「ひ…んっ……くぅ…っ」
禍々しく濡れた太い陽物が深々と柔らかい内壁を突き抜き、掻き混ぜながら抉る。
始めはきつく拒んでいた蜜壷も、今や溢れ出る快楽の甘露と混ざり合い、いやらしく濡れた
旋律を奏でていた。
「あっ…っ…ひぁっ!!!」
ぞろりと敏感な肉芽に長く伸びた舌が絡まり、ひくりと晴明の身が揺れる。
瞬間、膣中が締まった感触に気を良くしたのか、舌は更に肉芽を弄り尽くす。
「あ…いや…っ…んんっ……!」
足が地に付かない状態の身を支えているのは、柳腰を掴み上げる2つの腕と、身の内を犯す楔のみ。
無理な体勢による痛みと、それを上回らんばかりの悦楽。
結合した箇所から粘着した液体が伝い、仄かに桃色に染まる大腿を淫靡に彩る。
一体どのくらいの刻を、斯様にしてこの怪に辱められているのだろうか。
酷く引き裂かれた衣は最早用を成さず。
怪から与えられる嫌悪とおぞましい恥辱とは裏腹の、甘美なまでの快楽。
朦朧とした晴明の意識は、既に考える事も、刻を感じる事も希薄になっていた。
「くっ…やっ…あっ…ああっ…」
長い事蜜壷を貪っていた一物に漸く限界が来たのか、徐々に犯すものの速度が速くなる。
揺すぶられる細身は大きな快楽の波に飲まれ、突き上げの度に晴明の唇からは苦痛よりも
甘美な喘ぎが上がり続けた。
「ひっ…あああっ……!」
晴明が達したと同時にどくり、と膣中を犯す肉塊が大きく脈打ち、膣中に熱くどろりとした体液が
大量に吐き出される。
快感にひくつく中を擦り上げながら勢い良く淫物が引き抜かれ、淫らに開いた花弁からは愛蜜と
白濁液が大量に溢れ出した。
白の中に少量の朱色が混ざっているのは、あまりにも長い刻、無理矢理開かれた膣内を乱暴に
犯されていたが故のもの。
晴明の柳腰を支えていた腕が離れ、そのままどさりと身体が地に落ちる。
艶かしく汗に濡れた黒い髪の毛が白い肌にぬ造作に散らばった。
晴明は荒い息を吐いたまま、今だ強すぎる快楽に身を震わせてくたりとその場に崩れ落ちる。
身が地に打たれるその痛みより、漸く屈辱の刻が終わった、という安堵の方が先に立った。
が、突然、腰を掴まれ、尻を高く持ち上がる。
何を、と思うまでもなく、獣の体勢を取らされると、ずぷり、と嫌な音を立て、今だひくつき震える
陰部に濡れた陽根が埋もれていく。
「!!!っ…やっ……あああっ!」
既に先の蜜で潤う蜜壷は、難無く一物を受け入れる。
まるで獣のように―――いや、実際、下半身は獣の男に犯されているのだが。
獣と言うにはあまりにもおぞましいその姿。
太い触手の様な陽物が濡れ伸びて蜜壷の中を飽く事無く犯し、突き上げの度に柔らかく揺れる
ふくよかな双の房には、濡れた舌が唾液を垂らして這い回る。
「おお、良いぞ、実に良いのう晴明!そなたの膣内はまこと甘美な壷じゃ。飽く事を知らぬ壷よのう!!!」
卑下た笑を浮かべ、道満は晴明を甚振り、弄り、犯し続ける。
頼光の巫力が尽き、他の四天王達もここに居ない今。
道満を止めるものは誰一人おらず。
闇の中の、淫靡な宴は今だ始まったばかりであった―――。