抜き足、差し足、忍び足・・・  
 
 ここはシュバルツカッツエ城の東ウイング、通称『姫様長屋』の廊下。リナとユナは  
細心の注意を払って昼下がりの廊下を歩く。そして目的のドアの前に来た。二人が  
いつ来てもいいように通常、鍵はかかっていないはず・・・。  
 『開いてる・・・』  
 『そ――っと入るですの――っ!! 』  
 二人、こそこそとアイコンタクトして中に忍び込む・・・。  
 『いったい姉上は何をやっているのだろう・・・どうも朝は様子が変だったな・・・』  
 『姉妹三人の秘密は共有ですの――っ!! きっと二人だけで美味しいもの食べてるん  
ですの――っ!! 』  
 と、心配顔のリナに興味津々のリナ。廊下の冷気が入ってきてバレないようすぐに  
ドアを閉じる・・・。  
 この二人がなぜこんなマネをしているかを説明するには、まず今日の朝の出来事から・・・  
 
 
 メニューは単純。ほんの少しコゲ色のついて、そして中はふっくら半熟の卵焼き。  
それにキツネ色のトースト。ジャムとマーガリンがあって、オレンジジュースのパックの  
アメリカン式。  
 今までシリアルやらチョコバーなんかを持ち寄って朝ゴハンの代わりにしていた  
三人のネコ姫様たちは目を爛々と輝かせてぼくと卵焼きを訴えるように半々に  
見つめている。ぼくは慌ててコホンと咳払いして言う。  
 「えっと・・・それではいただきま・・・」  
 「「「いただきますにゃっ!!!」」」  
 ぼくがのけぞるほどの勢いでザシザシとフォークで卵焼きに攻撃を加えるご主人様たち。  
まだ幼いご主人様たちはテーブルの椅子は大きくて、リナ様以外の二人は寸足らずの  
足をプラプラとさせている。実にカワイイ・・・  
 ぼくは慌てつつも、楽しく追加のトーストを焼いたり、グラスのオレンジジュースを  
注いであげたり、自分の卵焼きをご主人様から守ったりと実に忙しい。  
 
 一国のお姫様とは思えないほどの壮絶な朝食が一段落つくと両手でグラスを  
持ちながらオレンジジュースを飲んでいたユナ様が言った。  
 「マナ姉、今日は何して遊ぶですの――っ?」  
 10年後にはゴシックロリータのドレスできめるユナ様も、今は襟元のみにチャチな  
フリルがついた丸襟の黒いシャツを着ている。それを聞いて、取っていたパンの耳を  
咥えながら目を輝かせるリナ様。赤いキュロットにチェックのシャツが実に似合っている。  
 パタパタとリナ様の赤い耳が落ち着き無く動き出す。なにせ今のシュバルツカッツエ城  
には誰もおらず、今の三姉妹の最大の敵は『退屈』なのだから。  
 しかし期待で目を輝かせる二人をよそにつれない返事をするご主人様。  
 「にゃむ・・・今日はわたしは部屋で召使とヤル事があるから、お前達は二人で遊ぶと  
いいにゃあ」  
 ぶった切ったデニムに長袖のTシャツと10年後とまったく変わらない服装でご主人様が  
椅子の上であぐらを組みながら言う。  
 「え――っ!」  
 二人のブーイングがハモる。ぼくも援護射撃する。  
 「そうですよ、子供は風の子、家でゴロゴロしてるとウシになっちゃいますよ」  
 「う、うるさいにゃっ!! 年下のクセに偉そうに」  
 確かにご主人様は20歳越してるけど、外見はまだブラをするのも早いぐらいの  
幼女じゃないですか・・・。  
 ムッとするぼくにご主人様はふいにぼくの耳元に小声で囁く。  
 「にゃにゃ・・・今日は昼からエッチしたいにゃ・・・よいにゃろ、よいにゃろ・・・」  
 と、テーブルの下のぼくの手をぎゅっと握ってくるご主人様。しかも背が小さいせいか  
少し紅くした顔の潤んだ瞳でぼくを見上げるようにして・・・。かあいいなあ・・・10年後には  
いつでもどこでも強引にぼくを押し倒して・・・あうううっ・・・。  
 「で、でも・・・そういうのは夜までとっといたほうが・・・ねえ・・・多分・・・」  
 『偉そうな年下の言葉』はあっという間にぐらぐらと揺らぎ始める・・・。ご、ご主人様、ぼくの  
手の平をくすぐったらだめです〜。こそこそしている主従にユナ様の声。  
 「マナ姉〜、一緒に遊びたいですの――っ!! 」  
 「にゃふ・・・い、いや、前からの約束なんにゃ!! ・・・そうにゃ!! ほら、お前からもいうにゃ!! 」  
 
 「え、でも・・・ほら・・・ごにょごにょ・・・」  
 あらかさまにぼくに偽証を強要するご主人様。不審気なリナ様とユナ様の視線が  
痛い・・・。それになんか言いにくい・・・。だってリナ様とユナ様にしてみれば、大好きな  
ご主人様をいきなりとられてしまったような気分になるだろうし・・・。  
 などということを考えていたぼく。しかし不意に隣のご主人様がぼくの肩に頭を  
もたせかけてくる、そしてわざとらしく言うのだ。  
 「にゃふぅ・・・今日はにゃんかスチームの効きが良すぎるにゃあ・・・」  
 長袖シャツの襟元を指でつまみ、パタパタと胸元に風を送るご主人様。  
 「え、じゃあ・・・暖房、少し落とします・・・ふぁっ!? 」  
 なんの気はなしに返事をし、反射的にご主人様の方を見た瞬間、ぼくの目にご主人様の  
くつろげた襟元の奥の方まで視線がいってしまう。それはシャツが包む内容物がまだ  
圧倒的に平べったいせいか実に見渡しがよく、ほのかに膨らんだ二つのなだらかすぎる  
丘や、長袖シャツの生地によって擦れたのか、小さくツンと立ち上がってる桜色の  
突起まであと少しで見えちゃいそう・・・。ばくが魅入られたように視線を泳がした瞬間に  
ご主人様は早口で言う。  
 「ほら、お前からも今日はわたしは確か大事な用事があるって言ってたよにゃ?」  
 不審気な二人の妹を横目で見ながら言うご主人様。その時のぼくは思わずご主人様の  
胸の奥を覗き込もうとしていて・・・  
 ちょっと角度が・・・と『こくん』と頷くように思わず顎を引いて視線をかえた瞬間・・・  
 「ほら、ほらっ!! 召使もこの通り頷いてるにゃ!! ほらお前たちさっさと出て行くにゃ〜!! 」  
 と嬉しそうに二人の妹を追い出しにかかるご主人様。ぼくは我に帰るが後の祭り・・・  
 「えっ、いや・・・あのその・・・これは・・・」  
 「二人とも、ここは姉に任せて遊びに行くにゃ、お前等のかわりにわたしがたっぷりネットリ  
大事な用事をこなしておくにゃあ・・・にゃふふふ・・・」  
 とヨダレを拭いながら二人の妹達をドアの外へと誘導する事に成功するご主人様・・・  
ああリナ様、ユナ様、待って――っ!! そんな目でぼくを見ないで――っ!! ああ、ぼくってば、  
ぼくってば――っ!!  
 
 
 そして時は戻る。コッソリとマナの部屋に忍び込む二人。  
 「リビングは・・・いないな・・・」  
 午後の昼下がりのリビングを見渡すリナ。今日のおやつはクッキーらしい。このところ  
きちんと掃除されたリビングのテーブルにはティーセットとほんのりと甘いバターの香りがした。  
甘美なおやつの時間を思い、にへら、と頬を緩めているとするとチョンチョンと背中を  
つつかれる感触。  
 
 「リ、リナ・・・マナ姉の寝室・・・研究室から呻き声が聞こえるですの――っ!! 」  
 と小声で告げるユナ。こくんと頷いて二人手を取りながら廊下を音を立てずに  
進んでいく。ドアは小さく隙間が開いていてそこから断続的に呻き声が漏れていた。  
 
 家政婦は見た!! ・・・じゃなくて、ネコ姫様は見た!!  
 
 ドアの隙間の限られた視界ながらベッドの上のマナ上半身がはっきり見えた。  
 
 「ひぎゅ、にゃっ!! ああっ、あっ!ダメ、ダメにゃあ――っ!! 」  
 悲鳴が二人の耳を貫く。マナの体は一部しか見えないが、四つん這いにされ、  
視界の外の召使に後ろからお尻を激しく叩かれているらしい。しかも、なんと  
全裸に剥かれている。  
 『パン、パン、パン、パン・・・!! 』  
 激しく肉を打つ音が聞こえる。そのたびにマナは前に突き飛ばされそうになり  
必死でシーツについた手で持ちこたえる。ついにその細腕では耐えきれなかったのか  
ガクガクと力尽きる。しかし、その後ろからの攻撃は情け容赦なく止まることはなく、  
マナは何度も無様にシーツに顔を押し付けられつつくもぐった悲鳴をあげていた。  
 
 『何ですの?お仕置きされているんですの――っ?』  
 しかし、それはあまりにも本気でせっぱ詰まった雰囲気が充満してる。  
 『そ、そんな・・・あの姉上が苛められて・・・くっ・・・負けているのかっ!! 』  
 目の前に広がるシーンはどう見てもマナの旗色が悪い。  
 『ま、マナ姉が、マナ姉がっ・・・マナ姉で勝てないならユナ達が今、出て行っても  
きっと瞬殺されてしまうですの――っ!! 』  
 『あわわわわ・・・な、なんということだっ・・・』  
 二人、手を取ったままドアの外でへなへなと崩れ落ちる。ギリギリと唇を噛み締めて  
言うユナ。  
 『すっかりダマされてましたの――っ!! いつもは優しい仮面をかぶって影で  
お仕置きなんて、特命係長みたいですの――っ!! 』  
 『ま、待てユナっ!! 形勢が逆転しているぞっ!! 』  
 半べそのユナが慌ててドアの隙間に目を近づける。  
 
 そう、マナは何とか体勢を入れ替えると今度は召使いの上に馬乗りになることに  
成功していた。ドアの隙間からはあまり良く見えないが今度はマナがマウントポジションを  
とり、激しく召使を攻撃しているらしい。  
  「に゙ゃ、にゃっ、にゃっ!! これはどうにゃっ、ほら、ほらほら・・・」  
 上からドンドンと召使に体重をかけて乗っかるたびに、下敷きになった召使いの  
カラダが苦悶に打ち震える・・・ように見える。  
 
 『頑張れ!姉上〜っ!! 』  
 『そうですの――っ!! このまま首をギュ――ってするですの――っ!! 』  
 小さく拳を振り上げ、声にならない声援を送る二人。しかし、今のシーンを見てから  
腰が蕩けたように動かなくなっているのに気がつかない。  
 
 マナの優勢はつかの間。やはりドアの隙間からはマナの上半身しか見えない。  
召使はいつの間にかマナの見えない下半身側に移動して、両足を抱えるように  
押さえつけているらしかった。そしてマナは2人の記憶にないほど悶え苦しんでいる。  
 「ひにゃっ!! あひっ、あっ、あっ・・・ん――っ、そんにゃトコロまでっ、あ゙あっ!! 入って来る  
にゃ、奥までっ、奥までっ・・・にゃっ、もうダメにゃ、こんにゃの恥かしいにゃ――っ!! 」  
 シーツを破れんばかりに掴み、両手で顔を隠したまま打ち振ったり、陸に打ち  
上げられた魚のように体全体を油汗まみれになってシーツの上をのたうち回るマナ。  
 
 『い、いったい見えないところでなにがっ!! 』  
 『きっとすごい攻撃ですの――っ!! 』  
 『火で炙られてるとか・・・』  
 『でもピチャピチャって小さな水音が聞こえてましたの――っ!! 』  
 自分達が考えた恐ろしい想像にガタガタと震えながら固く抱き合うネコ姫たち・・・  
 すっかりぐったりとしたマナに止めを刺そうと召使が再び現われれば、その二人の  
震えさえも凍りつく。  
 
 ぜいぜいと荒い息をつき、小さな胸を上下させるマナ。そのマナに一廻りは大きい  
召使がのしかかる。しかも、のしかかっただけでは飽きたらず、マナの肩口に『にゅっ』と  
自らの白いふくらはぎが現われた。窮屈な姿勢に強引に折りたたまれてしまったらしい。  
 
 『い、いかんっ!! 完全に押さえ込まれてしまったようだ!! 』  
 『えっ!? いったいどうなるんですの――ッ!! 』  
 この答えは押さえ込まれてる本人が熱のこもった悲鳴で自ら叫んだ。  
 
 「にゃふぁっ!! わ、わたしっ、トドメ刺されちゃうにゃ――っ!! 」  
 
 『『ヒイイイイッ!! 』』  
 ついに怖れていたセリフを聞き、卒倒しそうになる二人。そのトドメに向けての  
攻撃はその名に相応しいものだった。ベッドが軋むほど小さな姉は裸のまま  
押し付けられ、組み伏せられ、何度も体重の乗った体当たりをされていた。  
ときおり一部見える召使いの背中は上下だけでなくマナに体重をかけたまま、  
踏みにじるように動いたりしてる。  
 二人は完全にフリーズしてしまって、視線はドアの隙間から離す事ができない。  
 
 「にゃっ、あひっ!んっ、ん――っ!! そんにゃに、そんにゃにされたらバラバラに  
なっちゃうにゃ――っ!! 」  
 
 『『バ、バラバラ・・・ヒイイイイッ!! 』』  
 
 「うにゃ、あ゙、あ゙っ、深いっ!! わたしの、わたしのお腹の奥までズンズン刺さって、  
えぐられてっ、にゃっ、ああっ、ふにゃっ!! はにゃん!! 」  
 
 『え、抉られて・・・』  
 『さ、刺さって・・・』  
 『『ヒイイイイイイイイイイッ!!』』  
 
 そして最後の時が訪れた・・・  
 「もうわたし、死んじゃう、死んじゃうにゃ――っ!! 」  
 マナの上半身が断末魔のように反り返り、毒薬を飲んだように不自然に痙攣始める。  
 
 『『死・・・死んじゃうっ!? !!!!!!!!!!!!!』』  
 
 大好きな姉を死なせてはなるかと、ユナとリナの金縛りがその不穏な言葉で  
一気に解けた。ガクガクする腰を鞭打って必死で立ち上がる。恐ろしさのあまり少し  
漏らしてしまったのかパンツの前がネットリと濡れていたが今はそれどころではない。  
ドアに体当たりするように部屋に駆け込もうとするが、腰が抜けていて転がり込むように突入・・・  
 
 「ユナを残して死んだらダメですの――っ!! 」  
 「頼むっ、お願いだから!罰なら、罰なら私も一緒にぃっ!! 」  
 
 「・・・ふにゅっ、わたし、もう、もう!! イ、イ・・・へっ!? な、なんにゃっ!! 」  
 召使と同時にイこうと、限界まで我慢に我慢を重ねていたマナ。そのせいか  
不意の乱入に完全に反応が遅れてしまう。  
 
 「ご主人様っ!! ぼく、イキますっ・・・んっ、ああああっ!! ・・・えっ、うわわっ!! 」  
 「「姉上 (マナ姉)から離れろっ(ですの――っ)!! 」」  
 ラストスパートをしていた召使が『どーん』と二人の乱入者に突き飛ばされた。  
哀れ、召使はベットの下へ頭からまっ逆さま・・・  
 
 そしてその瞬間。  
 『ビュクッ、ビュクッ!! 』  
 召使いの濃い白濁はマナの胎内ではなく、スローモーション気味に空中に  
白い軌跡を描いてベッドに突っ込んだ2人へと・・・  
 「あわわわわわわっ!! な、なんだこれはっ、目が、目がああああっ!! 」  
 「べ、ベタベタが、髪についたですの――っ!! ちょっとニガイですの――っ!! 」  
 さっきの勇ましさはどこへやら。混乱してマナの研究室をくるくると走り回る二人。  
 
 マナが状況を理解したのかワナワナと拳を握って身を起す。  
 「にゃ、にゃにゃっ!! ・・・イ、イキそこねたにゃ・・・わたしの一日ぶりの愉しみを・・・」  
 握った拳がふいに組み合わされ見覚えのある印を切る。  
   
 「天・地・ネコ!! 爆来っ!!!!」  
   
 『ボウンッ!! 』  
 と、これから何度も弾け飛ぶ運命にある研究室の扉・・・今回が記念すべき  
第一回目の日であったのだが、ベッドの下で気絶していたぼくには知るよしもなかった・・・  
 
 
 
 その夜。ぼくは首をかしげつつご主人様のベッドの上で正座していた。少し  
緊張している・・・  
 『な、なんでご主人様の部屋に二人がいるんだろう・・・』  
 そうなのだ・・・ぼくがご主人様に言われて、なんというか・・・『夜のお勤め』を  
しようとご主人様の部屋に入ると、リナ様とユナ様がぼくを待ち伏せするがごとく、  
ベッドの隅っこににちょこんと座っていたのだ。  
 時々、上目遣いにぼくをチラチラとぼくを見てる、目が合うとぼくをジロリと  
睨むのはユナ様。そして慌てて目を逸らすのはリナ様だったりする。ぼくは  
コホンと咳払いして二人に問い掛ける。  
 「あ、あの・・・リナ様もユナ様もお部屋に戻らなくてもいいんですか?もう夜おそい  
ですよ・・・それにこれから、ぼくはごにょごにょ・・・」  
 「い、いや、姉上はああ言うが・・・力及ばずとも・・・」  
 と、お茶を濁そうとするリナ様。  
 「またイジメる気ですの・・・特命係長にはダマされないですの――っ!! 」  
 と、意味の判らないコトをぼくに言う、やけに挑戦的なユナ様・・・  
 どうも二人ともてこでも動こうとしない。  
 
 その時、バーンとドアが開いてヤル気マンマンのご主人様が入ってきた。  
 「さ〜て、今日もはじめるにゃ〜っ!! 」  
 お城から支給されたダサいシュミーズと子供パンツ姿のご主人様。小脇にティッシュの  
箱を抱えて仁王立ちしてる。実にトホホな格好・・・  
 そしてとんでもないコトをいきなり言った。  
 「さ、お前!! とっとと服を脱ぐにゃ・・・」  
 「へっ・・・ええっ!? 」  
 ぼくは驚愕する。  
 「でも、でもっ!! まだ二人ともここに残っていますけど・・・三人いっぺんなんて  
10年早いです・・・あわわわ」  
   
 『ぼ・・・ぼくが気絶してる間、いったい何が・・・』  
 ヤル気マンマンのご主人様、そして敵意に満ちたリナ様とユナ様・・・。  
今日も長い夜になりそう・・・  
 
 
          ・・・続く  
 

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