うぅ・・・暑い・・・エアコンつけるか?いや・・・電気代かかるしなぁ。
寝返りをうって、微かに目を開いた時。そこに居た何かと目があった。
「・・・こ、こんばんわ」
「泥棒?」
「ち、ち、ちがいますよ!!」
寝ぼけてた頭がはっきりしてくると、その姿がはっきりとわかった。
少女だ。白いワンピースを着て、頭に小さなベレー帽をかぶった。
14・5歳くらいだろうか。
「あの・・・暑かったから・・・お水を貰おうかと。それだけです。それ以外には一切手をつける気はありませんでした!」
「ふ〜ん」
まぁ、泥棒にしてはちょっとおかしい。
とうか、泥棒じゃなくてもこんな時間に人の部屋に忍び込むか普通?
「てか。どうやって入ったの?」
「窓が開いてましたから」
確かに暑くて窓を開けてた。けどここは。
「3階だぞ?」
「あぁ。はい。ちょっと月夜の散歩をしてただけです。でも、地面は危ないから建物の上を」
「上?」
「はい」
少女は笑顔で上を見上げる。
俺もそれにつられて見上げるが、そこには天井しかない。まぁ、当たり前だ。
「この建物の上を歩いていたら、丁度この部屋の中に空気が流れているのがわかったので、あ、これは窓が開いてるなと」
「それで不法侵入して水を飲みに来たと」
「はい!」
無邪気な笑顔を返す少女。
けど、建物の上を散歩って。そもそもこのアパートには屋上に上がる階段とか無いし。はぁ。
「あの・・・ご迷惑でしたらすぐに立ち去りますが」
目を潤ませて懇願する美少女の頼みを断るなんて無理だろ・・・ったく。
「わぁった。そこで待ってろ」
「ありがとうございます」
俺は台所からコップ手に取り、冷蔵庫のミネラルウォーターを入れて少女の元へ運ぶ。
「はい」
けど、少女はそれを受け取ろうとしない。
「どうした?水道水じゃないぞ」
「いえ・・・あの」
シャワーの音が聞こえる。
「はぁ。飲むんじゃなくてシャワー浴びたかったのかよ」
そりゃこんな暑さだし、俺も汗かいてるからその気持ちはわかるが。
ちょっと図々しくないか?
そう考えると暑さと寝不足が相まって段々と苛立ってきた。
今、ここで風呂のドアをあけて俺が中に入ったらどうなるだろう。
もしそれで警察沙汰になっても、元々はこいつが不法侵入してきたわけだし。悪いのはこいつってことだよな。
たまには熟れる前の青い果実ってのもいいだろう。
俺は服を脱ぎ捨ててバスルームのドアを開ける。
「体洗ってやろうか」
『え?』
少女はバスタブに立ってシャワーを浴びながら固まっていた。
けど、それは俺も同じだ。まったくの同タイミングで同じ言葉。
彼女の頭には禿げ・・・じゃないよな。皿のような固い物が乗っかっており、手の指の間にはまるで『ヒレ』のような薄い膜が存在していた。
「あ・・・あの。えっと・・・わ・・・わたし・・・どうすれば」
それはこっちが聞きたい。
「人間じゃないのか?」
「えっと・・・に、人間ですよ。えぇ、人間です。人間ですとも」
「じゃあ、その頭と手」
「あ」
少女は罰の悪そうな顔をして両手で頭を隠す。
その瞬間、手に持っていたシャワーが落ちた。
「きゃっ!」
驚きで少女が転ぶ。転んだ弾みで高く上がる足。そこにも手と同じようなものがついていた。
皿があってヒレがあって。まさか・・・
「河童?」
「な、なんのこと・・・ですか?」
起き上がった少女は俺から視線をずらす。
「キュウリ食べる?」
「キュウリ!!はい!!食べます!!食べさせてください!!・・・あ」
少女はバスタブの縁に手を乗せて身を乗り出してまで訴えた。
もっとも、今は顔を真っ赤にして俯いているんだけど。
「ふむ」
俺はマジマジと少女の姿を見る。
頭のお皿と手足のヒレを気にしなければ普通の少女。いや、美少女だ。
「あのぉ・・・」
「キュウリ食べたいんだろ」
「・・・いえ・・・あの・・・でも」
俺は少女に近づき、その顔に手を当てる。
少女はビクンと一回震えると、強く目を瞑る。
「んっ」
俺は少女にキスをした。
「あ・・・んっぅ・・・はぁ・・・おいしい」
少女は俺が流し込んだ唾液を全て飲み干した。
いや、最後は俺の口の中に舌を侵入させてきて、俺の口の中を舐めましていた。
「ぷはぁ・・・お兄さん・・・もっと」
「いいよ」
顔を真っ赤にさせて懇願する少女の顔は、まるで手馴れた娼婦のようだった。
もともと抱くつもりで来たのだ、人だろうが妖怪だろうが、可愛ければ俺の中では問題はない。
少女をバスタブの縁に座らせて、俺たちは舌を絡めあった。
「ふ・・・んっ・・・ちゅっ・・・ぴちゃ・・・はぁ・・・ふぅ・・・」
卑猥な音がバスルームに響く。
「はぁ・・・お兄さん」
「ん?」
「お兄さんの精・・・美味しい・・・直接・・・飲ませて」
「直接?」
「うん」
少女はそう言うと、俺のペニスを握り上下に動かす。
「人間の男の精・・・それも・・・極上の・・・美味しさ・・・んむ」
小さな口にペニスの先を含ませて、先端を舌で舐める。
それは今までのどんな女よりも気持ちがよくて、どんな女よりも温かかった。
「んっ・・・あ・・・はぅ・・・ちゅっ・・・」
バスマットの上で俺たちはシックスナインにふけっていた。
少女が俺のを美味しいと言ってくれたが、少女のソコからあふれる蜜も甘くて美味しいものだった。
「あ・・・だめ・・・お兄さん・・・ねぇ・・・飲ませて」
「じゃあ、もっと深く口に入れて」
「うん」
少女の口の奥を俺のペニスが犯していく。
そして、彼女の舌はまるで蛇のように俺のペニスに巻きつき、今までにない感触を感じた。
「出すぞ!」
俺はその舌に巻き取られ、そのまま少女の口の中に精液を吐き出した。
「んっ・・・んぐ・・・んぐ」
ペニスに巻きついた舌が全てを搾り取るように締め付ける。
「・・・んっ・・・はぁ・・・美味しかった」
少女が口を話すと、幸せそうな顔をこちらに向ける。
「なぁ」
「なに?」
俺は少女の体をこちらに向けると、目と目を合わせて聞いた。
「入れていいか?」
「でも」
少女は首をかしげて聞く。
「私・・・人間じゃないよ?」
「構わないよ」
「でも・・・お父さんから・・・人間と交わるのは・・・もっと大きくなってからだって」
「初めて?」
「うん」
やはり妖怪も処女膜とかあって痛みを伴うからだろうか?
「優しくする。だから・・・安心して」
「うん。わかった・・・お兄さん・・・して」
少女をバスマットの上に仰向けに寝かせる。
まだ小さな胸に舌を這わせながら、下の小さな豆を指で刺激する。
そのたびに少女は、背を仰け反らせて俺の腕を掴む。
「入れるぞ」
「うん」
俺はペニスを少女の小さなヴァギナに当てる。
「・・・ぁ」
ゆっくりと中に入れていく。
特に処女膜のようなものは感じなかった。その表情を見る限りでは、痛みは無く快感のみのようだ。
「はぁ・・・すごい・・・こんなに・・・あぁ」
少女の体がビクンと何度も痙攣するかのように震える。
「・・・いっちゃった・・・お兄さん・・・もっと・・・して」
俺は少女を抱きかかえると、座位で突き上げながら舌を絡める。
「ふぁ・・・甘い・・・あ・・・よぉ・・・あ・・・あ・・・気持ちよすぎて・・・あぁ・・・あぁ」
今の所少女に異変はない。
ということは、彼女の父親は単に年齢のことを言っていただけか。
ならあまり問題はないだろう。
「もっと・・・もっと・・・いっぱい・・・奥まで」
「出すぞ」
「うん・・・ちょうだい・・・お兄さんの・・・精・・・ちょうだい」
激しく腰を動かすと、一番奥まで突きいれて精子を出した。
「んっ・・・あぁ・・・お兄さんの・・・気持ちがいい・・・もっと」
「え?」
俺はバスタブに押し倒される。
そして、少女は俺の上で腰を上下させ始めた。
「ちょ、ちょっとだけ待って」
「待てない!もっと・・・もっと・・・あぁ・・・あぁぁ・・・はぁぁ」
少女は俺の上で絶頂を向かえる。
その後もすぐに起き上がると、また動き始める。
俺が覚えているのは・・・少女の下から・・・3度目の精液を吐き出したところまでだった。
「んっ・・・・・・あれ」
俺はバスルームで目を覚ました。
あぁ。体がだるい。
周りには誰も居ない・・・うぅ、寒い。
って、水出しっぱなしかよ。こりゃ体が冷えるわけだ。
「へ・・・へ・・・くしゅん」
風邪・・・ひいちゃったかな。
ふぅ。今日と明日は仕事休みだし・・・ちゃんと寝るか。
俺はバスルームから出てベッドへと向かう。
あの子は・・・帰ったのか。ま、いいけど。
「あ。あの。大丈夫ですか?」
「へ?」
ベッドに横になろうと思ったら後ろから声をかけられた。
「本当はここに運んであげたかったけど・・・私力無くて・・・あの。これ、私の里に伝わる秘薬です。病気なんて一発です!」
ベランダに立って、茶色い袋をその場に置いた。
「ごめんなさい。あの・・・私・・・未熟なせいで・・・我を忘れちゃって・・・これ・・・精力もつきますから。ごめんなさい」
少女は頭を下げる。
そのまま後ろを向いてベランダから出て行こうとする。
「あのさ・・・もう会えない?」
「え?」
「・・・俺でよければ・・・いつでも・・・美味しいもの食べさせてあげるから」
「・・・でも」
「俺が・・・君と一緒に居たいんだ」
「・・・はい・・・私も・・・一緒にいたい」
ベランダの窓をあけて手を広げると・・・少女は俺の胸に飛び込んできた。
胡坐をかいてテレビを見ている俺の膝の上に少女は座っている。
あれから少女は家の住人としてずっと居座っていた。
「なぁ」
「はい?」
「お前って河童なんだよな」
「はい」
「何でキュウリが好きなんだ?」
「あぁ。キュウリって男の人の精と似てるんです。ほら、形も」
「なるほど。んじゃ・・・今夜は俺のキュウリ・・・食べてもらおうかな」
「はい!いただきます」