刹那の稲光だけがあたりを照らす唯一の光明だった。
夜の嵐に包まれた廃城の寝室は、時折響く雷の轟音と絶え間のない女の悲痛な叫びに満ちていた。
声の主は神官騎士シルフェール。彼女は闇の異形との戦いに挑んで敗北し、そして、
異形自身の手によって辱められた後、今度はその手下たちの慰み者とされていた。
全裸の体を鎖で縛られ、穢されてもなお美しいその体を下級モンスターどもの思いのままにされている。
普段ならば触れることすら適わない神官騎士を自由にできるとあって、
彼女を狙う触手の勢いは衰えを知らなかった。
剥き出しの肌のそこらじゅうに媚薬入りの精液が塗りこめられていた。
首筋から背筋、腰の括れや脚の付け根の際どい部分、果ては脇の下や膝の裏まで。
伸ばされた触手がシルフェールの体の思い思いの部分に性感を刻みつけ、
そこを甘噛みや吸着、毒針を使った媚薬の注入などあらゆる責め手でもって刺激する。
無論、処女を失ったばかりの秘烈が無事なはずが無く、
入れ替わり立ち代り押し寄せる触手に貫かれ、何度も粘つく液体を放出された。
「くぅ、あ、ごつごつした先が奥に、、、あぁ、熱いのが出てる、、」
射精を終えた触手は糸を引きながら抜き出て行くが、直ぐに次の触手が迫ってくる。
時折、彼女が覚悟したのとは違う後ろの穴へと入り込み不意打ちを喰らわせる事までする。
「ひ、いやぁ!」
どんな衝撃がくるか身構えることもできず、シルフェールは張り詰めた腹を力なくわななかせるしかない。
ついには膣内に2本同時に挿入され、巨大な圧迫感に胃液が逆流した。
「ああぁ、こ、こんな下賎な輩にぃ、、」
それでもモンスターの数が多すぎる。
前後の淫穴だけでは足りず、胎内に到達できる触手は一部に過ぎなくなる。
待ちきれない一群が唇に押し寄せ、引きずり出した舌の上に前後左右から精液を浴びせかけた。
それでも間に合わずに一部は髪の中にも紛れ込み、柔らかに波打つ金髪をべとべとに穢していく。
さらに別の触手は鎖をずらして胸をきつく絞り上げ、浮き出た乳首の突起にむかって射精する。
「ん、んんんぅ」
女の体にわずかでも生殖の痕跡を残さんとする触手たちの執念はすさまじく、
シルフェールは体の内外を一部の隙もなく触手の精液で染め上げられていった。
首筋や臍の上にまで射精され肌全体が白濁に滑っている。
「く、はうぅぅ、や、やぁぁ」
子宮には精液どころか、魔界植物の種や菌糸類の胞子、はてはアメーバの細胞核まで、
あらゆるモンスターの子種が植えつけられ、M字に抱えあげられた股間から
それらが入り混じった粘液が滝のような勢いで流れてだしていた。
しかも、ここまで暴虐の限りをつくされながら、鎖の封印によって
歯止めをかけられてイク事が許されない。完全に理性を飛ばしきれないため、
下賎のモンスターに嬲られて本能のままに悦び喘ぐ自分の姿を
自覚しながら堕ち続けることになる。
「あ、あぁぅ、も、もう、許してぇぇ!!」
シルフェールの叫びが闇に吸い込まれた瞬間、突如として異形の魔力が触手を吹き飛ばした。
そのまま無様に投げ出された神官騎士の裸身を取り囲んでいく。
「な、なにをするつもり!?」
もはや下半身に力が入らない。辛うじて半身を起こした彼女に向かい、
魔力の波が引き剥がされていた鎧の破片を吸い寄せ始めた。
「なんなの、、」
黒魔術により漆黒に変色した金属が、肌着も着けない生身の身体に宛がわれた。
乳房を寄せ上げるように胸当てが押し付けられ、急所に黒の下着を食い込まされた。
そこで魔の意図が悟られる。
「そんな、こ、これは、」
闇の拘束具と化した鎧に、僅かに残された神聖理力が吸収されているのだ。
理力の加護を失えば、神官騎士である彼女もただの町娘のごとくよがり狂わせれてしまう。
それどころか更におぞましい闇の淫術を施されてしまう可能性すらある。
彼女の懸念に応えるかのように、
鎧があてがわれず剥き出しのままのへその上には、精液を使った魔法陣が描きだされていた。
「ん、くぁ、、お、堕とされる、、」
シルフェールにはその陣形に思い当たるものがあった。
子宮に孕ませた子種を触媒にして女性を身も心も下僕とする黒魔術。
腹に描かれた魔法陣と鎧に仕込まれた魔力を連携させて結界を形成し、
その中心にいるシルフェールの腹の中へ邪悪な力を宿させようとしているのだ。
強い意志で拒絶すれば抵抗することは出来るが、それが今の自分にとって
絶望的であることは嫌でも分かる。ただ単に理力を奪われただけでなく、
モンスターたちに嬲られ抜いた体が今にもイキそうで痙攣が留められないのだ。
鎖の歯止めをはずされた瞬間に拒絶する理性を失い、
次に目を覚ました時には自分はこの化物のモノになっているだろう。
弱々しくも未だ抵抗を止めない手足が、ピンク火照ったうなじが、
張り詰めた背中や太腿が、それぞれ精液の粘つく音を立てながら、
冷たい金属の塊に包まれて結界が完成した。
最後にロングスカートが履かされると、すぐにスリットを全開に開かれて捲り上げられ、
神官騎士の痴態を淫らに演出する。
「こんな、辱めは、、、」
下着をずらされ、シルフェールは熱く滾った異形の男根に刺し貫かれる。
それは彼女を魔へと堕とす儀式の始まりであった。
獣の交尾のように四つ這いにされ、尻を高く突き上げられている。
「ん、くぁ、あ、熱い、、」
奥まで達した亀頭が心臓の鼓動のように脈打って先端に精液を充填させていくのを感じる。
すると責め抜かれてドロドロにとけていた膣が自然にキュンと締まった。
「あぁ、さっきあんなに出したのに、もうすごい量が溜まってる、、」
すぐに異形の手が腰の鎖にかかり止め具の一つが外される。
「はぁう、きょ、拒絶しなきゃ、、、」
途端に絶頂を押しとどめていた歯止めが緩み、イク瞬間の硬直がシルフェールを襲う。
彼女は寝台のヘリにしがみついて、身を震わせる。
「だ、だめ、くぅ、あぁぁう、、」
残りの止め具に指をかけられた瞬間、今度はシルフェールはエビゾリに仰け反った。
鎧によって窮屈に搾り出された体がねじ切れそうなほどよがる。限界直前まで切羽詰った体を
突き上げられると、彼女の理性はあっけなく敗北した。
「た、たえきれ、な、、い、、
あぁ、、はやく、、はやく、、イカせてぇぇぇ!!」
甲高い金属の音が一つ響いて止め具がはじけると、抑えこまれていた何かが腹の中で沸騰した。
同時に魔力を乗せた化物の射精で子宮を貫かれる。
「ああぁぁ、化物の、、化物の邪気が私の中にぃぃぃ!!」
怒涛の勢いで注ぎ込まれる邪気が女体の中枢に満ち、
それ自体が邪悪な意思を持って高貴で穢れない乙女の心と体を完膚なきまでに穢し尽す。
理力を失った体は抵抗するすべも無くただなされるまま縦横に犯されていく。
「はぁぁぁぁ!!」
卵管にまで遡った邪気が卵巣を通して体の中に染み渡り、シルフェールの全身を駆け巡った。
すると、体中に塗りこめられた化物の精液が共鳴して泡立ち、
今度は肌に侵食して子宮を目指して突き進んでくる。
「ひぃ、こ、こないでぇぇ!!」
本能的に決定的な破滅を予感した理性が拒絶の声を挙げる。
頭の上からつま先まで、全身の至るから伝播した黒い波が押し寄せ一箇所に収束した瞬間、
シルフェールの腹が臨月のように膨れあがった。
「あ、あぐぁぁぁ!」
集められた邪気を喰らい、異形に種付けされた受精卵が急速に羽化を始めたのだ。
子宮に注がれていた他の化物の子種までも吸収し、たちまちのうちに成長していく。
その影響は母体へもおよび、サイズを増した乳房からは母乳が迸りだす。
「い、いやぁぁぁぁ!!」
胸当ての隙間から生臭い母乳が流れ出す。
たちまち幼態へと成長した化物は、さらに触手を伸ばして子宮口をこじ開けていく。
「う、動いてるぅ、あはぁッ!!」
絶望に見開かれた瞳から涙がこぼれた。
だが、陣痛すら快楽に変えてしまう魔術の効果によって、すぐに理性の光は消えてしまう。
悶えよがりねじられた腹の中で、化物の触手と異形の男根が出会った。
ごつごつとした吸盤をつけた触手が巻きついてくる。
その確かな感触を確認すると、異形は再び精を放った。
「ん、んぐぅ、はぁぁ!!」
圧倒的な邪気に射抜かれた幼態がシルフェールの子宮の中で一気に膨張する。
白い腹がまるで火口の溶岩のように波打ちながら膨れ上がり、彼女は白目を剥いて仰け反った。
絶頂、受胎、妊娠、陣痛。つい先程まで処女であった彼女が、女体に備えられた性の快楽と
苦痛のすべてを同時に与えられ、しかもそのどれもが常軌を逸していた。いかに強い意志を持った
神官騎士と言えど、触手に口を犯されなければ舌を噛み切っていたに違いない。
大量に飲まされていた精液が圧迫された胃から逆流し口の中に満ちた。やがて、
破裂寸前にまで腹が押し広げられた瞬間、邪気の圧力に耐えかねた幼態が崩壊した。
「はぁぁぁん、、」
僅かばかり息をついたシルフェールをすぐに次の衝撃が襲う。
幼態が溜め込んでいた膨大な邪気が急速に膨張した反動から一気に収縮し、
黒い渦となって周囲のあらゆる魔力を吸い込み始めたのだ。
鎧に吸収されていた神聖理力もの魔法陣を通して彼女の体に中に返されていく。
だが、光輝に満ちた神聖な力は渦に引かれて負の属性へと変質し、
シルフェールの汚れない心とその象徴ともいえる純白の翼を闇よりも暗い色へと塗り替える。
「あ、い、いやぁ、だめぇ、、それ以上は、いやぁぁぁぁ!!」
一際大きな絶叫の後、ついに闇の陵辱に純粋な快感を見出してしまった瞳が物欲しげに開かれた。
その色は血に染まったような朱色をしている。
「射精、もう、とまっちゃったの、、」
淫蕩な瞳が自分を押し倒す異形に向かって挑発的な視線を向ける。
その変容振りは先程までの可憐な人物とはとても同じと思えないほどであった。
濡れた唇が眼前でくねる触手を所かまわず咥え込み、次々に精液を搾りだしていく。
「ん、卵しか出せないの?いいわ、産んであげるから、私のお尻のなかに産卵しなさい。」
神官騎士というのは厄介な敵ではあったが、厳格な生活を強いられる反動のためか、
一旦堕としてしまえば手なずけるのは容易い場合が多い。
しかも、強い魔力を持つその体は、柔な町娘と違って本気で抱いても壊れない。
純粋に子種を増やすだけでなく、慰み者として愛でる事もできる貴重な存在なのだ。
人間に近い欲望を持つ高等魔族にとってはまたとない獲物であった。
(今回の襲撃の目的が、まさか自分自身であったとは、夢にも思うまい。)
人間には理解できない、いや、聞き取ることすらできない言葉でそう呟いた異形は
同じ言葉で短く呪文を唱えた。
「ひぃッ!!」
産卵責めに惚けていたシルフェールの体が途端に跳ね上がった。
子宮の中で渦巻いていた邪気が奔流となって膣内を駆け抜けてきたのだ。
割り開かれた尻からは、つぶれた触手の卵がドロドロとあふれ出してくる。
「な、はぁぁッ!」
異形との結合部から迸った邪気は、ピンクに剥かれたシルフェールの
肉芽を包み込んだ。そして固くなったクリトリスを内部に取り込んだまま
黒光りする宝玉へと結晶する。
「んく、な、なにこれ!?や、すご、はあぁぁぁぁッ!!」
剥き出しのクリトリスを勃起したまま、邪気でつくった宝石の中に塗り固められてしまった。
それは異形の化物から与えられた恥辱のエンゲージジュエル、
逃れようのない楔となって彼女の身も心も支配するまさに服従の象徴であった。
余りの絶頂感に意識を飛ばしたシルフェールをその場に横たえ、
異形とその配下の者どもは暗く覆われた闇の中に姿を消していった。
「ん、はぁ、初めてだから、もう少しゆっくり、はぁっ!」
固く滾った男根に処女膜を貫かれた瞬間、シルフェールは身を固く仰け反らせた。
純白のシーツに彼女を純潔を示す赤い染みが広がっていく。
なおも男根は処女の膣壁を掻き分けて進み、ついにキュッと窄まった最奥部に行き当たった。
ズンッっと跳ね上がった体が寝台に沈む。
「はぁぁ、、」
肩で息をしたシルフェールは圧倒的な異物で腹を満たされた充足感に浸っていた。
「また、女にされてしまいましたわ。」
彼女は自分を抱く異形に唇を合わせると、精液と変わらない濃厚な唾液の味を堪能した。
既に下半身から破瓜の痛みは消え、ビリビリとした疼きが立ち上ってくる。
強制処女化の黒魔法によるロストバージン責め。
異形の淫術の中でもシルフェールが特に気に入っている責めであった。
処女膜を破られる瞬間の高揚感と狭い膣を巨大な亀頭でかき分けられる充足感は何物にも変え難い。
多少の痛みなどはアクセント程度にしか感じない。
極太の男根に貫かれた秘裂はピンクの愛液で泡立っていた。
「さぁ、熱いのを私の膣内に、、」
欲望に染まった瞳に高貴な光はもはや無かった。