私は今、兄の部屋にいる。  
カーテンは閉め切られ、電球は点いていない。  
辺りはシンと聞こえる程に物静かで薄暗く、気味悪さを感じる。  
 
ただ、妹が兄の部屋にいるという事に反する違和感は…  
私は衣服を一切身に着けず四つん這いで床に着いていて、  
この部屋の主である兄と、もう一人…兄の友人である平川さんもまた全裸。  
二人は私の前に立ち、餌を前にした獣のような瞳で私を見下ろしている。  
 
「お兄ちゃん…本当に…するの…?」  
 
糸が張り詰めたような空気と男二人の荒い息遣いに  
僅かな恐怖を感じた私は、堪らなく兄に問い掛けた。  
 
「当たり前だろ。  
お兄ちゃん、こんなにパンパンで苦しいんだよ」  
 
お兄ちゃんはそう言い、苦しそうな程に膨らんだ男の象徴を私に見せつけた。  
 
お兄ちゃんは先程まで私を犯していたこの部屋で  
友人である平川さんと共に、再び私を犯そうとしている…。  
 
「じゃあ留渦ちゃん…早速いいかな…」  
 
平川さんは一歩前に出たかと思うと、  
兄に劣らぬ程に逞しく反り立った肉棒を私の口に押し付けた。  
 
「んぅっ…」  
 
しょっぱさを含んだ先走りの液が私の唇を濡らし、  
その液を漏らした本体が口内にズカズカと押し入ってきた。  
 
「くぁっ…熱…」  
 
平川さんは恍惚したような声を漏らしたかと思うと、  
すぐに私の頭を押さえ込み、自らの腰を動かし始めた。  
 
「んぐぅ…んっ…ん…」  
 
喉を突かれ咽そうになりつつも、  
私は平川さんの肉棒を必死にしゃぶる。  
 
「はぁ…はぁ…気持ち良いよ…留渦ちゃん…」  
 
「んぅ…んぐ…ふ…っんぁっ!」  
 
舌を動かすのに夢中になっていると、  
突然、ゴツゴツした異物が私の体内に侵入してきた。  
 
お兄ちゃんの指…  
 
「しゃぶるの気持ちいいのか、留渦?  
さっき処女喪失したばっかりだってのに  
いつの間にこんなエッチな娘になっちゃったんだろうな」  
 
お兄ちゃんは、私が感じている事を見透かしているかのように  
後ろからぐちゅぐちゅと音をたてて私の膣内を掻き回す。  
 
「ふぁっ…あぁっ…うぅん…!」  
 
お兄ちゃんの指が暴れるように私の中を泳ぎ、  
私は恥ずかしげも無く声を上げてしまう。  
 
お兄ちゃんの声  
お兄ちゃんの指  
 
それを感じるだけで私はイきそうになる。  
 
「留渦ちゃん…ちゃんとしゃぶって」  
 
宙を浮きそうになる私の意識は、平川さんによって呼び戻された。  
私の口内で熱く脈打つ、欲望の塊。  
 
「んん…んっ!んっ!  
ん…おにいちゃ…んんっ…」  
 
目の前で自分以外の男の肉棒をしゃぶる妹を見て  
お兄ちゃんはどう思っているんだろう。  
 
何とも思っていないかな  
興奮してくれているかな  
満足してくれているかな  
 
私の頭の中は、既にお兄ちゃんの事で埋め尽くされていた。  
 
 
お兄ちゃんは、ヒクヒクと痙攣している私の膣から指を抜き、  
平川さんに声をかける。  
 
「委員長。  
留渦のことも気持ち良くさせてやろうぜ」  
 
そう言い、お兄ちゃんは私の腕を引き、  
平川さんから私を引き離した。  
 
次に私を仰向けに寝転がし、足を開かせ  
その中心に再び指を差し込む。  
 
「んあぁぁっ…お兄ちゃ…  
あぅ…お兄ちゃん…」  
 
お兄ちゃんの指が入ってくるだけで私は腰をくねらせ、  
口元からだらしなく涎を垂らしてしまう。  
 
お兄ちゃんの愛撫に感じ夢中になっていると  
後ろから平川さんの手が伸びてきた。  
 
「あっ…!」  
 
その手は私の胸を揉みしだく。  
 
「ん…っふぁ…あぅ…」  
 
お兄ちゃんとは違う、男の人の手。  
その感触に違和感を感じつつも、  
私の体は素直に反応してしまっていた。  
 
平川さんの親指と人差し指は私の胸の突起をキュッと摘み、  
それをクリクリと弄くる。  
 
「ひぁっ!あぁ…ぅん…」  
 
平川さんからの愛撫に感じていると  
突然、秘部に熱く硬い感触を感じた。  
 
「…あっ…お兄ちゃん…」  
 
目をやると、すっかり硬さを保ったお兄ちゃんの肉棒が  
私の秘部に押し当てられていた。  
 
「指、抜いたのも気付かないくらい感じてたのか?」  
 
そう言い、お兄ちゃんは一気に腰を進めた。  
 
「ひあぁぁっ!!」  
 
私の体は、熱く弾力を持つ肉棒を  
何の苦も無くズブズブと飲み込んでいく。  
 
「んっ…お兄ちゃん…早く…」  
 
快楽を求め、私は兄にねだる。  
 
もっと気持ち良くしてほしい…  
 
「んぅっ…!」  
 
先程とは違い、平川さんの肉棒が  
上から落ちて来るように私の口内に入ってきた。  
 
その瞬間を狙いすましたように、  
お兄ちゃんは私の腰を掴み、激しく自分の腰を打ち付けてきた。  
 
「んんぅっ!んあっ!ぅんっ…んんんっ!」  
 
突然の刺激に、気がおかしくなりそうな程の快感を感じる。  
私は平川さんの肉棒を必死にしゃぶりながら、自ら腰を動かした。  
 
「うっ…はぁ…留渦ちゃん…」  
 
「留渦…エロすぎ…凄ぇ締まる…」  
 
男二人の低く色気を帯びた声を聞き、  
私の体は一層淫らに感じてしまう。  
 
「んんっ…ふぅ…んっ!んんっ!  
んんんあっ!うぅんっ…!」  
 
上も下も犯され、私は今までに無い程の快楽に溺れてしまう。  
 
「うっ…留渦ちゃん…もう…」  
 
平川さんは苦しそうな声を漏らし、  
私の頭を両手で押さえ、激しく腰を振る。  
 
「くっ…!」  
 
平川さんは私の口から肉棒を抜き、  
白濁液を私の顔面に撒き散らした。  
 
生臭いような何とも言えない匂いに包まれ、  
それでも尚、私の体は感じてしまっていた。  
 
「留渦…そろそろ俺も出すぞ」  
 
お兄ちゃんのその言葉に私は期待を抱き、  
膣内をきゅんと締め付けてしまう。  
 
お兄ちゃんは私の期待に応えるように、  
先程とは比べられない程激しくピストンを始めた。  
 
「あっ!お兄ちゃん!お兄ちゃ…あぅっ!  
好き…なの…お兄ちゃんが…あぁぁっ!」  
 
平川さんに見られている事も気にせず、  
私はお兄ちゃんを求め続ける。  
 
私がお兄ちゃんにしがみ付くと、  
お兄ちゃんも私を抱き締めてくれた。  
 
「んあっ…あぁっ!あふっ…あぁ!  
お兄ちゃん!お兄ちゃん!」  
 
必死に兄を呼び、私は絶頂へ誘われていく。  
 
「あっ!あっ…あぁぁぁぁぁぁ〜っ!!!」  
 
 
腰を揺らし、足先をビクビクと痙攣させて  
私は絶頂に達した。  
 
「留渦……くっ…!」  
 
私が達した直後。  
お兄ちゃんは私を強く抱き締め、  
膣の奥にお兄ちゃんの欲望を注いでくれた。  
 
そしてお兄ちゃんは、  
一滴も残さないとでも言うかのように腰を揺らし、  
私の体内に熱い液を出し切った。  
 
意識を失わないよう息を整えながら  
横目に平川さんを見ると、  
彼は既に身支度を整え、私達の行為を見届けていた。  
 
ただ先程までと違うのは、  
頬が紅潮していて、目付きも落ち着き無く、  
どこかおどおどしている様子だ。  
 
「じゃ…じゃあ耳雄…俺は帰る」  
 
そう言い、平川さんはいそいそと部屋を出て行った。  
 
静まり返ったこの部屋に、  
先程までの淫らな行為を物語るようにいやらしい匂いが残る。  
 
お兄ちゃんと私の体は未だ繋がったまま…  
 
「…お兄ちゃん…まだ、抜かないの…?」  
 
「…いいだろ」  
 
 
 
翌日の朝、リビングで顔を合わせた時には  
お兄ちゃんはすっかりいつもの調子に戻っていた。  
 
 
でも私は昨日の事を絶対に忘れない。  
 
 
行為を始める前に見た、平川さんの肩に憑いていた妖怪は  
平川さんが帰る時にはもう消えていた。  
 
平川さんを交えての行為が始まるもっと前。  
お兄ちゃんが無理矢理私を犯した時に  
お兄ちゃんの肩に憑いていた妖怪は  
 
その行為の後、私がお兄ちゃんのベッドで目を覚ました時には  
もう既に消えていた事を。  
 
end  
 
 

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