ソレナンテ=エ=ロゲ 第4夜 〜おお勇者よ、犯されてしまうとはなさけない
「勇者は、この世の理を見極めるために旅に出るという掟があるの」
神の子とやらをひり出させられ、勇者勇者とおだてられ、
武器防具一式を手渡され、半ば追い出されるように旅に出された俺。
あの孤島から少し離れた場所に大陸があり、そこがスタート地点となる。
「ツンデレちゃん、これでお別れだけど、また会おうね;;」
相棒もあんなこと言ってたけど、その後巨大クンニラゲとどっかいっちまうし。畜生め。
かくして、俺の不安だらけのRPGもどきが、強引に幕を開けることになる。
まあ俺の本来の目的が「ヲチ」である以上、ちょうど良いといえばちょうど良いんだがなあ。
しかし、もどきとはいえ今の俺にRPGな旅をこなせるほどの力があるかどうか。
ひょっとしたら、凌辱凌辱また凌辱という、なんとも救われないパターンも考えられるわけで、
なんだか、思考すればするほどげんなりするだけなので思考をやめ、
いまはただ、何か手掛かりのような物に出会えないかという一抹の希望を頼りに、
段々深くなって行く森の道を、ただひたすら歩いているわけだが・・・。
ちなみに、今の俺のスペックは、こんな感じだ。
なまえ:ツンデレ(そうてい13さい)
クラス:スカウト
レベル:1
ぶき:ナイフ
たて:なべぶた
よろい:かわのふく
したぎ:すくみず
RPGとしてはまともそうな初期装備だが、なべぶたとすくみずが突っ込み所満載である。
今の俺の姿は、不審コスプレイヤーという言葉がぴったりかもしれない。
秋葉原くらいしか、こんな格好は通用せぬだろう。
ところで、職位やレベルがなぜすぐに判別出来るのか?
と突っ込む亀頭諸君には説明をせずばなるまいな。
職位はまあ、もっている武器が短剣であり、
防具も素早い身のこなし前提の軽装ゆえに、スカウトだと勝手に判断したwww
レベルは・・・戦ったこともないのに分かるわけないでしょwwwww
まあ冒険の始まりだから1に決まってんだろと、これまた勝手に判断したまでwww
しっかし、職位がスカウトってのもどうよwwww勇者だぞ俺wwww
まあ、盗賊なのに勇者ってのが主人公な、
某寸足らずキャラDQ的突っ込みRPGマンガも存在するくらいだしなあ・・・
あれこれ思考をいじくり回しながら歩いていると、目の前に何かがいることに気が付く。
む、この見覚えのある小人さんはまさか、RPGやるうえで欠かせない初歩敵、
ゴブリンって奴ではないか?
経験値の肥やしキタコレと思ったが、今の俺は自分で言うのもなんだが「か弱い」ロリっ娘。
むしろあちらの「経験」に一役買いそうな塩梅である。
早速奴さん、下卑た笑いを浮かべ、「アレ」を元気に自己主張させてやがるし・・・
そうこうしているうちに、もう一匹追加オーダーくるし・・・え、もう一匹?さらに・・・
ゴブリンが 5ひき あらわれた!!かこまれた!!にげられない!!
やべえ、完全にこれ万事休す。リンカーン学校御入学ですよ?
じりじりと距離を縮めてくるゴブリン。俺はもうだめか。だが、ただでやられはせん!
俺は剣を取り出し、やけくそで素人なりに目の前に剣を振った。
ふっ、効かんだろう貴様r・・・あ、あれ?
目の前のゴブリンがありえない位吹っ飛ばされてますが。
この様子に一瞬ひるむゴブリン。だが今度は4匹まとめて襲いかかってきた。
こうなりゃやけだとばかりに、またも適当剣技オラオラオラオラオラオラ
目の前で、ゴブリンどもが皆、腹を裂かれて斃れている。あの、これ全部、俺が・・・?
次々と急なことが起こり過ぎてる。ちょっと思考の整理をしようか俺。
いきなりゴブリンどもに襲われた。全部倒した。はいおわり。まてまてまてwwww
ふと俺の手元を見ると、ナイフは逆手持ちになっており、いかにも手慣れた感じの構えをしていた。
武器どころか格闘の1つもやったことのないはずの俺が、なぜ本能的にこんな?
まさかとは思うが、ご都合主義がこんなところにまで働いているのか。
「神」の意図が、マジで測りかねる。俺をほんまに勇者に仕立て上げるつもりなのか?
さすがRPG世界、この後もエンカウントは結構あった。
そのたびに凌辱の覚悟をしつつ戦いを重ねたが、一度も負けていない。
とりあえずここまでの情報を整理する。
倒した敵:ゴブリン、えろいおおかみ、オーク、シェリーカー、えろいしかばね、マラバナ
拾った物:ダガー、かわのくつ、8200円
マラバナって何だって?大体想像つくだろwwwいやそいつに限らず、
敵は例外なくエロいもんぶら下げて襲いかかってたしなwwww
折角手にいれたのでダガーを装備する。
そして、戯れに左手にナイフを装備してみると、まるで違和感がない。
思った通りだ。俺は二刀流スカウトのようだった。
とりあえず俺は、ここまで倒した敵から大体判断し、俺のレベルやその他もろもろを想定する。
ダガーを そうびした。
ナイフを そうびした。
かわのくつを そうびした。
レベル:13
クラス:にとうりゅうスカウト
ようやく俺は最初の町にたどり着いた。
そういえば、「この世界」に入ってから初めてだな。「まともな町」を見るの。
まあ、まともとはいえ、武器屋道具屋魔法屋とかが居並ぶ、
いわゆるRPG的な「まとも」であり、とても通常の買い物などは出来そうにないが。
ちょっと町中をぶらぶらしてると、3〜4名、女性を見かけた。
その格好から「まともじゃない」と判断出来る、いかにも「その手」そうな種類の方々・・・。
声をかけようとすると、あちらも俺に気づいたらしい。
「お、あちらにただもんじゃない子発見!」
「盗賊系・・・、やっと・・・一通り揃う・・・」
「ツンデレかあ、いいねいいね、ときめいちゃうねえ」
口々に声をかけられ、あちらから寄ってくる。
簡単にその一団を箇条書きにすると・・・
なまえ:まよこみつあみげんきっこ(そうてい12さい)
クラス:バーバリアン
ぶき:バスタードソード
かぶと:けものずがいのかんむり
よろい:チェーンメイル
くつ:もうじゅうのかわのくつ
したぎ:もうじゅうのかわのびきに
なまえ:てんねんエルフ(そうてい18さい)
くらす:ソーサラー
ぶき:まじゅつのロッド
よろい:まじゅつのローブ
くつ:まじゅつがっこうのくつ
したぎ:コットンチュニック
なまえ:くちべたさん(そうてい21さい)
クラス:ナイト
ぶき:スチールパイク
たて:スチールシールド
よろい:スケイルメイル
かぶと:アイアンヘルム
くつ:スチールブーツ
したぎ:??
なまえ:ガッツさん(そうてい24さい)
くらす:クレリック
ぶき:モーニングスター
たて:きょうかいのバックラー
よろい:しゅうどうしのぼうごふく
くつ:かわのくつ
したぎ:さむえ
その言動、その格好、どう考えてもパーティーです本当にありg
恐らくは、俺と同じシチュエーションで勇者としておだてられ、
戦い彷徨っているうちに出会った連中なのだろう。
しかし、他の娘ならいざしらず、ガッツさんまで凌辱出来る奴が、
この世界にもしっかりいるんだなあ、と、どうでもいい関心を抱いた所で、
元気っ子が話しかけてくる。
「単刀直入に言う。うちらとPT、や ら な い か」
「うれしいこといってくれるじゃないの。ソロでいささか心細くてな」
俺も単刀直入にそう言う。実際不安だったしな。
「実は村の娘達からの依頼で、これからダンジョンに行く予定があってねえ」
「今のPTでは偵察能力に乏しくて不安だったんだよwww」
なるほど、だからスカウト歓迎か・・・ってまてよ。偵察だと?
「あ、あのう、偵察・・・って、まさか」
俺がそう問うと、元気っ子は満面の笑みでこう答える。
「もちろんwwww一番前を歩いてもらうよ。偵察だもんねえwwww」
やっぱりだ。俺の職業が決まった瞬間に、俺の運命も決まっていたみたいだ・・・
率 先 し て 犯 さ れ に 行 く 役
まあしかし、これを拒否してソロを続行してもこの先はなさそうだし・・・
一人より複数人。少々のリスクも、ここは飲んでみるか。
それに、ヲチャーのさだめを背負ったこの俺様が、そう簡単に犯されるはずはない、と
根拠はないが、不思議とそんな自信が、今の俺にはある。事実、まだ経験は1回だけだしな。
かくして、やっと冒険らしい冒険が膜、じゃない幕をあける。
クエスト:ダンジョン「おんなずきオークのどうくつ」のさんさく
ノルマ:さらわれたむすめ5にんのきゅうしゅつ、ボスせんめつ。
入り口に行くと、どへたくそな字が彫られた木の看板が俺達を迎える。
「おーくの愛の巣」
実にふざけた、しかも何のための洞窟かアホみたいによく分かる看板である。
となれば、宝箱などと気の利いた物はないんだろうなあ。繁殖のための場だろうしwww
俺を先頭に、パーティーはダンジョンに足を踏み入れる。
うむ、やぱり俺、職業に合わせて能力が特化されてるようだ。
遠くや壁の向こうの様子が目に見えるかのように感じ取れる。
当然、中で行われている「営み」の様子もはっきりと聞き取れる。
やべwwwヲチ本能がうずきまくるwwww
そんな時、俺はこの先の道にひどい違和感を感じ、歩を止めてPTを制止する。
まさかとは思うが・・・
俺はこの先の違和感に満ちた地を「蹴って」とっさに後方に飛びのいた。
とたんに縄でできた網が現れ宙を舞う。うはwwwwトラップキタコレwwwwww
俺のスカウト能力が役に立った瞬間である。
なるほどこりゃあ、俺がいないと迂闊にダンジョンに潜れないわなあ。
あ・・ ん・・・ いやぁ・・・ 助け・・・
歩を進めるごとに、この世界ではすっかりおなじみの「声」がはっきりとしてくる。
まあスカウト能力のお陰で、俺は早い段階から聞いててさっきから興奮気味だけどなwww
「あの角をまがると」敵だ、と俺が案内のつもりでいいだすと、
「お楽しみの場面だろ」と元気っ子。ちょwwwwあんたがそれいうかwww
「お楽しみですか〜たのしみですねぇ」
「ときめきのシーンだねえ」
「いい・・・場所・・・確保・・・」
あーあーおまいら、やっぱりそういうことですか。要は、同 じ 穴 の ム ジ ナ
ここで俺は勇者の掟を思い出した「この世の理を見極める」
思えば、ヲチ本能に溢れる者にこそ、勇者にふさわしかったんだなあwww
だから俺達が選ばれたのかよwwwww
神様よ、あんたいったい、何考えてんだマジでwwww
まあ基本的にこの世界、女性の命や容体に別状をきたす事は絶対ない。
被害者の女性も犯されるだけだ。後は自分やPTを心配すればいい。
そんな確信が、俺含めてPT全体にあるwww
かくして全員ヲチ本能剥き出しで陰から見入り出すwwww
や・・・んくぅ・・やだ・・・う・・
か細い声を上げている少女、年の程は15〜6か
ガタイ逞しきオークに後ろから抱っこ体勢で押さえ付けられ、
片方の手で乳房を、もう片方の手でアソコをいじられまくっている。
しかもこのオーク、首筋や耳を口で覆ってなめまくってやがる。
まさに恋人にしてやるかのようなねちっこさ。よほど女体が好きなのであろう。
もっともやられてる側はたまったものではないだろうがなwww
ふと横をみると、脱がされた服が置いてある。やっぱり破られた形跡皆無wwww
この世界の凌辱生物はなぜこうも、そろってこういう所だけは紳士なんだろうwww
あ・・・ぁ・・・や・・・やだよぅ・・・
体勢を変え、女の子を向き合いにするオーク。長時間愛撫のためか、もうなすがままだ。
オークは女の子の体を抱き寄せながらキスを迫る。
さすがにたまらないとばかりに顔を右に左に背けるも、力を奪われている上に、
オークも右左としぶとく追ってくる。ついに女の子は根負けし唇を奪われる。
お約束どおりに舌を入れられこれまたねちっこい口中愛撫。
女の子は涙を溢れさせるくらいしか、もう抵抗手段が残っていない。
女の子の腰が、おもむろに上げられている。オークの怒張がさらされている。
いよいよスタートか。座位とはまた乙なwwwww
ん・・・んぐぅっ!・・・むぐむう・・・
塞がれた口で拒否するも、少しずつ腰を沈められる、そして、
んむ〜〜〜〜〜〜!!
ついに腰が沈みきる。女の子の叫びが、入り切ったことを物語る。
オークは女の子の腰を手で抱え、ゆっくりと上下しだす。
んっ、んうっ、んむむぅっ
声をあげて泣いている少女。ん、もしかして始めてかなwwww
腰をかかえて上下させ、自らも腰を振り出すオーク。
んっ、んうっ、ぐむっ、むっ、
行為に耽りながら、唇を離そうとしないオーク。腰の動かし方も実にゆっくりで、
お尻を撫でながら丹念に繰り返す。つくづく言うが、恋人にしてやるかのような振る舞いだ。
ん・・ん・・んくぅ・・・ふん・・・
オークのそんなセクロスが功を奏したのか、それともこの世界の住人ゆえ元々慣れてるのか、
女の子の声から緊張感が徐々に和らいでいる。声に艶が入っている。
腰を動かしながら唇を離し、女の子のあご、首、鎖骨、胸に口づけを繰り返すオーク。
お・・・おめのからだ・・・すでぎだ・・・
野太い声が聞こえる。これってやっぱり、オークのか。
あ・・・あいすてるだ・・・おらのよめご・・・
かわいそうなくらいひどい田舎弁まるだしでうわ言を繰り返す。
拉致ったくせに嫁とか勝手に決めてるしwwwww
あ・・・や・・・やだ・・こんなん・・・やぁ・・・
艶交じりの声で拒否し続ける女の子。すっかりオークの虜だなあ。体だけwww
オークの腰の動きが激しくなる。女の子の体が慣れるのを待ってたのだろう。
ああっ、や、あ、あ、あ、や、いぁあっ、たすけ・・・
女の子の、快楽とも、悲愴ともいえない声が、トーンを上げて加速する。
さあ、おらの愛、うけとるだ!
オークの田舎弁が一際大きく響き渡り、腰の動きが止まる。
いやああああっ・・・
同時に「イッた」ようだ、お互い体をびくびくいわせながら、オークは女の子の体を抱き締め、
女の子もそれを受けつつショックのような顔付きになり、やがて諦めの表情となる。
はあ、はあ、おめ、めんこいな、おらのこ、たくさん、うんでもらうべよ
それを聞いてか、放心状態だった女の子の目からまた涙。
「うはwwww強引婚姻シチュktkrwwww」
「この後、強引な愛に折れてオークの母となる娘、うん、ときめくねえ」
「この娘・・・恋人・・・いると・・・さらに・・萌え・・・」
「寝取られか、いいね・・って、この世界に男なんかいないから無理ぽwwwww」
「おーくのおかーさんかー、たくましくなってくれるといいね」
「おい・・・おいっ!!」
天然エルフのボケに対しての突っ込みは、背後の5名に行われた。
元気っ子のバスタードソードに頭をたたき割られた1人目、
口べたさんのソードに貫かれた2人目、
ガッツさんのモーニングスターに頭をつぶされた3人目、
そして、俺の二刀流により、俺とエルフによってきたところを
首を裂かれた4人目と5人目。
以上、ヲチに耽っている俺らを背後から襲おうとして返り討ちに遭った哀れなオーク5名でした。
「他愛もねえwww」
「ま、こんなところだろ」
「そろそろ仕事、開始かなっ☆」
「ぶひっ!?」ようやく事を知った田舎弁平和ボケオークが、素っ頓狂な声を上げる。
ひるんだ隙に、ガッツさんは被害者1人目を手早く確保。そしてそれに合わせたかのように、
次の瞬間元気っ子のバスタードソードがオークの体を真っ二つにする。
なんというコンビネーションwwww嗚呼RPGだなあwww
真っ二つのオークの体から、白い体液がおびただしく流れている。
一人で戦ってきた時もそうなんだが、この世界の奴らって、体液も白いんか。
それも、めっさイカ臭いし・・・これってやっぱり、アレだよなあ・・・
ご都合主義とはいえ、怪物側の設定、あんまりなんじゃないですか神様wwww