「えと、ここでしちゃうんですか?」  
彼女、シビュレは少し顔を赤らめている。まぁ恥ずかしいのは分からないでもない。  
だが此処はあえて心を鬼にして言おう。それが男というものだ  
「他にいい場所が見つからなかったから仕方ないよ。ただ、まわりは気にしないでいいと思うよ?人は殆ど来ないから」  
軽く誇りが積もってるくらいだ。殆どどころか全く人が来ないに違いない  
「じゃ、始めようか。」  
「……、……。はい。」  
まだ葛藤しているようだが彼女は着込んだコートを脱ぎ、素晴らしい姿を曝したのだった  
 
 
シビュレは白磁のような肌から玉の汗を出している。  
「はぁっはぁっ……こんな感じでよろしいのでしょうか。」  
頬を赤らめ上目遣いで尋ねてきた。  
「あぁ、いいことはいいんだが……多少ぎこちなさが残ってるよ。これは慣れるしかないかな?」  
「そうですか……」  
シビュレはしゅんとなり軽くうつむいた。 けしからん とてもやばいぜ 俺の理性 と一句詠んでしまうほどくる光景だが我慢我慢。厳しく言うだけじゃあれだし誉めることもせねば  
「だがさすが実働もこなすだけあって飲み込みはいいよ。」  
「ほんとですか?ありがとうございます。」  
「いやいや、じゃもう一回ヤッたら更衣室まで送るよ」  
「…………はい。」  
シビュレは恥ずかしそうな、それでいて嬉しそうな顔で頷いたのだった  
 
その後、更衣室に戻ったシビュレは汗を流すために浴場に入った。  
そこには全竜交渉部隊の訓練を終えた風見、美影、ヒオに新庄が居たのだった  
「あらシビュレ、貴女もお風呂?」  
「はい、千里様達は訓練ですか?」  
「うん、出雲君や佐山君に飛場君までもがややこしい真似しだしたから、ボクと風見さんでシューティングしてたの」  
「リュージ君、二人からばれないのぞき方聞いたりしてたみたい。」  
「サンダーフェロウに採点してもらったんですけれど、風見さんはクリティカル狙い、新庄さんはコンボ狙いで物凄くいい勝負でしたの。13点差で風見さんの勝ちでしたけれど、凄かったんですのよ?」  
「はぁ、それは見てみたかった気がしますね」  
と、そこで風見はあることに気付いたのだった  
「あら、シビュレ。歩き方おかしくない?」  
「え、あ……こ、これは普段使ってなかった筋肉をフル活用した結果といいますか……あ。」  
女湯は恐ろしいほどの沈黙に包まれたのだった  
 
 
 
シビュレがうっかり零した一言は女湯に重い沈黙を招いた  
「ねぇ、シビュレ?」  
「な、なんですか千里様……」  
風見はシビュレの肩を浅く抱き  
「誰にヤられちゃったの?今すぐ刺してくるから。」  
「な、何を仰ってるのかは理解できるのですが、なぜそうなるんですか?」  
「だって、付き合ってる人居ないんでしょ?」  
「えぇ、居ませんが……」  
「じゃあ無理矢理ヤられたって事じゃない!」  
千里様に隠すあまりさらに誤解を招く発言をしてしまった!  
 
このやりとりを聞いた女性達は途端に色めきたった  
 
「し、シビュレさんが大人の階段を!?しかも無理矢理!?」  
「大人の階段ってなに?」  
「み、美影さん。ヒ、ヒオに聞かないでください。ヒオもまだ知らないんですから一応!」  
「あ、あの、なんでそんな話になるんですか!?というか千里様、刺しちゃダメです!」  
ざわ……ざわざわ……  
混乱は伝播していく  
「大変ね、感化されちゃってるわ。きっとよっぽどのことだったのね?でも大丈夫。貴女は何も心配しなくていいんだから!」  
あぁ、どうしよう。完全に誤解されてるしかも私が被害者的な状態で!  
 
「……私のほうが加害者なんですけど……」  
無論誰も聞いちゃいない  
 
 
すでに女湯中にシビュレに手を出した最悪野郎をヤるべし的な妙な熱気にあふれている。私一人では此処の人間達を止められるはずがない  
「あ、あの。先あがりますね」  
更なる誤解を招かぬようシビュレが浴場から更衣室に戻ると一部の女子職員が特課女子と共に伝令や装備の点検を行なっていた  
彼女達は唖然としているシビュレを見つけると  
すぐに解決するから、一撃必殺よ等と励ましの言葉を送ってきた。どうしよう。  
とりあえず皆に見つからないようにメールで彼に連絡する  
『変な誤解をされちゃいました。内容はそろそろ伝わりだすと思いますが次回の密会方法を検討する必要がありそうです。』  
誤解を招かぬよう要点のみ記入して送信。  
彼はあまり怪しまれないだろうからこれでなんとかなるはずだ。しかし会える頻度はかなり少なくなりそうだ。  
シビュレは悩みながら着替えを済ませ、護衛付きで自室へと戻っていったのだった  
 
自室に戻ったシビュレは室内を細部までチェックをした。盗聴器23個、隠しカメラ6台が出てきたので即座に破壊し処分。  
ベッドに腰掛け、今日の出来事を振り返ってみる  
彼にあることを学ぶため呼び出したのは夕方のことだ  
教えを受ける中さり気なくアタックを仕掛け……そして  
「すっごく、優しかったなぁ……」  
その時の事を思い出すと胸がきゅんとなる  
「んっ……」  
ベッドに倒れこみ、枕を抱き締め胸や腹に押し付ける  
「また興奮してきちゃいましたね……」  
服をはだけ、下着をずらす。胸の先端は硬さを帯び、下は湿り気を持っていた。  
「ふっ…ん……はぁ……」  
左の乳房を軽く掴み、揺らしていく。枕やシーツで先端がこすれ、興奮が深まっていく  
「……はぁ……あっ………くぅぅ……」  
少し焦らしを加えながら胸を弄る。もう片方の手は腹を撫でながら下にもっていく  
「……んぅ……ひっ!」  
乳首を軽く摘むと電流を受けたように体が強ばった  
「はぁ……はぁ……」  
太ももをさすり付け根へと手を動かす。  
ぬるっ……まだ触れていないのにそこからは液体が垂れていた  
「くぅっ……んんっ……」  
乳首を定期的に摘みながらもう片方の手をそこに触れさせる  
「あぁっ!!」  
つい嬌声を上げてしまった  
そこから蕾が出ていて触れてしまったのだ  
「ひぅう……んぁ…………はぁあ……」  
蕾にを刺激しないよう、其処を撫でゾクゾクとくる快感に身を委ねる  
体中から汗が流れ、息は荒くなる一方だ  
「はぁっはあっ……」  
しかし身体は更なる快感を求める。その求めのままに指をそこに潜らせていく  
「はっあぁあああっ!?」  
ぬめり蠢くそこは熱く、指を更に奥へと導いていく  
「はっ……あっ……ふっ……あっ……」  
指をくねらせまわし、前後に動かす。だがまだいけない……だから中に潜らせる指を殖やす  
「やっ……あっくっ……あぁ……あっ……」  
指の動きはなめらかで、かつ素早いものとなっていく  
身体は絶頂を迎えることを欲し指の動きでそれを叶えようとする  
「はっあっ……だめっ!……ー  ーさんっ!……くっ!!」  
そして迎える  
「っあぁぁぁああぁあ!!!」  
シビュレは全身が強ばらせ、頭が真っ白になった……  
そして次に気が付いたとき、夜は白んでいた  
 
 
 
シビュレが誰かにヤられたという話は尾鰭を付けて翌日には全UCAT関係者に知れ渡った  
事態の重さに超真面目モードに移行した大城一夫は志願有志にシビュレ防衛部隊を組織させ全竜交渉部隊預かりとした  
隊員の多くは憤慨した女子同僚、シビュレFCの会員で構成されていた事は言うまでもない。  
 
 
 
全UCATを巻き込んだ「シビュレショック(仮)」から一週間。  
実際にナニが起きたかを把握してるのはシビュレ本人と俺しか居ないので誤解が広がっていくのは仕方ないのだが。  
一週間かけて完成した俺の称号は「甲種底無しレイパー」……尻から始めて鼻や耳を含む各穴に数発ずつぶちこんだ絶倫野郎ということらしい  
まぁ確かに休憩込みで三回戦までいったのは事実ではあるが……実に恐ろしい曲解具合である  
 
さて、本来ならソレの他に目的があって密会をしていたのだが事件の余波で隙を探れない状況が続いている。  
シビュレとはメールで状況打開の方策を練ってはいるものの、風見千里を含む超法規的防衛部隊を物理的に切り離すのは不可能らしい。  
できれば二人だけの秘密、という甘美な状態を楽しみたかったのだが、仕方ないという結論に達したので風見千里には真実を伝える事とにしたのだった  
 
 
シビュレは機を伺い、風見と人気の少ない場所で相談をすることにした。  
俺は予めその場所に待機していて、二人がやってきたので話を切り出そうとしたのだが  
「あれ、風見先輩……とシビュレさん。それにー  ーさんじゃないですか。何してるんですか?」  
厄介な事に飛場に見つかってしまったのだ。  
シビュレが慌てて問い掛ける  
「ひ、飛場様、美影様は一緒ではないのですか?」  
「美影さん、今日は家なんですよ。母さんから料理を教わってるらしくてできるまで帰ってくるな、と追い出されまして、すごく楽しみなんですよ!もう幸せだなぁ」  
あぁ、今日もまた彼は死亡フラグを蓄積させているらしい。不幸をこっちに伝播させないでもらいたいものだ  
「あー、分かったからさっさとどっか行っちゃいなさい、あたし達は忙しいんだから」  
風見千里が軽くフォローを入れる、殺気込みなため飛場は震え上がる  
「は、はい。じゃ、ー  ーさん、行きましょうか?」  
こっちに話振るな  
「あー、そういえばあんたは邪魔ね、行っちゃいなさい?」  
同意するな!  
俺は急いで言い訳をする  
「自分、防衛部隊なので非常時に伝令、またはシビュレ様の盾を司るべきと判断しましたので適度に距離を置きつつも近くに居ようかと思います」  
よし、我ながらなかなかいい言い訳だ。しかし  
「じゃあ不意の事故が起きれば付いてこないのね?」  
風見は危険な笑みを浮かべた。いかん、飛場毎俺もやられそうだ!  
男二人が冷や汗を流しているところにシビュレが助け船を出してくれた  
「千里様、そちらの方とは何度かお仕事を一緒にしてきたので信頼に足ると思いますよ?飛場様よりは口が硬いですし。」  
「うわ僕ハブにされるんですか!?僕も口のかた……御免なさい行きますから二人揃って恐い目で見ないでくださいすいません!」  
飛場は脱兎のごとく逃げていった。南無。  
「まぁシビュレが言うならいいでしょ。にしても、随分とこいつの肩持つわね?何か弱みでも握られてるの?」  
風見がそんなことを言ってきた  
「え、まぁ弱みと言えば弱みですが…………あ」  
シビュレは自爆した。そして俺は4.6秒飛行したのち意識を失ったのだ。  
 
 
目を覚ますと其処は見慣れぬ部屋だった  
「……此処は?」  
「あ、ー  ーさん。目が覚めました?」  
シビュレが心配そうに俺の顔を覗き込む。いかん、可愛すぎてやばい。  
「あー、一体何がどうなってるんだ?」  
「あ、千里様が蹴り倒した後にですね?…………」  
 
 
 
「あんたがシビュレをヤりまくった腐れ下道かぁ!!」  
「違います違います、厳密には違いませんけど話を聞いてください千里様!ー  ーさん、大丈夫ですか!?」  
シビュレは俺をぎゅっと抱えていたらしいが残念なことに俺は気を失っていたためにその感触を確かめることはできなかった。くそう  
「えーっと、シビュレ?どういうことか説明してくれる?」  
「あ、はい。そのために此処に来てもらったんですが……」  
 
シビュレは俺を膝枕にした状態で風見に経緯を説明した。無論俺は気絶して(略)ちくしょう!  
…………  
「そういうことか。だけどシビュレから迫ったとは、侮れないわねぇ?」  
「う、ですが千里様。真実を知ったからにはお手伝いしていただけますね?」  
好きな男が居る女同士、通ずるところがあったらしく、風見は協力を快諾してくれたらしい  
「あー、それなら任せなさい。犯人は全部長辺りに擦り付けて鎮静化させるから。」  
全部長、少しだけ同情する  
「しっかし、こいつ。どうしようか?しばらく起きそうにないわよ?」  
「犯人と間違えてやられてしまったのは事実ですし、私の部屋で看病しようかと……その後はあれですが」後半に行くにつれて声が小さくなった  
「あー、その辺はなんとかするわ。今回の件ほぼ私の誤解でなったことだし……看病の後のこともなんとかしておくわ。」  
 
ということらしかった  
「そんなわけでしばらくは千里様パワーで一緒に居られるんです」  
シビュレはそういって嬉しそうに俺にもたれかかってきた  
「一週間以上ぶり、ですね。わかります?今どきどきしてるんですよ?」  
シビュレが汗ばんだ手で俺の手を左胸に導く  
其処は早鐘のごとく高鳴っていて、先端が硬くなっていた。  
「確かに、熱いな。」  
俺は左手をそのままに彼女の熱を逃がすべく右手で服のボタンを外し始めた  
そして…………  
 
 
「あっ……ー  ーさん、そんなところに手を伸ばしっ!!……はぁはぁ……」  
「随分と溜まっていたんだな。ほら、こんなところまで」  
「ひぁ!?やぁ、だめ!だめですよぉ!?」  
そんなやりとりの最中、  
「あんた達どんだけヤりゃ気が済むのよー!!?」  
風見が扉を蹴破って侵入してきた。  
そこで彼女は  
 
「あ、千里様。扉は直してくださいね?」  
「ん?何顔赤らめてるんだ?」  
ー  ーに被われている……もとい骨格矯正マッサージを受けているシビュレの姿があった  
「あ、あれ?あんたら抜かずの三回戦の最中じゃ……」  
……失礼な、二回で終わらせたよ。  
「抜かずの、なんですか?」  
いやシビュレ、聞き返したらいかんよ  
「あー、ちょっとした誤解があったわけでえーとそのー……ナニやってるの?」  
「あ、はい。ー  ーさんに骨格の歪みを矯正してもらってたんですよ。整備の仕事はどうしても身体に歪みができやすいんです。それにうれしい効果もありまして……」  
シビュレが風見を手招きする  
近づいてきた風見に何事かを伝えると……  
「に、2cmも!?…………ー  ー、私にもこれのやり方、教えてくれる?」驚愕の叫びを上げた風見は俺に恐い程真剣な眼差しで迫ったのだった  
 
『マッサージを続けたこの二週間で、なんとB-W差が2cmも広がったという驚異の結果が出たんですよ』  
 
 
 
 
その頃、風見からの情報を元にシビュレ防衛部隊の実働班は大城一夫の居室を完全包囲していた  
隊員の一人が拡声器で中に声を送る  
「あー、全部長に通告する。シビュレさんに不埒な真似をしたというネタは上がっている!おとなしく出てきて罪を償うんだ!!今ならフルボッコ一人20秒で済むんだぞ!」  
返答がインターフォンから流れる  
『いや、わし無実なんじゃが、話を聞くって選択は無いのかね?』  
と、其処に八号が割り込んできた  
「Tes.交渉中失礼いたします。……大城様、会計から不明瞭な撮影機材購入の書類が来たそうなのですが、ナニをこそこそ購入したのですか?」  
『いやぁ、シビュレ君が庇う相手が誰なのかと盗聴器や隠しカメラを10ダース程まわしてもらっただk…………あ。』  
周囲は呆れと沈黙により10秒程支配され  
「「かかれー!!」」  
直後、突撃班が部屋に突貫していった  
 
 
「Tes.いつものことと判断いたします」  
 
 
 
俺たちの関係が風見に知られ、大城一夫が表向き休暇に入ってから二週間がたった。  
 
「し、シビュレったら。そこはだめよ!ひゃあ!?」  
「千里様、ここがふんばりどころですよー。ほら、出雲様を悦ばせたいんですよね?えい♪」  
「んあぁ!!?…………くっ……やったわねぇ、今度はこっちの番よ!うりゃあ!!」  
「え?あ!ち、千里様!駄目です。そんなところまでやられたら!……っ!!」  
 
ドーパミンやら何やらがドバドバ出そうな光景である。  
まぁ少女から大人の女へと変貌を遂げようとしている女性二人が薄着で無邪気に遊んでいればまぁ、なんというか……  
 
・――上手く言葉にできない  
 
といった感じなわけである  
が、今日はちゃんとした目的もある  
「あー、そろそろいいか?」  
「あ、ごめんごめん。つい本来の用事を忘れるとこだったわ」  
今日呼び出したのは風見だった。なんでも  
「覚の負担になりそうなところと、そこへのマッサージのやり方。教えてもらえないかしら?」  
ということだった。実に羨ましい話である。  
そんなわけで俺はシビュレに実習標本を頼んで風見に出雲へのマッサージの仕方を教えることになった  
「大剣使いはまず肩まわり、上腕から胸筋、三角筋までの範囲、そして腰から下の関節全体に負担がきやすい。これは重量物を振り回す際…………」  
槍使いである風見があまり使わない筋肉や関節の負担部についての解説をシビュレを動かしながら行なう  
「シビュレ、ちょっと肩を上げてみてくれ。そうそう……で、この盛り上がった部分が肝になってな…………」  
 
 
風見は飲み込みは早かった。しかし問題がないわけじゃなかった。  
「えっと、こんな感じ?」  
「あ、千里様!痛、痛いです痛いです。」  
「あ、ごめんごめん!つい力んじゃった」  
先程のからみでは力加減に問題は無かったのだが、どうやら対出雲的なことになるてリミッターが外れてしまうらしかった  
「風見、いくら出雲が頑丈とはいえその加減でやるとかえってダメージが蓄積しちまうぞ?」  
「あー、どの位の力がいいの?」  
「そうだな、蓋をした空のペットボトルを軽くへこます位だろうか?まぁ出雲のことだし、それよりちょっと強い辺りがちょうどいいかもな」  
「あ、その位でいいのか……参考にしとくわ」  
 
と終始こんな感じで進んでいったのだった  
 
 
 
「じゃ、さっそく実践してみるわ」  
実習終了後、風見はさっさと出ていった。出雲は果報者だな、と実感。  
「シビュレ、ご苦労さま。大丈夫か?」  
「っ……ー  ーさぁん!!」突如シビュレが抱きついてきた  
「あー、シビュレ。どうしたんだ?」  
されるがままにして尋ねてみる。すると  
「あの、千里様やー  ーさんにいっぱい触られてるうちに……その…………」  
耳まで赤くなってるのがよく分かる。しかも言われて初めて気付いたが彼女の双丘の先端はかたくなっていた  
「いっぱい触られて、興奮しちゃった?」  
意地悪な質問をすると  
「っ……千里様が居たから我慢してましたけど……興奮、しちゃいました……」  
彼女は消え入りそうな声で答えた。それに反応してか、こっちも収拾つかなくなってきた  
「シビュレ」  
「はい? はむ……ちゅくっ、んむぅ……」  
まずは唇を貪る  
シビュレは抵抗するどころか身体を擦り付けながら更に顔を寄せてきた  
「ぷはぁ……いきなりだと驚くじゃないですか。」  
「の割にはがっついてきたな?」  
彼女から伸びる糸を拭い、その手を耳に、首にと擦っていく  
「だ、だって。欲しかったんですもん……んっ……やぁ……焦らさないでください」  
頬を赤らめ涙目で訴えられると逆らうことなどできない。が一気にがっついたりはしない。  
俺はシビュレをベッドに寝かせるとこの二週間で更に弾力の増した双丘に手をのばしていった  
「はぁあっ……ー  ーさん。それ、んぁっ!すごいです……くっ……」  
人差し指と中指の付け根に乳首を挟み、乳房をぎゅっと握る  
これがシビュレのお気に入りである。他にも  
「ひゃうぅ、耳!噛んじゃだああぁぁあ!?」  
耳や首が敏感らしく、甘噛みするといい声を出してくれる  
 
こうやって上半身をゆっくり、じっくり攻めると、足の付け根は触れてもいないのにびしょ濡れになるのだ。  
そしてその頃になると、シビュレのリミッターは完全に解除され  
 
「はぁ、ー  ーさん。んぅう……早く……此処に……」  
と俺の手を自らの手で恥丘に持ってきて要求するようになる  
無論更に焦らす訳なんだが  
 
 
 

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