俺の名前は北園仁。生来のお調子者で、中学一年生になった今でも、駄菓子屋の前で  
ガシャポンに夢中になり、機械を揺らし過ぎて倒してみたり、自転車に何人乗れるか  
を友人たちと試してそのまま田んぼにダイブしたりと、まあ、どこにでもいる中学生  
にちょっとだけバカをプラスしたような男です。  
 
さて、皆さんのクラスにもいたと思われますが、何となく地味で目立たない生徒。いるか  
いないか分からない、晩夏の海に漂っているクラゲのようなやつが。これは、俺のクラス  
にいる、そんな地味な女の子のお話です。彼女の名は芦屋規子。成績優秀で、銀縁メガネ  
をかけた、いかにも真面目なタイプの女の子。体躯に恵まれず、胸がぺちゃんこの彼女は、  
控えめで、クラスの誰とも馴染めずいつも一人でぼんやりと窓の外を見つめておりました。  
うちのクラスは俺というバカがいるせいか、いじめという陰湿なものがなく、割と穏やかな  
雰囲気。今、ちょうど給食の時間で、メシ食ってます。ハイ、お話スタート!  
 
 
今日の給食のメニューは、いつものパンと牛乳、ミルメークに、おかずが・・・  
昆布巻きと春雨サラダ。あと、よく分からないシチュー・・・。誰だよ、こんな献立  
を考え付くやつは!パンに昆布巻きって、どんなセンスだよ!でも食う。だって、好き  
嫌いないもの。モグモグ・・・。と、その時俺の隣に座っている芦屋規子が涙目になって  
いる事に気がついた。芦屋はクラスでも少々浮いていて、誰とも喋っている所を見た事が  
無い。小さな体と、今時はやらない銀縁メガネがトレードマークの女子だった。俺は聞く。  
「芦屋、どうした?」  
「・・・・・」  
俺が問い掛けると、芦屋は黙ってうつむいてしまう。万事この調子なので、クラスでも浮いて  
しまうのだ。照れ屋産と見た。  
「もしかして、昆布巻きが嫌いなのか?」  
俺が聞くとこくん、と芦屋が頷いた。彼女が昆布巻きでここまで憂鬱になるのには理由がある。  
うちの担任は、給食で好き嫌いがあると全部食べるまで居残りをさせるのだ。雑食系である俺  
には何の関係も無いことだが、好き嫌いのあるやつにとっては大問題である。  
「じゃあ、俺、食っちゃっていい?」  
また問い掛けると芦屋はこくこくと小刻みに頷いて、担任に見つからないよう俺に昆布巻きを  
差し出した。パク。うん、美味くはないが、さりとて不味いという訳でもない。自慢じゃないが  
俺に好き嫌いは無く、先日も園芸部が栽培しているかいわれ大根を根こそぎ食ってしまい、大目玉  
をくらったばかりだ。食に関しては死角が無い。  
「・・・・・ありがとう」  
ん?芦屋が喋った。珍しい、というか授業で指名される以外に初めて声聞いたぞ。案外、可愛い声  
してるな。  
「どういたしまして。こちらこそ、ありがとう。育ち盛りなんで、食えるものなら、机だって食うぜ」  
お調子者らしくおどける俺。すると、芦屋はさらに珍しくにっこりと笑った。俺のギャグ、そんなに  
面白かったのか・・・。やるな、俺!  
 
にこっと笑った芦屋は、その白い肌にちょっと厚めの唇が愛らしかった。まるで、生きて  
いるショートケーキみたいである。何か、食い物のことばっかりだな、俺。あ、イチゴは  
勿論、最後に食べます。俺は手早くメシを食うと、早速悪友たちと悪ふざけ。牛乳を飲んでる  
やつの前でケツを出してみたり、おかずが入っているバッカンをドラム代わりにして、ラップ  
を奏でたりと忙しい。当然、担任には怒られて、バックドロップをくらって、悪ふざけはおし  
まい。さあ、午後の授業だ。しかし、騒いだ後はことさら眠いもの。うとうとしながら、隣の  
芦屋を見る。ああ、真面目にノート取ってる。横顔はまずまず、可愛いな。おっぱいはまるっ  
きり無いが、中学一年生ならこんなもんか?いや、すでにDカップ近いクラスメイトもいる中で  
は、貧乳の部類に入るであろう。しかし、それは大きなお世話といえるな。俺もチンポが小さい  
などと言われれば腹立つしな。うん。眠いよね・・・ぐう・・・い、いかん!このままでは眠って  
しまう!そうだ、こんな時は空気イスがいい。俺は早速お尻を少しだけ浮かして、空気イスで眠気  
に立ち向かう。うむ!目がさえてきた。ここは下腹に気合を入れて!  
「ぷ〜」  
あッ!屁が!突然のミス・ファイアに教室内はパニックとなる。  
「北園〜」  
先生が火の玉のように怒りながら、俺に向かって来る。そして、小手巻き返しという  
投げ技をかけられた俺は空しく宙を舞い、教室の床にキスをした。  
 
 
そんな事があったので、俺は罰として放課後に体育用具室の掃除を仰せつかった。埃っぽい  
用具室は様々な運動器具で香ばしい匂いを放つ。ちくしょう、ぬかったな。まあ、いいや。  
さっさと掃除を済ませて部活に行かないと、先輩のしごきがあるから怖い。ちなみに俺は  
剣道部員なので、しごきは当然竹刀でケツをバシバシとはちかれるという、SMまがいの物  
である。この年でそんなプレイがくせになっても困るので、死活問題だ。意味不明なり。  
「北園クン・・・」  
掃除を始めて間もなく、誰かが体育用具室の入り口に立って俺の名を呼ぶ。逆光になっている  
ので、それが芦屋だと気が付くのにちょっと時間がかかった。  
「芦屋。何で、ここに?」  
俺が話し掛けると、芦屋は少しうつむいて、こう言った。  
「お昼の・・・お礼をしたくって・・手伝うよ・・・」  
芦屋はそう言ってまたうつむく。そうか!いいやつだな、お前!  
「ありがとう、芦屋。まあ、汚い所だけど、よかったら入ってくれ」  
俺は芦屋に促すと、芦屋は用具室のドアを閉め、いそいそと掃除を手伝ってくれた。  
あらかた片付いた所で、俺はふと芦屋を見る。彼女は今、しゃがみながらちりとりで  
ごみをひらっている。←ひろうの方言です。すると、見えてるんです。そう、パンツが!  
一見、やせぎすに見える彼女の内股はむっちりとお肉がついていて・・・ああ、パンツは  
純白です。綿のような地味なパンツ。でも、俺は地味パンを食い入るように見つめる。  
 
俺のエロ視線に気付いたのか、芦屋ははっと顔を上げ、俺を見上げる。そして、そそくさと  
スカートの前を気にするように立ち上がった。恥ずかしながら、勃起中の俺。  
「北園クン・・・み、見た?」  
芦屋は真っ赤になって俺に問う。見た!見ましたよ、がっちりと!しかし、俺はそらとぼけて  
言い返す。  
「家政婦は見た!」  
しーん・・・・・二人の間に気まずい雰囲気が流れる。空気の密度が高まったような気がして、  
埃っぽい用具室内で粉塵爆発でも起こるのでは、と心配になった程だ。  
「見たんだね、エッチ・・・」  
芦屋はスカートの裾をきゅっと掴み、恥ずかしさに身を震わせているようだ。まずい事にこの  
仕草に萌えてしまう俺。そして、次の瞬間、  
「芦屋!」  
「きゃあっ!」  
俺は股間を勃起させたまま、芦屋を埃っぽいマットの上に押し倒していた。  
「やだ・・・やだ・・・・・」  
芦屋は抗う。俺はなんとか芦屋を組み伏せようと試みるが、彼女の抵抗も尋常ではない。むむ、  
以外に腕力あるなあ、芦屋。すると、彼女がばたつかせた足が、俺の股間にクリーン・ヒット。  
俺はもんどりうって用具室の床に転がった。ひ、ひでえ!  
「うう・・・芦屋、ひどいよ・・・」  
俺がそう言って涙ぐむと、彼女は俺に近寄って股間を撫でさする。  
「ごめんなさい!北園クン、大丈夫?」  
きらり、と芦屋の銀縁メガネが光った。ひょっとして、涙?なんか、罪悪感・・・。  
 
「き、きいたぜお前の蹴り・・・ははは、自業自得だな。もし、これが使い物になら  
なくなって、女の道を歩み始めてもしょうがないな・・・」  
俺は股間を撫でさする芦屋に悲しく言う。  
「ああ・・・どうしよう!先生、呼んでくる!」  
芦屋がこれほど喋る所を始めて見るなあ、俺。あっ!いかん、いかん。先生なんぞ呼ばれ  
たら、俺がお前に襲い掛かった事がばれてしまうではないか!  
「や、やめてくれ、芦屋。俺はこんな粗末なモノを見られたくはないんだ・・・小さい  
んだよ俺のチンポ・・・」  
「じゃあ、どうしたらいいの!ああ、北園クン!」  
取り乱す芦屋。その間も彼女の手は俺の股間に吸い付いて離れない。うん、これを利用  
しない手はないな。  
「す・・・すまないが、芦屋。ズボンから取り出してくれないか・・・?俺のチンポ・・・」  
「わかったわ!」  
えっ!マジ?芦屋、シャレのつもりだったのに!しかし、芦屋は何のためらいもなく、俺の  
ズボンを脱がし、トランクスをも引き下ろすと、大きくなっちゃってるチンポを手に取り、言う。  
「ああ・・・こんなに腫れちゃって!ごめんなさい!あたしのせいで・・・」  
天然か?芦屋。おぼこいにもほどがあるぞ!中学一年生にもなって、こんな初心なやつも珍しいな。  
しかし、これは大チャンスでは?  
「芦屋・・・ここは敏感なんで、赤チン塗れないんだよ・・・黒チン塗ったら、毛が生えた♪はは、  
ナニ言ってるんだ、俺・・・気が遠くなってきたな・・・」  
「しっかりして!北園クン!」  
芦屋は大粒の涙をぽろぽろと零し、左手でチンポを、右手で俺の手を取った。チンポさえ出てなきゃ、  
映画のワンシーンの様に見えるだろうか?イカス!俺!  
 
「芦屋・・・もし、よかったら・・・な、舐めてくれないか?いや、駄目ならいいんだ。  
駄目なら、このまま・・・」  
そう言って俺は瞼を閉じて、握っている芦屋の手から力を抜いた。すっかり、役者にでも  
なった気分の俺。チンポ丸出しじゃ、さまにはならんが。  
「しっかりして、北園クン!今、舐めてあげるから!」  
芦屋がそう言うと、俺のチンポにひたっと生温かい感触が・・・やったあ!芦屋のやつ、  
ほんとに舐めてくれてるぞ!やったー!フェラだ、フェラ!  
「ああ・・・芦屋・・・いい感じだ。もうちょっと・・・吸ってみてくれないか・・・」  
「こ、こう?」  
ちゅーーーーーーーーーーーっと、来ましたあ!生フェラ!E、E、E、気持ちいい!  
芦屋は一生懸命チンポを吸ってくれている。そうさあ、オイラは一番気持ちいい!・・・  
年がバレるんで、この辺で・・・。最高!最高!かかかか、感じるう!気持ちE〜!!!  
「いいぞ、芦屋!それで、交互に舐めたり吸ったり・・・軽く噛んでもいいね!先っちょ  
を舌でちろちろっと・・・お願い出来まして?」  
「うん!わかった!」  
ぺろぺろ・・・ちゅーーーーーっ・・・はむ・・・うーん!さいこお!おフェラって気持ち  
いいね!芦屋、お前は素晴らしい!女性の鏡だよ!うん、うん・・・。  
「なんだか、余計大きくなってきてるような気がする・・・」  
芦屋が怪訝そうな目で俺を見る。さすがに気が付いてきたか?いや、しかし、彼女にはもう  
ちょっとお付き合い願いたい。  
「芦屋・・・もし・・・もし、よかったら、いや・・・でもなあ・・・うん」  
俺はそんな独り言を呟きながら、横を向く。すると、彼女は身を乗り出して俺に聞く。  
「なに?なにをして欲しいの?遠慮無く言って!」  
 
「ちらっとでいいんだけれど、スカートを捲ってくれないか?本当にちらっとでいいんだ」  
「・・・・・それが、これと何の関係があるの?」  
怪しむ芦屋。さすがにこれは調子に乗りすぎたか。しかし、俺も引き下がらない。  
「頼むよ、芦屋。今は説明してる時間が無いのだ。お前だけが頼りなんだ」  
「そ、そうなの?わかったわ」  
アカデミー珍プレー賞ものの演技で、芦屋を説き伏せた俺。そして、芦屋はちょっと  
どころかパンツが丸見えになるまで、きっちりとスカートを捲り上げると再び俺のチンポ  
にむしゃぶりついた。その献身的な行動に、思わず涙ぐむ俺。彼女は慣れない手つきで俺の  
チンポを一生懸命しごきながら、舐めてくれている。ああ、オナニーの二十倍くらい  
気持ちいい!(当社比)  
「ああ・・・芦屋。ありがとう、気持ちいいよ。癒されていくようだ・・・」  
「本当?よかった・・・」  
ちゅうちゅう・・・そろそろ、俺のチンポが爆発しそうだ。出来れば芦屋のメガネに  
ぶっかけたい!この今時はやらない、銀縁メガネに向かって!へへへ・・・  
「あ、芦屋。もういいから、チンポから離れてくれ」  
「は、はい?」  
芦屋がチンポから唇を離し、真横に座ったところで俺はおもむろに立ち上がり、自ら  
チンポを凄まじい速さでしごく。光速に近くなったのか、周りの景色がゆがんで時を  
超えていきそうになった程だ。  
「動くなよ、芦屋!」  
「え?ナニ、ナニ?」  
「ファイヤー!!!!!」  
 
「きゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」  
俺は今までで一番の快感を得ていた。ザーメンは宙を舞い、見事に芦屋のメガネにかかった。  
メガネだけではない。髪の毛、セーラー服、とマニア垂涎のぶっかけを芦屋に向かって  
行ってしまったのだ!う〜ん、最高!芦屋は上記の通りの悲鳴を上げました、ハイ。  
「ナニこれ?毒液?く、くさーい!」  
ど、毒液って、あーた!一言いいかしら?全く・・・。しかし、ここまで献身的になってくれた  
芦屋に俺は心からお礼が言いたかった。  
「芦屋!ありがとう!おかげで、腫れも治ったよ!見てくれ、チンポを!」  
「ああ!ほんとだ!よかったね、北園クン!」  
たらりと萎えた俺のチンポを見て、微笑む芦屋。いや、そんなまじまじと見られると、恥ずかしい  
なあ・・・。  
「本当に・・・よかった・・・心配したよ・・・」  
芦屋は安心した反動で、またぽろぽろと涙を流した。うむ、萌えてしまうぞ、俺。  
「芦屋・・・可愛いな、お前」  
「えっ・・・?やだ、なに言ってるの?北園クン・・・」  
芦屋が照れた。ちょっと、ザーメン臭いが、可愛い笑顔を見せる。  
「俺、芦屋の事、好きになっちゃったよ。駄目?」  
「え、だ、駄目じゃないけど・・・いいの、あたしで?」  
芦屋はザーメンまみれのメガネを外し、問い返した。いいよ、大歓迎だぜ!  
「いいさ。んじゃ、キスしていいかい?芦屋」  
「う、うん・・・これ、ファースト・キスなんだけど・・・」  
そう言って芦屋は俺に寄り添った。ごめん、ファースト・キスの前にチンポなんか  
しゃぶらせちゃって・・・ほんとに、ごめんよ・・・  
 
むにゅ・・・ファースト・キスはそんな感じでした。しかし、自分のチンポをしゃぶって  
もらった後なので、かなり複雑な気持ちではある。そして、二人は誇りっぽい体育用具室  
の中で抱き合い、飽きる事なくキスしましたとさ、めでたし、めでたし・・・。  
 
 
 
追伸。この後、彼女もそれなりに性の知識がついてきて、用具室での事を責めるようになり  
ました。でも、以前より明るくなって、クラスにも馴染んできたので人間何が幸いするのか  
わかりゃしません。ちなみに俺は例の放屁事件により、「ガスタンク」というあだ名がつき、  
クラス内でもっとも「危険な香りがする男」と呼ばれるようになりました。もちろん、別の  
意味でですがね。それでは、また・・・・・。  
 

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