ピピピピピ・・・目覚し時計の無機質な音が、俺のブランニューな朝を告げ、早く起きろ
と急かし付ける。おはようございます、北園仁でございます。冬の朝というものは空気が
澄み、真に美しくはありますがいかんせん、暖かな布団からどうにも離れ難い。しかし、
俺は中学生。勉学に勤しまねばならない身なので、何としても起きなければいけない。
♪ヘイ、仁 いつまで夜に引きずられているんだい?♪
♪WAKE UP! WAKE UP! ツースブラシがお前を呼んでる♪
♪ママのお目覚めキッスがなければ 起きれないのかい? OH 仁♪
ハイ、俺ソング終了。冬の朝は、毎日このナイスでアップビートな俺ソングを歌わなければ、
起きられない。俺’Sエンジンがかかり、いよいよ起きようかな、と思っていたその時
「起きろ!仁」
と言う甲高い声と共に、俺の頭へソバットを放つ不埒者が現れた。へもっ!
「起・き・ろ!それ、起・き・ろ!」
そして唐突に始まる、起きろコール。俺はまだ布団から這い出ていない。と言うか、不埒者に
押さえつけられている為に、起きられないのである。
「やめれ!」
俺は布団から顔を出し、不埒者にどやしつけた。しかし、やつは
「アハハ!仁ってば、亀みたい」
などとおどけて、俺へ馬乗りになるとさらに戒めようとする。奴の名は皆川克美。一見、
男のような名前ではあるが、れっきとした女であり、同い年の幼馴染である。
「降りろ!克美!」
俺は奴に向かって猫パンチを放つものの、マウント・ポジションを取られてしまった為、
反撃に力が入らない。そもそも俺には、女を殴りつけるような拳を持ち合わせてはいない
のだ。そんな俺の男気を知っている克美は、いよいよ調子付いて来る。
「キャー!仁のエッチ!今、おっぱい触ったでしょう?この、スケベ!」
俺の手が克美の胸をわずかにかすった途端、奴はこう言って胸を隠す仕草をした。そして、
俺の頭へつかみかかって来る。
「スケベ!スケベ!スケベ!」
克美は言いながら俺の髪を引っ掴み、左右へぐらぐらと揺さぶった。
「いてて!離せ!離してくれ!ゴメン!謝るから!」
髪の毛を掴まれた俺は、とうとう奴に屈してしまう。
「ようし、じゃあ、許してやる。うふふ、それじゃあ、一緒に学校行こう」
「はい・・・すぐ、着替えます・・・」
俺が謝ると、克美は満足げな笑顔を浮かべて態度を柔和な物に変えた。正直な所、俺は
この幼馴染にほとほと手を焼いている。克美は向こう三軒隣に住み、昔から良く遊んだ
仲良しさんであり、兄妹のような存在だ。しかし、俺も第一次反抗期に入ったためか、
この幼馴染を少々持て余し気味である。やつはノックもせずに部屋へ入って来るし、未だ
に俺と一緒に風呂へ入ろうとする、無邪気な性格を持っているのだ。そのくせ、おっぱい
などは何気に膨らみ、いよいよ女っぽくなってきているので、それを上手く利用して俺を
悩まそうとしている。はっきり言って、俺はこいつが苦手であった。
「仁、このティッシュなあに?」
俺がぼんやりと着替えていると、克美の奴がゴミ箱の中を覗いてそう呟いた。うわあ!そ、
それは・・・昨夜の・・・アフター・オナニー’Sティッシュ!未婚女性がうかつにそれを
触ってはいかん!子供が出来ちゃうぞ!っていうか、恥ずかしいんだよ!
「触るな!そ、それに触っちゃいかん!」
慌てて克美に駆け寄る俺。そして、ティッシュが山盛りになったゴミ箱を奴から奪い取ろう
とした、その時
「やだあ!仁のおちんちん、大きくなってるぅ!」
と、克美が俺の股間を指差して大きな声で叫んだ。し、しまった!今、俺は朝立ちの真っ最中!
青春のほとばしりが、隆々とズボンの前で「小」山を作っているではないかあ!
「バ、バカ!大きい声を出すなよ!」
俺は、全身から湯気が出そうなくらいに恥ずかしかった。オナニーの残滓であるティッシュを
見られるわ、朝立ちを指差されるわで泣きたい気持ちになる。余談ではあるが、昨夜のオナニー
のおかずは見知らぬOLに痴漢する妄想という、倒錯した空想自慰であった。
「わあ、このティッシュ、漂白剤みたいな匂いがするぅ!何、コレ?」
克美は、朝立ちを指摘された俺が怯んだのを見ると、ゴミ箱からティッシュを一つまみ。
そして、それを鼻先に持ってきて、くんくんと匂いを嗅ぎ始めた。やめろってば!
「克美!頼むから、やめてくれよ!もう!」
俺はゆでダコの様に真っ赤になる。奴は知っているのだ。その手にしたティッシュが、
何を意味しているのかを!しかも、それを利用して俺を辱めようとしているのだ!くやちい!
「毒液、発見!うふふ、臭ーい・・・」
克美は、とうとう包まったティッシュを広げて、中にある俺の子種を見やがった!こうなると
もう黙ってはいられない。しかし、頭に来たとは言え、暴力に訴えかける事は愚策である。
そこで俺は、ある妙案を思いついた。その妙案とは・・・
「うう・・・う・・・ひどいよ、克美・・・」
秘技、泣きまね。少々、情けなくはあるが、俺はコレが大得意である。いつもこの手で母さん
や姉ちゃんの目を欺き、危機を逸してきた自負がある。そう言えば、同級生の芦屋にチンポ舐め
て貰った時もコレやったっけ・・・。覚えてます?
「ちょ、ちょっと、仁・・・泣いてる・・・の?」
克美は俺が泣いたと思い、勢いがそがれた。ここで俺は奴の良心に訴えかける。
「お前なんか、もう知らねえよ・・・二度と俺に話し掛けるなよ・・・帰れよ!」
俺は涙ぐんでいた。泣きまねをした時、咄嗟に俯いて鼻毛を数本抜いたからだ。コレ、いざと
いう時にお役に立ちます。チェキ!
「ごめんなさい・・・仁・・・」
克美は両手を合わせて、俺に詫びる。が、しかし、ここで許しちゃうと、奴はいつまたこんな
事を繰り返すかもしれない。故に、今日こそはしっかりと言う。言わせて貰う!
「帰れ!」
俺は小さく克美を怒鳴りつけた。奴は一瞬、ぴくりと気圧されたかと思うと、ぺたんと
床に座り込んでしまう。そして、
「ごめんなさい・・・仁・・・」
そう言って、ぽろぽろと大粒の涙を流し始めた。ア、アレレ?調子狂うな・・・。
「ごめんなさい・・・ごめん・・・」
てっきり逆切れして部屋から出て行ってしまう、と思っていた俺は、克美のしおらしい
態度に唖然としてしまう。こ、困ったな、こりゃ・・・。
「か、克美・・・」
俺は泣きじゃくる克美を、呆然と見下ろしていた。傍目に見ると、勃起した俺と泣きじゃくる
克美のツーショット。もし、ここで母さんか姉ちゃんが、俺の部屋に入ってきたら、あらぬ誤解
を受けてしまう。焦る俺。
「あたしの事、嫌いになっちゃいやだよう・・・仁・・・うわーん!」
とうとう本泣きとなった克美さん。こ、これはまずい!泣き声を聞いた母さんが部屋に来てしまう
かも!俺は、鼻毛まで抜いて演じた泣きまねを中断し、克美に近寄り懸命になだめに入った。
「な、泣くな、克美。もう、怒ってないから・・・」
「本当・・・?ぐすん・・・」
「ああ、本当だ。さあ、涙を拭けよ」
俺はそう言って、克美に優しくティッシュを差し出した。都合良く、そこいらに落ちてたティッシュ
で・・・。
「ありがとう」
克美は、どこか丸まった感のあるティッシュを受け取り、それで頬を拭おうとする。そして、
「ん・・・?なんか、このティッシュ、ねばねばするね・・・」
はっ!ここで、俺はようやく気が付いた!あ、あれは俺のアフター・オナニー’Sティッシュ!
そう言えば、克美が手にしていたアフター(略)が無い!どうやら、俺は錯乱のあまり、最も
見られてはならない精の残滓が付着したティッシュを、克美に手渡していたらしい。
「いかん!克美!それは、俺の・・・」
ザ・メーンが一杯付いた、恥ずかしいティッシュなんだよ、と言おうとした所で、克美
が潤んだ瞳になった。それは、涙で濡れたという感じではなく、どこか艶っぽい。
「これ・・・仁の精液なんだね・・・」
精液!と言われた俺は、思わず興奮してしまった。幼馴染とは言え、克美もちょっとは
女らしくなって来ている。おっぱいなんかは結構大きい方で、案外顔もカワイイのだ。
そんな克美に精液と言われれば、俺の心は揺りかごに乗せられたも同然。愛の揺りかご
を揺らされたような感じだ。ロック・ザ・クレイドル・オブ・ラブ!
「あの・・・克美・・・それ、捨ててくれないか・・・?」
まじまじと俺のザ・メーンを見据える克美に、うやうやしくお願いをする。だって、中学生
の女の子が触るもんじゃないし・・・ねえ?しかし、克美は俺を一瞬見つめたかと思うと、
「仁・・・あたしね・・・仁の事、好きよ」
と頬を染めて言い放つ。な、なんですと!そして、克美はさらに続けた。
「バカだけど、女の子には優しくて、お調子者の仁の事が・・・好きなの」
ぐわーん!は、初めての告白。自慢では無いが、生まれてこの方俺の事を好き、と言った
奴は皆無である。俺は、そのあまりにも意外な展開に、立ちくらみをした。チンポに血が
行った為かもしれないが・・・。
「仁は・・・あたしの事、好き?」
克美が上目遣いに俺を見た。ちょうど、勃起したチンポが目前に来る形である。そんな様
では格好がつかないけれども、俺は精一杯男らしく
「うん。俺も、克美の事が好きだ」
と、のたまった。もう、俺の顔は真っ赤。まさか、俺がこんないかした台詞を言う日が来ると
は予想だにしなかったのだ。そして、俺の言葉に頬を緩ませた克美は、
「良かった!うふふ、そうなんだあ、相思相愛かあ・・・うふふ」
と、未だ嘗て見た事の無い様な笑顔で返した。うむ!萌え!
「そ、それよりさ、早く学校に行かなくちゃな!さあ、立てよ」
俺は照れのあまり、克美をそう促すと自分は勃起したナニを治めにかかる。ううむ、
この聞かん棒め!中々、小さくならないな・・・。
「どうしたの?」
克美が俺と股間の戦いを見て、不思議そうな顔をする。多少、おしゃまでも克美は男
の生理を、完全に理解している訳では無さそう。若く、勃起したナニは、少々の事では
おとなしくならないのです。ああ、もう時間が無い・・・。
「か、克美、俺、ちょっと、オナニーするから、向こうむいててくれ!チ、チンポが小さく
ならないんだ。一発抜くから・・・」
「え!ええ?そ、そ、そ、それって・・・」
びっくりする克美さん。そりゃあ、そうだろう。彼女は俺と同じ中学一年生。まさか、その
年で男のオナニーを見学した事がある訳は無い。しかし、今はそれしか方法が無いのだ。
「す、すぐ済むからさ・・・克美、ゴメン」
「う、うん。なるべく早くね・・・」
克美が背中を向けると、俺はおもむろにチンポを出して、自家発電開始。こすこすと衣擦れ
の音が何とも情けないが、最早一刻の猶予も無い。ザ・メーンを放つしか、この滾りを静める
術は無いのだ・・・・・。
コスコスコスと乾いた摩擦音が続くも、俺のジュニアは中々達しようとはしない。克美と同室
しているという緊張感と、先ほどの恋の告白が複雑に絡み合い、俺の妄想を掻き乱しているから
だ。俺は常に空想自慰を得意としており、そのバリエーションの多さは他に類を見ない。いちいち
紹介出来ないので、ここでは割愛させて頂くが、中学一年生にしてはちょっと異常な感じである。
「くっそう、おかしいな・・・」
振れども振れども、俺のバットは火を噴かない。今なら、スランプに陥った野球選手
の気持ちが分かる。ましてや俺は、毎日素振りを欠かさないゴールデン・ルーキー。
コンスタントに当てて行く、打率重視のテクニカル・バッターだ。この焦り、野球人
に通ずる所がある!と、俺は断言したい!
「ま、まだなの?仁・・・」
克美がもどかしげに問う。
「う、うん・・・もうちょっと・・・」
俺は焦った。相変わらず達する様相を見せない俺のチンポは、固さだけを強靭に維持して
いるため、台所にいる母さんや姉ちゃんの前には出られない。ましてや、勃起したまま、
学校になんか行けるわけがない!
「どうしよう・・・どうしよう・・・」
俺は額に汗をかきながら、そう呟くばかり。すると、背を向けていた克美が俺に向き直り、
むんず!とばかりに、俺のチンポを握り締めた。
「あうっ!」
思わず仰け反る俺。しかし、克美は何か鬼気迫る表情をしながら、俺のチンポをしごき出す。
「あたしが気持ち良くしてあげるから、頑張って!仁」
ガスガスと、まるでドアを叩くような勢いで繰り返される、克美のストライド。それは、あまり
にも乱暴で、ともすれば裏筋が切れてしまうのでは、と心配になるほどであった。
「いてて!克美!やめてくれ!ちぎれちゃうよ!」
俺の叫びで、はっと克美が正気に返った。そして、一呼吸置いて、何かを決意したような面持ち
となる。そして・・・
「な、舐めてあげる!仁」
克美はそう言うと、ぱくっと、まるであんまんでも食べるかの如く、俺のチンポにむしゃぶりついた。
「ほおうっ!克美!」
むにゅん、という舌の感触がチンポに絡みつく。か、克美、お前、随分と積極的なんだな。惚れ直したぜ!
「んむむ・・・」
克美は懸命に俺のチンポを舐めてくれた。するとどうだろう、先ほどまではまるで達する予兆を見せ
なかったチンポが、ぐいぐいと精液の抽送を始めたではないか!い、一瞬かよ!
「い、いくよ!克美!ああ、もう出そうだ!」
俺は、克美の唇からチンポを引き抜いた。か、顔に出したい。克美のカワイイ顔を、俺様の
汚いチンポ汁で汚してやる!そう思って、ラストの二しごき位まで来た、とその時
「仁・・・遅刻するわよ!いつまで寝てるの・・・?キャー−−−−−−−−−−−−ーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
何と、母さん登場!いや、うちの母さんは年の割には美人で、若い頃はミスコンにも選ばれた
なんて・・・・言ってる場合か!
「か、母さん!」
「仁!お前って子は、人様のお嬢さんになんて事を!恥を知りなさい!恥・・・」
母さんが物凄い剣幕で、俺に近づいて来た。どうやら、俺と克美を引き離そうとした模様。だ、
駄目だ、母さん!今、こっち来ちゃ・・・ああ、そ、そうです。ファ、ファ・・・
ファイヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
・・・・・俺のチンポ・・・は、射精の瞬間・・・シャ、シャウトしてしまい・・・。ど、毒液は、
か、母さんの頭から・・・・・足元までを・・・ぬ、濡らして・・・・・しまい。要するに・・・
実の母親に向かって、ぶっかけを行ってしまったんであります!
「イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
仁、あんたって子は!か、母さんに向かって、よくもこんな物を!き、汚らしい!」
母さんは半狂乱。そりゃそうだ、いわば間接近親相姦というか、なんちゃって母子相姦
といったこの誤爆に、俺自身が放心状態だもの・・・。しかし、さすが母親。一呼吸置いた
かと思うと、ぐっと腰を落とし八双に構えた。母さん得意の沖縄空手の構え。
「は・や・く・・・学校へ行けーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
びゅうん、という風切り音とともに、母さんの足刀蹴りが俺の中段へ向かって来た。俺は、
辛うじて十字受けで受けたが、体格差で母さんの蹴りが勝っているため、体ごと二階の窓
から放り出されてしまう。
「危ねえ!」
二階から落ちる途中、身を翻し、ひらりと庭に着地した俺。その直後、母さんが俺の学ラン
と鞄を放り投げながら、
「もう、帰って来るな!」
と怒り爆発君。そして、克美が玄関から逃げて来た。
「おばさん、怒らしちゃったね・・・ゴメン、仁」
克美はそう言いながらも、どこか楽しげである。まあ、この手のドタバタはうちじゃあ、
日常茶飯事だしな・・・。
「まあ、いいさ!それよりも、早く学校へ行こうぜ、克美」
「うん!仁!」
俺は克美の手を取って、走り出す。学ランは途中で着ればいいさ。今は、この克美の手の
温もりがたまらない。ううん、格好いいなあ、俺。ん?なんか、股間がスース−するな・・・?
あッ!いけねえ!チンポ丸出しだ!・・・しかし、母さんは今日家に入れてくれるかなあ?
ニ、三日克美の家に厄介になる事になるな、なんて思いつつ、俺はチンポをズボンの中へ
しまい込むのでした・・・・・ちゃららん♪