現在の時間…午前2時ジャスト、天候…快晴、月…無し
「星を見るには最高の環境だな!!」
俺は、市街地なら少し迷惑になりそうな声の大きさで言う
そう、市街地なら
此所は郊外にある山。その展望台となっている場所だった
見晴らしよし。街の灯が多少あるが…
「このくらいなら平気だな。まぁ、この街自体ちょっと田舎だからかな」
独り言も誰も聞いていなければ問題無い
…聞かれて変な顔されたのは一度や二度じゃ無いがな
俺の名前は星野宇宙…宇宙と書いてソラと読む。むしろ読め。小学生の頃はこの名前でイジメられたんだぞ!?
趣味は月に一度の天体観測
よく星を見てて楽しいか?と聞かれるが…分からない奴は情緒が足りて無いね。芸術を愛でる心が無い
さ〜てと、相棒の望遠鏡のお出ましだ
俺が相棒を組み立てていると背後に違和感の様な圧迫感の様な…
「…?なんだ?」
振り向いた…暗闇の空の中にあったのは…
目の前に何かが─星では無い光る何かが…
「うぉ!?なんだアレ!?」
最初は豆粒みたいなサイズだったが…徐々に大きくなり…
ペチペチと頬を叩かれる
いてぇな…誰だ…?
「えっと…大丈夫ですか?生き返ってますか?」
身体中いてぇよ…つーか普通生き返ってじゃなくて生きてだろ
瞼を開く…目の前に居たのは…目も覚める程の美少女だった
歳の頃は俺と同じ十代後半…おとなしそうな表情…異常に長く、黒い髪を後ろで適当に結んで…
「あの…大丈夫ですか?ボーッとして…」
「あ、あぁ…大丈夫。何でもない」
見とれてました…なんて恥ずかしいセリフ吐ける程、根性ないんでね
「あ〜…どうなったんだ…天体観測しようとしてて…それで…それで…」
アレ?思い出せねぇ
そこで辺りを見渡し、気付いた
「何だ…コレ…」
さっきまで居た展望台が…いや、さっきまで居た山のほとんどが抉れ、消滅していた
「えっと…それなんですが…」
目の前の美少女が申し訳無さそうに話し出す
「一応自己紹介から…私はユキ(人間の可聴音域を超えた音と表現し難き音の列挙)…いわゆる地球外生命体です」
「…最初のユキ何とかしか聞こえなかったぞ」
「あ…そっか…人間じゃあ聞き取れないんですね…」
「えっと…じゃあユキでいいです」
「あぁ…俺は星野宇宙。宇宙と書いてソラだ」
「えっと…先ずは謝らないと…ごめんなさい!!」
凄い勢いで頭を下げる
「…まぁ、状況が分からないと許しようがないんだが」
「あ…そうですよね…えっと…どこまで覚えてます?」
「どこまで…って、展望台に天体観測しに来てて…そこから気付いたら君が居て…」
「あ、やっぱり…死亡前後の記憶は消えてますね…」
…はい?死亡?記憶?何言ってんの?
「えっと…その後ですが、墜落した私の巻き添えで貴方…死んじゃったんです…
でも、この惑星の生態系に私みたいな他星の生命体が干渉すると…えっと…私には原理は分からないんですが…未来的に異常な変異が…
それで…何とか蘇生処置しましたが…」
「…取りあえずアンタが普通じゃない事は分かった」
精神病院ってタウ○ページに載ってるのか…?
「えっと…信じてもらえたんですか…?」
「何をだ?」
「いえ…この惑星では普通こんな話は認知されないかと…」
「最初から最後まで信じてねぇよ」
つーか、信じれる奴が居たらそいつも精神異常者だろ
「あぅ…やっぱり…」
しょんぼり肩を落とし、落ち込む
…何か悪い事してるみたいだな
「うぅ…じゃあ思い出させるしか無いですか…」
そう言って綺麗な手が俺の手を握り…
「な…ちょ…あんた…」
!?なんだ…何か…頭の中に…流れて…違う…!こじ開けられ…
「か…はっ!ゲホッゲホッ!!」
「だ、大丈夫ですか!?」
死んだ…!?俺…バラバラに…
「はっ…はっ…ケホッ…てめぇ…何を…」
「ごめんなさい…信じて貰うには、これしか思い付かなくて…ごめんなさい!!」
思い…出した…望遠鏡組み立ててたら…何か光る物が降って来て…俺…死んで…
「うげ…うぇ…カハッ…」
吐き気が…気持ち悪い…自分が死んだシーンなんて…トラウマじゃすまねぇぞ…
その時、柔らかいモノが顔に…
「ごめんなさい…私のせいで…」
抱き付かれていた…ん?つまり…この柔らかいモノって
「本当に…ごめんなさい…」
あ〜…かなり大きいな…Dくらいか?
「……?どうしました?大丈夫です?」
急に静かになった俺に不安げに尋ねて来る
「ん…あぁ…大丈夫大丈夫。落ち着いた」
「あ…良かった…です…」
身体を離し、安心したように微笑む
あの巨乳は名残惜しいが…この笑顔はいい収穫だな
「えっと…本当に大丈夫か調べていいです…?」
「あぁ…お願いしとく…」
俺はさっきの胸の余韻を…
「何でこうなってるんだ…?」
「いや、調べていいって…」
「何で俺、裸で地面に横たわって居なきゃいけないんだ」
草がチクチクしていてぇぞ
「でも…えっと…調べるのに…服が邪魔で…」
「じゃあさっさと終わらせろ…恥ずかしくて舌噛み切って自殺しそうだ」
あと『えっと』を付け過ぎだ。ウザいだろ
「あ…えっと…あぁ…すみません…
調べさせて…もらいます…」
そう言って手を翳し…数十秒で終わった
「あ、はい。終わりです。大丈夫です」
そいつは良かった。服をさっさと着る
これ以上裸でいたら、また精神をどうかしてしまいそうだ
「あの…お詫びというか…これで許してって訳でも無いんですが…」
服を着ている俺とは逆に、白いワンピースの様な服をはだけさせ…
「えっと…私を…抱いて…下さい…」
上目遣いで言って来た
「…はい?」
やっぱり頭か耳かどうかしちまったのか…
「お願い…います…」
僅かに見える桃色の綺麗な乳首が…恥ずかしそうに頬を染めた表情が…
頬を抓る。夢じゃねぇな…
この誘惑に耐えれるのはゲイくらいだね
どんな経緯でこうなったかわかんねぇが、据膳なんとやらだ
「えっと…では…お願いします…」
…何をどうお願いされたんだ?
ファスナーを下げ、ズボンの中から俺のモノを引き出す
「ふぁ!?大きい…えっと…こう…かな…」
「っ!?うおっ…」
亀頭の部分を咥えられ、舌を這わせる。それだけのはずが…
「ちょ…あんた…上手過ぎだろ…」
亀頭全体を舐め回すように、時には吸い付き、尿道を舌でつつき…
さらにその胸で竿の部分を挟み、扱く
うぉ〜…気持ちいいなコレ…
…ん?こんなに包み込める程大きかったか?
自慢だが俺のモノはなかなかデカいぞ?
「アンタ…胸…」
「ぷは…もっと大きい方がいいです?」
そう言って俺のモノを包む心地よい圧迫感が強くなって…って、マジ!?
見間違えでは無い。そこにある胸がグラビアアイドル真っ青の超爆乳になっていた
「な…な…胸が…」
「えっと…このくらいです…?」
「何で胸がでかくなったんだ!?」
「ある程度の肉体変化は出来ます。あくまで人間の身体の範囲ですが…」
さも当たり前のように言うな
「本当に人間じゃ無いのか…」
「人間に見えます…?」
見た目は…な
「さっきの説明…信じて貰えました…?」
「…信じるしかないだろ」
胸でかくしたり、あんな映像見せたり出来る人間は居ないぞ
「一度死んだなんて…今でも信じられないがな」
「すみません…。私の責任です…」
可哀相になるくらい落ち込む
ここで励まさなきゃ男じゃ無いな
「まぁ、こうして生きてるから別にいいさ
それに…身体で償ってくれるんだろ?」
かと言って据膳見過ごすのは惜しいんでね。しかもこんな可愛い娘
「はい…えっと…では…そろそろ…」
俺の未だに堅さを保っているモノを顔を赤くして見る
「んぅ…入って…」
騎乗位の体勢で少しずつ沈めて行く
「ふぁ…全部…入りました…」
「ほら…休んで無いで動きなよ」
まだ巨大な胸を下から揉み扱きながら命令する
「は、はい…ん…あん…あっ…」
ゆっくりと腰を上下させ始めるが…
「もっと早く!!」
「はいぃいぃぃ!!ひぎ…まだ…もっと…ですか?…」
「もっと、もっと。じゃないと許してやらないぞ」
「そんな…あっ!えっと…困ります…うぁっ!」
今にも泣き出しそうな顔で腰を一生懸命振っているのはちょっと滑稽だな
「ひぁ…そろそろ…限界…」
「もうちょっと我慢…しろ…」
もうすぐで俺もイケそうだ
「もう…無理…限界…です…」
「俺もだ…中に出すぞ…」
ラストスパートとばかりに更に激しく突き上げる
「あ、あぅ…っ…あぁ…うああぁあぁぁぁあっ……!?」
「く…」
膣内を激しく締め上げ、ユキが絶頂に上り詰め、少しのタイムラグの後、俺はその膣内に精を放った
「はぁ…はぁ…はぁ…いっぱい…出しちゃいましたね…」
ゴプッと溢れだしてくる精液を見ながら言ってきた
「妊娠したり…しないよな?」
「え…えっと…さぁ?」
「さぁ?って…お前人間じゃ無いんだろ!?」
「でも…身体構造は全く同じにしていますから…」
「マジかよ…」
俺が将来に一抹の不安を抱いていると…
「えっと…ふつつか者ですがよろしくお願いします」
お辞儀して言ってきやがった
「これからも一緒にいるのか!?」
「え…だって…まだしばらくは私が近くに居ないと…肉体が剥離しますよ…」
剥離…?またバラバラになるってか!?
「…分かったよ」
まぁ、最近彼女も居ないし、セフレかなんかだと思えば…
そうして俺と宇宙人の奇妙な共同生活が始まった