彼女と僕は幼なじみというわけではない。知り合ったのは大学生になってからだ。  
仮に子供の頃から知り合いだったとしても、小学生の頃からセックスはしないだろう。  
 
でも僕は、子供の頃の彼女を知っている。今も目の前にいるし、体のどこだって見ていない部分はない。  
さすがに挿入は出来ないが、ペニスを舐めさせ、つるつるの割れ目を舐めあげ、  
精液を体にかけ、割れ目の中に塗り込んだこともある。  
小学生の彼女だけじゃない。中学生も、高校生も、どの時代の彼女も、僕は。  
 
「うん、僕は、小学生の和美さんも、中学生の和美さんも、高校生も、今も、ずっと犯しているよ」  
「私、生まれてからずっーと、ゆう君に犯され続けるんだね」  
「そうさ。生まれてからずっと、和美さんは僕のものだ。  
 どの時代のどの部分も、僕が触れていないところはない。僕が舐めていないところはない。  
 和美さんのおまんこは、いつもいっつも僕の精液が入ってる」  
 
和美さんのおまんこには、いつも僕の精液が溢れているべきだ。そうだ、早くそうすべきだ。  
自然、僕の腰は激しく動く。もう技巧も何もない。  
ただ射精のためだけに、和美を突き上げる。  
和美はくぐもった音を口から漏らすだけで、僕の突き上げに耐えてくれている。  
 
和美さんが歌うように囁きかける。  
「高校生の私が授業を受けているときも、中学生の私が部活をしているときも、  
 小学生の私が公園で遊んでいるときも?」  
「あぁ。授業中に君を犯して、部活中に君を犯して、公園のトイレで君を犯した」  
「うん。大人の私も、子供の私も、私はいつもあなたに喜んで犯される。  
 自分からすすんでおまんこを広げて、はしたなくおねだりする。  
 さあ、私に注いで。私を満たして。私に射精してっ!」  
 
和美さんは、本当に、自分の指で、自分の割れ目を広げてくれる。  
彼女の体の中にある、いやらしくて、かわいらしくて、きれいなところを見ながら、  
僕はもう一人の彼女の体の中に注ごう。  
 
「うん、うん、僕は、君にっ!」  
ペニスを和美に突き当てた。同時に射精を行う。多量の精子が、否応なく溢れ出す。  
どくどく。どくどく。  
和美の子宮の中いっぱいに、精子を満たしてから、僕の射精はやんだ。  
 
「ふぅ。やはり射精はよいものだな」  
……盛り上がりを一気に冷ましてくれる和美の感想が聞こえてきて、  
僕は腰から崩れ落ちた。  
 
「はぁ、はぁ、もう、出し切りました」  
「まったく、あなたたち、あんな変態じみた台詞言ってて、恥ずかしくないの?」  
和美君は途中から気がついていて、僕達の行為と発言を恥ずかしげに見ていたのだろう。  
顔が真っ赤だ。  
「こういう方が盛り上がっていいと思うんだけど」  
「私はところ構わず犯されるなんてごめんよ」  
「和美君、体、もう平気?」  
「えっ、あぁ、うん」  
「痛くない?」  
「まだ痛いけど、平気よ。こうしないと私、いけないんだし」  
「うーん、一度全員総掛かりで、和美君を気持ちよくしてみようか?  
 そうすれば、痛くしなくてもいけるかも」  
「いっ、そんなのいいっ!私は痛いくらいでちょうどいいから!」  
「そう?」  
 
大の字に仰向けになって、和美君と話し込んでいたら、和美さんの顔がのぞき込んできた。  
 
「ゆう君、まだいけるよね?」  
「あっ、うん。まだ2人残ってるしね」  
「じゃあ、またがんばってね」  
そう言って、和美さんが、年少組2人を連れてくる。  
僕が和美君や和美としている間に、和美さんに感じされられていたのだろう。  
2人とも顔が真っ赤だ。  
 
「ゆうく〜ん、気持ちよくして〜」  
「して〜」  
和美っちと和美ちゃん、子供2人にねだられる。  
 
「それじゃ、2人とも、おちんちん、大きくしてくれるかな?」  
「うん、大きくする〜」  
「する〜」  
仰向けになって寝ころんだ僕の腰の部分の両側に、小学生2人が座り込む。  
右側は和美っち、左側は和美ちゃん。  
ぐったりと垂れたぼくのペニスを、2人の小さな手が包む。  
細くて短い指に、うにうにといじられる。  
 
「大きくならない〜」  
「小さい〜」  
「えっと、舐めてみて」  
2人の顔が近づいて、僕のペニスをペロペロと舐めあげる。  
小さな口から突き出された2枚の舌が、時々ぶつかりながら、  
先程の射精でこぼれた精液を舐めとり、かわりに彼女たちの唾液でべとべとにしていく。  
 
ほどよく、気持ちよい。  
「ゆうくん、気持ちいい?」  
「いい?」  
「ああ、うん、気持ちいいよ」  
「ゆう君って、けっこう、ロリコンだよね」  
「えっ?」  
「普通の男性なら、小学生相手に欲情は出来ない」  
「いっ、いやっ、その」  
「このペド野郎っ!」  
年長組はひどい言い様だ。濡れ衣だ。  
 
僕は、僕のペニスを一生懸命舐めてくれている少女達を見る。  
和美っちは、第二次性徴直前の、細い体、細い手足。  
申し訳程度に膨らみ始めた乳房、彼女が体を動かすたびに浮き出るあばら骨。  
えぇと、確かにこの少女に欲情するのはロリコンではないだろうか。  
 
和美ちゃんは、この間まで乳幼児だと言った方がいいかもしれない。  
全体的にプニプニしている。ぽっこり出たおなか、短い手足、  
平らなのに全体的に柔らかそうな胸、丸いお尻。  
えぇと、確かにこの少女に欲情するのは間違いなくペド野郎だ。  
 
「おっきくなってきた〜」  
「きた〜」  
「ぬるぬる出てきた〜」  
「ぬるぬる〜」  
しまった。じっくり彼女たちを観察していたら、欲情してしまった。  
「ロリコンだね」  
「決定だな」  
「ペド野郎っ」  
 
「うん、そろそろいいかな。和美っちは、ちょっとこっちきて。和美、お願い」  
和美さんが和美っちをつれて、和美の元に引き渡す。  
和美さんが和美に耳打ちすると、彼女は頷いて、今度は和美が和美っちの耳元に口を寄せる。  
和美が和美っちに、ひそひそと伝言している間に、和美さんは戻ってきて、今度は和美ちゃんの手を取る。  
さて、僕は今、何度“和美”と言ったか?  
 
「和美ちゃんは、ゆう君にまたがって。うん、そう。  
 おちんちん握って、ここに当てて、こうやってこすってね」  
和美ちゃんは、和美さんに言われるがまま、僕の腰の上にまたがる。  
僕のペニスの目の前に、ちょうど和美ちゃんの股間がくる。  
和美ちゃんは、僕のペニスを手にとって、それを自分の割れ目になぞらせる。  
 
「んにゃ〜」  
「どう?気持ちいい?」  
「うん〜」  
和美ちゃんの小さな手が、僕のペニスを、彼女の小さな割れ目にこすらせる。  
先端が彼女の割れ目を少しだけ押し広げるたび、彼女の口から猫の鳴き声のような声が上がる。  
まるで僕のペニスが猫じゃらしにでもなったかのようだ。  
猫じゃらしを振るたび、子猫はにゃあにゃあ鳴いて、小さな体をくねらせる。  
彼女はこの遊びが大好きで、いかせないで放っておくと、いつまでも僕のペニスでオナニーをする。  
 
「和美ちゃん、ちょっとかがんでね」  
「んにゃ」  
和美さんが僕のペニスに手を添えて、和美ちゃんのぽっこりしたお腹に押し当てていく。  
和美さんは、和美ちゃんのお腹に筆で絵を描くように、僕のペニスを滑らせていく。  
お腹には、透明な液で絵が描かれる。  
和美ちゃんは、くすぐったそうに、体をもじもじさせる。  
柔らかいお腹にこすられて、僕は気持ちいい。  
 
「もっとかがんで、お胸まで」  
和美さんは、絵を描くのを止めない。和美ちゃんの胸の周りにぐりぐりとペニスを押しつけ、  
乳首の先を通過させる。このときは、僕と和美ちゃん、2人揃って声を上げた。  
脇の下の間にペニスを差し込まれる。  
和美ちゃんが、くすぐったげに暴れて、僕のペニスは大きく揺すられ、脇の窪みをつついていく。  
 
和美さんは止まらない。  
僕のペニスは、和美ちゃんのほっぺをつつき、耳の穴をほじり、鼻の頭を撫でて、  
おでこにキスをする。口紅を引くように唇に押し当てられてから、先っぽをちゅうちゅう吸われた。  
もう和美ちゃんの体は、どこもかしこも僕の先走り液でべとべとだ。  
 
「では、和美っち、がんばりたまえ」  
「う、うん。ゆ、ゆうくん。こっち見て」  
和美ちゃんがペニスを吸っている間に、和美っちが僕の腹の上にまたがってきた。密談はすんだようだ。  
 
「ゆうくん、今からここで、オナニーするから、ゆうくんは見ててね」  
「僕は見てるだけ?」  
「えっとぉ、そうそう。“踊り子さんには手を触れないでください”」  
そんな細かい言い回しまで教えなくてもいいとは思うが……。  
 
「まず、ローションを体中に塗っていきます」  
いつの間にやら、彼女の右手には小瓶が握られている。彼女は蓋を開けて、  
中のぬるぬるした液体を手に掬い、体中に塗りたくっていく。  
乳首の周りだけが膨らみ始めた胸、浮き出た脇腹、くびれるところのない腰回り、  
力を加えると折れてしまいそうな腕と足。  
彼女は自分の手で、自分の体をぬるぬるにしていく。頬は紅潮し、彼女の息も荒くなる。  
 
「はぁっ、こ、これだけでも気持ちいいんだけど、胸を揉んじゃう」  
彼女が小さな胸を自分でまさぐっていく。薄い胸を、自分で赤くしていく。  
「あんっ、あんっ、あっ、くぅ〜」  
胸を揉む手が両手になる。ぐりぐりと、むにむにと。  
揺れない胸の形はさほど変わらないが、乳首だけがピンと立っていく。  
 
「ゆうくん、見てる〜?私の胸、ちっちゃいよね」  
「あぁ、かわいいよ」  
「ちっちゃいけど、むにむにすると、気持ちいいの〜」  
「えっちだね」  
「うん〜、えっち〜。でも、こっちも好き」  
言いながら、彼女は自分の股間に手を伸ばす。  
ぬるぬるした指で、自分の割れ目を優しくなぞっていく。  
 
「ひゃん!きゃん!」  
子犬みたいに喘ぎ声を上げながら、彼女は僕の目の前でオナニーをする。  
「ゆうくん、ゆうくん、私のここ、見てるー?」  
「見てるよ」  
「もっとよく見て〜」  
彼女は、自分の指で割れ目を押し広げていく。  
ピンク色をした、彼女の体の中がよく見える。  
「はぁっ、はぁっ、私、まだつるつるだけど、ここをいじってると気持ちいいの〜。  
 おまんこ、くにくにすると、気持ちいいの〜」  
人差し指を差し入れていき、見ているこちらが驚くぐらい激しく動かす。  
「ほ、ほんとうは、ここに、ゆうくんのおちんちん、入れてもらいたいの。  
 ねじ込まれたいの。がんがんついてもらいたいの。  
 でも、まだ、自分の指二本がせいいっぱい」  
彼女は中指もねじ込んでいく。確かに彼女の細い指二本で、膣はいっぱいいっぱいだ。  
「くっ、あはぁ、入った〜。あーあー、これがゆうくんのおちんちんだったらいいのに〜」  
残念そうに、しかし、嬉しそうに、彼女は二本の指を交互に動かしていく。  
彼女の割れ目が、広がり、閉じ、また広がり。にちゃにちゃとした液体で溢れていく。  
彼女の膣からあふれ出た愛液は、僕の目の前で、僕のお腹の上に溜まっていく。  
 
「ゆうくん〜、いつか、きっと、いつかおちんちん入れてね」  
「うん。いつか、ぜったい入れるよ」  
「ずぼずぼついてくれる?」  
「あぁ、がんがん突く」  
「中にどくどく出してくれる?」  
「あぁ、たくさん中出しする」  
「出した後も、入れっぱなしにしててくれる?」  
「あぁ、中でもう一度大きくなるまで入れっぱなしにするよ」  
「あはっ、うれしい〜」  
彼女は僕に抱きついてきた。彼女のべとべとした体を抱きしめつつ、口付けを交わす。  
小学生女子の小さな口の中に、ややむりやり気味に舌をねじ込み、  
くぐもった声を上げる和美っちの背中に、脇腹のべとべとを塗り込んでいく。  
 
「ぷはぁ」  
息苦しくなった彼女が、僕から体を離したところで、すかさず彼女の胸を揉む。  
乳首をつまみ、ひっぱる。子犬が甘い鳴き声を上げる。  
 
「和美っち、向き変えて、おしりこっちに出して」  
「きゃんっ!えっ?あぁ、うん、いっぱいなめてね」  
「もちろん」  
「やだ〜」  
期待に胸膨らませながら(いや、見た目にはあまり膨らんでいないが)、  
彼女は体を入れ替えて、お尻をこちらに突き出す。自然、顔は僕のペニスを見つめることになる。  
 
「わっ、和美ちゃん、ずっとこすってたんだ」  
「にゃ〜」  
和美っちの背中で、和美ちゃんはずっと、僕のペニスを舐めたり、割れ目をこするのに使っていた。  
今は、割れ目に押し当てていて、先っぽだけが入っている。  
 
「和美さん、和美ちゃんをお願い。2人一緒にいかせちゃうから」  
「りょーかい」  
僕は和美っちの割れ目に舌を這わせる。上下にこする。  
「あんっ、きゃん、ゆうく〜ん、気持ちいいよ〜」  
和美さんは、和美ちゃんを背中から持ち上げて、僕のペニスの上にのせる。  
僕のペニスは、僕のお腹と、和美ちゃんのぷにぷにした割れ目に挟まれて、  
和美さんが、和美ちゃんの体を前後に揺すると、和美ちゃんの割れ目が、僕のペニスにこすれる。  
いってしまえば、素股である。  
 
「きゃん、きゃん、あん、あぅ、あくぅ〜」  
「んにゃ、にゃっ、くぅ、んにゃ〜」  
子犬と子猫が向き合って、仲良く鳴き声を上げる。お互い顔を合わせているが、焦点は合っていない。  
そろそろいきそうだ。  
 
僕は舌を強引にねじ込む。同時に、和美さんが和美ちゃんを激しく揺する。  
「「くぁーん!」」  
和美っちと和美ちゃんが、揃って大きく鳴くのと同時に、僕は射精する。  
 
僕のペニスのすぐ先には、いっている最中の和美っちの顔がある。  
どぴゅどぴゅと飛び出した精子は、彼女の顔にかかっていく。  
呆けた彼女は、それを意に介さない。条件反射で目だけはつぶるが、  
精子をかけられるがまま、ぼうっとしている。  
射精が終わると、彼女は僕のお腹の上に突っ伏した。  
ぐったりとした和美ちゃんは、和美さんが引き上げてくれる。  
 
「はあっ、はぁっ」  
「和美っち、顔射、いいなぁ〜」  
和美ちゃんを横に寝かせた和美さんが、羨ましそうに和美っちをのぞき込む。  
「はぁ、うん、和美さん、どうぞ」  
和美っちは、顔をつきだして、和美さんに向ける。  
「やった」  
和美さんは喜んで、和美っちの顔をぺろぺろとなめていく。  
顔についたべとべとの精液を、舌ですくい取っていく。  
「和美さん、くすぐったいよ〜」  
 
「はぁ。ようやく一巡かな」  
部屋を見回す。先程からおとなしくしていると思った和美と和美君は、イチャイチャしていた。  
キスしながら、お互いの股間に手を這わせあっている。  
和美君と目があう。  
 
「はっ!いっ、いやっ、こ、これは、その、ちょっと退屈だったから」  
「そう、君達が終えるまでの時間、和美君とまさぐり合っていただけだ」  
「和美っ!」  
「なんだ和美君、先程までは甘い声で私の名を呼んでいてくれていたというのに、  
 私への愛はもう冷めてしまったというのか」  
「そっ、そんなことっ!」  
 
「はいっ、みなさ〜ん、注目してくださ〜い」  
和美さんの声が割り込んでくる。皆の目が彼女の方を向く。  
「ボーナストラックぅ〜」  
「え?」  
「ゆう君、もう一回くらい、いけるよね?」  
「あっ、あー、うん。でも、もうけっこう薄いと思うけど」  
「さっき舐めたの、まだいけたよ。もうひとがんばりっ」  
「うーん。かなりエッチなことをしてくれるなら、頑張れるかも」  
「かなりエッチって、どんな?」  
「うーん……自分では思いつかない」  
「貧困な想像力ね」  
和美君に嘲笑される。  
 
「もう思いつくこと全部やっちゃったよ。  
 それに、僕のエッチな想像力がたくましいと、主に困るのは和美君だと思うけど」  
「なっ」  
「そうだな」  
「私は困らないよ」  
「私も〜」  
「も〜」  
「あっ、あと、誰か一人になるんじゃ、不公平かな」  
「私はパスでいいわ」  
「じゃ、くじ引きで」  
和美さんは、けっこうギャンブル好きだ。  
 
・・・  
 
僕と和美さんは、また騎乗位で繋がっている。  
仰向けの僕の腰の上では、和美さんが腰をくねらせて、僕のペニスを絞り上げている。  
先程と違うのは、和美さんの手前に、和美君を、なかばむりやり座らせていることだ。  
 
「「あんっ、あぁん!」」  
僕が腰を振るたび、和美さんは、抱きしめた和美君の胸を揉む。  
和美さんの膣を中からペニスがこするのにあわせて、彼女は和美君の膣の中に指を差し込む。  
なんだか、2人同時に犯しているようで、お買い得だ。お買い得?  
いつも挿入時は苦しげな和美君も、今は純粋に気持ちよさげに喘ぎ声を上げている。  
可愛らしくあんあん喘ぐ彼女は、とても可愛い。  
 
その顔に、後ろから和美さんが頬を寄せてくる。和美君は横を向き、彼女とキスをする。  
唾液が糸を引いて垂れるのも構わず、2人は舌を絡ませる。  
「和美君、ここ、ここ見て」  
口を離した和美さんが、自分の股間を指さす。  
和美君は首を回すが、よく見えない。僕をまたいで体の向きを変える。  
 
「ねぇ、ここ、どうなってる?」  
「あんっ……和美さんのおまんこに、祐二のおちんちんが入ってる」  
「動かすね?」  
「……和美さんのお肉が、おちんちんにまとわりついて、ぬちゃぬちゃって音がして、  
 とっても、いやらしい」  
 
横を見ると、和美も仰向けになって、僕と同じように、和美っちと和美ちゃんを上にのせていた。  
和美っちは、和美の腰の上で、お互いの性器をこすりあわせている。  
和美ちゃんは、和美の顔の上で、性器を舐められている。  
 
「いやらしい?私、いやらしい?」  
和美さんが、楽しげに問いかける。  
「うん。祐一のおちんちんを咥え込んで、楽しそうに喘いでいる和美さんはいやらしい」  
「じゃ、和美君もいやらしくなっちゃえ」  
「え?」  
 
僕は、お腹の上にいる和美君に手を伸ばして、彼女の肩を掴み、後ろに倒す。  
僕の上に和美君が寝そべる形になったところで、  
和美さん達4人が、僕達を見下ろしてきた。  
「えっ?」  
和美君は、まだきょとんとしている。くじに当たったのは彼女だというのに。  
 
「ゆう君、しっかり押さえててね」  
「了解だ」  
「えっ、えっ」  
 
「きゃっ!やっ、やめてっ!あっ、くぅ、あん、あぁん!」  
和美君は、残り4人に、体中を舐められる。  
和美ちゃんに右の脇の下を舐められ、和美っちに左の胸を舐められ、  
和美に右足の太ももに舌を這わされ、和美さんに、膣の内側を舐められる。  
僕は和美君の首筋に噛みつく。  
 
「きゃっ、くっ、あくっ、あっ、あっ」  
何度かされたことがあるが、5人同時に舐められるのは、相当に気持ちいい。  
気持ちいいを超えて、もう気が狂いそうだ。  
男の僕ですらそうなのだから、女の子の和美君はどれほどだろうか?  
気が狂うんじゃないかと思う。  
 
和美君はもう人の声を上げていない。  
気が狂った人があげるような、気が狂ったような声を上げているのみだ。  
高笑いにも、苦悶にも、絶叫にも、嬌声にも聞こえる。  
彼女の目からは涙があふれているし、彼女の鼻からは鼻水が垂れているし、  
彼女の口からは涎がだらだらと流れ、彼女の肌はどこも汗が噴き出し、  
彼女の割れ目からは、愛液でぬるぬるになっている。  
それでも僕らは責めるのを止めない。  
執拗に、楽しげに、大きなケーキのクリームを端から舐めていくように、彼女を舐めとる。  
彼女が全身から流す液体を、端から全部舐めていく。  
 
「和美君、私の声、聞こえる?」  
和美さんが、いったん舐めるのを止めて、彼女に問いかける。  
他の4人は変わらず、和美君を舐めている。  
「くっ、きっ、きこえるっ、あんっ!」  
 
「やめてほしい?」  
「ひくっ、うっ、うんっ!」  
「じゃ、今から私達が言うことを、和美君もいってね」  
「うっ、うんっ、い、いうからっ!」  
「じゃ、私からね。“私はエッチが大好きないやらしい女の子です”」  
「ひゃん、わ、わたしは、あん、え、えっちが、だいすきな、おんなのこ、です」  
「では次は私だ。“私は変態で淫乱で毎日オナニーします”」  
「しっ、して、ないっ」  
「ふむ。毎夜聞こえてくる君のあの声は、あれはなんなのか?」  
「あんっ、いっ、いえば、いいんでしょ、くはっ、  
 わたしは、へんたいで、いんらんで、まいにち、おなにーしてるよっ」  
「へぇ、和美君はエッチなんだねぇ」  
「うっ、うるさいっ、あぁん」  
「はいはいっ!次わたし〜。えっとねぇ“ゆうくん、いつもえっちしてくれてありがとう”」  
「くっ」  
「はいはい。早く感謝の気持ちを表してね」  
「はくっ、ゆ、ゆうじ、いつもえっち、ありがと」  
「うんうん、嬉しいねぇ。これからも頑張るよ」  
「が、がんばらなくて、いいっ!」  
 
「次は和美ちゃんよ?」  
「うん。“ゆうくん、だいすき〜”」  
「ぐっ」  
「なんでそれが一番言いにくそうかな」  
彼女の耳を噛む。  
「ひゃんっ!いう、いいますっ、ゆ、ゆうくん、だ、だい、だいすきっ!」  
「僕も和美君が大好きだよ」  
「あんっ!知るかっ!」  
「最後はゆう君だよ?」  
「えっと、そうだなぁ。“このまま私達に精液たっぷりかけてください。  
 精液まみれにしてください”かな」  
「おぉ〜」  
「うん。それはよい」  
「精液〜」  
「せいえき〜」  
「くぁん!くっ、おっ、覚えてろよっ」  
「もちろん、今日のことは絶対忘れないよ」  
「くっ、あぁもう!  
 このまま、わたしたちに、あくっ、せいえきたっぷりかけてっ!  
 せいえきまみれにしてっ!くださいっ!」  
 
和美君の割れ目にぴたりとくっついている僕のペニスを、和美さんが掴んで上下にしごく。  
わりとあらっぽい動きで、和美君の割れ目にペニスをこすり当てられる。  
尿道に何かがわき上がってくるのが分かる。  
僕は歯を食いしばる。  
 
天井に届きそうなくらいに、どくどくとほとばしった白い液体は、  
ぱたぱたと和美君と、他の4人にかかっていく。  
あぁ、僕は満足だ。和美さん達を全て、精液まみれに出来た。  
和美さん達は、和美君の体にかかった精液を、和美さんの体に塗り込んでいく。  
お互いの股間に手を這わし、精液を塗り合う。  
体中、まんべんなく塗っていく。  
 
・・・  
 
それからのことはよく覚えていないのだが、目が覚めると、全員裸で輪になって寝ていた。  
各自、のそのそと起きだし、シャワーを浴びていく。  
朝食が出来る頃には、すっかりいつもの朝。  
「えー、私パンがよかったなぁ」  
「私は朝は白米がよい」  
「朝ごはん〜」  
「ごはん〜」  
「ゆう君、そこの醤油とって〜」  
「ん」  
 
さて、僕と和美さんはこれから講義。和美達はお留守番だ。  
「じゃ、和美ちゃんたちのこと、よろしく」  
「ああ。まかせておけ」  
「あっ」  
出かけようとしていたときに、和美さんが思い出したような声を上げる。  
 
「和美さん?」  
「あぁ、ゆう君、私、“しまっちゃう”」  
「えっ?」  
振り返って、4人を見る。4人とも、感じているようだ。  
「ふむ。今回は比較的長かったな」  
「まっ、これで当分あんたに抱かれなくてすむわ」  
「ゆうくん、また遊んでね」  
「遊んで〜」  
子供2人が、抱きついてくる。別れはいつも突然だ。  
和美さんは、和美達を“しまう”のを、自分の意思では制御できない。  
 
「みんな、また、会おう」  
4人の顔を見回した直後、彼女たちは跡形もなく消え失せた。  
 
和美さんが、胸を押さえてうずくまる。  
「和美さん、大丈夫?」  
「う、うん。平気。みんなのね、気持ちが伝わってきたから」  
 
和美さん達は、記憶まで共有しているわけではない。  
ただ、一つになったとき、そのときに共有する何かは、あるようだ。  
「みんな、楽しかったって。気持ちよかったって」  
「……そう」  
 
・・・  
 
2人で大学に行き、2人で帰ってくる。2人でご飯を食べて、2人で眠る。  
「和美さん」  
「なに?」  
「2人だと、広いね」  
「そう、だね」  
「また、あいつら、出てくるかな」  
「うん、私、マトリョーシカだし」  
「不思議な人だ」  
「そうでも、ないよ?みんな、おんなじ」  
「おんなじ?」  
「うん。そのうちにね、私とゆう君のマトリョーシカ、作れる。  
 私のお腹から、ぽんって出てくる」  
「ああ。そうか」  
「そうすれば、いつも、いっしょ」  
「そうだね」  
 
僕は和美さんを抱きしめて眠る。  
いつか、いつも寂しくないように、僕達の子供時代を作ろう。子供を作ろう。  
あいつらは、なんといってくれるだろうか。  
 
 

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