
 とんでもないことを言いつつ、ガスガスとテーブルに頭を叩きつけるリナ。  
 「マナ姉っ!! か、買いますの――っ!! そのパンツ、一枚10・・・いえ、20セパタ  
出しますわ――っ!! 」  
 がまくちを取り出してマナをガクガク揺さぶるユナ。いつになく三人のテンションが  
高い。  
 その時、召使いが振り向いて・・・  
 
 お魚はほとんど切り終わって、いったんステンレスパンに並べてある。あとはコレを  
とっときの大皿に盛り付けるだけ・・・ぼくは背伸びしてシンクの上の棚を開ける。  
 「あれ・・・大皿がない、おかしいな・・・おとといまでちゃんとあったのに・・・」  
 ぼくは振り返って背後のご主人様に振り向く。  
 ぼくが濡れた手をエプロンの裾で拭こうとエプロンの前をペロンとめくりあげると・・・  
 「ふおおおおっ!! そんないきなりっ!! 」  
 「いやああああん!! だめ――っ!! 」  
 なぜか興奮の頂点に達したリナ様とユナ様が鼻血を噴き出さんばかりに叫ぶと  
ソファの上で『ぷしゅうう』とブツブツうわごとを呟きつつオーバーヒートして・・・  
コワれてしまった・・・  
 「な、なにかありました?」  
 慌てて自分の格好を確認するぼく。魚の返り血も付いてないし・・・別にこの新しい  
サポーター付きのスパッツも破れてないし・・・ヘンなの・・・  
 
 「あっ、それよりも・・・ご主人様、棚の中にあった青い大皿知りません?・・・」  
 ご主人様がギクッとして目をそらす。  
 
 「にゃ・・・ひょっとして、あの青磁の陶板のことかにゃ?・・・」  
 「そう!! そうです!! アルバイトしてた『山猫亭』のおじさんが店じまいの記念に  
ぼくにくれた大事なお皿・・・はっ!? もしかしてご主人様、売り飛ばしたんじゃ!! 」  
 慌てて弁解するご主人様。  
 「ネコ聞きの悪いこと言うにゃ!! 売ったんじゃにゃくて、質に入れただけにゃ!! 」  
 なんて威張ってるご主人様。  
 「・・・・・・・・・!!!!」  
 ぼくはご主人様をキッと睨みつけて言う。  
 「おーなーじーでーす!! だからご主人様はダメダメなんです!! イケズです!!  
あんぽんたんです――っ!! 」  
 包丁をブンブン振り回してエキサイトするぼく。  
 「お皿がなくてどうするんですかっ!! それにあのお皿は『良く働いてくれたね』って  
言われてもらった記念のお皿なのに!! また下らない実験のたしに・・・えっ!? 」  
 ご主人様がフルフルと震えて俯いている。  
 『な、泣いてるの・・・!? うそ・・・』  
 うろたえるぼく。溜まった怒りがあっという間にしぼんでしまう。  
 「あ、あの・・・」  
 ご主人様におずおず問いかけるぼく。ご主人様が悲しいと・・・あっ・・・なんだか  
ぼくも泣きたくなって来ちゃった・・・くすん・・・  
 「お皿なら・・・あるにゃ・・・」  
 俯いたまま言うご主人様。ぼくは慌てて聞きなおす。  
 「えっ!! どこですか!! 」  
 『プシュ!! 』  
 と身を乗り出したとき、下を向いていたご主人様がいきなり手に持っていた小さな  
霧吹きをぼくの顔に吹きつけた。思わずその霧を吸い込んでしまうぼく。  
 「な、なにお・・・おっ・・・お、お・・・」  
 くらくらと崩れ落ちるぼく。暗くなる意識の中で思った。  
 『なんか、この頃こんなパターンばっかり・・・』  
 
 
 「んっ・・・ううん・・・くっ・・・」  
 目を開けると見慣れた天井の照明の光が目に入った。暗闇に慣れた目は反射的に  
まぶた閉じる。どうやら照明の位置からリビングの机の上に寝かされているみたい。  
そしてカラダが動かないのは、手を後ろ手にギチギチに縛られてるからのよう・・・  
まったく、ご主人様ってヒドイ・・・なんて思っていると体中が冷たいのに気が付いた。  
無理やり目を開けると・・・  
 「へっ!? ・・・お刺身?・・・」  
 ぼくのお腹の上にお刺身が乗ってる・・・それもちゃんと切っておいた刺身のツマや  
海草といっしょにキレイに盛り付けられてる・・・いやそれよりも・・・ぼく、全裸に  
されてるっ!!  
 「ち、ちょっとなんですかコレ・・・」  
 ぼくが後ろ手に縛られたまま、腹筋の力だけで『ぐぐぐっ』と身を起こそうと  
すると、ご主人様がぼくの額を指でスッと押さえつけて言った。  
 「にゃふ・・・目が覚めたかにゃ?お皿がにゃいからお前がお皿の代わりになるにゃあ!! 」  
 ニヤニヤ笑って覗き込むご主人様。ほんっとうにロクなこと考えないっ!! ぼくは  
唇を噛んで頼みの綱の妹姫たちに必死で助けを求める。  
 「た、助けてっ!! リナ様っ、ユナ様――っ!! 」  
 ところが、この二人が先頭に立って目の色を変えて盛り付けをしてる。  
 「ふふっお刺身、お刺身・・・じゅるる・・・もう食べちゃいたい・・・エケケケケ・・・」  
 「きゃあああん!! マグロはここ、ヒラメはここ、海草はこんなところにいっぱい  
盛っちゃったりして・・・いやあ――ん!! 」  
 「うわあああん!! さっきからコワれたままだ――っ!! 」  
 すでに二人はご主人様の手先に・・・ぼくは望み薄ながらやっぱりご主人様に直接  
訴えかける。  
 「た、食べ物を粗末にしたらダメなんですよ!! 」  
 「何を言ってるにゃあ、これは昔からある上流階級の由緒正しき食べ方にゃあ」  
 「うーそーでーすー!! だからご主人様はアホアホなんですっ!! オヤジですっ!!  
すかぽんたんです――っ!! 」  
 
 とじたばたするぼく。乗っていたお刺身が落ちそうになる。するとご主人様がぼくの  
鎖骨のくぼみの上にこんもりと盛られたワサビを指ですくい取って言う。  
 「ちなみに、お前が一個でもお刺身落としたら、罰としてこのワサビをお前の  
恥ずかしいトコロに塗りつけちゃうにゃあ!! 」  
 といいつつ指の動きは『ずぶずぶ』って押し込むみたいなジェスチャーから  
『ぐりぐり』って中にワサビを塗りたくるような動き・・・それって、もしかして・・・  
ぼくの顔は紙より白くなった。  
 「そ、そんなぁ・・・もうお皿のコト言いませんから許してください・・・」  
 慌てて許しを請うぼく。ご主人様は自分勝手なセリフをしゃあしゃあと言う。  
 「別にお皿のコトなんて気にしてないにゃ、ただ食べ物を粗末にしちゃいけない  
にゃあ」  
 要するに、お皿のコトなんて、これっぽっちも反省してないってこと・・・ご主人様は  
オニですアクマです・・・そして足元の方から声。  
 「姉上っ!! 盛り付け完了したぞ!! 」  
 「かいしんのできですの――っ!! 」  
 ご主人様に最敬礼してるリナ様とユナ様。ご主人様は手にとったワサビをゴリゴリと  
自分の小皿のしょう油にいれてかき回すと偉そうに言う。  
 「にゃふ・・・じゃあそろそろ始めるかにゃ」  
 飛びつくように席につくネコ姫たち。ぼくをギラギラとした目で見てる・・・  
 『ああっ!! ・・・ぼく食べられちゃうよ〜!! 』  
 半ば本気でそう思うぼく。首を下に振り向けてさめざめと落涙する。異世界に  
流されたあげく、こんな屈辱にあう羽目になるなんて・・・上半身から太ももにかけて  
紅白のお刺身や、刺身のツマ、緑の海草類が満艦飾でキレイに盛り付けられていて・・・  
 『はああああ・・・』  
 溜息をつくと胸の上のマグロが『ぷるるん』と揺れた。それを涎をたらしそうな  
表情で見つめるリナ様とユナ様・・・そして、足元の方に座ってるご主人様が言う。  
 
 「それじゃ『いただきます』にゃ」  
 「いただきますっ(ですの――!! )」  
 ほとんど絶叫のような『いただきます』とともにぼくに一斉に箸が伸びてきた。  
 
 
 三人ともすごい食欲。ロクなものを食べてないご主人様はともかく、ユナ様なんて  
カラダに似合わないほどの凄まじいペース・・・  
 「にゃふ・・・おいしいにゃあ・・・」  
 「ああっ!! ご主人様っ、ソコの場所ばっかり食べちゃだめです〜!! 」  
 「なんでかにゃ?この下に何かあるのかにゃ?ツンツン・・・」  
 「んあっ!! 突付いたらだめっ・・・それは、あのその・・・」  
 顔を赤らめて口ごもるぼく。リナ様がいつもの沈着冷静さをかなぐり捨てて、  
酔っぱらったように言う・・・というかまだコワれ気味。  
 「ナマコとか潜んでたりしてな・・・エケケケケ・・・」  
 「すっごく大っきいナマコ?・・・いやあああん!! リナったらすごくエッチ――っ!! 」  
 『ギャハハハハハハ!! 』と三人でひざをバシバシ叩きながら無意味なほどの  
大声で馬鹿笑いするネコ姫たち。  
 「うっ、うっ・・・ご主人様たち、オヤジですぅ・・・」  
 諦めの境地でひっそりと泣くぼく。まな板の上の鯉ってこんなキモチかな・・・  
なんて思っているとトンでもないユナ様の声が・・・  
 「リナ、ここにイクラが残ってるのー!! 」  
 『あれ?・・・ぼく、イクラなんて料理したっけ・・・』  
 「おっと、本当だ・・・」  
 箸をぼくの胸に伸ばすリナ様。『きゅっ!! 』  
 「ひああああああっ!! 」  
 絶叫するぼく。ぼくはビクビク体を震わせて訴える。  
 
 「そ、それはぼくの・・・おっぱいの先っぽの・・・んああああっ!! つままないでっ・・・」  
 胸を震わせるぼくにご主人様がピシャリと言う。  
 「にゃ!! お刺身落としたらヒドイにゃよ〜!! 」  
 「そ、そんなっ!! ああっ、いやああっ!! そんなにツンツンしないで〜!! 」  
 歯を食いしばるぼくにリナ様が箸の先でツンツン、クニクニしながら実に嬉しそうに  
言う。  
 「なんかこのイクラ、ふくらんできたんじゃないか?」  
 「だ、だからっ、ち、違っ・・・くうううん・・・」  
 お刺身を落とさないようにしつつ身悶えるぼく。後ろ手に縛られた腕は背中の下に  
あって、強制的に胸を突き出すような姿勢になってる・・・それなのにユナ様が更に  
追い討ちをかけてきて・・・  
 「ん〜っ、じゃあユナもこの反対側のイクラを直接・・・ちゅうううっ!! 」  
 「ひああああっ!! だめ、だめです〜!! 」  
 激しい快感にどうにかなりそうなぼく。でもちょっとも動けなくて・・・そして、  
ついに恐れていたことが・・・  
 「どうしたにゃあ?腰がモジモジしてるにゃよ?」  
 ネットリと囁くご主人様。大口をあけてカツオのタタキを頬張る。  
 「んっ、くっ・・・な、何でも・・・ありません・・・」  
 ぼくは歯を食いしばって言う。でも・・・  
 『ど、どうしよう・・・アソコ、おっきくなって来ちゃった・・・』  
 ぼくは徐々に育ってきた自分のシャフトを自覚する。太ももでぎゅっと挟み  
込んで・・・でも、もしも挟む力がゆるんだら・・・  
 
 「ああっ、だめです〜!! 」  
 キモチ良くて、力が入らなくなったぼくの太ももから、すっかり大っきくなった  
オチンチンが・・・  
 『ぴょん!! 』  
 元気良く跳ね上がった。ちょうどオチンチンの上に盛り付けてあったお刺身が、  
ツマが、海草が・・・全部一緒に空中に高く跳ね上がって床一面に散らばった・・・  
 
 「にゃにゃ!! ・・・お前、お皿のクセになんてことするにゃ!! 」  
 激怒したご主人様がワサビをしなやかな指にたっぷりすくい取って言う。  
 「おしおきにゃあ!! 」  
 「ゆ、許してくださいっ!! ・・・えっ!? いやあああああっ!! やめてえええ!! 」  
 両端からリナ様とユナ様がぼくの足をガッチリと掴んで大きく開く。そして  
ご主人様の手がぼくのオチンチンの下の恥ずかしいトコロに・・・  
 
 「そんなのいやだ――っ!! 」  
 下半身を確認すればまだ危険地帯と思われる場所にはたっぷりお刺身が残って  
いて・・・  
 「うわあああん!! ぼくどうなっちゃうの〜!! 」  
 まだ乱痴気騒ぎの晩餐は始まったばかり・・・  
 
 
「にゃふふ・・・」  
 マナは召使いを見つめる。美少年とは言い切れないものの、誰をもほっとさせる  
優しげな顔には苦痛とそれ以上の快感がくっきりと浮き出ている。この召使いを  
買った当時、病気だったせいかその体の色は目に染み入るほど白い。そんな召使いが  
太ももをほんのりと染めて、スリスリモジモジしてる姿はマナを大いにそそらせる。  
普段ならお臍にくっ付くほどのシャフトを無理やり挟み込んで根元がミシミシ  
痛いのであろう、歯を喰いしばしり耐えている召使いを眺めつつマナは思った。  
 『ちゃんとわたしにおねだりしたら楽にしてあげるのににゃあ・・・』  
 召使いは垂れ気味の黒い瞳をうるうるさせてるけど決して弱音は吐かない。もっとも、  
その少し意地っ張りでマナのいささか爛れた性活・・・いや、生活に染まらない性格は  
ダイヤモンドのように貴重なのは十二分に判っているのだけど・・・  
 「どうしたにゃあ?困ってるならわたしに言ってみるにゃ、ほらほら・・・」  
 内心のキモチを押し隠し、マナは自分の召使いにネットリと問いかける。召使いは  
『きっ』とマナを見つめて答える。  
 「な、何でもありませんっ!! くううっ、はんっ・・・」  
 「にゃにゃ・・・リナ、ユナ、もっと激しくしたげるにゃ」  
 マナは二人の妹に声をかける。すると二人は返事の代わりにいやらしい舌使いの  
音でそれに応えた。  
 「ひいいいいっ!! あっ、いやああっ噛んだらだめですぅ――!! はあああっ、  
あくっ!! 」  
 ガクガク身もだえする召使い。蕩けたような表情で涙をポロポロこぼしてネコ娘達に  
いいように嬲られている。激しく胸の先っぽを吸われるたびにクネクネとマナを  
誘うように艶めかしく小さな腰が揺れている。  
 
 『・・・じゅるる・・・』  
 慌てて口元のヨダレを拭うマナ。いい気になって二人の妹に命令してたのはいいが  
すっかり出遅れた、というか自分が入るトコロがない・・・召使のおっぱいは両方  
ふさがっているしキスはヘソを曲げた召使いは許してくれそうもない。肝心の部分は  
刺身の下・・・ためしに妹達に言ってみる。  
 「にゃにゃ・・・ち、ちょっと交代してみるにゃあ・・・」  
 「フ――ッ!! (ですの――!! )」  
 食事を中断されたノラネコのような顔で妹に睨まれるマナ。  
 「にゃむむ・・・」  
 この場をとりなす助け舟を期待して横目で召使いを見るが・・・  
 『ぷいっ』とソッポを向かれてしまう。嫌われてしまったらしい・・・  
 「も、もういいにゃあ!! 勝手にやってればいいにゃ!! 」  
 自業自得である。はみちょにされてしまったマナはそばにあった一升瓶を手に取ると  
ソファにあぐらをかいて直接グビグビと呷るのであった・・・  
 
 ご主人様はスネてヤケ酒をきこしめしている。いい気味だと思ったのはつかの間、  
ぼくのカラダをいいようにするのはコワれた二人のネコ姫のわけで・・・  
 「ひくうっ、くっ、あっ・・・もう・・・」  
 完全に大っきくなったシャフトは今にも外に弾け飛びそう。強く挟んでいる太ももは  
力の入れすぎでつる寸前みたいに震える。オチンチンが折れちゃいそうにイタイのに、  
口から出るのは快楽の呻き・・・  
 
 「リナ様・・・ユナ様・・・もう、もう許して・・・」  
 ぼくは小さな声で訴える。『てゅぽん』とぼくの胸の先っぽから口を離したリナ様が  
囁く。  
 「どうした?イタイのか?」  
 ぼくは藁にも縋るキモチでガクガクうなずく。  
 「は、はい・・・もうやめて下さい・・・ひあっ!! 」  
 意識をリナ様にむけていた所為でいきなり耳元に息を吹きかけられてゾクゾク  
しちゃうぼく。ユナ様が囁く。  
 「リナ、イタイのはいけませんの、もっとキモチいくなってもらいますの――っ!! 」  
 「そうだな、うむ」  
 リナ様もぼくの耳を『ぱくっ』と咥えて言う。  
 「そ、そんなち、ちがっ・・・ひっ、あっ、だめですぅ・・・」  
 耳たぶをはみはみと噛まれて、舌先が耳の渦巻きに沿ってゆっくりねっとり這ってくる。  
 「あっ、あっ、あっ・・・」  
 背筋を逸らしてダブルの耳責めに耐えるぼく。  
 『にちゃ、ちゅく、ちゃくちゅく・・・』  
 舌が這う濡れた音は、ぼくの頭に直接響く感じ。二人の舌先は今まで眠っていた  
ぼくの快感スポットを的確に掘り起こしていく。  
 「うあああ・・・だめ、ひああ・・・んあああああっ!! 」  
 とろとろとした快感に油断していたぼく。そこにいきなり示し合わせたリナ様と  
ユナ様がぼくの耳孔に舌先を差し入れて抉るようにしてぐりぐり刺激する。  
 「ひいいいっ!! うわあああっ!! だめ、んくうぅぅっ!! 」  
 ガクガクとわななくぼく。お刺身が落ちなかったのが奇跡のよう。そのまま耳に  
熱い吐息と共にユナ様が言う。  
 「キモチいいでしょ?頭の中を直接舐められてるみたいで・・・」  
 「ひ――っ!! あっ、くぅ――ん!! んっ、はふっ・・・」  
   
 『ちゅ、くちゅ、くちゅ・・・』というエッチな音がカラダの内から響いてぼくを  
責めつける。じかに脳髄を舐められてるみたい・・・空いた手でリナ様がぼくの胸の先を  
ピンピン弾いてる。指先を円を書くようになぞらしたり、尖った先をプニプニ押したり、  
すぐ横を引っ掻いたり・・・その時だった。  
 『ずる・・・』  
 薄っすらとかいた汗で太ももの間のシャフトがぬるっと滑る。完全に大っきくなった  
シャフトが本来の位置を取り戻そうと動き出す。慌てて太ももに力を入れるけど  
間に合わない。  
 「えっ!? あっ、あっ、ぼく、ぼくもう・・・だめっ、いやああああっ!! 」  
 ぼくのシャフトがついに飛び出る。そして上にあったはずのお刺身が宙に・・・  
 
 舞わなかった・・・  
 跳ね上がる瞬間『ひょい』とお箸でギリギリのタイミングでお刺身をどけてくれる  
ご主人様。  
 『ぴょん!! 』  
 ぼくのシャフトは空振りしておへその下を叩き、ギンギンにエレクトする。  
 「ご、ご主人様・・・」  
 感激でうるうるするぼく。良く考えれば感謝するいわれもないけれど・・・  
 「た、助けてくれたんですね・・・ほえ!? ・・・」  
 顔をあげたご主人様が酒臭い息を吐いて言う。  
 「も、もうがまんできないにゃ!! ココはわらしのモノにゃあ!! ひゅっく!! 」  
 
 「よ、酔ってる・・・うわわわわっ!! 」  
 いきなりご主人様がどぼどぼとぼくの足の間に清酒を注ぎ込む。こぼれてしまうので  
思わず太ももを閉じるぼく。清酒はぼくのオチンチンのトコロにヒタヒタと溜まっている。  
 「ご、ご主人様何を・・・?」  
 「いただきますにゃ・・・ず、ずちゅちゅちゅ・・・」  
 いきなりご主人様が足の間に溜まったお酒に顔を突っ込んですすり込む。  
 「ふああああっ!! そんなのヘンですう!! ああっ!! そんなに音を立てないで下さいっ!!  
うわああああん!! やっぱりご主人様オヤジです――っ!! 」  
 顔を紅くして叫ぶぼく。みるみる太ももに溜まったお酒はなくなっていくけど・・・  
 「んっ・・・そんなに舐めないで・・・はあっ、そこは、そこはあああぁ・・・」  
 ご主人様の舌がざらざらとぼくの太ももの内側を舐めあげたりしてくる。ご主人様は  
ぼくを上目使いで見つつ、あごをお酒でべたべたにしながら言う。  
 「にゃはっ!! さっきから責められて、もうここパンパンにたまってるにゃあ」  
 ご主人様がピチャピチャとお酒といっしょにぼくのシャフトの根元の袋を  
舐め上げつつ囁く。同時にご主人様の指がシャフトを捕らえて・・・  
 「あっ、あっ・・・ダメです、んくっ・・・はふっ・・・ひくん・・・」  
 さらに手首を使ってシャフトをしゅにしゅにと柔らかくしごかれ始めるとぼくは  
恥も外聞もなくよがり始めてしまう。リナ様とユナ様はぼくの耳元に『ちゅ、  
ちゅっ』とキスしながら熱く囁く。  
 
 「おお・・・いつ見ても・・・こんなに反り返って・・・血管もゴリゴリしてて・・・」  
 「あっ、先っぽにオツユが溜まってきてますの――っ!! 」  
 ぼくは顔を打ち振って言う。  
 「はあっ・・・言わないで、そんなコト言わないで下さいぃ・・・んっ、あっ・・・ひあっ!! 」  
 ご主人様は巧みな手つきでぼくを追い立てる。しゅにしゅにこすりつつ、指の又で  
カリ首を挟むと小刻みに速いテンポでクニクニとそこだけ刺激する。時おり指が  
亀頭の先端に伸び、溜まった先走りの珠をつぶして指の腹でてらてらとパンパンに  
張り詰めたシャフトの先っぽに塗りのばす・・・たちまち込み上げる射精感。ぼくの視界が  
霞む。  
 『ふあああっ!? ぼくもうイキそう・・・』  
 「ご、ご主人さまぁ・・・ぼくもうイキま・・・あん!・・・」  
 行く寸前で止められる愛撫。ぼくは不満そうに甘えるように小さく鼻を鳴らす。  
霞む視界の向こうではご主人様のいた位置にたんこぶをこさえたリナ様がいて・・・  
 「ひゃん!! つ、冷たいですぅ・・・」  
 沸点寸前の灼熱したシャフトに冷たいお酒がまたもや振りかけられる。込み上げた  
射精感は急速に冷やされて収まったけど・・・  
 「いくぞ・・・んっ、むぐっ、ちゅっ、ずちゅ・・・はんっ、れるっ・・・」  
 いきなりシャフトを口内の奥まで飲み込むリナ様。  
 「ふああああっ!! あっ、ひあっ・・・そんな・・・激しすぎますぅ・・・」  
 シャフトについたお酒を舐めまわす舌がぼくを快楽の淵に叩き込む。一旦のど奥まで  
くわえ込んだシャフトをリナ様はゆっくりと、大きさを確かめるように口から出す。  
大っきいシャフトが手品みたいにズルズルとリナ様の紅いルージュを引いた口から  
出現する。リナ様はうっとりとそれを見つめて吐息をつく。紅いルージュと目の下の  
泣きぼくろがとってもセクシーな感じだ。  
 
 「逞しいな・・・イキたければ何時でもイッていいのだぞ・・・んっ・・・」  
 リナ様はいったん溜まったお酒を口に含むとそのままぼくのカリ首をくわえて  
くちゅくちゅと小刻みに顔を振る。  
 「ひんっ!! な、なんだか・・・熱くって、はあっ・・・どくどくしてきて・・・んふっ・・・  
ひあああっ!! 」  
 何か、お酒をシャフトの粘膜が吸収しているのか『どっ』と血液がシャフトに  
流れ込んでくる感じ。鋭い快感はアルコールの力で鈍くなってきたけど、重い  
ずしりとした快感がじわじわと迫ってくる。  
 「ああっ!! ぼく、ぼくもう・・・」  
 蕩けるような快楽の中、知らず知らずに腰がブリッジみたいにせり上がる。その時  
耳元で声がした。  
 「あと1分ですの、あなたもガマンするですの――っ」  
 ユナ様の声。すると追い立てられるみたいにリナ様がラストスパートをかけて  
激しいフェラチオをする。  
 『ぢゅっ、ずちゅちゅ・・・んっ、はむっ、ぺちゃ・・・れる・・・じゅぞぞぞぞぞ!! 』  
 「あっ、あっ・・・そんなに吸ったらぁ・・・ああああっ・・・」  
 「時間ですの――っ!! 交代、こーたーい!! 」  
 危うくイキかけたところでやっぱりご主人様に殴られたユナ様がリナ様を押しのける。  
リナ様は舌打ちしてしぶしぶと離れる。シャフトは射精寸前でビクビク痙攣してる。  
ぼくは何度も焦らされて気が狂いそう・・・  
 「はくうっ・・・もうイカせて、イカせて下さい〜っ!! 」  
 腰を突き上げて訴えるぼく。でもユナ様は新たにお酒を注ぎ足して非情に言う。  
 
 「すぐイッちゃいそうですの・・・でも時間いっぱい楽しみますの――っ」  
 ユナ様はぼくのシャフトの根元をぎっちりと指で輪っかをつくり握りしめる。  
そして袋を丸呑みして口の中で転がしつつお酒を堪能する。  
 「んっ、いいですの・・・格別ですの――っ」  
 「ひきいいいっ!! 出さしてっ!! 出さして下さい――っ!! 」  
 ぼくは悲鳴をあげるけどぎっちり握られたシャフトは『ビクンビクン』と空打ち  
するばかり。もうぼくイキっぱなしなのに、海水を飲んだ遭難者みたいにイケば  
イクほど渇いて、益々イキたくなってきて・・・  
 「ん――っ!! くああああっ!! だめぇ、そんなに『もきゅもきゅ』しないでっ!!  
イカせて、出させてください――っ!! 」  
 目に橙色の火花が舞う・・・意識が飛ぶ・・・  
 結局、夢中になったユナ様は時間まで指を離すのを忘れてしまう。ぼくは一際  
大きくシャフトをわななかせジリジリと炙られるような暗闇に落ちる・・・  
 
 激しい快感に突き飛ばされるように意識が引き戻された。時間は1分も経っていない。  
目が覚めるとぼくのシャフトを三人がかりでチロチロ舐めてるご主人様たちがいた。  
 いきなりせっぱ詰まった僕が言う。  
 「んっ、ご主人様・・・イッちゃいます・・・」  
 「もっと楽しませるにゃ・・・はむっ、ちゅく・・・」  
 「でも・・・ぼく、あっ、そんな・・・舌が何枚も、きゃふ・・・んん――っ!! 」  
 ぎゅっと目をつぶるぼくにご主人様が言う。  
 「わかったにゃ、じゃあイッてもいいにゃ・・・でも・・・」  
 「んあっ・・・『でも』って・・・はん・・・」  
 テーブルの上で身もだえしながら言うぼく。残っているお刺身はかろうじて  
落ちていない。  
 「このまま白いのいっぱいでたらどうなるのか判らないか?・・・れる、んっ、くっ・・・」  
 シャフトにネットリ舌を這わせてリナ様が言う。  
 「くすくす・・・きっとお刺身のホワイトソースがけができますの――っ・・・  
ちゅ、ちゅっ」  
 長い舌がカリ首に巻きつく。柔らかい舌がシャフトの裏を舐め上げる。熱い舌先が  
ひらめくように裏筋をくすぐる・・・  
 「えっ!? うそ・・・だ、だめです・・・うわっ!! イクっ!! いやあああっ!! 」  
 ついに熱いかたまりが込み上げてくる。でも、でもぼく、イッたらお腹の上にまだ乗ってる  
お刺身ダメにしちゃう!! でも、もう止められなくって・・・  
 「ひぎいいいいいいっ!! イクっ、イクっ!! ああああああああっ!! 」  
 ぼくはガクガクと腰を痙攣させた・・・  
 
『びゅくっ!! びゅくっ!! 』  
「うあっ!! いやあああああっ!! 」  
仰向けのぼくの視界に映る安っぽい蛍光灯の下に純白の白濁がスローモーションの  
ように舞い飛ぶ。  
『う・・・あ・・・でちゃった・・・』  
ぼくは涙のにじむ目で天井を呆然と見上げる。大量の白濁は熱くぼくのカラダに  
まんべんなくぱたぱたと降りそそぐ。ほっぺに落ちた白い液体がゆっくり流れ落ちる・・・  
 
「お前!! お皿のクセに何てことするにゃ!! 」  
激怒するご主人様。きっぱりと宣言する。  
「ダメにしたお刺身はお前が全部セキニンとるにゃ!! 」  
「せ、責任って・・・うわっ!! 」  
ぼくの横にいたリナ様がガッチリとぼくの頭を固定する。そしてユナ様がぼくの  
アゴのちょうつがいをグイッと掴んで無理やり口を開けさせて・・・  
「ま、まひゃか・・・」  
「そのまさかにゃ、ほ〜らホワイトソースがけ、おいしいにゃよ〜!! 」  
ご主人様はお刺身にたっぷり白濁を塗りたくってぼくの口に・・・  
 
「いやだ――っ!! 」  
ぼくは小さく悲鳴を上げて、ギュッと目をつぶる・・・でも何も起きなくて・・・  
というか・・・  
「えっ!? あっ、ああっ!! や、やめてください――っ!! 」  
その行動に気がついて絶叫するぼく。  
 
「にゃふ・・・にゃかにゃか悪くにゃいにゃ・・・はむっ・・・」  
 「ふむ、まったりとしていて・・・もぐもぐ・・・」  
 「コクがありますの――っ!! ・・・ぱくぱく・・・」  
 などと言って、舌鼓をうっている三姉妹たち・・・  
 「や、やめて!! こんなの食べないで、キタナイです、やだやだやだ――っ!! 」  
 ぼくはカラダを羞恥に紅く染めて抗議する。裸にされるよりも身が焦げるように  
恥ずかしい。なんか・・・人前で犯されてるみたいな感じがする・・・  
 「やめて下さい・・・こんなのヘンです、おかしいですぅ・・・ぐしゅ・・・」  
 ぼくが訴えるのにかまわず、再び食事に没頭する三人。またたくまにお腹の上の  
食べ物は無くなってしまう。  
 「にゃかにゃかうまかったにゃ」  
 「心身ともに堪能したぞ・・・この女体・・・もとい、ショタイ盛り・・・ふう・・・」  
 リナ様が大量に食べたのに平べったいお腹をさすって溜息をつくように言う。さっき  
ワカメ酒を自分もやりたいってワガママ言ったときにご主人様に殴られたショック  
なのか、すっかりコワレ状態からマトモに戻ってる・・・  
 「お腹いっぱいですの――っ」  
 「そ、それじゃもうお開きに・・・」  
 ほっとして言うぼく。ところがご主人様の声。  
 「にゃふ・・・古来から良く言うにゃ『食欲を満たしたら次は性欲』にゃって・・・」  
 ご主人様はぼくの足元で着ているものを脱ぎながらゆっくり言ってる。  
 「そ、そんな――っ!! 」  
 食事が終わっても、デザートの時間が残っているみたい・・・  
 
 
 ご主人様はするりと長Tシャツを脱ぎ捨てる。  
 『ふるん』と大きさと形の良さの折り合いを限界まで追求したような双乳が  
まろび出る。次にホットパンツに手をかけるとそのたわわな胸が、少し前かがみになった  
のと、腕に挟まれるようになって『ぐっ』っと谷間が強調されてどきどきするほど  
セクシー。  
 そして、くるくる丸めるようにしてホットパンツを抜き取ればご主人様を覆うのは  
青白のストライプのショーツのみ。オトナっぽいのがホントは似合うけど、ぼくが  
買うの恥ずかしくて・・・ご主人様の美しさに眩しい物を見てしまったように目を  
逸らすぼく。すると・・・  
 『ぱさり・・・』  
 顔になにかかぶさる感触・・・視界に広がるのは青白ストライプ・・・  
 『こ、これ、ご主人様がたった今穿いてた・・・』  
 気のせいだけどその小さな布キレがホカホカしてるみたいに感じて・・・  
 「ふあっ!! 」  
 同時に、いきなり漲り始めたシャフトを握られて小さく叫ぶぼく・・・  
 「どうしたにゃ〜?いまビクッてココが動いたにゃよ・・・さっき出したのにもう大きく  
してるにゃ・・・」  
 ご主人様がネコ耳をピコピコ震わせてぼくのシャフトを握って囁く。  
 「だ、だって・・・」  
 ぼくは顔を紅くして横を向く。ご主人様裸だし・・・ストライプだし・・・  
 するとご主人様がテーブルの上に乗ってぼくを跨ぐ。  
 「まあいいにゃ・・・お前もちゃ〜んとアソコの中でどぴゅどぴゅさせてやるにゃあ」  
 「そ、そんな・・・べつに、ぼく・・・」  
 「ほ〜ら、もうずぶずぶ入りそうにゃあ・・・」  
 ぼくのシャフトを手に取って柔らかな入り口をプニプニなぞらせるご主人様。  
ぼくのとご主人様のオツユがまざってエッチな音がしてます・・・  
   
 「どうしたにゃ?嫌がらにゃいのきゃ?」  
 「えっ!? はんっ、くっ・・・そ、それは・・・」  
 イジワルにぼくを焦らすご主人様。ご主人様だってヌレヌレなのに・・・でもぼく、  
気持ちイクなりたくて、先っぽはご主人様の入り口をぷにぷにつついてて・・・  
 「はん・・・ご主人さまぁ・・・く、ください・・・」  
 「にゃんか言ったかにゃ?」  
 ワザと聞きなおすご主人様。唇を噛むぼく。でもシャフトに熱いミックスジュースが  
トロリと伝い落ちる感触と同時に、ぼくの最後の理性もトロリ流れ落ちる。  
 「ひっ、あっ!! 入れてっ、ぼく、ご主人様のナカでイキたいですうっ!! 」  
 叫ぶように恥ずかしいコトバを言うぼく。そして同時にあさましく腰をガクガク  
突き上げてご主人様に催促してる・・・  
 「良く言えました・・・にゃ!! 」  
 ご主人様がペタリとぼくの腰に座るようにして一気に腰を沈めた。ぼくのシャフトは  
根元近くまでピットリとご主人様の中に収まる。  
 「にゃはあああああん・・・キ、キクにゃ・・・」  
 軽く背をのけぞらせてお腹の中のシャフトの感触と大きさを楽しむご主人様。ぼくも  
やっと熱い柔肉に包まれてつかの間の天国を味わう。  
 「にゃふ・・・動くにゃよ・・・」  
 ご主人様はぼくの薄い胸に手を軽く置き腰をゆっくり踊らせる。ぼくがあごを  
引いて下を見ればずぶずぶと出入りしてるシャフトはご主人様の蜜にまぶされて  
キラキラ光ってる・・・  
 「はにゃ、にゃん!! ・・・いいにゃ、奥までずんずんするにゃ・・・んんっ・・・みゃん!! 」  
 我を忘れそうになったご主人様が指を咥えて羨ましそうに見ている妹達に気がつく。  
リズミカルに動きつつ、ポニーテールの髪を指ですくと余裕たっぷりにご主人様が  
言う。  
 「順番、今のうちに決めておくといいにゃ、ちゃんとリナとユナにも貸して  
あげるにゃ・・・んっ・・・はにゃん!! 」  
 瞳を輝かせて色めき立つ妹達。  
 「さすが姉上っ!! 一生ついて行きますっ!! 」  
 「持つべきものは気前のいい姉ですの――っ!! 」  
 なんてジャンケンしてる二人・・・でも、ぼくの意見は?・・・  
 
 「んっ、はにゃっ・・・んっ、んっ、んっ・・・」  
 そしてクライマックスの近いご主人様。ぼくのシャフトが中できゅんきゅん  
絞られて、ぴゅっ、ぴゅって熱い蜜がかけられてる・・・めちゃくちゃに叫びたいほど  
気持ちイクなってるぅ・・・  
 「す、吸ってにゃ・・・」  
 ご主人様が倒れ込むようにぼくに被さって、伸びをするようにして胸をぼくの顔に  
押し付ける。ぼくは窒息しそうになりながらも必死でご主人様の先端を舌で捉える。  
 「はむ・・・ちゅ・・・ご主人さまぁ・・・ふぁむ・・・ご主人さまぁ」  
 少しコリコリしてる・・・かな?  
 「うにゃあああっ!! いいにゃ、つ、強く・・・にっ、ああっ!! 噛んでっ!!  
噛んでにゃあっ!! 」  
 ぼくは反対の胸にも平等に愛撫をする、甘噛みするとビクビクご主人様がふるえる。  
その間もご主人様の腰だけは別の生き物のようにクネクネとグラインドしてぼくを  
絶頂に導いていく・・・  
 「にゃふ・・・イク、イキそうにゃ・・・んっ、はにゃん・・・あっ・・・」  
 イキかけのご主人様の秘裂の柔肉はうねるような動きまで加わってぼくをいっしょに  
追い立てる。そして胸をぼくの顔にぎゅうぎゅう押し付けて叫ぶ。二人の激しく  
ぶつかり合う接合部から『ぷちゅぷちゅ』とエッチな音がしてる・・・  
 「に゙ゃっ!! いっしょに、いっしょに・・・イク、イクにゃ――っ!! 」  
 「ふあああああっ!! ぼくイキますご主人様――っ!! 」  
 ぼくはご主人様にたっぷりぶちまける。ご主人様がビクビクとつながったまま  
上体をのけぞらせると、唇で強く吸っていたおっぱいが引張られて未練がましく  
『ちゅっ』と音がして離れる。唾液に濡れた先っぽは赤みを増して光ってる。ぼくは  
煽られたように上ずった声でイキながら腰を突き上げる。  
 「ご主人様!! ご主人さまぁ――っ!! 出てるっ、どぴゅどぴゅ出てます――ッ!! 」  
 ぼくは真っ白になりそうな快感の中、一滴残らずご主人様の中に溢れんばかりに  
白濁を撃ち込んだ・・・  
 
 「はあっ、はふ・・・はあはあ・・・」  
 心地よい射精感の余韻に浸るぼく。とってもキモチいくって本当にカラダの  
相性ってあるんだとしみじみ思ってるといきなり柔らかい唇で口をふさがれた。  
 「んっ!? むむっ!! 」  
 不意打ちで唇を強引に奪われるぼく。息ができなくて目を白黒させるその視界には  
ぼくとご主人様のセックスを見てガマンできなくなったリナ様がアップで入っている。  
 「はふっ・・・!? リ、リナ様・・・んっ・・・れちゅ、むぐ・・・だ、だめ・・・くふっ・・・」  
 リナ様のざらざらとした長い舌がぼくの口の中をむさぼるように犯していく。  
強引な舌は瞬く間に侵入し、ぼくの舌にきつく巻きつき、さらに舌の裏や歯茎まで  
乱暴に愛撫してぼくの抵抗を奪っていく。そして代わりに腰が熱くなってきて・・・  
 「ふむううう・・・次は私だ、早く貫いてくれ・・・いいぞ、また大きくなって来た・・・」  
 再びエレクトしたシャフトに大きな手を絡めてうっとりと言う。  
 「早速、いくぞ・・・」  
 リナ様はぼくに背を向けるようにしてぼくを跨ぐ。ぼくの視界にリナ様の顔でなく、  
広い背中が映る。リナ様って感じてる所、見られるの嫌いみたい・・・この前、リナ様の  
イキ顔の話をしてメチャクチャ怒らせちゃったし、気にしてるみたい・・・少し悲しい・・・  
 そしておもむろに腰をゆっくりと落としていくリナ様。ぼくのひざこぞうの上に  
乗ってるリナ様の右手のひらが熱い・・・。  
 
 「うっ・・・うあ、入ってる・・・ずぶずぶ入って・・・ん――っ!! 」  
 先っぽを入れただけで少しイってしまった・・・姉上の召使い君のシャフトは私の  
入り口付近で凄まじいほどの質量を誇示している。目を閉じるとそのシャフトの  
脈動が小さく、確実に『ずっくんずっくん』と感じられて脳を炙られるように理性の  
歯止めが効かなくなる・・・  
 『そ、その前に早く・・・入れないと、狂いそうに・・・でも・・・』  
 
 ゆっくりと腰を落とす。シャフトの先端が私の秘肉をゆっくりと掻き分け快楽を  
掘り起こし、さらに張り出したカリがゴリゴリとその部分の快感を開放させる、  
するとシャフトが通過してる部分の内壁だけ一気に『目覚めて』柔らかく蠢き、  
召使い君のシャフトにみっちり巻きつき、熱い蜜をとめどなく滴らせていくのだ。  
その『目覚める』感覚は妖しくも不思議で、クセになりそうで、ことさらじわじわと  
腰を落とす。根元まで入った・・・  
 「くふうううっ・・・お、お、お・・・」  
 私は召使い君の腰の上で大きく息をつく。いや、もうそれは息ではなくて快感に  
染まったよがり声。涙さえにじむ表情はだらしなく蕩けたようになってるに違いない。  
この前、召使い君に『リナ様ってシてるときの顔ってカワイイですよね』なんて  
言われてしまった。この無敵のリナ、無双のリナに向かってカワイイだなんて・・・  
カワイイって・・・カワイイって初めて言われた・・・  
 「い、いいいいい行くぞっ!! 私をちゃんとイカせるのだぞっ!! くっ、ひんっ!! ・・・  
んっ、おあっ!! ・・・」  
 雑念を振り払うようにここはメチャクチャに私は腰を振りたくる。瞬時に理性の  
掛け金は吹き飛び快楽のみを追求する獣のような自分になるに違いない。・・・  
そ、そしてカワイイ顔して絶頂するのだ・・・  
 
 「うあ・・・あっ・・・」  
 ぼくのシャフトはリナ様の中に収まる。カラダを鍛えているリナ様はホントに  
『ぎゅっ』と入り口の方が握られてるみたいに締まる。ぼくはイキそうになるのを  
ガマンして必死で息を整える。ぼくの目に大きな白いリナ様の背中が映っている。  
ちなみにリナ様は顔と二の腕と太ももだけくっきり日焼けしてる、後のパーツは  
抜けるように白い肌の持ち主。そんな白い背中がなんか、いきなりまたたく間に紅く  
色づき、もじもじ『きゅーん』と身を揉むように身をよじったりと不思議な動きを  
してる。  
 『?・・・』首をひねるぼく。前を向いてくれれば判るのに・・・  
 そしてがばっと起き上がったリナ様がいきなり言う。  
 「・・・い、行くぞっ!! 私をちゃんとイカせるのだぞっ!! ・・・」  
 
 その声はもう半分以上イキかけて、蕩けたようにもつれている。しかし、動きは  
しゃんとしていて、ぼくのひざこぞうの上に手のひらを置いて激しく腰を打ち振る・・・  
というか2、3往復したら、いきなりもう止まらなくなったという感じ・・・  
 「おあっ!! ぶっといの入ってるっ!! 血管ゴリゴリしてるのまでわかるうう!!!!」  
 のけぞって吠えるように乱れるリナ様。引き締まったお尻が目の前で揺れてぼくを  
釘付けにする。お尻の谷間の影でリナ様の中にめり込んでるぼくの太いシャフトが  
ちらちらとシルエットで見えてすごくエッチ・・・  
 『うわ・・・ぼく食べられてる・・・犯されちゃってる・・・』  
 リナ様の激しいお尻の動きは何か動物が、ガツガツとバケツの中の餌をあさるような  
動きを連想させる。夢中で、おいしそうに食べられてる・・・ぼくのオチンチン・・・  
 「くふあああっ・・・リナ様、激しすぎ・・・ぼくそんなにしたら、はんっ・・・きゃふ!! 」  
 「くっ、うああ・・・いいっ、いいぞ・・・」  
 リナ様は前を向いたまま上ずった声でさらに腰を使う。大きなストライドはリナ様の  
一番締まるトコロでシャフトの根元から先までまんべんなくしごきあげていく。  
 「ひいいいっ!! しごかれてるっ!! リナ様の中にいるのに、ぎゅいぎゅい手で  
絞られてます――っ!! 」  
 ぼくもよがりながらガンガンと後ろ手に縛られたまま腰を突き上げる。そのたびに  
リナ様の可愛いよがり声が混じっているような・・・  
 「リナさまぁ・・・ぼく、ぼくもう・・・ふあっ、はん・・・くふぅ・・・」  
 「イクのか?イキそうか?イクときは『イキます』って言うのだ・・・あんっ、はん、  
いやん・・・ゴ、ゴホン・・・言うのだぞ・・・んっ、あっ、あっ・・・」  
 リナ様がスパートをかける。手はひざからさらに下にずれて痛いぐらいぼくの  
足首を掴んでいる。そうやって少し前のめりになった上半身全部を使ったダイナミックな  
動きでぼくを追い立てる。リナ様が腰を使うたびに赤毛のシッポがぼくの胸を  
無意識に『パシパシ』と軽くたたく。  
 
 『ま、前のめりになってるから・・・丸見えです・・・はわわ・・・』  
 激しく出入してる接合部が丸見えになってる。ぼくのシャフトをぴっちり巻き込んで  
『ぐっちょんずっちょん』って、すごくエッチでこんなにこすれたら火とか吹きそう・・・  
リナ様ってアソコの毛も真赤・・・あわわわわわ!!  
 なんて余計なことを考えていたぼくはすぐ側に潜んで来た絶頂に気が付かない。  
 「えっ!? うわ、うわああああああっ!! 」  
 自覚したときはもう腰が勝手に痙攣し始めて・・・  
 「リナ様っ!! ぼく先にイッてしまいますぅ――っ!! ふあっ!! あっ!!  
あっ!! あ――っ!! 」  
 「んあっ!! よし、一番奥にたくさん出すのだ・・・うあっ!? 」  
 ぼくのシャフトが熱く弾ける。  
 『びゅく、びゅくっ!! 』  
 「おうっ・・・内で、出てるっ!! ・・・くうああああああっ!! イクッ、イクッ、  
イク――っ!! 」  
 リナ様が、猫がのびをするように背を反らして絶頂する。シッポは電気が流れたように  
ピンと逆立つ。ぼくのシャフトはリナ様の行き止まりをゴリゴリ擦りながら何度も、  
何度も熱い白濁を接射する。目の前の結合部からぼくが3度シャフトを脈動させた  
だけで『ぶぴゅ、どぷ・・・』と隙間からリナ様とぼくのミックスジュースが噴き出す  
ように流れ出した。  
 『リナ様のアソコぼくがぐちゃぐちゃにしちゃった・・・』  
 「ひぎっ、子宮が溺れちゃう・・・あああああああ・・・ひっ・・・ぎ・・・」  
 リナ様が半失神してぼくの足の上に崩れ落ちた。目の前にたっぷりと肉の乗った  
大きいお尻が快感の余韻にフルフル震えてるのにぼくは後ろ手に縛られてる・・・  
 『はふ・・・ほどいてくれたらナデナデできるのに・・・』  
 ぼくは一滴残らずリナ様の中に出して、大きく息をついて目を閉じる・・・  
   
 『ゆさゆさ・・・』  
 ぼくのカラダを誰かが揺すっている。1分足らずの失神からぼくは慌てて目を  
覚ます。  
 目の前にはなぜか半泣きのユナ様。  
 『あれ?リナ様は・・・』  
 と首を動かして探せばソファとテーブルの隙間に蹴落とされている。顔に天国な  
表情を浮べて・・・それはさておき・・・  
 「あの?ユナ様・・・なにか?・・・」  
 ユナ様がいる。もうすでにドレスを脱いでいる。身に付けているのは黒の  
ストッキングにガータベルトだけ。胸はまっ平らに近いが、控えめな二つの乳首が  
きゅんと立って女のコを主張している。ただ、肌色からゆっくりと色を変えて乳輪に  
なる上品な乳首は二人の姉とは一線を引くぐらいの清楚な感じがする。視線を下に  
降ろせば、まだむっちりと肉ののっていない太ももを包むストッキングの上部には  
花模様の上品な透かしが入っている。幼い腰にアダルトなガータベルトは似合ってる  
とは言えないものの、別の色気というか妖しさを発散している。よく見ないと無毛と  
錯覚する淡い色のスリットはぬっとりと濡れ光っていて準備万端というトコロ・・・  
 「なにかじゃないですの――っ!! やっとユナの番ですのに元気ないですの――っ!! 」  
 ユナ様はぼくのシャフトをふにゃふにゃ握ってうるうる涙ぐんでる。まあ、最後まで  
待たされたユナ様の気持ちも判るけど・・・  
 「立続けに3回も出しちゃって・・・少し休ませてくれれば・・・」  
 「い〜ま〜す〜る〜で〜す〜の〜!! 」  
 バタバタと駄々をこねるユナ様。外見に似合っているからそんなワガママも許せる  
ような気がするから不思議・・・ってぼくのコトだよねこの問題。  
 「あの・・・ですから・・・」  
 「うっ、うえええ〜っ!! 召使い君、ユナのこと嫌いなんですの〜っ!! 」  
 大きな目に見劣りしないぐらいの大きな涙がぼろぼろ落ちる。小さい子の涙は  
ぼくの胸をぐさぐさと責める・・・ユナ様これでも30過ぎだけど・・・  
 
 「あうう・・・ユナ様泣かないで・・・」  
 慌てて慰めようとするぼく。裸に剥かれて、後ろ手に縛られて、無理やり犯されて・・・  
それでその犯人に気を使うぼくって・・・  
 すると、『しかたない・・・』って感じでご主人様が立ち上がった。片手に持っていた  
一升瓶はすでに空になっていて床に転がる。  
 「ユナ、泣くにゃ・・・」  
 「でも、でもですの――っ!! 」  
 スンスン鼻を鳴らして答えるユナ様。ぼく、両手を目の下に持ってきて泣く子って  
はじめて見たよ・・・  
 「わたしにまかせるにゃあ、すぐにバキバキにしてみせるにゃあ」  
 流し目でぼくを見つつ、胸をポヨンと叩いてユナ様に保障してみせるご主人様。  
なんか猛烈にヤな予感・・・  
 「ご、ご主人さまっ!! 怪しいクスリも飲みませんし、ぼ、ぼくの、お、お尻に  
触ったら絶交です!! 家出ですっ!! 」  
 あらかじめ宣言しておくぼく。  
 「だいじょうぶにゃ、そんなコトしにゃいにゃ・・・」  
 ご主人様はまだ食べ足りないのかお箸をしゃぶりながらぼくに言う。  
 「にゃふふ・・・」  
 ご主人様がぼくのシャフトの前に陣取る。興味津々のユナ様。リナ様も目を覚まして  
起き上がって来てる。  
 「むむ・・・?」  
 「何するんですの?」  
 首をひねる妹達にご主人様は余裕たっぷりに言う。  
 「こうするにゃ!! 」  
 
 ご主人様はしゃぶっていた箸を手に取ると、その先をぼくのシャフトの鈴口から  
ゆっくりと挿入しはじめたのだ!!  
 「うわああああああっ!! や、やめてっ!! ひいいいっ!! 」  
 魂切るような悲鳴をあげるぼく。それでもお箸はずぶずぶと強引に尿道に挿入  
されていく。暴れようとするぼくにご主人様が釘を刺す。  
 「動くと内側を傷つけちゃうにゃよ!! 」  
 「ひくっ!! うああ・・・ご主人様、ぬ、抜いて下さい・・・うっ、あっ・・・」  
 凍りつくぼくは泣き叫んで許しを請うしかない。しかし無情にも唾液にまぶされた  
お箸はずぶずぶと挿入されていく。  
 「すごい・・・もう半分近く飲み込んだぞ・・・」  
 「入り口、こんなに広がっちゃって・・・」  
 目を丸くする二人。お箸は当然手元が太くなっているので、ぼくの鈴口はもう  
ピチピチに引き伸ばされてしまっている。  
 「うっ・・・あっ・・・こんなに深く・・・怖いよ・・・うっ、うっ、ぐしゅ・・・」  
 「まあ、そんにゃに嫌がるにゃ・・・今からクセになるぐらい良くしてあげるにゃ・・・」  
 ご主人様はネットリ囁くようにぼくに話しかけると、お箸の先をつまんだ。  
 「ほ〜ら、内側から感じるにゃ・・・」  
 ご主人様はゆっくりとクリクリお箸を小さく回す。ラジオのチューニングを合わせる  
ような、そんな小さく微妙な動きなのにぼくのカラダに凄まじい電流が流れた。  
 「ぎ、ひあああああああああっ!! 動いてるっ!! やめてっ!! おかしくなるっ!!  
ああっ、ああっ!! あ――――――っ!!!!」  
 
 痙攣するカラダを必死で押さえつけるぼくだが、声は止められない。お箸は  
転がらないように真円でなく少し四角っぽくなっているのだけれど、そのホントに  
微妙なカドをぼくの尿道はありありと捉えている。  
 「ひ――っ!! ひ――っ!! 引っ掻いてる、引っ掻いてるよ――っ!! お箸のカドが  
ごりごりって、うああっ、あひ――っ!! 」  
 絶叫するぼく。その時、ご主人様の声が催眠術のように頭に流れ込む。  
 「ほら、よ〜く感じるにゃ・・・おっきいのがお前の側まできてるはずにゃ・・・  
探すにゃ・・・感じるにゃ・・・」  
 「ひっ・・・ぐしゅ・・・う・・・あ・・・」  
 ご主人様の声。目を硬く閉じるぼく・・・そして・・・一瞬だけ見えた。猛烈な違和感、  
痛み、生理的嫌悪のなかにネットリと暗い感覚が忍び寄ってる・・・スイッチが  
押されてる・・・感覚は一色に塗りつぶされる・・・ご主人様がお箸を小さく、激しく  
動かしてる・・・ぞわぞわ・・・うずうず・・・そして・・・そして・・・  
 「あ・・・ひ・・・んっ・・・うあ・・・ひっ!? 」  
 ぼくは目をカッと見開く。緊張して浮いていた腰は逆にトサリと落ちる。  
 三人の猫姫たちの頭がぐっと乗り出して、一斉にぼくの下半身を注視した。  
 「にゃふ・・・」  
 ご主人様の切れ長の瞳が妖しく光る・・・  
 
三姉妹が思うままに劣情を発散したテーブルは淫靡な手術台。その手術台の上を  
チープな蛍光灯が哀れな患者の白いカラダを冴え冴えと照らす。  
 その少年を覗き込み、淫欲にまみれた吐息を微笑と共にクスクスと交し合う  
美女姉妹が三人・・・  
 即席の手術台の上で、少年のカラダを欲望の赴くままに嬲り、卑猥な治療を施し、  
華奢なカラダには受け止めきれないほどのリビドーを叩きつける三人のネコ姫。  
一斉に頬をよせるようにして患者の下半身を覗き込む・・・  
 
 「う、うそ・・・お・・・大っきくなってるぅ・・・」  
 ぼくは意思に反してエレクトしてるシャフトを見て驚愕し切れ切れに呟く。  
そして、うっとりとぼくの下半身を眺めるご主人様たち。ユナ様が目を丸くして声を  
上げる。  
 「すごいですの・・・アソコの先からぶくぶく泡だってカウパー吹き出てますの・・・」  
 「むむっ・・・こんなにお箸がギチギチに入っているのに白く泡立って・・・もう  
ぎゅいぎゅいにそそり立ってるぞ・・・」  
 『う、うそ・・・ぼくのオチンチンすっごく元気になってる・・・無理やりなのに・・・  
先っぽからぶくぶくカウパー溢れてて・・・ぼくもうできないのにぃ・・・』  
 「にゃふ・・・すっかり気に入ったみたいにゃあ・・・」  
 薄く笑ったご主人様がぼくを嬲るように言う。  
 歯をガチガチ鳴らして妖しい快感に恐れ慄くぼく。視界に入るシャフトから目を  
背けるようにして言った。  
 
 「そ、そんなコト・・・ぬ、抜いてください・・・ぼくのココ、コワれちゃう・・・」  
 慌てて言い繕うぼく。でもシャフトはびくびくと気持ち良さそうに震えてる・・・  
 「クスクス・・・いいのかにゃ?こんなに反り返らせてるのに抜くと・・・」  
 『ずるずる・・・』わざとゆっくりお箸を引き抜くご主人様。そして、いきなりぼくは  
絶叫してしまう。  
 「ひああああああっ!? や、やめてっ!! 引っ掻いてるっ!! イタイです――!! 」  
 そうなのだ、シャフトが反り返っている分だけお箸の側面は激しくゴリゴリと  
ぼくの尿道を引っ掻き、尖った先が鋭く内壁を削る。  
 ぼろぼろと涙で顔をべたべたにしてしまうぼく。そんなぼくに構うことなく  
ご主人様はさらにお箸を回転させて刺激を与える。  
 「イタイのはお前がさらにチンチン反り返らしてるからにゃあ」  
 「ホントですの、もう完全バッキバキですの・・・」  
 「ああっ、ダメです・・・こんなのダメですぅ・・・」  
 ぼくは顔を力なく振って言う。そうなのだ、お箸が内壁を引っ掻く痛みの中に、  
押さえきれないほどの妖しい快楽があって・・・むずがゆいような、わななくような、  
オチンチンが裏返りそうなほどの快楽・・・ぼくダメになっちゃう・・・  
 「ほら、お前のエッチなチンチンもう開発されてきてるにゃ・・・お前はチンチン  
ぐびぐび犯されて感じるヘンタイにゃあ・・・」  
 「ち、違う・・・ひゃんっ!! うあ・・・やめ・・・ひぎっ、くあああ・・・」  
 快楽の吐息混じりの悲鳴を上げるぼく。ぼくのオチンチンご主人様にお箸で  
ネットリ犯されてて・・・  
 「にゃふ、キモチいいにゃらちゃんと言うにゃ!! ほら、こんにゃふうにぐりぐり  
回転させるのがイイんにゃ?」  
 『クリクリ・・・ずぷ、じゅぷ・・・』  
 「ひっ、ひいいいいいいいっ!! 引きずられてる、引きずられちゃうっ!!  
うああああああっ、ぼく、ぼくっ、ぼくぼくぼくぼく・・・」  
 「言うにゃ、ちゃんと言うにゃっ!! 」  
 ご主人様はさらに激しく、慎重にお箸を深く付き込みグルグル回す。お箸で栓を  
されたシャフトの根元にカウパーがパンパンに溜まってる・・・うあ・・・ぼくの腰、  
勝手ににエッチにくねってるぅ・・・  
 
 「はぁ、はぁ・・・くはっ・・・いい・・・うぁ・・・」  
 ぼくは気を抜くと、はしたないおねだりのコトバを叫びそうになって、ぎゅっと  
唇を噛む。しかし、すぐに濡れた喘ぎ声が固く閉じたはずの唇から次々と紡がれ、  
溢れ出していく。  
 「ほら、どうして欲しいにゃ、どんな恥ずかしいコトして欲しいにゃ・・・」  
 ご主人様はぼくのシャフトの根元の袋をさすさすしつつ、クリクリとお箸を小刻みに  
回転させる。  
 「イイんですぅ・・・オチンチン犯されて、気持ちイクなって、ひっ!! うあっ!? ・・・  
あっ、あっご主人様っ!! もっと、もっと『ぐびぐび』動かしてぇ――っ!! 」  
 ついにおねだりまでしちゃう、恥知らずのぼく・・・快楽の色に染まった目から涙が  
一筋つうっと落ちる・・・  
 「にゃにゃ、『ぐびぐび』ってこうかにゃ?」  
 ご主人様は一旦、手を休め、シャフトに没入してるお箸の頭に指を一本置くと、  
5センチぐらいの円を空中に描くように回した。  
 「ひぎいいいいいいっ!! えぐられてるぅ!! ふうあああああっ!!  
広がっちゃうよ――っ!! 」  
 悶絶するぼく。涙と唾液を吹きこぼして絶叫する。下半身は大きく足を開いたあげく、  
腰をせり出し、ご主人様の眼前で卑猥なダンスを踊るように突き上がる。その時だった。  
 「あ、あの・・・マナ姉・・・もう、ユナ・・・お願いですの・・・」  
 つんつんとご主人様の肩をつついてモジモジ訴えるのはユナ様。その太ももは  
ご主人様のアブノーマルな責めにあてられたのか、太ももの内側をひざこぞうの  
トコロまで濡れ光らせている。  
 「んっ・・・そうだったにゃ・・・イッたら本末転倒にゃ、もう抜くにゃ」  
 ご主人様はその言葉と同時に一気にお箸を引き抜いた。  
 「ひゃうっ!! 」  
 ぼくのお尻がやっと緊張から解き放たれる。シャフトはビンビンのまま・・・  
シャフトの中に、まだ入ってるみたいな感覚が少しヘンなカンジ・・・そして溜まりに  
溜まり、強制増産された先走りが鈴口からトクトク溢れ出す。  
 
 「う、あ・・・止まらないよぅ・・・ひっ、あっ・・・きゃふ・・・」  
 尽きない泉のようにカウパーが大量に吹き出る・・・それが擬似的な放出感となって  
ぼくを狂わせるけれど、シャフトは強くエレクトして、射精もまだなのだ・・・  
 顔の上気したユナ様が四つん這いになってぼくに近寄ってくる・・・エモノを発見した  
ネコの目つき・・・  
 
 ユナ様はぼくのシャフトに小さな手をのばす。  
 『しゅにしゅに・・・』  
 絡みつく体温の高い手はぼくのシャフトをしごき、それはたちまちカウパーまみれの  
ぬとぬとにデコレーションされてしまう。  
 「これならイキナリでもだいじょうぶですの・・・」  
 ごきゅん、と唾を呑んで一人ごちるユナ様。ゆっくりとぼくに跨る。ちなみに  
ご主人様たちと同じように立てひざで跨ると小さなユナ様はぼくのシャフトにつっかえて  
しまうので、相撲のそんきょのような、中腰気味の微妙な体勢で位置を調整してる。  
そんな苦労してるユナ様を二人の姉がはやし立てる。一生懸命なコをからかうのは  
イケナイと思います・・・  
 「早くするにゃユナ。二週目がまだにゃあ・・・」  
 まだヤルつもりのご主人様・・・腕を組んだままニヤニヤして言う。腕をおへその  
すぐ上で組んでるからおっぱいが『ぐいっ』って持ち上がって・・・すごい・・・  
 「姉上、お子様サイズのユナにはこの大きさは荷が勝ちすぎるのだ、ふっふっふっ・・・」  
 と、とりあえず庇うように言うがリナ様も笑ってる。腰に手を当てたまま高笑いすると、  
それに合わせて『ゆっさ、ゆっさ』って大っきなおっぱいが揺れて・・・はふぅ・・・  
 「よ、余計なお世話ですの――っ!! め、召使い君もあんなの見ちゃダメっ!! 」  
 ユナ様はぼくの顔を手に挟んで、強引にゴキッと前を向かせる。  
 「ユナを見て・・・」  
 いじらしいユナ様を見上げてガクガクうなずくぼく。ユナ様は狙いを定めたのか  
ゆっくりと腰を落とす。  
 
 「くっ・・・ふぅっ・・・先っぽが・・・」  
 じわじわと腰を落とすユナ様。あと少しで一番太いトコロ入ります・・・その時だった。  
 ふっと、差すカゲ。視線を向ければすぐ横にご主人様とリナ様が立ってる。  
 「なんですの・・・まだ、ユナのばん・・・くんっ・・・はあっ・・・」  
 「わかってるにゃあ・・・ただ、可愛い妹が苦労してるみたいにゃから手伝いに  
来たにゃあ・・・後もつかえてるしにゃ」  
 と最後にホンネをかましてニヤニヤ笑うご主人様。そんな怪しげな雲行きにユナ様は  
顔色を変える。  
 「いいですの・・・手伝いなんていいですの――っ!! 」  
 「ほほう・・・イイのか、わかったぞいいんだな」  
 慌てて叫ぶユナ様に構わずその小さな腰ををガッチリと掴んだのはリナ様。  
 『ぐっ・・・』  
 たいして力を入れないように見えるのにユナ様の必死の抵抗をモノともせず、  
強引にずぶずぶシャフトを強制的に突き入れさせていく。  
 「ひあああっ!! リナっ!! やめるですの――っ!! 」  
 「遠慮するでない・・・ぞっ、と!! 」  
 リナ様は一気に根元まで挿入させてしまった。白目を剥きかけてユナ様がつぶやく。  
 「ひぎっ・・・ひどいですの・・・ユナのおなかいっぱい・・・ぐっ、あっ・・・」  
 「どうしたにゃあ、イヤにゃら途中でやめてもいいんにゃよ・・・にゃふ、しっかり  
入ってるにゃ・・・」  
 ユナ様に顔を近づけてイジワルに囁くご主人様。ユナ様の下腹部をさすってシャフトの  
位置を確かめる。ユナ様のお腹の中からボクのオチンチン、ご主人様が触ってるのが  
わかります・・・  
 「ひあああっ・・・よっ、余計なお世話ですのっ、ひうっ・・・マナ姉はリナとサカって  
ればいいんですの――っ!! 」  
 『フフン』生意気なユナ様の言い草を鼻で笑ったご主人様は『パチン』と指を  
鳴らして言った。  
 「動かすにゃ」  
 リナ様がユナ様の腰を掴んだまま軽々とシェイクし始めた。  
 
 「うあっ!! ひあああああっ!! や、やめっ・・・ひどいですのぉ・・・」  
 涙をにじませて言うユナ様。サイズオーバーのシャフトは痛々しくユナ様の秘所を  
巻き込み、引っつれさせ蹂躙している。  
 ご主人様はしれっとユナ様に言う。  
 「そんなつもりはにゃいにゃあ・・・じゃあ、わたしも手伝ってやるにゃあ・・・」  
 ご主人様の指がユナ様の慎ましいスリットに忍び込む。緩やかに上下に動かされてる  
ユナ様の体をものともせず、指は巧みにそれを割り広げ、擦り、密やかにくすぐると  
10秒も経たないうちにユナ様の声が蕩けだす。  
 「ふあっ、んっ、・・・ユナのお大事がタイヘンですの・・・あっ、ダメっ、おへその  
上まで来てる、つつかれてますの――っ!! 」  
 ご主人様の指技とともに、硬かったアソコがぼくのシャフトを熱くみっちりと  
巻きつくようにうねり出す。一旦ストップしていた蜜の補給も再開され、音を立てて  
深く最深部までぼくのシャフトをくわえ込み始める。  
 「ふあああっ、ユナ様のキツくって、締め付けられて・・・あはっ、ふうっ・・・」  
 あえぐぼくにもご主人様は手をのばし、ぼくのタマタマを刺激してくる。  
 「お前もたくさんドピュドピュ出来るようによ〜く『もきゅもきゅ』しておくにゃあ」  
 ご主人様の手はユナ様の秘所をすり立てて、片方の手はぼくの袋を『もきゅもきゅ』  
してる・・・ぼくとユナ様はご主人様の巧みな指揮に合わせて腰をぶつけ合う。接合部の  
音は卑猥なリズムを刻む・・・部屋に二人はよがり声の二重奏を高らかに響かせる・・・  
 
 縛られている召使いと、妹が高まりつつある。召使のカラダに跨り、幼い腰を  
強制的に使わされてよがる姿は、同性のリナからみても可憐で可愛かった。華奢な  
美少年の召使いに、小柄な美少女のユナがしがみ付くようにして快感を与え合う姿は、  
自分よりも実に似合いの二人のような気がして・・・  
 
 『ぎゅっ・・・』唇を噛むリナ。なんか少し悔しくなって力任せにユナの腰を掴んで  
力任せに振りたくる。リナの武術以外での初めての嫉妬でありました・・・  
 「そんなに動かしたらダメですの――っ!! ユナ、イク、イクッ、イク――っ!! 」  
 加減を知らない激しい抽送にユナ様は一気に登りつめて、ガクガクとのけぞる。  
それでもリナ様は腰をシェイクするのをやめない。ぼくのシャフトもあっという間に  
置いていかれたせいでまだシャセイしてなくて・・・硬いまま、ずこずこって・・・  
 「ひっ!? ひうわあああっ、ユナ、イッてます!! もうイッてますのっ!! 許して、  
許してですの――っ!! 」  
 「遠慮しなくてもわたしの召使いがイクまでユナは好きなだけヤッてていいにゃあ・・・  
そうにゃ!! ユナは上下よりも前後にの動きの方が好きだったかにゃあ?」  
 「ひっ!? ち、違いますのっ!! い、いやあ・・・やめて、もう、もうこれ以上・・・」  
 ガクガクと絶頂の痙攣を繰り返しつつもご主人様に懇願するユナ様。ご主人様は  
それを無視してリナ様にニッコリと言う。  
 「リナ、手伝ってあげるにゃ」  
 『・・・・・・』  
 リナ様の返事はないが、その行動で高らかに示した。腰は上下のピストンから  
押し付けるような前後のグラインドにかわる。急速にまたユナ様の秘所が『きゅきゅっ』  
と締まってぼくをよがらせる。  
 「い゙あ゙あああああっ!! ふあああっ!! オマ○コいっぱいで、クリもコスれてぇ、  
うああああああああっ!! イク、イッてる!! イキっぱなしですの、  
止まりませんの゙お゙おおおお――っ!! 」  
 薄い胸をかきむしるようにして連続でキワまり続けるユナ様。無意識に突き出した  
舌から唾液がキラキラ糸を引いて落ちる。シャフトは熱い肉に揉みしだかれて痛いほど  
締め付ける。  
 
 「ユナ様、ぼく・・・ぼくもうそろそろ・・・きゃふ、あんっ・・・んうっ!! 」  
 シャフトがひくついてシャセイを懇願してる・・・ご主人様の手はすでに移動して、  
両手ともぼくのおっぱいをコリコリ責め立ててる。今まで、ご主人様が男のコでも  
感じるように執拗に調教されて来たおっぱいの感覚はさらにぼくを狂わせて・・・  
 「ふあああっ、おっきいのがっ!! おっきいのがキテますの――っ!! ひゃふう、  
くひゃ・・・らめぇ・・・もうらめれすのぉ・・・」  
 ガクガクと震えるユナ様。  
 「いっしょにイクにゃ!! 」  
 ご主人様の指示が飛ぶ。リナ様は石臼を動かすように円を描くようにユナ様の腰を  
アシストする。そして時おり、ビールかけのビール瓶のように激しく腰を振り、すぐに  
シャフトにユナ様のクリトリスが直撃するような深いグラインドを強制的にさせていく。  
 「びあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!! らめっ、イキッぱなしれすの!! ユナもうしんれ  
しまいますの――っ!! イク―――っ!!!!!!!!!」  
 「うあああっ、ユナ様イキますっ!! 一番奥でどぴゅどぴゅしちゃいますぅ!!!!!!」  
 どこに仕舞ってあったのかわからないほどの大量の熱い白濁がユナ様の中で炸裂する。  
その感覚を感じたユナ様がさらにのけぞりイキ狂う。ユナ様の子宮はさらに降りて  
狭い膣内をさらにキツクする、子宮口はその口をぱくぱくと震わせて、イッたばかりの  
シャフトを厚い唇でネットリとフェラチオされてるような熔けるような快感を与えた。  
一滴残らずぼくはユナ様に叩きつける。  
 「ふあああ・・・」  
 どちらかともない溜息と共にユナ様が前に倒れ込む。ぼくの顔をユナ様の錫色の  
ネコ耳がぱたぱたとくすぐる。ツインテールの髪からふわりとイイ匂いがした・・・  
 
 『ごぷ・・・』  
 力を失ったシャフトは収まり切らない白濁といっしょにユナ様のキツイ中から  
押し出された。  
 
 その感覚を気にして頬を染めて恥ずかしげに俯くユナ様。  
 「ユナ様・・・」  
 呟くぼく。どちらかともなく互いの唇が近づき・・・  
 「やんっ!! ・・・」  
 いきなり隣のソファに放り投げられるユナ様。代わりに視界に現われたのは  
ご主人様とリナ様・・・  
 「さ〜て、順番にゃ・・・カクゴはいいかにゃあ?」  
 「そんなぁ・・・ぼくもう・・・」  
 お刺身が無くなったのでやっと身を起こすことのできたぼくは慌ててお尻で  
あとずさる。でもすぐにガッチリリナ様に捕まって・・・  
 「気にしなくていいにゃ、これで何度でもできるにゃあ」  
 お箸をしゃぶっているご主人様。  
 「いやああ・・・それ、もう・・・」  
 ガチガチ震えるぼく。でも、でも・・・こないでご主人様・・・いやですぅ・・・ああ・・・  
 『ずぶずぶずぶ・・・』  
 ご主人様がぼくの上で腰を打ち振り、待ちきれないリナ様がぼくの顔に跨って・・・  
やっと終わったと思ったらユナ様が元気になってて・・・最後はしゃくりあげるだけで  
一滴もシャセイしなくて・・・EDとかになったらどうしよう・・・そしてぼくは体中、  
三姉妹の蜜まみれになって気を失った・・・やっと休める・・・  
 
 
 「んっ・・・んんっ・・・」  
 目を覚ませばもう夜。2つの満月の光は部屋を金色に染め上げている。  
 「んっ、くっ・・・は、外れた・・・」  
 必死でもがいて何とか縄をゆるめることに成功したぼく。いましめを抜けたばかりの  
痺れた腕を揉んで周りを見渡す。  
 
 散乱した食器に囲まれて、所々に全裸のお姫様たちが、大の字に、ソファに  
しがみ付くようにして寝ていた。  
 『もう・・・勝手なんだから・・・』  
 ぼくは音を立てないように食器を拾い集め、ユナ様はそっとソファのうえに、  
大きなリナ様には直接毛布をかけてあげる。  
 『きゅるるるる・・・』  
 寝息だけが響く静かな部屋にぼくのお腹の音が響く。両手ですきっ腹を抱えて  
ぼくは思った。  
 『はぅ・・・そういえばぼく、なにも食べてないよ・・・』  
 顔を赤らめてお箸を手に取り部屋中を漁るが、骨一つ、刺身のツマの大根ひとかけら  
さえ出てこない・・・  
 『もう・・・みんな食い意地はってるんだから・・・あうぅ、お腹すいたよ・・・』  
 そんなぼくだが食べ物より先に、全裸のご主人様をソファの影で発見する。大きく  
足をおっぴろげて良い気持ちで夢の世界で遊んでいるらしいご主人様・・・  
 『はあ・・・』  
 ご主人様はネコ姫としての恥じらいをもっと知って欲しいと思う・・・その時、  
空腹に霞むぼくの目がついに食べ物をとらえた。  
 『あれ?こんなトコロにホッキ貝が落ちてる・・・お行儀悪いけど、いただきま〜す・・・  
でも今日ホッキ貝料理したっけ?・・・』  
 ぼくは手に持っているお箸をそのホッキ貝のお刺身に伸ばして・・・  
 
 『ぷに・・・』  
 
「ぎに゙ゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ  
ああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
 
 この時のご主人様の悲鳴は右ウイング、通称『姫様長屋』のお姫様たちを全て叩き  
起こしたと言う・・・って、あっ、やっ!! ご、ご主人様お仕置きはやめてくださいっ!!  
お箸は、お箸だけはやめて――っ!!  
 
 「どうしてこうなるの――っ!! 」  
 
        (おしまい)  

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