こんにちわ。アウターゾーンの案内人のミザリィです。  
刑事の火牙と死神の手違いから人形に宿ることになった少女、マキ。  
二人はこれまで協力して事件を解決してきました。  
ですが、なんだか様子がおかしい様です。  
 
火牙刑事は警察署の署長室で激昂していた。  
怒りに震える手に握り締められた紙。  
長期の謹慎を命じる辞令の紙だった。  
「そんな!なんで俺が謹慎なんですか!」  
「いや、深い理由は無いんだがね。。  
 つまりその…君が人形と親しげに会話していると  
 署内のうわさで持ち切りでね。…しばらく家で休みたまえ。」  
「そ…そんな」  
 
 
自宅での無為な生活。不本意な謹慎。  
それが何日も続く内に火牙の心は腐りきっていた。  
自然とグラスに酒を注ぐ回数が増していく。  
「畜生!なんで俺が…!」  
グラスを持つ火牙の手元に小さな人影が歩み寄る。  
それは手のひらほどの可愛らしい着せ替え人形だった。  
今、それには一人の少女の魂が宿っている。  
火牙が誤って手にかけた少女。そして死神が用意した仮の肉体。  
パートナーとして二人は様々な事件を解決してきたのだった。  
魂がなじんでいるのか沈んだ心配そうな表情を見せる人形のマキ。  
「火牙さん…元気出して…。」  
「マキか……。」  
酒に濁った目が投げやりにマキを見下ろす。  
テーブルに顔を載せると自嘲気味にその目が光った。  
「ハ!人形に心配される様じゃ俺もおしまいだな!」  
ぺしり!小さな手が火牙の頬を叩く。  
 
「バカ!」  
悔しさに顔を歪めていた。その目に涙が光る。  
彼女は誰よりも、火牙を…火牙の強さを信じていた。  
だが、それは火牙の中のいぶかりに火をつけただけだった。  
「なにもかもお前の所為だ…。」  
「な…火牙さん。」  
突然の火牙の声の変化に戸惑うマキ。  
「お前さえ俺の前に現れなければ…!」  
「そ…そんな…!きゃああああ!」  
伸びた手が急に強い力でマキの体を掴んだ。  
強力な指がすっぽりとマキ体を包み込む。  
「ちょっと!酔っ払いすぎよ!」  
「なんだ!人形のくせに…!」  
親指の腹でぐりぐりと胸のあたりをこね回す。  
「や!やああああああ!」  
 
「なんだ?感じてんのか?」  
「ちが!やめてえええ!…」  
火牙は低い声で笑うとマキの体を持ち上げた。  
開いている手がばたばたと暴れるマキの足に伸びる。  
人差し指と親指でほっそりした足をつまむと  
そのままマキを逆さまに持ち上げる。  
マキの体はそのまま宙吊りになった。  
スカートがまくれあがる。  
精巧なパンティーに包まれた  
小さな下腹部が露わになった。  
必死にスカートを押さえようとするマキ。  
しかし、宙吊りの状態ではその努力は大して功を奏さなかった。  
「ちょ!降ろして!」  
泣きながら懇願するマキ。  
しかし、火牙の大きさはあまりに圧倒的だった。  
 
簡単にパンツは足から抜き取られてしまう。  
恥ずかしさと悔しさでマキは顔を手で覆う。  
「やだよお…!降ろしてよおおおおお…!」  
可憐な顔が恥辱に歪み、漏れた嗚咽が辺りにに響いた。  
人形の足の間には何も無い…火牙はそう考えていた。  
しかし、そこにはちんまりとした性器が息衝いていた。  
肉のつぼみの間には桃色のヒダさえ見える。  
火牙の目の色が完全に変わった。  
 
「ハ!コイツはいいや。良く出来た人形だぜ!」  
「見ないで!見ないでえええ!!」  
泣き叫ぶマキを無視すると火牙は机から何かを取り出した。  
耳掃除に使う小さな綿棒。  
しかしマキにとっては手首の太さはある。  
グラスの酒で綿棒を濡らす。  
「何するの火牙さん…!まさか…!」  
 
マキの顔が恐ろしい想像に蒼ざめる。  
思わず小さな手が必死に秘所を隠す。  
残酷な、虫を解体する小学生のような笑みを火牙は浮かべている。  
「そのまさかだよ!」  
ぐりぐりと綿棒の先が秘所を隠す手に押しつけられる。  
「やだ!やだああああ!」  
火牙はマキの足を持ち上げると酒のグラスの上に降ろした。  
小さな頭が酒の中に突っ込まれる。  
「ゴボ!ゴボ!プハアアアア!」  
苦しさのあまり思わず手を離すマキ。  
その隙にずぼりと綿棒がマキの足の間に突っ込まれた。  
 
マキの絶叫が上がった。  
「嫌あああああああああああ!ア…ああああああ!」  
マキの秘所は綿棒の頭をすっぽりと飲み込んでいる。  
ぎっちりと押し広げている手応えが小さな綿棒から火牙の手に伝わる。  
 
マキは痛みの余り目を見開いて声を出すことも出来ない。  
「くふううううう!」  
綿棒を膣から引き抜いてやるとうめき声がその後に続く。  
ずぼり、ずぼりとそのまま何度も綿棒をマキの中に突っ込んでいく  
「痛いいいいいい!痛いよう!」  
激痛の余り背をのけぞらせてマキが絶叫する。  
綿棒を必死に掴んで止めようとするが  
小さな手は動きを緩めることすら出来なかった。  
「や!やああ!やあああああ!」  
「ハ!ハハアハハ!人形のくせに!」  
とてつもなくひどいことをしている。  
自分でもわかっているのに火牙は止めることができない。  
「いやあああああああああああ!」  
思いきり深くマキの中に綿棒を突っ込むと  
ぴくぴくと震えてマキは動かなくなった。  
 
「フン!人形のくせに!」  
マキを机の上に放り出すとソファーに横になって。  
 
頭が痛い…俺は一体…。  
火牙は二日酔いに痛む頭で目を覚ました。  
昨夜のことをどうしても思い出せない。  
頭を振ってあたりを見渡す。  
ベッドの辺りに二人の人影が見える。  
ひどく蒼ざめた顔のシーツで体を包んだ全裸の少女。  
暗い服に身を包んだ中年の男。  
中年の男には見覚えがった。死神。  
マキの魂を人形に入れた張本人。  
火牙を認めるとにこやかに話し出した。  
「やっと人間の体が都合できましたよ。人形のマキさんの方ですが、  
 昨日から徐々に人間に戻れるように魂を調節しておきました。」  
 
「なんだと…まさか……。」  
少女の足の間からあふれた血がシーツを赤く染めている。  
ひどく暗い瞳で火牙を見つめると少女は淡々とつぶやいた。  
「ひどいよ…火牙さん…信じてたのに…。」  
「マキ。俺は…俺はなんてことを…。うわああああああああ!」  
 
 
―女の子はものではありません  
 それを忘れた彼はアウターゾーンで  
 その報いを受けることになりました。  
 あなたも女の子には優しくしてください。  
 そうしないと…ほら…。  
 

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