只今、俺、北園仁が所属する剣道部の部室では、鍋を囲んで部員同士の親睦を深めると  
いう名目で、「鍋パーティ」なるものが開かれていた。これは、我が剣道部主将、高柳  
さんの肝いりで行われるイベントである。しかし、俺ははっきり言って騙されたと思っ  
ていた。だって、鍋は鍋でも闇鍋なんだもの・・・・・。そして、勘のいい他の部員たち  
は全員逃げてしまい、結局俺一人が高柳さんと向かい合わせになって、具の入ってない  
鍋を見詰めているのだった。当然、主将は憮然とした態度である。なにせ、俺を除いた  
全員が参加を見合わせたのだからなあ・・・人望が無いにも程がある。  
「あの・・・高柳主将、鍋、始めましょうか・・・?」  
俺はこうなった以上、とっとと闇鍋を済ませて、帰りたいと思っていた。一応顔を出した  
事で主将には面目が立つし、なにより腹が減っているのである。食うもの食ってさっさと  
この重い空気が漂う部室から、退室したいのだった。  
「まあ、待て、北園。あと、一人参加するっていうヤツがいるんだ」  
主将は眉間に皺を寄せながらそう言った。いるのか?そんな奇特なやつが・・・。一体、  
誰だろう?そんな事を考えていると、不意に部室のドアが開いて、元気のいい声が飛び  
込んできた。  
「やあ!高柳くんに、北園くん!お待たせ!」  
そんな挨拶と共に部室へ入ってきたのは、なんと女子剣道部の主将、川崎里奈さんでは  
あ〜りませんか!里奈さんは高柳さんとは幼馴染で、随分長い付き合いだと聞いている。  
しかし、主将はどこか忌々しげに里奈さんを見据えている。なんで?  
「俺は時間にルーズな女は嫌いだ」  
主将は、両手一杯に買い物袋を抱えた里奈さんに対して、そんな憎まれ口を叩く。すると  
里奈さんは、にこやかに微笑を返しながらこう言った。  
「みちるちゃんってば、相変わらずね」  
「俺を、その名で呼ぶな!」  
高柳みちる。これが主将の本名である。主将はこの乙女チックな名前が気に入らないらしく、  
ファーストネームを呼ばれる事を極端に嫌った。  
 
「男子部員で参加してくれたのは、北園くんだけか。みちるちゃん、人望ないから」  
里奈さんが俺を見ながら、優しく微笑む。ああ、里奈さん・・・実は、この北園仁、  
あなたに憧れております。見るからに綺麗なお姉さん系の里奈さんはスラリと長身  
で、腰まであるロングヘアーがとても美しい。もし、校内でミスコンなどを行えば、  
間違い無く優勝出来そうな、スーパー美人なのだ。  
「うるさいな!里奈のおしゃべり!」  
主将が里奈さんへ食いかかる。どことなく息の合ったこの二人、まるで夫婦のような  
雰囲気を持っていて、羨ましむ俺。おしとやかな里奈さんに対して、無骨な高柳主将  
がどうにもミスマッチな感じがするが、どこか微笑ましい。  
「さあ、主将、里奈さん、始めましょうか。俺、腹が減りましたよ!」  
「そうだな」  
「そうね」  
俺は二人の間に漂っている、ありがちな意地の張り合いに、わざと水を差すようにして  
会話を繋げた。それは、この二人が決して反目し合っている訳ではないという、俺なり  
の気遣いである。  
「それじゃあ、電気消すわね」  
パチ。里奈さんが部室の電気を落とした。そして、気を昂ぶらせた主将が騒ぎ立てる。  
「いいか、北園、それに里奈。闇鍋のルールは、わかってるな?ハシで掴んだものは、  
必ず口にするんだぞ!」  
「はい、分かってます。主将」  
「いいわよ、みちるちゃん」  
「俺をその名で呼ぶな!」  
かくして、こんな按配に闇鍋はスタートしたのでした・・・・・。  
 
「じゃあ、お鍋に具を入れましょう」  
里奈さんの合図で、コンロの上で煮詰まっている鍋に向かって、三人はそれぞれに持ち  
寄った具を入れ始める。ちなみに俺は、駄菓子屋で仕入れてきたうまい棒と、カバ焼き  
三太郎、よっちゃんイカという豪華ラインナップ。これは別にウケを狙ったのでは無く、  
心底美味いと思っているからに他ならない。俺、北園仁にとっては、これらが三大珍味  
として認定されているのだ。いささか、お安くはあるが・・・。  
「よし、じゃあ、一番手は北園、お前行け!」  
「オス!」  
お鍋に入れた具に火が通ったのを見計らって、主将が俺を指名した。俺はハシで鍋の中  
を探り、最初に手にした物を取って、食う。パク・・・モグモグ・・・甘いな・・・  
なんか、饅頭みたいな感じだ・・・・・。  
「何だったの、北園くん?」  
里奈さんに問われた時、俺はようやく口にしたものがあんまんだという事に気が付いた。  
「コレ・・・あんまんですね・・・」  
「きゃあ!あたしが買ってきたやつだ!美味しい?」  
里奈さんはそう言ってはしゃぐが、昆布だしの効いた鍋の中で煮詰められたあんまんが、  
美味いかどうかは判断がつきそうなもの。いかに悪食の俺とは言え、これには参った。  
「美味しくは、ありませんね・・・でも、そんなに不味くも無いです」  
俺は里奈さんに一本取られた形となる。次は主将の番だ。  
「何が出るかな、何が出るかな・・・」  
主将は楽しげに歌などを歌いながら、鍋を探る。  
 
「これだ!」  
主将がこれ、と決めてハシで掴んだものを口にする。  
「モグモグ・・・何だコレ・・・?ちょっと、クリーミーな感じがするぞ・・・」  
明かりを落とした部室の中で、主将の声が響く。俺はその様子に心臓がドキドキと  
脈打つのを感じていた。  
「モグ・・・まさか、モグ・・・コレ、モグモグ・・・雪見だいふくか?」  
「きゃあ!大正解!あたしが買ってきたやつだ!うふふ、美味しいでしょう?」  
「・・・・・」  
あれだけテンションが高かった主将が、急に静かになった。おそらく、自分が企画した  
この催しが大失敗であると、認識しているのであろう。心なしか泣いてるようにも見え  
る。しかしこれでは、俺も主将もすっかりと里奈さんにしてやられた事になる。これで  
は悔しい!  
「次はあたしね。ふふッ、何が出るのかな♪」  
里奈さんが鍋に向かってハシを出したのを見計らって、俺はおもむろにパンツを脱ぎ、  
彼女のハシの間に自分のチンポを滑り込ませた。むにゅ!ん?なんだ、むにゅって?  
「アレ?おハシで取ることが出来ないや・・・ごめん、ちょっと明かり灯けて」  
俺はチンポを突き出した姿勢のまま、明かりのスイッチに手を伸ばす。そして、ぱあっ  
と部室内が明るくなった時、俺は驚愕する!  
「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」  
これは、里奈さんの悲鳴。まあ、これは予想の範囲であった。それよりも俺が驚いた  
のは、里奈さんのハシに挟まれているのが俺のチンポだけでは無く、主将のチンポまで  
もがセットになっていたからであった。  
「しゅ、主将!」  
「北園!」  
見詰め合う俺と主将。まさか、お互いに同じ事を考えていたとは・・・そんな、気持ちが  
俺たちの間には通い合っていた。あほの先輩、後輩ここに極まれり。  
 
「バカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!なんてものを摘ま  
せるのよーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!もう、信じられない!」  
里奈さんが真っ赤になって叫んだ。これで、俺と主将が一矢報いた形となる。  
「わっはっはっ、驚いたようだな、里奈!だが、闇鍋のルールには、従ってもらうぞ!」  
主将が突然勝ち誇ったように言う。  
「ルールって・・・まさか、コレを口にしろって言うの?」  
里奈さんは、ハシの間で佇んでいる俺と主将のチンポを指差した。  
「そうだ!それが闇鍋のルールだからな!さあ、咥えやがれ、里奈!」  
主将は腰を突き出し、里奈さんににじり寄る。勿論、俺も続く。  
「い、嫌よ!なんで、こんなものを口にしなけりゃいけないのよ!ふざけないでよ!」  
里奈さんは、断固拒否。そりゃ、そうだ。しかし、主将も引き下がらない。  
「里奈!お前はそれでも剣士か!それでよく女子剣道部の主将が務まるな!まったく、  
これだから、女ってやつは!」  
「そうだ、そうだ!ルールを守ってくれなきゃ、剣士とは言えませんよ、里奈さん!」  
主将のたたみ掛けに乗って、俺も里奈さんを追い詰める。  
「わ、分かったわよ!なによ、二人して女の子一人にムキになって!口にすればいいん  
でしょ、口にすれば!」  
里奈さんはそう言って、ハシに挟まれた二本のチンポににじり寄る。一瞬、躊躇はした  
ものの、何か自分に言い含めるようにしながら、おずおずと唇を寄せて行った。  
 
「あむ・・・」  
里奈さんはまず、俺のチンポを咥えてくれた。里奈さんの舌は温かくねっとりとチンポ  
に絡みつきながら、チン先を執拗に責めてくれた。恥ずかしながら、完全勃起中なり。  
「ああ・・・里奈さん・・・」  
すると、今度は里奈さんの唇が主将のチンポへと移動する。これもぱっくりといっちゃ  
った里奈さんの横顔が、なんともセクシーであった。主将もピンコ勃ちだ。  
「おおう、里奈・・・」  
主将が変な声を出す。そして、里奈さんは何時の間にかハシを置き、両手で二本のチンポ  
を握り、交互に舐めしゃぶり始めた。  
「んむむ・・・うん・・・」  
里奈さんは色っぽいため息を漏らしながら、懸命に俺たちのチンポをしゃぶる。口元から  
は唾液がきらきらと光って、本当にエロティック。ああ・・・俺の憧れの里奈さんが二本  
のチンポを舐めしゃぶるなんて・・・最高!  
「北園、気持ちいいか?」  
主将が俺に向かって聞く。  
「はい!」  
俺が快活に答えると、それを聞いた里奈さんがぽつりと呟いた。  
「ねえ・・・もう、いいでしょ?あ、あたし・・・キ、キスもした事が無いのよ・・・  
もう、これで勘弁して・・・」  
そう言ってうつむいた里奈さんに、主将が俺をたきつける。  
「ふむ、だが、北園。せっかくココまでチンポを大きくさせたんだから、ザーメンは  
出したいよな?」  
「はい!主将!」  
「それじゃあ、連れションならぬ、連れズリといくか!里奈、そこを動くなよ!」  
そう言って、俺と主将は同時にチンポをしごき出す。  
 
「きゃああああああああ!へ、変態!」  
里奈さんは目前でしごき出された二本のチンポから、視線をそらした。しかし、俺と  
主将はお構いなしにしごき続ける。  
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」  
俺と主将は、部活で練習する時のような気勢を上げ、大いにチンポをしごいた。そして  
二人は向かい合い、股間から生えている自前の竹刀を滾らせ、熱いつばぜり合いを  
交わす。押し合い圧し合いしているうちに、両者のチン先が触れ合い、間合いの深さ  
を感じさせ、互いが殺気立つ。  
「もう、いやあ!こんな、恥ずかしい人たち!」  
里奈さんが見てられない!と言った感じに、両手で顔を覆った。彼女にしてみればこれ  
ほどのあほうどもを見るのは、後にも先にもこれっきりであろうと思われる。  
「そろそろいくか、北園!」  
「オス!主将!」  
その言葉を合図に、俺と主将はくるりと里奈さんに向き直る。そして、いきます!  
『ファイヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ』  
俺と主将の声がシンクロしたと同時に、チン先から勢いよくザ・メーンが発射された。  
「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」  
ダブル・ザ・メーンズシャワーを浴びた里奈さんが、大きな悲鳴を上げる。二人分の  
ザ・メーンは里奈さんをたっぷりと濡らし、彼女のプライドを粉々に粉砕した。  
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」  
里奈さんが泣く。さすがに、キスもした事の無い処女さんには、ちょっとハード過ぎ  
たかな?と、ちょっぴり反省。  
「まだ、出るな。里奈よ、ちょっとだけでいいから、吸ってくれないか?」  
主将がそんな無茶を言う。しかし、俺も頼みたいものだ。  
「うう、嫌よう・・・く、臭いわ、この毒液・・・」  
俺と主将は、毒液扱いされた事に腹を立て、里奈さんにチンポびんたをかます。ぺチ!  
「あう!」  
 
ぺチぺチぺチと里奈さんのほっぺにチンポびんたが炸裂。別段、どうという事は無いが、  
なんか屈辱的だと思う。もし、自分がやられたら・・・・・。  
「す、吸うから、もうやめて!」  
里奈さんが屈した。そして、二本のチンポに残った名残汁を、彼女は丁寧に吸い取って  
くれた。ああ、感激・・・・・!  
 
しばらく休憩した後、再び闇鍋を再開する。さて、今度は俺の番。何が出るかな♪何が  
出るかな♪・・・・・むにゅ・・・んん?むにゅ・・・?俺はハシ先に感じた何か肉っ  
ぽいものの感触に嫌な予感がした。明かりをつけましょう・・・パチ・・・。  
「どわあああああああああああああああああああああああああッ!」  
何と俺のハシ先には、しゅ、主将のチンポが!な、なぜ?  
「北園・・・俺なあ、さっきのつばぜり合いが気に入っちゃったよ。だからさあ、ちょ  
っとだけでいいから・・・舐めてくれないか?」  
主将!あ、あんたって人は!  
「それが、ルールよ!あたしだって、あなたたちのアレ、舐めたんだからね!」  
り、里奈さん!あなたまで、そんな事をおっしゃるのですか!そ、そんなあ・・・。  
「嫌だ!」  
俺はハシを放り出し、部室のドアへ向かってダッシュ!  
「待て!」  
俺は背中でそんな声を聞きながら、懸命に走った。幸い、逃げ足には自信があるので、  
逃げ切れそうだ。しかし、俺は思う。明日も部活があるんだよなあ・・・と。  
 

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