彼女と僕は幼なじみというわけではない。知り合ったのは大学生になってからだ。
仮に子供の頃から知り合いだったとしても、小学生の頃からセックスはしないだろう。
でも僕は、子供の頃の彼女を知っている。今も目の前にいるし、体のどこだって見ていない部分はない。
さすがに挿入は出来ないが、ペニスを舐めさせ、つるつるの割れ目を舐めあげ、
精液を体にかけ、割れ目の中に塗り込んだこともある。
小学生の彼女だけじゃない。中学生も、高校生も、どの時代の彼女も、僕は。
「うん、僕は、小学生の和美さんも、中学生の和美さんも、高校生も、今も、ずっと犯しているよ」
「私、生まれてからずっーと、ゆう君に犯され続けるんだね」
「そうさ。生まれてからずっと、和美さんは僕のものだ。
どの時代のどの部分も、僕が触れていないところはない。僕が舐めていないところはない。
和美さんのおまんこは、いつもいっつも僕の精液が入ってる」
和美さんのおまんこには、いつも僕の精液が溢れているべきだ。そうだ、早くそうすべきだ。
自然、僕の腰は激しく動く。もう技巧も何もない。
ただ射精のためだけに、和美を突き上げる。
和美はくぐもった音を口から漏らすだけで、僕の突き上げに耐えてくれている。
和美さんが歌うように囁きかける。
「高校生の私が授業を受けているときも、中学生の私が部活をしているときも、
小学生の私が公園で遊んでいるときも?」
「あぁ。授業中に君を犯して、部活中に君を犯して、公園のトイレで君を犯した」
「うん。大人の私も、子供の私も、私はいつもあなたに喜んで犯される。
自分からすすんでおまんこを広げて、はしたなくおねだりする。
さあ、私に注いで。私を満たして。私に射精してっ!」
和美さんは、本当に、自分の指で、自分の割れ目を広げてくれる。
彼女の体の中にある、いやらしくて、かわいらしくて、きれいなところを見ながら、
僕はもう一人の彼女の体の中に注ごう。
「うん、うん、僕は、君にっ!」
ペニスを和美に突き当てた。同時に射精を行う。多量の精子が、否応なく溢れ出す。
どくどく。どくどく。
和美の子宮の中いっぱいに、精子を満たしてから、僕の射精はやんだ。
「ふぅ。やはり射精はよいものだな」
……盛り上がりを一気に冷ましてくれる和美の感想が聞こえてきて、
僕は腰から崩れ落ちた。
「はぁ、はぁ、もう、出し切りました」
「まったく、あなたたち、あんな変態じみた台詞言ってて、恥ずかしくないの?」
和美君は途中から気がついていて、僕達の行為と発言を恥ずかしげに見ていたのだろう。
顔が真っ赤だ。
「こういう方が盛り上がっていいと思うんだけど」
「私はところ構わず犯されるなんてごめんよ」
「和美君、体、もう平気?」
「えっ、あぁ、うん」
「痛くない?」
「まだ痛いけど、平気よ。こうしないと私、いけないんだし」
「うーん、一度全員総掛かりで、和美君を気持ちよくしてみようか?
そうすれば、痛くしなくてもいけるかも」
「いっ、そんなのいいっ!私は痛いくらいでちょうどいいから!」
「そう?」
大の字に仰向けになって、和美君と話し込んでいたら、和美さんの顔がのぞき込んできた。
「ゆう君、まだいけるよね?」
「あっ、うん。まだ2人残ってるしね」
「じゃあ、またがんばってね」
そう言って、和美さんが、年少組2人を連れてくる。
僕が和美君や和美としている間に、和美さんに感じされられていたのだろう。
2人とも顔が真っ赤だ。
「ゆうく〜ん、気持ちよくして〜」
「して〜」
和美っちと和美ちゃん、子供2人にねだられる。
「それじゃ、2人とも、おちんちん、大きくしてくれるかな?」
「うん、大きくする〜」
「する〜」
仰向けになって寝ころんだ僕の腰の部分の両側に、小学生2人が座り込む。
右側は和美っち、左側は和美ちゃん。
ぐったりと垂れたぼくのペニスを、2人の小さな手が包む。
細くて短い指に、うにうにといじられる。
「大きくならない〜」
「小さい〜」
「えっと、舐めてみて」
2人の顔が近づいて、僕のペニスをペロペロと舐めあげる。
小さな口から突き出された2枚の舌が、時々ぶつかりながら、
先程の射精でこぼれた精液を舐めとり、かわりに彼女たちの唾液でべとべとにしていく。
ほどよく、気持ちよい。
「ゆうくん、気持ちいい?」
「いい?」
「ああ、うん、気持ちいいよ」
「ゆう君って、けっこう、ロリコンだよね」
「えっ?」
「普通の男性なら、小学生相手に欲情は出来ない」
「いっ、いやっ、その」
「このペド野郎っ!」
年長組はひどい言い様だ。濡れ衣だ。
僕は、僕のペニスを一生懸命舐めてくれている少女達を見る。
和美っちは、第二次性徴直前の、細い体、細い手足。
申し訳程度に膨らみ始めた乳房、彼女が体を動かすたびに浮き出るあばら骨。
えぇと、確かにこの少女に欲情するのはロリコンではないだろうか。
和美ちゃんは、この間まで乳幼児だと言った方がいいかもしれない。
全体的にプニプニしている。ぽっこり出たおなか、短い手足、
平らなのに全体的に柔らかそうな胸、丸いお尻。
えぇと、確かにこの少女に欲情するのは間違いなくペド野郎だ。
「おっきくなってきた〜」
「きた〜」
「ぬるぬる出てきた〜」
「ぬるぬる〜」
しまった。じっくり彼女たちを観察していたら、欲情してしまった。
「ロリコンだね」
「決定だな」
「ペド野郎っ」
「うん、そろそろいいかな。和美っちは、ちょっとこっちきて。和美、お願い」
和美さんが和美っちをつれて、和美の元に引き渡す。
和美さんが和美に耳打ちすると、彼女は頷いて、今度は和美が和美っちの耳元に口を寄せる。
和美が和美っちに、ひそひそと伝言している間に、和美さんは戻ってきて、今度は和美ちゃんの手を取る。
さて、僕は今、何度“和美”と言ったか?
「和美ちゃんは、ゆう君にまたがって。うん、そう。
おちんちん握って、ここに当てて、こうやってこすってね」
和美ちゃんは、和美さんに言われるがまま、僕の腰の上にまたがる。
僕のペニスの目の前に、ちょうど和美ちゃんの股間がくる。
和美ちゃんは、僕のペニスを手にとって、それを自分の割れ目になぞらせる。
「んにゃ〜」
「どう?気持ちいい?」
「うん〜」
和美ちゃんの小さな手が、僕のペニスを、彼女の小さな割れ目にこすらせる。
先端が彼女の割れ目を少しだけ押し広げるたび、彼女の口から猫の鳴き声のような声が上がる。
まるで僕のペニスが猫じゃらしにでもなったかのようだ。
猫じゃらしを振るたび、子猫はにゃあにゃあ鳴いて、小さな体をくねらせる。
彼女はこの遊びが大好きで、いかせないで放っておくと、いつまでも僕のペニスでオナニーをする。
「和美ちゃん、ちょっとかがんでね」
「んにゃ」
和美さんが僕のペニスに手を添えて、和美ちゃんのぽっこりしたお腹に押し当てていく。
和美さんは、和美ちゃんのお腹に筆で絵を描くように、僕のペニスを滑らせていく。
お腹には、透明な液で絵が描かれる。
和美ちゃんは、くすぐったそうに、体をもじもじさせる。
柔らかいお腹にこすられて、僕は気持ちいい。
「もっとかがんで、お胸まで」
和美さんは、絵を描くのを止めない。和美ちゃんの胸の周りにぐりぐりとペニスを押しつけ、
乳首の先を通過させる。このときは、僕と和美ちゃん、2人揃って声を上げた。
脇の下の間にペニスを差し込まれる。
和美ちゃんが、くすぐったげに暴れて、僕のペニスは大きく揺すられ、脇の窪みをつついていく。
和美さんは止まらない。
僕のペニスは、和美ちゃんのほっぺをつつき、耳の穴をほじり、鼻の頭を撫でて、
おでこにキスをする。口紅を引くように唇に押し当てられてから、先っぽをちゅうちゅう吸われた。
もう和美ちゃんの体は、どこもかしこも僕の先走り液でべとべとだ。
「では、和美っち、がんばりたまえ」
「う、うん。ゆ、ゆうくん。こっち見て」
和美ちゃんがペニスを吸っている間に、和美っちが僕の腹の上にまたがってきた。密談はすんだようだ。
「ゆうくん、今からここで、オナニーするから、ゆうくんは見ててね」
「僕は見てるだけ?」
「えっとぉ、そうそう。“踊り子さんには手を触れないでください”」
そんな細かい言い回しまで教えなくてもいいとは思うが……。
「まず、ローションを体中に塗っていきます」
いつの間にやら、彼女の右手には小瓶が握られている。彼女は蓋を開けて、
中のぬるぬるした液体を手に掬い、体中に塗りたくっていく。
乳首の周りだけが膨らみ始めた胸、浮き出た脇腹、くびれるところのない腰回り、
力を加えると折れてしまいそうな腕と足。
彼女は自分の手で、自分の体をぬるぬるにしていく。頬は紅潮し、彼女の息も荒くなる。
「はぁっ、こ、これだけでも気持ちいいんだけど、胸を揉んじゃう」
彼女が小さな胸を自分でまさぐっていく。薄い胸を、自分で赤くしていく。
「あんっ、あんっ、あっ、くぅ〜」
胸を揉む手が両手になる。ぐりぐりと、むにむにと。
揺れない胸の形はさほど変わらないが、乳首だけがピンと立っていく。
「ゆうくん、見てる〜?私の胸、ちっちゃいよね」
「あぁ、かわいいよ」
「ちっちゃいけど、むにむにすると、気持ちいいの〜」
「えっちだね」
「うん〜、えっち〜。でも、こっちも好き」
言いながら、彼女は自分の股間に手を伸ばす。
ぬるぬるした指で、自分の割れ目を優しくなぞっていく。
「ひゃん!きゃん!」
子犬みたいに喘ぎ声を上げながら、彼女は僕の目の前でオナニーをする。
「ゆうくん、ゆうくん、私のここ、見てるー?」
「見てるよ」
「もっとよく見て〜」
彼女は、自分の指で割れ目を押し広げていく。
ピンク色をした、彼女の体の中がよく見える。
「はぁっ、はぁっ、私、まだつるつるだけど、ここをいじってると気持ちいいの〜。
おまんこ、くにくにすると、気持ちいいの〜」
人差し指を差し入れていき、見ているこちらが驚くぐらい激しく動かす。
「ほ、ほんとうは、ここに、ゆうくんのおちんちん、入れてもらいたいの。
ねじ込まれたいの。がんがんついてもらいたいの。
でも、まだ、自分の指二本がせいいっぱい」
彼女は中指もねじ込んでいく。確かに彼女の細い指二本で、膣はいっぱいいっぱいだ。
「くっ、あはぁ、入った〜。あーあー、これがゆうくんのおちんちんだったらいいのに〜」
残念そうに、しかし、嬉しそうに、彼女は二本の指を交互に動かしていく。
彼女の割れ目が、広がり、閉じ、また広がり。にちゃにちゃとした液体で溢れていく。
彼女の膣からあふれ出た愛液は、僕の目の前で、僕のお腹の上に溜まっていく。
「ゆうくん〜、いつか、きっと、いつかおちんちん入れてね」
「うん。いつか、ぜったい入れるよ」
「ずぼずぼついてくれる?」
「あぁ、がんがん突く」
「中にどくどく出してくれる?」
「あぁ、たくさん中出しする」
「出した後も、入れっぱなしにしててくれる?」
「あぁ、中でもう一度大きくなるまで入れっぱなしにするよ」
「あはっ、うれしい〜」
彼女は僕に抱きついてきた。彼女のべとべとした体を抱きしめつつ、口付けを交わす。
小学生女子の小さな口の中に、ややむりやり気味に舌をねじ込み、
くぐもった声を上げる和美っちの背中に、脇腹のべとべとを塗り込んでいく。
「ぷはぁ」
息苦しくなった彼女が、僕から体を離したところで、すかさず彼女の胸を揉む。
乳首をつまみ、ひっぱる。子犬が甘い鳴き声を上げる。
「和美っち、向き変えて、おしりこっちに出して」
「きゃんっ!えっ?あぁ、うん、いっぱいなめてね」
「もちろん」
「やだ〜」
期待に胸膨らませながら(いや、見た目にはあまり膨らんでいないが)、
彼女は体を入れ替えて、お尻をこちらに突き出す。自然、顔は僕のペニスを見つめることになる。
「わっ、和美ちゃん、ずっとこすってたんだ」
「にゃ〜」
和美っちの背中で、和美ちゃんはずっと、僕のペニスを舐めたり、割れ目をこするのに使っていた。
今は、割れ目に押し当てていて、先っぽだけが入っている。
「和美さん、和美ちゃんをお願い。2人一緒にいかせちゃうから」
「りょーかい」
僕は和美っちの割れ目に舌を這わせる。上下にこする。
「あんっ、きゃん、ゆうく〜ん、気持ちいいよ〜」
和美さんは、和美ちゃんを背中から持ち上げて、僕のペニスの上にのせる。
僕のペニスは、僕のお腹と、和美ちゃんのぷにぷにした割れ目に挟まれて、
和美さんが、和美ちゃんの体を前後に揺すると、和美ちゃんの割れ目が、僕のペニスにこすれる。
いってしまえば、素股である。
「きゃん、きゃん、あん、あぅ、あくぅ〜」
「んにゃ、にゃっ、くぅ、んにゃ〜」
子犬と子猫が向き合って、仲良く鳴き声を上げる。お互い顔を合わせているが、焦点は合っていない。
そろそろいきそうだ。
僕は舌を強引にねじ込む。同時に、和美さんが和美ちゃんを激しく揺する。
「「くぁーん!」」
和美っちと和美ちゃんが、揃って大きく鳴くのと同時に、僕は射精する。
僕のペニスのすぐ先には、いっている最中の和美っちの顔がある。
どぴゅどぴゅと飛び出した精子は、彼女の顔にかかっていく。
呆けた彼女は、それを意に介さない。条件反射で目だけはつぶるが、
精子をかけられるがまま、ぼうっとしている。
射精が終わると、彼女は僕のお腹の上に突っ伏した。
ぐったりとした和美ちゃんは、和美さんが引き上げてくれる。
「はあっ、はぁっ」
「和美っち、顔射、いいなぁ〜」
和美ちゃんを横に寝かせた和美さんが、羨ましそうに和美っちをのぞき込む。
「はぁ、うん、和美さん、どうぞ」
和美っちは、顔をつきだして、和美さんに向ける。
「やった」
和美さんは喜んで、和美っちの顔をぺろぺろとなめていく。
顔についたべとべとの精液を、舌ですくい取っていく。
「和美さん、くすぐったいよ〜」
「はぁ。ようやく一巡かな」
部屋を見回す。先程からおとなしくしていると思った和美と和美君は、イチャイチャしていた。
キスしながら、お互いの股間に手を這わせあっている。
和美君と目があう。
「はっ!いっ、いやっ、こ、これは、その、ちょっと退屈だったから」
「そう、君達が終えるまでの時間、和美君とまさぐり合っていただけだ」
「和美っ!」
「なんだ和美君、先程までは甘い声で私の名を呼んでいてくれていたというのに、
私への愛はもう冷めてしまったというのか」
「そっ、そんなことっ!」
「はいっ、みなさ〜ん、注目してくださ〜い」
和美さんの声が割り込んでくる。皆の目が彼女の方を向く。
「ボーナストラックぅ〜」
「え?」
「ゆう君、もう一回くらい、いけるよね?」
「あっ、あー、うん。でも、もうけっこう薄いと思うけど」
「さっき舐めたの、まだいけたよ。もうひとがんばりっ」
「うーん。かなりエッチなことをしてくれるなら、頑張れるかも」
「かなりエッチって、どんな?」
「うーん……自分では思いつかない」
「貧困な想像力ね」
和美君に嘲笑される。
「もう思いつくこと全部やっちゃったよ。
それに、僕のエッチな想像力がたくましいと、主に困るのは和美君だと思うけど」
「なっ」
「そうだな」
「私は困らないよ」
「私も〜」
「も〜」
「あっ、あと、誰か一人になるんじゃ、不公平かな」
「私はパスでいいわ」
「じゃ、くじ引きで」
和美さんは、けっこうギャンブル好きだ。
・・・
僕と和美さんは、また騎乗位で繋がっている。
仰向けの僕の腰の上では、和美さんが腰をくねらせて、僕のペニスを絞り上げている。
先程と違うのは、和美さんの手前に、和美君を、なかばむりやり座らせていることだ。
「「あんっ、あぁん!」」
僕が腰を振るたび、和美さんは、抱きしめた和美君の胸を揉む。
和美さんの膣を中からペニスがこするのにあわせて、彼女は和美君の膣の中に指を差し込む。
なんだか、2人同時に犯しているようで、お買い得だ。お買い得?
いつも挿入時は苦しげな和美君も、今は純粋に気持ちよさげに喘ぎ声を上げている。
可愛らしくあんあん喘ぐ彼女は、とても可愛い。
その顔に、後ろから和美さんが頬を寄せてくる。和美君は横を向き、彼女とキスをする。
唾液が糸を引いて垂れるのも構わず、2人は舌を絡ませる。
「和美君、ここ、ここ見て」
口を離した和美さんが、自分の股間を指さす。
和美君は首を回すが、よく見えない。僕をまたいで体の向きを変える。
「ねぇ、ここ、どうなってる?」
「あんっ……和美さんのおまんこに、祐二のおちんちんが入ってる」
「動かすね?」
「……和美さんのお肉が、おちんちんにまとわりついて、ぬちゃぬちゃって音がして、
とっても、いやらしい」
横を見ると、和美も仰向けになって、僕と同じように、和美っちと和美ちゃんを上にのせていた。
和美っちは、和美の腰の上で、お互いの性器をこすりあわせている。
和美ちゃんは、和美の顔の上で、性器を舐められている。
「いやらしい?私、いやらしい?」
和美さんが、楽しげに問いかける。
「うん。祐一のおちんちんを咥え込んで、楽しそうに喘いでいる和美さんはいやらしい」
「じゃ、和美君もいやらしくなっちゃえ」
「え?」
僕は、お腹の上にいる和美君に手を伸ばして、彼女の肩を掴み、後ろに倒す。
僕の上に和美君が寝そべる形になったところで、
和美さん達4人が、僕達を見下ろしてきた。
「えっ?」
和美君は、まだきょとんとしている。くじに当たったのは彼女だというのに。
「ゆう君、しっかり押さえててね」
「了解だ」
「えっ、えっ」
「きゃっ!やっ、やめてっ!あっ、くぅ、あん、あぁん!」
和美君は、残り4人に、体中を舐められる。
和美ちゃんに右の脇の下を舐められ、和美っちに左の胸を舐められ、
和美に右足の太ももに舌を這わされ、和美さんに、膣の内側を舐められる。
僕は和美君の首筋に噛みつく。
「きゃっ、くっ、あくっ、あっ、あっ」
何度かされたことがあるが、5人同時に舐められるのは、相当に気持ちいい。
気持ちいいを超えて、もう気が狂いそうだ。
男の僕ですらそうなのだから、女の子の和美君はどれほどだろうか?
気が狂うんじゃないかと思う。
和美君はもう人の声を上げていない。
気が狂った人があげるような、気が狂ったような声を上げているのみだ。
高笑いにも、苦悶にも、絶叫にも、嬌声にも聞こえる。
彼女の目からは涙があふれているし、彼女の鼻からは鼻水が垂れているし、
彼女の口からは涎がだらだらと流れ、彼女の肌はどこも汗が噴き出し、
彼女の割れ目からは、愛液でぬるぬるになっている。
それでも僕らは責めるのを止めない。
執拗に、楽しげに、大きなケーキのクリームを端から舐めていくように、彼女を舐めとる。
彼女が全身から流す液体を、端から全部舐めていく。
「和美君、私の声、聞こえる?」
和美さんが、いったん舐めるのを止めて、彼女に問いかける。
他の4人は変わらず、和美君を舐めている。
「くっ、きっ、きこえるっ、あんっ!」
「やめてほしい?」
「ひくっ、うっ、うんっ!」
「じゃ、今から私達が言うことを、和美君もいってね」
「うっ、うんっ、い、いうからっ!」
「じゃ、私からね。“私はエッチが大好きないやらしい女の子です”」
「ひゃん、わ、わたしは、あん、え、えっちが、だいすきな、おんなのこ、です」
「では次は私だ。“私は変態で淫乱で毎日オナニーします”」
「しっ、して、ないっ」
「ふむ。毎夜聞こえてくる君のあの声は、あれはなんなのか?」
「あんっ、いっ、いえば、いいんでしょ、くはっ、
わたしは、へんたいで、いんらんで、まいにち、おなにーしてるよっ」
「へぇ、和美君はエッチなんだねぇ」
「うっ、うるさいっ、あぁん」
「はいはいっ!次わたし〜。えっとねぇ“ゆうくん、いつもえっちしてくれてありがとう”」
「くっ」
「はいはい。早く感謝の気持ちを表してね」
「はくっ、ゆ、ゆうじ、いつもえっち、ありがと」
「うんうん、嬉しいねぇ。これからも頑張るよ」
「が、がんばらなくて、いいっ!」
「次は和美ちゃんよ?」
「うん。“ゆうくん、だいすき〜”」
「ぐっ」
「なんでそれが一番言いにくそうかな」
彼女の耳を噛む。
「ひゃんっ!いう、いいますっ、ゆ、ゆうくん、だ、だい、だいすきっ!」
「僕も和美君が大好きだよ」
「あんっ!知るかっ!」
「最後はゆう君だよ?」
「えっと、そうだなぁ。“このまま私達に精液たっぷりかけてください。
精液まみれにしてください”かな」
「おぉ〜」
「うん。それはよい」
「精液〜」
「せいえき〜」
「くぁん!くっ、おっ、覚えてろよっ」
「もちろん、今日のことは絶対忘れないよ」
「くっ、あぁもう!
このまま、わたしたちに、あくっ、せいえきたっぷりかけてっ!
せいえきまみれにしてっ!くださいっ!」
和美君の割れ目にぴたりとくっついている僕のペニスを、和美さんが掴んで上下にしごく。
わりとあらっぽい動きで、和美君の割れ目にペニスをこすり当てられる。
尿道に何かがわき上がってくるのが分かる。
僕は歯を食いしばる。
天井に届きそうなくらいに、どくどくとほとばしった白い液体は、
ぱたぱたと和美君と、他の4人にかかっていく。
あぁ、僕は満足だ。和美さん達を全て、精液まみれに出来た。
和美さん達は、和美君の体にかかった精液を、和美さんの体に塗り込んでいく。
お互いの股間に手を這わし、精液を塗り合う。
体中、まんべんなく塗っていく。
・・・
それからのことはよく覚えていないのだが、目が覚めると、全員裸で輪になって寝ていた。
各自、のそのそと起きだし、シャワーを浴びていく。
朝食が出来る頃には、すっかりいつもの朝。
「えー、私パンがよかったなぁ」
「私は朝は白米がよい」
「朝ごはん〜」
「ごはん〜」
「ゆう君、そこの醤油とって〜」
「ん」
さて、僕と和美さんはこれから講義。和美達はお留守番だ。
「じゃ、和美ちゃんたちのこと、よろしく」
「ああ。まかせておけ」
「あっ」
出かけようとしていたときに、和美さんが思い出したような声を上げる。
「和美さん?」
「あぁ、ゆう君、私、“しまっちゃう”」
「えっ?」
振り返って、4人を見る。4人とも、感じているようだ。
「ふむ。今回は比較的長かったな」
「まっ、これで当分あんたに抱かれなくてすむわ」
「ゆうくん、また遊んでね」
「遊んで〜」
子供2人が、抱きついてくる。別れはいつも突然だ。
和美さんは、和美達を“しまう”のを、自分の意思では制御できない。
「みんな、また、会おう」
4人の顔を見回した直後、彼女たちは跡形もなく消え失せた。
和美さんが、胸を押さえてうずくまる。
「和美さん、大丈夫?」
「う、うん。平気。みんなのね、気持ちが伝わってきたから」
和美さん達は、記憶まで共有しているわけではない。
ただ、一つになったとき、そのときに共有する何かは、あるようだ。
「みんな、楽しかったって。気持ちよかったって」
「……そう」
・・・
2人で大学に行き、2人で帰ってくる。2人でご飯を食べて、2人で眠る。
「和美さん」
「なに?」
「2人だと、広いね」
「そう、だね」
「また、あいつら、出てくるかな」
「うん、私、マトリョーシカだし」
「不思議な人だ」
「そうでも、ないよ?みんな、おんなじ」
「おんなじ?」
「うん。そのうちにね、私とゆう君のマトリョーシカ、作れる。
私のお腹から、ぽんって出てくる」
「ああ。そうか」
「そうすれば、いつも、いっしょ」
「そうだね」
僕は和美さんを抱きしめて眠る。
いつか、いつも寂しくないように、僕達の子供時代を作ろう。子供を作ろう。
あいつらは、なんといってくれるだろうか。