俺の名前は上杉健治中三だ  
「ケン〜学校行こう。」  
うるさい奴が来た。こいつの名前は藤田香織。まあなんだ幼なじみというやつだ。  
「はいはい今行くって。」  
しかしいくら幼なじみとはいえ毎日一緒に学校に行くなんて事はしていない。  
「で何か御用ですかお姫様。」  
「いや別にないよ、ただ気が向いたから」。  
「ふーん変なの。」  
そのまま無口になってしまった香織を横目に見ながら、学校についたので別れてクラスに行く  
 
「はぁ〜やっと終わった〜。」  
部活だ部活さっさと行こ。俺はこう見えても野球部でエースをはっている。  
「オーイ健治さっさとキャッチボールしようぜ。」  
「はいはい今行くよ」  
 
といいながら部活も終わり疲労困憊しながらよたよたと帰ろうとすると校門に誰かいる。誰かと目を凝らすと。  
「ケン早く来なさいよ〜。」  
香織ですか  
しかし何もこんな時間まで待っていることないのに。  
「香織どうしたの?」  
「いや別になんでもないよ。」  
「本当か〜、何かあったんだろ。用もないのにお前が待ってる分けないだろ、しかも朝まで来やがって。」  
「やっぱお見通しか、敵わないなケンには。私ね告白されたの」。  
 
「はぃーナニヲイッテラッシャル。」  
思わずカタコトになってしまった。  
「だ、誰に?」  
「うちの部長。」  
「部長って吹奏楽部の奴だよね。」  
「うん」  
「ど、どうするの?」  
「とりあえず「考えさせてください」って言っておいた」  
「そ、そうか」  
「ねぇどうしたらいいかな?」  
「俺に言われてもなあ、お前そいつの事好きなのか?」  
「うーん微妙」  
嫌いっていってくれよ。やめろって言いたいけどそんな事言っていいのかな?。  
俺だって香織の事・・・  
「良いんじゃない付き合っちゃえば。相手の事良く見れるかもよ。」  
「ケンはそれでいいの?。」  
「まぁいいんじゃないの」 「わかった。そうしてみる。」  
 
「む〜ケンたら私が誰かと付き合ってもいいと思ってんの!」  
私は家に帰った後一人で憤慨していた。部長に告白された事を言えば引き止めてくれると思ったのに逆に進めてくるなんて。私の事なんかなんとも思っていないのかなぁ。私はこんなにケンの事が好きなのに。  
 
 
あんな事言っちまった。心にもなさ過ぎる事を。自己嫌悪に陥りつつすんごい後悔していた。下で親が大喧嘩しているのを聞きながら寝てしまった。  
 
 
あれから一週間香織とは話していない。  
いろいろ聞きたいことはあるのだが、面と向かうと何も言えず逃げてしまう。  
 
はぁ今日も何も言えなかった。  
「ただいま。」  
誰もいないのかよ。なんだこれ?  
「ケンちゃんへ。  
私たち離婚するから。あなたももう十五歳だし、金銭面の事も自分でやってみよ〜ていうことでお金一円も送らないからね。自分で稼いでね」  
 
てな事が書いてあった。うん性質の悪いジョークだ。なかなか手の混んだことやるねまた。まあいつか帰ってくるだろ。  
おやすみ〜  
 
「おはよ〜」  
ってまだいないのかよ。俺になんの相談もなく別れてるんじゃねーよ。そもそも自分の子ども捨てんなよ。どうしろって言うんだよ。クソッ  
 
あのあと一人で大泣きしたオレは学校を休んだ。  
ピンポーン  
誰か来たみたいだ、シカトしよう。  
「ケ〜ン居るのはわかってるんだから出て来なさい。」  
香織か出ない訳に行かないな。  
「なんだ何か用か。」  
「いや休んだって聞いたから見に来ただけ。ていうかどうしたのその顔?。」どうも俺の顔はひどい事になっているらしい。  
「いや別に。」  
「ふーん。まあいいや。上がらせてもらうね。」  
「おう。」  
「あれ叔母さんは?。  
お出かけ?」  
 
「うん、まあそんな所。」  
「何よ煮え切らないわねえ。・・・!」  
「どうしたの香織。」  
「これ何!?」  
「これって?」  
「この紙よ!。この離婚なんたらな事の。これ本当なの?」  
「たぶん。」  
「たぶんって何よたぶんって。ケン捨てられたのよ。どうやって生活していくのよ。どうすんのよケン。」  
「お前が泣くなよ、俺だってわからねえんだよ。どうしてくれるんだよ。」  
 
そのまま三十分は泣いていただろうか。  
「ねえどうするの?。どうやって生活してくの?。」「どうやってこうかな。」  
「ねぇ決まってないんなら家に住みなよ。お母さんには私が言うからさ。」  
「いやいいよ迷惑かけたくないし。それにもしお世話になるなら、俺がちゃんと話すよ。」  
「分かった。何か有ったら言ってよ。絶対に。 」  
「OKサンキュ。」  
「じゃあね。また明日。」  
やっと帰ったか、たかが俺の事で大泣きしやがって。まあいいか、でこの後どうやって生活していったもんかね。  
そのまま自問自答すること一時間。  
無理だ。どうしようもない、そもそもまだ働けん。香織の家にお世話になるしかないかなあ。  
よし明日香織の家にいって話してみよう。  
 
 
「ねぇお母さん大事な話が有るんだけど。」  
「何香織真剣な顔して。」この人は私の母親だ。我が家はお父さんが単身赴任しているので、家には、お母さんしかいない。  
「あのねケンの話なんだけど。」  
「なーに健治君に告白でもされた?。」  
「いやあのそのそんな話じゃなくて、ケンの家今誰もいないのケン以外。」  
「なんで?。旅行にでも行ったの?。」  
「ううん。ケンを捨てて出て行っちゃたの。離婚したらしくてケンを二人とも置いて行っちゃたの」  
「はあ?本当に?今健司君どうしてるの?どうやって生活するの?」  
「そんな事が書いてある手紙と私用品一切合際なかったって。ケンは後の事考えてる。」  
「ふーん。」  
「でさお母さん、ケンを家に住まわしちゃダメかな。だってまだケン一人じゃ生活出来ないよ。」  
「そりゃまあそんな状況なら駄目って事もないけど。」  
「じゃあ良いんだね。今ケンにいってくるね。」  
「香織待ちなさい。あくまでもそれはケン君自身が言ってきたら、という話よ。あなたが口出しする所じゃないわ。」  
「分かった。」  
 
 
「香織、今日お前の家行ってもいいか?。」  
「うん大丈夫だよ。でもなんで?」  
「叔母さんに頼んでみるよ。中学卒業まで住まわして下さいって。」  
「うん分かった。でも何で卒業まで?」  
「卒業したら寿司屋に弟子入りしようと思って。」  
「何で?」  
「俺さ寿司屋になりたかったんだよね。本当は高校出てから、修行しようと思ったんだけど。早まっちまったな。」  
「ヘ〜カッコいいじゃん。でもそれなら家から出る必要なくない?」  
「まあそれは家で話すって。」  
 
「叔母さんお願いします、かくかくしかじかありまして、一人では暮らしていけないんでお宅に居候させてください。食費とかはバイトして払いますから。」  
「事情は分かったわ、家に住みなさい。十五の子どもほっておける分けないじゃない。食費なんぞ払わなくていいから、バイトなんかするんじゃないよ。」  
「有難うございます叔母さん 、有り難く甘えさせてもらいます。」  
 
そのあとは道具を運ぶ等の事で一日が終わった。  
 
私は狂喜乱舞していた。あの挨拶の後ケンは自分のものを持って来て隣の部屋を自分の部屋にしていた。  
そう隣にケンがいるのだそれを意識するだけで心臓が高鳴ってとてもじゃないが寝れそうにない。  
「ケン」  
そう呟くだけで胸が苦しくなる。  
この思いはいつから始まったんだろ。いつもケンは隣にいた。いつからだろう・・・  
 
こんな事を考えているうちに耐えられなくなった。  
少しだけ肩紐をずらし既に硬い胸の先をいじる 。 
「ふぁぁ」  
隣にケンがいるのになんて考えながら情けない声を出す。  
こうなりともうおさまらない。体が熱くなり腰の当たりなんて燃えそうになる。股間に手を伸ばし、割れ目に沿うように指を当て沿わせる。  
「はうっ・ひぁあっ・・はぁっ」  
下着のうえからでも濡れているのがわかる。指も濡れてしまい、下着も食い込む。  
「ああぁっ」  
一番敏感な場所に触れてしまう。  
もうケンが隣にいることなんて忘れてしまい、ケンの事だけを考えてしまう。  
「はあああっ・・ひいっ・ケン、ケン・・・あああああぁっ」  
燃やされるようなものを感じながら逝ってしまった。  
 
 
ゴトッ 誰か入ってきた。  
 
はぁ疲れたずっと道具運んでたからな。もう寝よ。  
「ひぁっ」  
今何か聞こえた気がする。そっか隣香織なんだ。やっべ意識したら目が冴えてきた。  
「ふぁぁっ・・ああっ」  
何か嬌声が聞こえてくる。  
あいつ自慰してやがる。俺がこんな大変な目に会っているのに、あいつは誰かを思って自慰してやがる。  
ふざけるな。  
俺の中に黒いものが芽生える。  
「あああああぁっ」  
イったみたいだ。  
襲ってやる。  
 
ゴトッ  
 
「誰っ?」  
「さぁ誰でしょう?」  
「ケン?」  
その言葉を無視して、俺は香織の胸を揉んだ。  
「ふぁぁ。」  
「なんだ、感じてるのか?」  
「そ、そんなことない。」  
「うそつけ。こんなに濡らしやがって。」  
俺はそんな事を言いながら香織の大事なところをおもいっきり擦った。  
「ひゃああっ」  
「変な声だしやがって。俺の物も気持ち良くしろ。」俺は既にイキリ起ったモノを取り出した。  
 
「や、やだ。何それ?」  
「口でやれよ、ほら。」  
そう言い捨てて香織の口にねじ込んだ。  
「ううっ ゴホッケホッ」  
「歯立てんなよ。立てたらひどいぞ。」  
俺はそのまま頭を掴んで前後に動かした。  
「うう えほっ。」  
「ああいいぞ、その調子て゛やってくれ。」  
「けケン、やめてお願いだから。」  
「うるせえ、一人で彼氏作って、俺は大変なのに、一人でオナニーなんかして、勝手に舞い上がってんじゃないよ。  
俺はお前の事が好きだったのに。」  
「えっ!?」  
「うるさいうるさい。もうお前の事なんか犯してやる。可哀相に大好きな彼氏に純潔あげられないな。」  
「待ってケン。落ち着いて話そ、ね。本当の事話すから。」  
俺はその言葉を無視して一気に突き入れた。  
「ああああっ、痛っ。待ってうぅやめてケン。」  
「気持ちいい、動かすからな。」  
香織の中はぬるぬるしていながら、非常にキツくとてつもない快感を俺にもたらした。  
「ひいっ痛いよぉ、ああっやめてよぉ・・ケンあ・お願いだから。」  
「そんな事・・ハァ言いながら喜んでんじ・ゃないのか。」  
「ソそんな・ことなあひぃダメそこしちゃダああっううっ」  
「なんだこんな所が良いのか、淫乱娘。」  
 
「ちっ違う、ふあっい・・いんらんじゃ、ああぁあ何か来る。」  
「早くイっちまえよ。」  
「やめて。おかしくなる、うあああおかしくなっちゃうよあああああぁっだめっ、イっちゃうイっちゃうよぉ。ビクッ。うあああああぁっひいいいあああぁ。」  
「くっ中に出すぞ。」  
ドクッドクッ  
 
そのまま俺達は寝てしまった。  
 

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