天気快晴、絶好の修祓日和だというのに何故修祓が無いのだ  
公時と貞光は市へ買い物へ、爺は宮内へ用事だとかで儂一人が留守番か。  
ああ、晴明と頼光もいたな。最近どうもあの二人の仲が怪しいのう  
こそこそ人目を忍んで逢引しとるようだしの、他の四天は騙せても  
この儂の目は騙されんぞ。そういえば先程二人で寝所に入っていったな  
真昼間からお盛んなこった。ふん、儂には関係ない事だがな。  
しかし暇だ。昼寝でもするか…。  
 
「ああぁぁあああぁぁ……っ!!」  
 
ずるっ。  
な、なんだ今の声は…。  
 
「はっ…あっ…!あっ…!あぁあっ…!ら、頼光…っ!」  
「っ……!ここが…好いのか…?」  
「は、はい…そこを、もっと……あぁあぁっ…!」  
 
……………。  
儂には関係無いと言ったはずだ。  
二人が乳繰り合おうが何しようが勝手だ。  
 
「嗚呼、随分と辛そうであるな……少し、力を抜いて楽にすると良い」  
「こう…ですか?……あ……っ………んぁ……っ」  
「そうだ……暫し、そのまま……っ」  
「あぁっ…!あ…っ!そこを…斯様に致されたら…わ、私…はあぁぁあっ!」  
 
……………。  
わ、儂には関係無いと言ったはずだ…。  
二人が良い子には見せられない事や※以下検閲削除※な事ををしようが勝手だ。  
尻尾など振っておらんぞ。  
覗こうなどと思ってはおらんぞ。  
さり気無く寝所の側を通るフリして隙間から様子を探るだけだ。  
さり気無く…。  
さり気無く……。  
さり気無く………。  
 
「あぁあぁぁ…っ!頼光、そこ、そこです…っ」  
「随分と凝っておるな…」  
 
どか――――――ん  
 
「綱ですか?どうしたのです、B→B→Yコンボで壁を壊してしまって」  
どうしただと?それはこっちが聞きたいわ!!  
「肩が凝っていたので頼光に揉んでもらったのですが…  
随分と手慣れてらっしゃいますね、頼光」  
「黄泉の国に住まう女傑…否、さる高貴な姫君(強調)に仕えていた際に少々」  
「いつもは貞光に揉んでもらうのですが今は出かけております故、頼めるのは  
貴方だけでしたが……これからもお願いできますか?」  
「承知致した」  
 
一寸待て。何故そこで儂に頼まぬのだ  
肉球付きのこの掌で肩だけでなくあんな所やそんな所まで揉んでやるというのに  
肩こりは勿論欲求不満まで吹き飛ばしてやるぞ  
ほれ、試しに胸を出すが良い。いや決してやましい意味などでは無くてだなハァハァハァ  
ん?どうした晴明。そんな顔で金蜘蛛の霊符なぞ持ち出して  
うわやめろなにをす  
 
チリ――――――ン  
 
 
 

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