「相場君、相場君って変態君だったんだね。
私、がっかりしたよ。」
そうやって、野咲は俺のペニスを扱いている。手には、俺が取った野咲と
しょーちゃんの写真の、秘密に焼き増しして俺の部屋に飾ってたものを持って。
「最初は、いじめられた私のことを助けてくれた、カッコいい王子様だって
思ってたけど、ヤリ目だったんだね。」
そういって、豚を見るような目で俺を見下ろす野咲は、黙々と俺のペニスを
扱き続ける。
「ち、違うんだ野咲、これは、ただ・・・」
「違う?どこが違うの?しょーちゃんと私の写真、こっそり焼き増しして
飾ってたんでしょ?小黒さんに聞いたよ。相場君、小黒さんに、
ストーカーしてたんだってね。小黒さんが、相場君は
キモい勘違い君だから気を付けてって言ってくれなきゃ、
危うく相場君に騙されて、イタズラされちゃうところだったよ。」
そういう野咲に、俺はいらっと来ていた。だれが、だれがお前をいじめから
助けてやったんだよ。それなのになんで、いじめの首謀者の小黒の言葉なんかッッ!
「どうして小黒の言葉なんかっ、お、おれはただお前を・・・ハゥッ」
言い終わる前に、俺は下腹部の下からこみあげてくる苦しさに息を詰まらせた。
この感じ。もうヤバい。
野咲は俺の変化を見て取ったのか、さげすむような笑いを見せた。
「なに?キモい声ださないでよ。まさかもう限界なんだ?相場君、馬鹿にされながら
おちんちん扱かれて、白いおしっこお漏らししちゃいそうなんだ?いくら童貞君
だからって、キモすぎるんですけどぉ。」
そういいながら野咲は扱く速さを少し上げる。ダメだ、もうこれ以上は。
「良かったね。私をヤリたかったんでしょ?助けてくれたお礼にイかせて
あげるよ」
「やめろ、やめてくれ」
野咲の扱くスピードがどんどん上がっていく、ああ、先がだんだん熱くなって麻痺してきて。
「カッコつけて王子様ごっこしてても、どんなに顔が良くっても、
本当はとびっきり下種で変態でストーカーの相場君♪」
そういって耳でささやかれた瞬間、熱い感触が先っぽまで走り抜けた。
「あ」
出た。
漏らした。精子。野咲に扱かれながら、我慢できなかった。
どうしよう。もう明日から、学校行けない。
そのことに気付いた瞬間、俺はうつむいた。目から涙がこぼれてきた。
でも野咲は笑ったまま、俺のカメラを持つと、そのままシャッターを連続で切った。
「キモいストーカーの相場君にはお仕置きだよ。この画像、ばらまかれたく
なかったら、明日から相場君は私と小黒さんのペット。絶対服従だからね♪」
そういって笑う野咲の事を涙で濡れた目で見上げながら、俺は後悔していた。
ミスミソウだと思っていた可憐な花は、実は手を出してはいけない毒花だった
ことに気づいても、もう遅かったのだ。