ヒヒィン!!  
と鳴けば様になったろう。  
 
が、今現在我々が追い込んでいる馬達はあいにくそんなやさしい奴等ではなかった。  
「クワシャ! カシャ! クワシャ!」  
「ラウッハ? ハォト! ヒュワタ!!」  
とお互いに声を掛け合い、我々の包囲に対して陣形を組みつつある。  
そいつらは変わった形をしていた。  
平たく言えば馬の首の部分に人の上半身がくっついている。  
 
要するにギリシアだかローマだかの神話に出てくるケンタウロスにそっくりであった。  
 
「ザザ…10秒後に一斉射撃。どうぞ?…ピー」  
「ザザー…了解!…ピー」  
指示を振りながら俺自身も麻酔銃に象用の弾丸を装填する。  
まったく、あいつらはむやみに丈夫で地球用の規格なんぞ当てになりぁあしない。  
まあいい。俺はプロの捕獲屋としてこの星の生態を調べるだけのことだ。  
 
この星が地球からの移住にちょうどよい距離だとか、  
知能を持つ生命体が存在する星には移住してはならないという法があることだとか、  
だからどこの国も表ざたになる前に、そういう生物を絶滅させていることだとか。  
そんなことはどうでもいいことだった。  
 
10秒経った。  
幾重もの火線に、目の前のケンタウロス達はあっという間になぎ倒されていった。  
 
 
 
煙草をふかしながら俺はその折り重なっている馬群に近づいた。  
 
ケンタウロス達は雑になめした毛皮をはおり、手に荒削りの棍棒を持っていた。弓矢すらない。  
知能を持つとはいえ、この程度では地球人の相手ではない。まあ、数がそろえば話は別だが。  
どいつもこいつも麻酔が効いていてヒクヒクしていた。だが、殺したわけではない。  
生態を研究して政府直属の研究室にデータを送らなくてはいけないし、それに、闇ルートで高く売れる。  
 
数は十数頭。こいつらが行動するにしては数が少ないな…  
そう考えてながら目に入った馬に俺の目は釘付けになった。  
 
それは牝のケンタウロスであった。  
珍しい。  
 
しかも若い。馬の部分の体毛は栗毛、人肌の部分は褐色。髪の毛は青みがかった黒。  
ケンタウロスの中では標準的な体色ではある。  
が、出るところはしっかり出ながらも引き締まった体をしており、  
顔を見ればどこか幼げな風貌を残しているものの、かなりの美人であった。  
身に着けている毛皮の形がちょうど水着のビキニ状になっているのは偶然か。  
マイアミの海岸あたりでこういう娘が歩いていたら男がわんさか寄ってくるかもな……  
 
煙草の灰が落ちて俺は我に返った。  
 
くだらんことを。  
俺は気を取り直して、一匹残らず基地に運ぶように部下に命令した。  
 
部下が落ち着かなくなっているのに気がついた。原因はわかっている。  
 
一週間前のあの牝馬だ。  
 
俺達は4ヶ月ほどずっとこの星に篭って狩をしていた。  
うちのチームは男だけだ。しかも肉体労働ゆえ、若い男が当然多い。  
そんな状態で久しぶりに目の前に女。しかも種族が違えど上玉の。  
たかが馬ごときとはいえ、おかしくなるのも仕方がないのかもしれない。  
そんなことを思いながら監視モニターに映った『彼女』を見やった。  
基地に設営された小屋の鉄の檻に放り込んである。  
彼女は我々から見ても小柄であるが、(ここのケンタウロスは平均2メートル以上ある。彼女は170cmないだろう。)  
念のため、4本の足に足かせをはめ、両手を縛ってある。彼女は不安そうに周囲を見渡しながら震えていた。  
心配しなくても初めて捕獲できた牝である。丁重に扱うつもりであった。相手には通じないだろうが。  
 
ガチャリ。  
 
音がして、最近20歳の誕生会を開いたばかりの『青尻』ヒューイが檻に入ってきた。  
手には餌。ケンタウロスは外見だけでなく、食事の嗜好も俺達に酷似していた。  
おかげで飼育には苦労はしないのだが…  
 
餌は檻には入らずに与えるはずである。  
もしやあのウドの大木。  
 
そして、予想通りヒューイは餌入れを投げ捨てて、彼女の方に近づいていったのだった。  
「へへへ」  
ヒューイの目が血走っているのがカメラ越しにもわかる。  
彼女はなんとなく嫌な空気を感じたのであろう。叫び、暴れだす。  
だが、がっちりと四肢に食い込んだ枷のため、大きな音を鳴らすのみであった。  
「アゥル! アゥルッ!!」  
悲鳴を上げても彼女の小屋は基地の奥深くに隔離している状態だ。外にはかすかも漏れはしないだろう。  
190という体躯のヒューイが迫るにつれ彼女は縮こまった。細い肩を抱きすくめ、怯える。  
その仕草が大きな胸の谷間を作り、男の劣情をそそるとも知らずに。  
俺はヒューイを止めようと無線に手を伸ばす。  
 
が、その手を止めた。  
人の牡×ケンタウロスの牝。面白いじゃないか。幸い、DNAは根本的に違う。孕ませるなんて事はないだろう。  
研究所は自然そのままの状態でが口癖だが、なに適当にごまかしとけばいい。  
俺は改めて椅子に深く座りなおし、この風変わりなポルノを鑑賞することにした。  
 
ヒューイは彼女に覆いかぶさっていた。  
「ナトゥルル! ナトゥルル!」  
意味はわからないが声の調子で察しはつく。おそらく『触らないで!』だろう。  
彼女の声は妙に凛としていたから、脚色するなら『触わるな汚らわしい!』か?  
だがそんなことは性欲しか頭にない若いヒューイには自分を誘うたおやかな声でしかない。  
 
ヒューイは彼女の両腕を掴み、上に思いっきり持ち上げた。  
彼女の力が男のケンタウロスよりも弱いのか、それとも恐怖で力がはいらないのかわからないが、  
あっさり彼女はバンザイの状態にされた。  
ヒューイは彼女の豊かなバストを覆っている毛皮に顔を近寄せると歯で噛み、頭を振りながらそれを剥ぎ取った。  
弾みで薄い褐色のたわわな二つの乳房がぶるんと揺れ、ピンク色の乳首がさらけ出される。  
「……ッ! ハクワッ!」  
彼女は顔を真っ赤にして怒鳴った。どっちが獣かわからんな……俺は苦笑した。  
彼女の叫びにお構いなしに、ヒューイはその小さな乳首にタラコ唇でむしゃぶりついた。そのまま乱暴に吸い上げる。  
ジュパジュパ。  
「ウッハ!? ヒヌウ! ルルァ!」  
ジュパジュパ。  
「ハゥツ! ハィゥ! …………ゥハ……ァ…アア…アァゥ!?……」  
うん?  
チュルルル。  
「ハァゥッ!?」  
ビクンと彼女が仰け反ったのはほんの十秒足らずのことであった。  
……おいおい。  
ヒューイの手が彼女の腰に回る。もう片方の手が胸を揉み上げた。  
「ァゥウゥッ……ハゥ……ッ!」  
華奢な顎が跳ね上がり、柔らかなのどの曲線があらわになる。  
彼女は自由になった両手で、跳ね除けるどころかヒューイの頭をさもいとおしそうに抱いた。  
「……ファゥン…アァゥン……ゥフフ……」  
彼女の声は既に男を迎え入れる甘ったるい声になっていた。  
やはり獣である。肉欲には正直であった。  
ヒューイは彼女が自分を受け入れたのを満足したようであった。自分のテクニックはすごいだろうとばかりの態度。  
だから青いケツだと言われるんだ…  
そして、ヒューイはしばらくその状態を楽しんだ後、いそいそを彼女の後ろに回ったのであった。  
やっぱり本番までやる気かよ。俺は呆れる。  
だがヒューイは、まあ当然だろうが、どこに入れたらよいのかわからない。  
尻尾を持ち上げ、顔をせわしなく動かし、なかなかあそこが見つからないものだから冷や汗をかきはじめている。  
「ゥアゥゥン…………」  
彼女はとろみを帯びた瞳で男をうっとりと眺めている。  
まるで商売女に接する童貞男だ。思わず噴出した。  
 
そのうちに彼女の方は情欲が抜けてきたのか、頬から赤みが失せ、冷静な顔に戻ってきた。そして、  
「オゥル! コナ……」  
と避難の声をあげたときと、ヒューイが何とか女穴を見つけだしてモノを一気に突き入れた時が同時であった。  
「ウアァァアアァー―――ッ!?」  
彼女は体をしならせ悲鳴を上げた。そのままブルブルと震えている。  
「うおおおっ! すげェ締りだ!」  
ヒューイは馬の尻をガシリと捕まえ、激しいピストン運動をはじめた。  
非常に滑稽な姿であった。  
馬だぜ? 馬! 俺はたまらず声を上げ、笑い出した。が。  
「グゥァッ!? ウゥハァッッ! ギィィッ!?」  
彼女はのたうち、目に涙を浮かべていた。よくよく見るとヒューイとつながっている部分に赤い血が見える。  
 
生娘だったのだ。  
 
さすがに憐憫の情が幾ばくか沸いた。  
ヒューイはお構いなしに突きまくっている。ヒューイ……最低な奴だなお前。  
が、それもほんの数秒であった。  
「……ゥハァン!? ……ハゥ……ッ? ……ア! …アッ! …ハアァァ――ゥッ!?」  
初体験にもかかわらず、あの程度のピストン運動によって快感が生じるらしい。  
彼女は戸惑いながらも再び快楽に支配されはじめ、瞬く間に声が濡れ染まってゆく。  
なんて節操のない動物だ。  
「アァァッ!…ハァンッ! ア! ア! アアァァァッ!?」  
荒いだけの突き上げにどれだけの享楽を与えられているのか、彼女は細い腰を艶かしくくねらせる。  
体を抱きしめ、柔らかく大きな胸が歪む様は妙にそそるものがあった。  
 
やがて、突き出された形の馬のピップに激しく叩き付けていたヒューイが顔をしかめた。  
「うううっ! 出るぞ!」  
宣言する。彼女に通じるわけもないだろうに。  
そして、最後の一突きとともに体内に放出された熱いモノを感じ、  
「………ァァアハァァアァァ――――――ッ!!!」  
と彼女も同時に達したようであった。  
 
しばらくして、ヒューイは黙って檻を出て行った。  
褐色の彼女は体を崩れ落ちるように藁の上に横たわっていたが、  
やがて、  
「ルァゥゥ……ハァァゥ……」  
と、かすれた声でつぶやき、一筋の涙を流した。  
 
やれやれ…とんだ見世物だった……  
俺はモニターを切り替えた。  
 
想像通り、ヒューイ以降彼女を犯す者が続々と現れた。  
なんといっても適当な愛撫であっという間に本気で蕩けてくれるのだから  
これほど男にとって都合のいいオナペットはない。  
一ヵ月後にはめでたく我がチームの全員が彼女とヤッていた。  
穴友達って奴だ。  
 
あまりにもひっきりなしに部下どもに貫かれ続けるので  
はじめのうちこそ体力が持たないのではないのかと心配になったが、さすが野生の動物である。  
体力は一向に衰える素振りはなかった。  
 
いつしか強欲な部下どもは自分好みの牝に仕立て上げようと、彼女の体の開発をはじめていた。  
 
ケンが小さめの馬の尻にスパンキングをくれていた。  
痛みで悲鳴を上げたのはわずか数回。あっという間に彼女は打たれることにも感じはじめ、  
最終的にはムチを当てられると背筋に快楽の電撃を突っ走らせ、息を荒げるようになった。  
ケンは得意そうだったが、あまりアザを作るなと周囲から注意されていた。  
 
フェラを教えたのはケビンだった。  
はじめのうちこそただ上下に舐めるだけであったが、  
最近ではカリを重点的に舐め、その柔らかい胸でモノをはさみながらしごくようにすらなっていた。  
それで自分の股を濡らしているのだからたいしたものだ。  
 
あの青尻ヒューイもいろいろ考えた末、バイブ責めだの電気責めだの、道具関係の担当になったようだ。  
 
リチャードにいたってはなんと彼女の菊門を奪ってしまった。  
さすがの彼女もこればかりは嫌がっていたが、抵抗むなしく排泄に似た快楽に心を奪われてしまった。  
今では膣に入れられたとき以上に悶え狂うようになっている。  
 
悲しいくらいにどんなプレイにもあっさり適応してしまう彼女ではあるが、やはり好みはあるようだ。  
彼女が一番好きなのは、ちょうど今、カメラの向こうで彼女と絡まっているジョンであった。  
 
ジョンはこれといった特注のない、凡庸な男であった。  
だが、彼に対してだけ彼女は照れるような、まるで恋人のような素振りを見せる。  
俺には、理由がすぐに察しがつく。  
 
ジョンはしばらく細い肩を抱いていたが、  
やがて彼女の腰まで伸びたつややかな髪を指ですきわけ、フゥッ、と耳に息を吹きかけた。  
「フウゥン!?」  
彼女はビクリと体を硬直させた。  
「耳が弱いのかい?」と、水鳥の羽で耳をなぞるように囁いてゆく。  
「…ァァァアァ―――――ァ……」  
か細く高い声がぽってりとした唇からこぼれた。ジョンは耳たぶを軽くはむ。  
「ヒャァッ!? アァッ? ンフゥッ!?」  
そのまま歯をヤワヤワと立てられ、彼女は身悶えた。  
「気持ちよくない?」  
通じるわけがない。が、彼女は眉にしわを寄せ、切なげな吐息を吐きながら弱弱しく頭を振った。  
ジョンの手はいつの間にか彼女の引き締まった横腹をやさしくさすっている。  
たったそれだけのこと。  
「…ァァ……ハァァ……ァァアアァン……」  
なのに彼女の虚ろな目は色欲で潤み、体はこれから起こることへの期待でふるふると震えだしていた。  
 
ジョンは自他共に認める、最高のセックステクニシャンであった。  
地球では何人の女がすすり泣かされたか数え切れない。  
野郎どもの下手な愛撫でも果ててしまう彼女が一見優しげなジョンのテクニックに参ってしまうのは当然であった。  
 
しなをつくりながら体を火照らせる彼女を一瞥すると、ジョンは馬体の後ろにある彼女の秘肉に手を伸ばした。  
長い指が膣を擦ると彼女は口に手を当て仰け反った。  
「……――――ッ!?」  
既に自身の蜜でしっとりと濡れているそこを、ジョンは指で掌で激しく擦りたてる。  
「ここの具合は地球の女と大して変わらないな」  
「…アッ? ンァアッ!?」  
あっという間に愛液が新たに噴き出した。  
「いや、むしろあいつらよりずっといい。」  
「ァアッ……ヒァァッ! アァッ! アァッ!!?」  
たくみに女の弱点を刺激され、彼女は喜色をにじませよがり狂う。  
流れるように膣に指が差し入れられ、  
「ゥハゥッ!? ……ァ………アハァッ……ゥハァァ……ンッ!!」  
数回の出し入れで、彼女の顔はすでに蕩けきっていた。  
ジョンはあえいでいる彼女の髪を掴み、せせら笑う。  
「この程度で乱れるなんてなんて堪え性がないんだろうねえ。君は。」  
仕方がない。こいつは性欲に忠実なただの牝馬なのだから。わかっているくせにあいつも意地が悪い。  
豊満な双丘の頂でくっきりと立っている乳首を揉みあげられ、  
「ウハァァッ!」  
と髪の毛を振り乱し、彼女は牝の匂いを周囲に振り撒いた。  
ピアノを弾くような全身への愛撫に歓喜する彼女だったが、  
次第に非難めいた表情をあらわしはじめた。  
 
これだけ責められているにもかかわらず、一度もイカされていないからである。  
ジョンは巧みに彼女が絶頂に達する直前で愛撫を押しとどめていた。  
「ル、ルァトッ!」  
理由がわからず、彼女は困惑していた。  
 
彼女は性行為のテクニックの妙がわからない。  
イケないことこそがより大きな快楽の呼び水となっている事実にまるで気がついていなかった。  
じらしにじらされ続け、彼女は全身の官能を引き出されてゆく。  
彼女が異常に高ぶってゆく性感のうねりに気がついたのはしばらく後であった。  
「アゥゥゥッッ!?」  
体にむず痒さにも似た衝動が嵐のように吹き荒れていた。  
「ヒァゥゥンッ?」  
堪らない。  
だが、彼女はどうしていいのかわからない。どうしていいのかわからないまま、  
 
彼女はジョンの頭を強引に引き寄せ、その口に思い切りむしゃぶりついたのであった。  
 
ジョンは驚いたようだったが、すぐに勝ち誇った顔で彼女の求めに応じた。  
…チュグ…ンク…チャク……  
いやらしい音が静かな檻の中で響き続ける。  
ジョンの巧みな舌さばきが駆使されているのか、頭が動くたびに彼女はビクビクと体を震わせる。  
その濃厚なフレンチキスは一分は続いただろうか。  
二人が唇が糸を引きながら離れ、彼女のうっとりとした顔を見たとき。  
「OK。思いっきり狂わせてやるよ。」  
ジョンはにやりと笑った。  
 
手を馬体に回し、彼女をごろんと藁にひっくり返す。  
驚く彼女。だが、ジョンはそのまま自慢の男茎を彼女の中にズルリと差し込んだ。  
「…ァハァアァゥッ!!!?」  
しなやかな体が跳ねる。  
いわゆる側位。どいつもこいつも今までバックばかりだったのだが。  
だが、ピストン運動がはじまると彼女の相貌があっという間に崩れてゆく。  
ズッズッズッズッ  
「ヒィッ!!」  
ズッズッズッズッズッズッ  
「ヒァァァ――ッ!?」  
打ち寄せるあまりにもおおきな快楽にわななく。信じられないという風に目を見開いていた。  
立つことに気がそがれないため、自然感じることに集中してしまう体位。  
今までとはまるで違う部分に当たる肉の棒。側位の効果は絶大であった。  
おまけにじらされていた反動。  
今までとは比べ物にならない快感が彼女を立て続けに打ち込まれてゆく。  
「ァアアァァッァァ――――ッ!!」  
彼女は5秒も持たずに絶頂を迎えてしまった。  
だが、それでジョンが満足するわけがない。休憩もなしに腰の動きを早めてゆく。回転すら加わっていた。  
敏感になっている体ではひとたまりもない。  
「……ァフゥゥゥ――ッ!?」  
ビクビクッ!  
「ハァァァ――――――ッ!!!」  
ビクビクビクゥッ!  
彼女は何度も何度も果て続けた。しなやかな体は弓なりに反りっぱなしであった。  
呼吸も満足にできないほどに感じていた。  
「……ヒッ! …ヒグ…ッ…ハァァ…ッ…グズッ……ヒィッ!」  
あまりの気持ちよさにいつしか彼女はすすり泣きをはじめていた。  
頭をガクガクさせ、もっと、もっとと尻を突き出していた。  
いつの間にか、ジョンの指が彼女の菊門を激しく突き入れられていた。  
「ゥハゥ――!! ヒィァァァ――ッ!! アアァァハァァァァ―――――――ッ!!」  
その嬌声の演奏会はいつまでも続いた。  
 
ジョンが彼女の中に注ぎ込んだのは、彼女が数え切れない絶頂にさらされ、  
意識を失ってしまった後であった。  
 
ジョンが去ったしばらく後、彼女は目を覚ました。  
 
上半身だけ起こし、呆けていた彼女はヒューイが忘れていった極太のバイブを見つけた。  
手に取った。  
しばらく眺めた末、彼女は体を窮屈そうに曲げ、  
なんと自分の女穴に突っ込んだのだ。  
「アアアァァァハァァゥ!!」  
体をびくびくさせる。そのままバイブを手で掴み、激しく出し入れしはじめた。  
俺はくわえていたタバコを取り落とした。  
 
自慰行為であった。  
 
グチュグチュと淫靡な音をたて、彼女はあえぐ。  
……ゥィィィィィィ――ン……  
いつの間にかバイブのローターのスイッチが入っていた。  
「フゥン……ッ!? ハァォ! ァオォォ――――ンッ!!」  
イッた。  
が、手が止まらない。その野生の肉体では何度絶頂を迎えてもまるで物足りないとばかりに。  
だらしなく開いた口にはよだれが流れ出していた。当初の素朴な清純さの欠片も見当たらない。  
彼女は地球人の手によって変えられてしまったのだ。  
 
誰それ構わず濡れた股を開く、まさに牝そのものに。  
 
そのエロティックな姿態に思わずごくりと生唾を飲み込む。  
俺も…味見してみるか。  
そう思って俺は立ちあがった。  
 
 
無人になったモニター室のある画面に動く影がある。  
無数のケンタウロスの群れであった。基地を完全に包囲している。  
率いているのは初老ながらも頑強そうな白髪の男であった。  
威厳すら感じるその牡馬は何事かつぶやくと手を上げた。  
 
その牡馬がケンタウロスの王であることだとか、  
地球人が捕まえた牝馬は王の娘であることだとか、  
そして姫を連れ去られた怒りに群れ全体が沸き立っていた事だとか。  
そんなことはもはやどうでもいいことだった。  
 
「アハァァァゥ――ン!!」  
「おお! すげえなこの牝馬!」  
 
王の手が振り下ろされ、  
全てを踏み潰さんと怒号が鳴り響いた。  
[終わり]  
 

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