:マサオ  
キモオタ。  
:タマ  
猫耳幼女。  
 
まずは状況を確かめねばなるまい。  
そう、何事も急いては事を仕損じると昔から言うではないか。  
俺は東西南北どこから見てもピザデブで、ご多分に漏れず普通にニートをやっていて、  
いつも昼過ぎに起きてコンビニ行ってブログ更新して2ch見てゲームやって  
オナニーしてから寝るという毎日を繰り返していたわけで  
昨夜も同じようにネットに接続したままベッドに倒れこんだはずだが  
「なにしてるにゃ?」  
「おわあああああああああああ!!!」  
「びっくりしたにゃ…」  
目の前に幼女がいる。しかもネコ耳とシッポがついてる。  
【大変】どうして起きたら部屋に猫耳幼女がいるのは何でだぜ?【緊急】 (132)  
ついにバーチャルとリアルの区別がつかなくなってしまったか……  
確かに最近ゲームに浸りすぎてたもんな。運動は一切していないが、頭のほうは疲れていた。  
「ぐつぐつにゃーにゃー、にゃーにゃーぐつぐつ」  
猫娘は何やら物騒な歌を歌っている。  
おそらく俺の持っているエロゲのキャラを反映したのだろう、  
外見は他の追随を許さぬまでにラブリーだ。  
メイド服といいアニメ声といいロリ魂を揺さぶる仕様となっていて  
キモオタであれば誰もが頬擦りしたくなるほどの可愛さ。  
「どうせなら金髪ツインテールにしてくれよ…あとツンデレ」  
「にゃ?」  
まぁいい。とりあえず素晴らしい幻覚を見られたことに感謝しておこう。  
というわけで二度寝に入る。まだ正午だしな。  
普段の俺ならもう少し幸せなひとときを楽しむところだが、今は眠いから別だ。  
「起きろー。ねこねこパンチ♪」  
「これは痛いですね!?」  
飛び起きて、意味もなく紳士的に抗議してみる。  
「なんで触れるんだよ幻なのに!」  
ぺたぺた。見える通りに感触があった。  
「くすぐったいにゃ」  
本当に疲れてるらしいな俺…  
いや、しかし、これはアレかもしれん。  
まだ俺は魔法を使える年齢には達していないが、  
既に妄想を具現化する程度の能力は身に付けてしまったのではないか?  
そして「猫耳幼女が欲しい」と願ったからこの娘が現実に出現したのではないか?  
それなら全ての辻褄が合う。  
「ほっぺは柔らかいし胸はないしハァハァ、どうなってんだよ…orz」  
「おっぱいはある。バカにするにゃ」  
再びねこねこパンチ♪を食らった。地味に痛い。  
「黙れッ、このペタンコが! おまえは何者だ!」  
「名前をきくときは自分から名乗れー」  
「俺か? 俺はキン・マサオだ」  
「変な名前にゃ」  
くっ、ハンドルネームにしておけば良かった!  
 
「そういうお前は何て名前だ?」  
「ロケット忍者ササキ」  
「却下」  
「何でにゃ!」  
「じゃあ俺が名づけてやる。猫だからタマでいいだろ」  
ちなみに成長するとタマ姉になる。  
「ヌ…それでいいにゃ」  
「よし、決まりだ」  
「ところでマサオはひきこもりのくせにオタオタしてないにゃ?」  
「相手が幼女だからな」  
「??」  
「相手が幼女だからな」  
「そうにゃのか……」  
強引に納得させた。  
「で、何しに来たんだよ」  
「今日はクリスマスにゃよ」  
「クリトリスだろ」  
「…にゃ、クリスマスで合ってるにゃ」  
カレンダーを見た。どうやら12月だが、下のほうが破れてて日付が分からない。  
というか数日前に酔った勢いで破ったのだった。  
「うお、マジか。すっかり忘れてたぜ」  
そういや2chで恒例の「クリスマス中止のお知らせ」とか貼られてたもんな。  
だが無関係だっ…! 俺は仏教徒っ…世間のクズ共のように踊らされたりはしないっ……!  
といいつつ一応モニタに劉備たんの壁紙を貼ってワインを置いとこう。  
「乾杯」  
「どうみてもお供え物です」  
「本当にありがとうございました。って、うるせー! ほっといてくれ!」  
さっきから俺の神経を逆なでしまくりやがって。  
猫耳幼女じゃなかったら運営に…いや、警察に通報しているところだ。  
「タマは彼女がいないマサオのために来たにゃ。遊んでやるから感謝すれ」  
「残念ながら俺は二次元にしか興味ない」  
「でもアイドルのポスターを貼ってるにゃ」  
「痛いところを突くな…」  
「こんなものにウツツを抜かすから彼女ができないのにゃ」  
「関係ないと思うぜ。俺、ピザだし」  
ポスターや等身大ポップを片づけたって、  
ひきこもりのキモオタなんか相手にされるわけがない。  
むしろ出会いもない。そんなことは自分で百も承知なのだ。  
ん? ってことは、タマは俺にとって女神なのではないか?  
口は悪いが見た目は可愛いし、何よりネコ耳。  
サンタさんありがとう。  
 
「おいタマ…「遊んでやる」って、えちぃな遊びもアリ?」  
「えいっ」  
「あーー!! 松浦オヨのポスターが!!??」  
「えいっ」  
「あーーーー!! タカさんの等身大ポップが!!??」  
どちらも粉々に爆砕されてしまった。  
俺は失意のズンドコに落ちて、亡くなった祖母の姿を見ていた。  
ばあちゃん…('A`)  
「これで彼女ができたとき部屋に呼べるにゃ」  
すっきりした顔で俺のコレクションたちを捨て去るタマ。  
どれもこれも非売品だというのに…  
       ヒューマン  
「ぶち殺すぞ人間!」  
って人間じゃなくて猫耳幼女か。  
いくらロリカワイイからといっても、これは許せん。  
「待てゴルァ! 捕まえて保健所に突き出してやる!」  
「イヤにゃ!」  
八畳の部屋をぐるぐる走り回る。  
タマは素早いが、スカートから伸びたシッポが俺の前にフラフラしていて掴むのは容易だ。  
「にゃっ!?」  
ビシッという感じで止められて転んだ。  
すかさず身をかがめてパンチラを拝ませてもらう俺。  
「はっはっは…シッポを捕まえたぜぇぇ」  
本当に体についているらしい。  
どういう構造になっているのだろうか。  
「…それはアクセサリにゃ」  
「嘘だッ!! あはははは!」  
「冗談にゃ、引っぱったらダメにゃ」  
「ちぎれんばかりに引っぱってやるぜ。もう逃げられまい」  
松浦オヨとタカさんの恨みだ。地獄の苦しみを味わわせてやる。  
「うにゅ、シッポを握られうと力が抜けゆ……」  
「ゴクウかお前は」  
 
「うーん、うーん…」  
「しかし…そうか、いいことを聞いた」  
「うーん、うーん……」  
さて、どう料理してくれようか。  
「にゃんこ☆キック」  
「痛ええええぇぇぇぇぇ!!」  
仁義なくキンタマに直撃した!  
「今のうちに逃げるにゃ」  
「ぐ…逃がすかっ」  
悶絶しつつも部屋中を追い回す。  
しかし俺はぽっちゃり系なので体力が続かない。  
「つ、疲れる…。待てやーっ!!」  
「待てと言われて待つ奴はいないにゃ」  
畜生! タマは逃げ回りながら俺のフィギュアやプラモを蹴倒していく。  
三体いる1/144ドムの先頭も(リアルで)踏み台にされてしまった。  
「うおー、ヌッ殺す!」  
「に゛ゃっ!!?」  
と、タマが家具にぶつかった。タンスの角vs猫足の小指。  
○タンス [ 5分11秒 シャイニングタンスキック ] ネコ×  
「にゃーーーー!! 痛いにゃっ、死にそうにゃ!」  
「m9(^Д^)プギャー!! ファンタスティックワロスwwwwww」  
猫娘がゴロゴロ転がっている。メイド服のスカートがめくれて純白のパンツも見えた。  
「こ、今度こそ捕まえたぜっ…」  
「むしゃくしゃしてやった。今は反省しているにゃ」  
謝っても絶対に許さん。  
「よくも俺の可愛いパイナップルを蹴りやがったなっ。お前に仕返ししたい気持ちだ!」  
「タマに玉はついてないにゃよ?」  
「そんなことは分かっている。だが股間がデリケートな部分であることに変わりはない」  
楽しみながら相手を苦しめるためのグッドアイディアを閃いた。  
タマがちょうどベッドの上で転がっていたので両方の足首を掴む。  
そしてアソコに足を乗せた。  
「にゃんっ!?」  
「ほう、やわらかい」  
実にぷにぷにしている。  
スカートの中はちょっと湿度も温度も高くてエロい。  
木綿のパンツの感触もたまらんよね。  
調子に乗って蹴りまくった。  
「にゃ…それは電気あんま…」  
「知っているのか雷電!」  
「やめるにゃ! にゃははは……くすぐったいにゃ」  
「君がッ! イクまで! 電気あんまをやめない!」  
「はなせー!」  
タマは身をよじって抵抗するが、もろちん離してやるわけがない。  
 
「…はぁ……ダメにゃ…なんだかおかしいにゃ…」  
「気持ちいいんだろ?」  
「うるさいにゃっ…」  
「くくく、カラダは正直だぜ」  
お約束のセリフを吐きつつ、ついでに猫耳を撫でてやった。  
「やあん……もっと…」  
「ここ、弱いんだな」  
「マサオ、キャラ変わってるにゃ」  
「うるさい黙れ」  
既にタマの股間は大洪水だ。  
これも俺のテクニックのなせる業だといえよう。  
「シッポも撫でてやる」  
手を伸ばすと従順にシッポを差し出すタマ。  
もはや力が抜けているのか、仰向けになってぐったりしている。  
「ほれ、気持ちいいだろ。あんあん言ってみろ」  
「あんあん」  
「色気Neeeeee!!」  
「い、言わせたくせに…。あっ、ああん」  
「やればできるではないか」  
「…すごい、にゃっ…童貞なのに(ボソッ」  
「なんだと!」  
言ってはいけない二文字にブチ切れる。  
キモオタであっても心は乙女のようにセンシティブなのだ。  
俺はさらに振動を速めることにした。  
「…んっ! い、いっちゃう……」  
「イカせてやる! あの地球人のようになっ!!」  
「く、クリリンのことにゃ…?」  
ネタに反応するとは、実は余裕あるんじゃないか。  
しかしアソコを蹴るたびにヌルヌルした音が聞こえる。  
足の裏に少し硬くなった部分が当たっていた。  
「はぁんッ…もうダメにゃ……」  
タマは身を反らして震える。  
そうか。ならば2ch歴5年にして初めてこの言葉を使おう。  
「イッてよし!」  
「おまえもにゃーーーーーーっっ!!!」  
叫びながら絶頂した。  
非常に馬鹿馬鹿しくなったが、お仕置き完了だ。  
 
「どうだ、参ったか」  
「にゃん…」  
俺の胸にしがみついて頬擦りしている。  
「マサオのこと好きになっちゃったにゃ……」  
なんて都合のいい展開! だがそれがいい。  
このツンデレっぷり…そしてこのツンデレっぷり!  
せっかくだから俺はHを選ぶぜ!  
猫なので当然バックで入れる。スカートをめくってパンツを剥ぎ取った。  
「俺様のハイパー兵器でヒーヒーよがらせてやろう」  
修学旅行の風呂ではとんがりコーンとかポークビッツとか馬鹿にされたけどな。  
幼女にはちょうどいいサイズだろう。粗チン万歳!  
「やさしくしてほしいにゃ」  
その声に反応してタマに飛びかかった。全裸で。  
「に゛ゃっ!? そこは違うにゃ!」  
「嘘をつけ! 童貞だからってバカにするな!」  
と言いながらも確認してみる俺。  
…尻だな。締めつけ具合で分かる。  
「マサオの変態キモオタ野郎にゃーっ!」  
「アッー!」  
 

       \                |  
 池 ほ き ヽ               |  み  と  
 沼 ん み  |              |  .た  い  
 だ と  は  ,. -──- 、         |  .ん  う  
 な に   /   /⌒ i'⌒iヽ、       \ だ  .夢  
       /   ,.-'ゝ__,.・・_ノ-、ヽ        \   を  
       i ‐'''ナ''ー-- ● =''''''リ      _,....:-‐‐‐-.、___  
      l -‐i''''~ニ-‐,....!....、ー`ナ      `r'=、-、、:::::::ヽr_  
 ̄ \ヽー' !. t´ r''"´、_,::、::::} ノ`     ,.i'・ ,!_`,!::::::::::::ヽ  
    ヾ、 ゝゝ、,,ニ=====ニ/r'⌒;    rー`ー' ,! リ::::::::::::ノ  
       i`''''y--- (,iテ‐,'i~´,ゝ'´     ̄ ̄ヽ` :::::::::::ノ  
       .|  !、,............, i }'´    _   、ー_',,...`::::ィ'  
     ●、_!,ヽ-r⌒i-、ノ-''‐、    ゝ`ーt---''ヽ'''''''|`ーt-'つ  
        (  `ーイ  ゙i  丿   ;'-,' ,ノー''''{`'    !゙ヽノ ,ヽ,  
        `ー--' --'` ̄       `ー't,´`ヽ;;;、,,,,,,___,) ヽ'-゙'"  
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