「これがこんな感じで……そう、此処でこうすれば……よし、完璧だ。」
『かんぺき?ばっちぐー?いけてるの?』
「おう、いけてるぞー。んじゃ、本番よろしくな?」
『まかされたの!』
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
「ただいまー。あー疲れた」
「おかえり、最近かなりきつそうだな。大分動きにハリがないな……」
「あぁ……周期的にそろそろ全部長の露出行進部?あれが活動しそうじゃない。だから有志でミーティングやってたのよね」
「そりゃ大変だな。そんな千里に今日はご褒美が……ってちょ、構えるな構えるな!ステイステイステーイ!」
「いったい何よ?訳分かんない事したら殴るわよ?」
「ははははは、これを見て超絶感謝しろよ?」
覚が寝室の扉を開くと、そこにはマットがしかれ、アロマオイルの瓶の横には草の獣が一体鎮座していた。
『いらっしゃい、なの。』
「あらー、可愛いわねー。……覚、何するつもり?」
「おいおい、千里さん目が恐いですよ?見ての通りだって……草の獣付きマッサージをエロい気分を限界突破しても我慢してやる俺の真心、身に染みて味わってほしいの……」
「かなり信用できないわね」
「千里がグレた……」
「あー、ごめんごめん。よしよし、私が悪かったから……マッサージお願いするから泣かないの。」
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
後日。風見と出雲の嬌声が夜通し響き渡ったことで、風見、出雲が性豪だという、そんな噂がまことしやかにささやかれたのは言うまでもない。
なお、当事者達は草の獣までもが黙秘を貫いているため、真相を知るには時間がかかりそうである。
Q.何があったと思う?
1.普通にマッサージ(ツボに入り時々出雲滑空)
2.出雲が暴走(抜かずに朝まで頑張った)
3.草の獣が触手粘液プレイを実践(何故か出雲もヤられる)