その日僕は缶ジュースを買いに自動販売機のある小道を歩いていた。ちょうど販売機の前まで来たときだった、唐突に雪が舞い始めたのだ。
「・・て・くれますか?」それは本当に小さな声だったが、確かに聞こえた。僕が振り返ると、そこに居たのは僕と同じ歳くらいの少女だった。耳をすましてよく聞いてみると、
「温めてくれますか?」
と言っているようだ、僕はそのころ噂になっていた雪女の話を思い出し、とっさに逃げようとしたのだが、逃げようとすれば凍らされるという噂が脳裏に浮かんだ
僕は踏みとどまり彼女を真っ直ぐに見た。その一瞬で僕の恐怖心はなくなった。
彼女は泣いていた。雪の中をただ一人彷徨っていたのだ、耐えられるはずがない。
僕はそんな彼女のことが悲しく、そしてたまらなくいとおしく感じられた。
彼女を助けたいという感情にかられ、
「どうすればいい?」
と問いかけた、しかし、彼女は困った顔をするだけで何も言わない。
僕は思い切った行動に出ることにした、一歩前に踏み出し、彼女の手を掴んだ、
彼女の手は氷のようにとまではいかないがヒンヤリと冷たかった。
そのまま彼女の手を引き抱きしめた。彼女の瞳から流れる涙は、量を増し幾筋も
彼女の頬をつたった。泣き崩れる彼女を支え、さらに強く抱きしめた。
彼女は嗚咽を漏らしながら、何度も、
「ありが・・とう・・・・・・・ありがとう・・・・・」
と言っていた。
次第に雪も弱まり、彼女は泣くのを止め、僕の胸から顔を離し、微笑んだ。
その笑顔は雪女として恐れられているような女の顔とは思えないほど、
晴れ晴れとした笑顔だった。
そのまま上目遣いで僕を見上げ、そっと目を閉じた。
唇が触れ合ったとき、何かが僕、いや俺の中で変わった気がした。
もう、考えるのはこの少女をどうするかだけだった
彼女を無理やり抱きかかえる、
「え?・・・な・何するんですか?」
驚く彼女などお構いなしに、家まで連れ帰った。
それからが本当の意味で始まりだった。
「名前は?」
俺は素朴な疑問を口にした、
「その・・・・笑わないでくださいね?」
何に笑うんだ?と思いながらもうなずき返し、返答を待つと、
「は・・・春那です」
なんて答えが返ってきたので、思わず笑ってしまう。雪女なのに春那・・・アリエナイw
「あぁ!笑わないでって言ったのに・・・・(泣」
本気で泣き出す春那を泣き止ませるのにかなりの労力を使っただろう・・
「悪かった、笑って悪かったから、泣かないでくれ・・・」
コイツには冗談は通用しそうにないなと認識し、彼女の頬に手をあて、眼差しを向ける、
もう一度キスをする、
「あの・・・・初めて・・・だったんです・・・・・」
顔を離して最初に春那が言った言葉だった、別に何もおかしいことはないのでそのままスルーして
もう一度、もっと奪うようなキスをする。
「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・・」
苦しそうな吐息、それを聞いただけでもう俺のアドレナリン分泌量は激増する。
頭を抱えてベッドに押し倒す、瞬く間に春那の表情は不安が支配する。
「大丈夫、優しくするから」
そんな悪魔の言葉をささやき、そっと白い服に手をやるのだが、彼女は俺の手を握って話そうとしない、
キスもしたことがないのだ、もちろん処女だろう、やはり抵抗があるようだ。
しょうがないので、俺は引越し用のビニール紐で春那の手首をグルグル巻きにして
身動きが取れない状態にした
「そんな・・・・だ・・め・・・・・です・・・・」
顔を真っ赤にして拒絶する彼女にさらに欲情する俺。今なら最低人間コンテストでも
優勝できるかもしれないw
もっと春那の恥ずかしがる顔を見たい、もっとメチャクチャにしたい、そんな感情が
渦巻く、もう止まる必要なんてないだろう。
服を剥ぎ取り生まれたままの姿にする、服が絡まりさらに手は動かなくなり、
いよいよ瞳に涙を溜めて懇願する春那
「無理やりなんて・・よくないです・・・」
最高だ。形の良い胸に手を当てただけで
「ひゃんッ・・・」
なんて声を出す。もっといじめたい
手に少しずつ力をいれ、胸をもみしだいていく、
そのたびに春那は切なそうな声を出して目に涙をためる、
今度は下のほうに手を伸ばして、敏感な部分に触れてみる、さっきよりも反応が良い。
だんだんと奥に入ってくる俺の指の感覚に、春那は戸惑うばかりでもう抵抗すらしなくなった、
春那の大事な所はもうグッショリと濡れていた、
「もう、いいかな」
俺の言葉に反応し、春那はまた表情を曇らせるが、気にせずに俺は自分の物を
春那のソコに押し当てる、
「!?・・・・ぁ・・あついです・・・・・」
不安そうな声でそう言う春那に
「暖めてあげるよ」
と言って俺は自分を押し進めた
「あ・・・・ああ・・・・・・・」
春那は自分の中に侵入してくる異物に困惑しながらも、すでに感じ始めているようだ
それなら話は早い
半分ほど入ったところで、何かに当たった、やはり処女だったようだ
処女の雪女など珍しいな、いや雪女というより雪少女だな、などと思いながら
一気に奥まで貫く
「ァァ!・・・・・い・・・・痛い・・・・」
眉を寄せて俺に訴えかけるが、もう入ってしまったのだから気にしない、
だが、さすがに初めてなのだから、動くのはもう少し待ってやることにして春那の体を抱き起こす、
「ぇ?・・は・・・・・うぁ・・・・」
体重がかかりさらに奥に入ってしまったようだ、もう先っぽは子宮口に当たっている
「どんな感じ?」
耳元でそっとつぶやくと、春那はつらそうに、
「く・・苦しいです・・・・それに・・・・・熱い・・です・・・・」
と言って体を浮かそうとするが、俺が強く掴まえているため、動けないようだ、
もう入ってしまったのだから大丈夫だろうと思いビニール紐をほどいてやると
手を俺の首に回してきた、離れる気はないらしい、
こうなるともうラブラブな恋人のようだ、
「動くから」
俺は春那の体を少し上げ、一気に降ろした
「んぁぁぁ!!」
春那は反り返りながら痛みと何かが混ざった声を漏らす
愛しくて仕方がない、その思いだけで何度も春那の奥を貫く
俺は小学生のように愛しいと言う感情をいじめたいという感情に変換してさらに責め立てた
「んぁぁ!・・・・ぁあぁ!!・・・・」
だんだんと春那の声から痛みが消えてきた、
ギチギチに締め付けてくるため、こちらはもう限界寸前だが、春那がイクまでは
我慢することにする
「ヘン・・・です・・・わた・・し・・・・・おかし・ぃんです・・・・」
何度も突き上げているうちに春那は初めての感情に戸惑いを隠せなくなってきた
もうすぐ春那はイクだろう、我慢するなどと言いながらもう限界だった俺は
さらに突きを強くする、
「んぁぁぁ!!・・・・・わ・・・た・し・・・私・・・・溶け・・・ちゃいます・・」
最後の最後と言わんばかりに俺は一番強く突き上げて奥の奥に
自分の精液を吐き出した
「・・・・ぁぁ・・・・・あぁぁぁ!!」
俺が精液を出した後すぐに春那はイッたようだ、
春那を抱きしめてしばらくは余韻に浸っていた。
翌日春那は朝から怒っていたようだ、あんなことを無理やりしたのだから
当然と言えば当然だ、むしろ逃げなかったのが奇跡に思える、
「初めてだったんですよ・・・・それなのに・・・あんなに・・・・」
夜のことを思い出し春那は頬を赤らめて恥ずかしがる、
それだけで俺はまた春那をいじめたくなる、愛したくなる。
数日たって、春那は自分たちが出会った場所に行こうと言い出した、
俺は反対する理由もないので一緒にあの自動販売機の前までやってきた、
「この場所は・・・ずっと忘れません・・・・」
おかしなことを言い出すなぁ、と思ったが頷き春那の手を握る
もうあたりに雪はほとんど残っていない、
「だから・・・・あなたも私のこと・・・忘れないでくださいね・・・・」
急にそんなことを言われると怖くなる、幸せが続かない気がしてしまう
「キス・・・してくれますか?」
俺は何も言わずに春那の頬に手をやり
顔を近づけると、春那も自分から目を瞑った、
ヒンヤリと唇の冷たさが伝わり目を開ける、
春の桜が夏には花を咲かせないように
雪も春までは残らないのだろう
春那は俺の胸からいなくなり
近くの空き地を見れば花が芽をだしていた
春が来るのと同時に冬は終わる
それは誰にも変えられない運命だろう。