それは、ある日の昼下がりの事であった。  
 
黒板には数式が次々と書かれ、他の生徒とは一生懸命ノートに書き写している。  
その日の気候が心地よかったのか、俺はいつの間にか意識が薄れていった。  
 
あれ?周りが真っ白だ。たしか、俺は授業を受けていたはずだが…  
そこは何もない世界。上下左右の概念も無く、まるで宇宙空間のようだった。  
俺はこのフワフワした空間に興味を持ち、宙返りをしたり、くるくる回ったりした。  
すると突然、真っ白な世界が輝き始め、一面が金色に輝く空間となった。  
 
眩しさに目が眩み、少し目を閉じた。目を再び開けた所、人が一人いた。  
私のこの秘伝の能力を貴方に授けます。  
はぁ?何言っているんだ。そもそも、誰?なんで、俺に…  
 
俺の質問を無視して、なにやら呪文を唱え始めた。  
すると、俺の身体が光り、中から力が沸々と沸いていく感じがした。  
やめろ…やめろ…あつい…  
 
数分が過ぎ、俺の体の中で何かが弾けた。  
あなたに私の能力を授けました。  
今は教えられませんが、時間が経つにつれて、あなたは3つの能力が分っていくでしょう。  
では、又、会える日まで…  
 
 
バチィン!頬に強烈な痛みを感じた。  
いってぇなぁ…俺が体を起こすと、元の世界へ戻っていた。  
あれは夢だったのか…それにしても、変な夢だ…  
 
「あなたは私の授業の時はいつも寝ているけど、何様のつもり!学生の本分は勉強でしょ」  
顔を上げると、そこには先ほどまで教壇に立っていた数学教師がいた。  
佐倉涼奈 超一流大学のミスコンのグランプリを取ったらしい。  
たしかに顔は綺麗で美人だが、超一流大学出身でプライドが高く、生徒からは鬼佐倉と呼ばれている。  
「あの…教科書で人を叩くのは暴力じゃないんでしょうか?」  
キッとこちらを睨み、怒気を強めながら  
「これは暴力とは言わないの。愛のムチ」  
愛のムチ…もう、死語でしょ。そんな言葉。  
「暴力でしょ。どう考えても」  
クラスメイトは事の成り行きをハラハラしながら見つめている。  
「うるさいわね。貴方みたいなどうしようもないクズにはこれ位した方がいいの。」  
「クズって…先生が生徒に…」  
「この際だから、言わせて貰うけど、貴方って馬鹿でクズでドジで何で生きているのか…」  
「うるさい。黙れ!」  
ぽろっと、この言葉が口からこぼれた。  
何か言い返すだろうと予想していたが、予想に反して涼奈は黙り込んだ。  
「ほ…放課後残りなさい。たっぷり、しごいてあげるわ。」  
そう言い残すと、教壇へ戻り授業を再開した。  
クラスメイトが俺に対して、同情の視線を投げかけてくる。  
その視線を肌に感じつつ、俺はなぜ先生が黙ったのかが不思議で仕方なかった。  
 
まさか、あの夢は夢でなかったのか…  
それが、はっきりと分ったのは、放課後の事であった…  
 
 
―放課後―  
 
「じゃ、俺怒られに行くから先帰っておいてくれ」  
「お前はいい友人だったよ」  
「生きて帰ってこいよ。骨なんて拾わないからな」  
「じゃ、戦場へ向かう友人に向かって…敬礼!」  
ははは…素敵な友人なことよ。  
「おい。皆じろじろ見ているじゃねーか。もう、冗談はやめろよ」  
「まあ、頑張れよ。俺らは何時でもお前の味方だからな」  
とか言いながら、あいつら帰ってるじゃねーか。  
 
5分…10分が過ぎ…  
 
ガラガラ…  
「よく残っていたわね。貴方の事だから、逃げ出したかと思ったわよ」  
初っ端から、嫌味ですか。まいったね。  
「いや、先生の言う事ぐらい俺でも聞きますよ」  
先生は不敵な笑みを浮かべながら、  
「じゃ、なんで授業中は寝ていたのかなぁ〜?」  
語尾を上げる事により、俺の不快度がますます上がっていった。  
「で、何ですか。俺、早く帰りたいんですけど」  
「あ、そうそう。これね」  
そう言うと、紙を何枚か持ってきて俺の前へ突き出した。  
「作文用紙?」  
「そう。反省文を書いてもらおうと思ってね。5枚ぐらいかな」  
5枚って…1枚400字だから…2000!!  
「無理…じゃあ、帰ります」  
先生は俺の手をぐいっと捕まえて、  
「逃げれると思っているの。これを書かない限り帰しません」  
「離せよ」  
その言葉に操られるかのように、俺の手を離した。  
「あれ…どうして」  
不思議そうに自分の手を見つめる先生。そして、俺…  
「と、とにかく座りなさい!」  
「そんなに座れ座れ言うなら、先生が座ればいいじゃないですか」  
そう言うと、先生は椅子に座った。  
「どうして、何なの」  
 
その行動を見て、俺はあの出来事を思い出した。  
―あなたに私の能力を授けます―  
もしかして、あれって夢じゃなかった…  
俺はちょっとある実験をしてみた。  
「先生、四つんばいになれ」  
そう言うと、俺の支持通り四つんばいになった。  
へぇ〜面白い能力を貰っちゃったな。  
「ちょっと…聞いている!早く戻しなさい!」  
「先生も分っちゃった。なんか、俺の言う事に先生は従うみたいだね。謝るなら今のうちだよ」  
「なんで、私が貴方に謝らなくちゃいけないの。ふざけないで」  
交渉不成立…っと  
 
「先…いや涼奈。涼奈は淫乱教師だよな。男のモノが欲しくて欲しくてたまらない淫乱教師だよな」  
そう言うと、今までに見たことが無いような艶やかな目つきになり、  
俺のモノをズボン越しに撫でてきた。  
俺のふとももに自分のふとももを摩ってきて、ふともも越しに涼奈のあそこが湿っているのがはっきりと分った。  
「ん…ふぅん」  
甘い吐息が口からこぼれ、いまにも俺のズボンのチャックを開けてきそうな勢いだ。  
「先生、どうしたんですか。早く、反省文を書いてくださいよ」  
「反省文?」  
「そうですよ。俺を授業中に怒った罰に反省文を書かなきゃいけないんじゃないですか」  
「あっ…そうだったわ」  
名残惜しそうに俺から離れ、反省文を書き始めた。  
俺は涼奈の後ろへ回り、胸を揉み始めた。  
「はぁうん…うん…なに…あっ」  
「先生、反省文を書いているときは胸を揉まれなきゃいけないんですよ。常識ですよね」  
「うん…そうだったわっね。ぁ…ぅ…」  
 
すでに目の焦点がずれ書いている手もプルプルと震え始めた。  
そして俺が乳首を手で摘むと  
「あぁぁぁ・・・・いい・・・・のぉぉぉ・・・・・」  
快楽に溺れ、作文用紙がぐちゃぐちゃになった。  
 
俺は手を離し、  
「作文用紙がぐちゃぐちゃになりましたね。その罰を受けてもらいますよ。先生」  
だが、涼奈は余韻に浸り椅子にもたれていた。  
「先生、立ってください。それで、手を机に置いて腰をこちらに突き出してください」  
しかし、涼奈はいつまで経っても動かないので、俺は立たせてそのポーズをとらせた。  
ズボン越しにでも分るほどの大きく妖艶な尻。俺は容赦なく尻を叩いた。  
「あぁ…」  
2発、3発と…  
「いい…」  
「あぁ!」  
 
ズボン越しでも分るほどあそこがぐっしょりと濡れている。こいつ、感じているな。  
「先生、もしかしてお仕置きで感じています?」  
「そ…そんなわけないでしょ」  
「じゃあ、確認させていただきますね。ズボンを脱いで」  
もたもたとしていたので、俺は待ちきれずに脱がし始めた。  
「先生、あそこがぐっしょりと濡れているじゃないですか。先生が喜んじゃ罰になりませんよ」  
「でも…」  
「でもじゃない。じゃあ、私のモノを貴方に入れますよ。これ以上の罰はできませんからね」  
そう言うと、俺は涼奈のパンティを脱がせ思いきり俺のモノを突っ込んだ。  
「あふぅ…」  
「先生、感じちゃ駄目ですよ」  
俺の話を聞いちゃいない…自分の思うがままに感じ、喘ぎ、そして動いた。  
 
そろそろ俺のほうに限界が来た。  
「先生、そろそろ罰が終りますからね」  
あっぁぁぁ・・・・・・・・・・いぁぁぁっぁぁ・・・・・あぁぁぁっぁ  
うぅぁぁぁんぁぁぁぁっぁ・・・・・・  
 
「先生、中に出しますよ。これが俺の愛のムチですから、しっかり受け止めてください」  
俺は腰の動きをさらに早くし、できるだけ奥で出そうとした。  
あぁん…うん…きて…あなたの…あいの…ムチを…  
あああぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁ・・・熱い、中が熱いのぉぉぉ…  
 
俺は涼奈からモノを抜き、涼奈のあそこを見た。  
俺の精液の量が多すぎたのかあそこから垂れている。  
それが淫らに見え、俺は征服欲に浸った。  
ははは…これが鬼佐倉か。エロ佐倉じゃねーか。  
 
「じゃ、元の先生に戻っていいよ。佐倉先生」  
途端に、怒気を強めた声で  
「貴方、ふざけないで!!」  
「そんな姿で言われても説得力ありませんよ。佐倉先生」  
苦虫を潰した様な顔で服をさっと着替え  
「貴方、すぐに学校を辞めなさい。これは立派な犯罪よ」  
「へ〜俺にそんな事言っていいの?いつでも佐倉先生を操る事ができるんだよ。なんなら街中を裸で歩かせたりしようか?」  
涼奈はみるみる顔面が蒼白になり、身体が震えだした。  
「あ…貴方って人は」  
「ま、せいぜい、俺の機嫌を損ねない事だね。じゃあ、又明日」  
 
 

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