「じゃあ切ちゃん、大きくあ~んしてくれる?」
「や、やですっ。これ以上何されるかわかったもんじゃ……」
「あ~んしてくれたらおうちに帰してあげるつもりなんだけどなあ」
「え、本当……ですか?」
「本当本当。縄だって解くし服だって返してあげるわ。
でも切ちゃん、何で女物の下着? 女装趣味?」
「そんなのいいですから!」
怒鳴り、羞恥に顔を赤くしたまま口を開ける。
「ついでに目もつぶってくれると遼子さん嬉しいなあ。
遼子さん機嫌損ねたら切ちゃん帰れないかもね?」
――それは脅しって言うんだよっ!!
心中で抗議しつつ、切は目を閉じた。
「切ちゃん?」
「はひ?」
遼子は少し顔を曇らせ、
「馬鹿って言われた事は無いかしら?」
一秒。わずかその時間でもって切の口にタオルを噛ませ、後頭部できつく結んだ。
「ふぉっ、ふぉーふぉはんっ!?」
「御免なさいねえ切ちゃん。でも、舌噛んだりされたら遼子さんイヤだから。
あんまり罵声浴びせられるのも好きじゃないの」
もがもが、と聞き取れない抗議をひたすら続ける切。
しかし遼子はそれを無視して、開かれた切の足の間に座り込んだ。
「む、むふーーっっ!!」
「本当、可愛い。まだ成長期なのかな?」
縛り付けられ、閉じることが出来ない足の間、遼子は微笑を浮かべ切を見つめる。
切の股の間は未だ一本の毛すら生えておらず、
わずかばかり皮を被った控えめの陰茎と、縮こまった陰嚢があるだけだった。
「チェックその一~」
「んんっ!?」
遼子は眼前のものを両手で掴んだ。左手で亀頭を摘まみ上げ、右手で皮を引き降ろす。
そのまま裏筋を舌で舐め上げた。
「ン――ッ!!」
「あれ? 結構綺麗なんだね。もっとチンカスまみれのくっさーいの想像してたんだけど
なあ。
やっぱり若に毎日洗ってもらってるの?」
――や、だ、なんでそんなこと……!!
切の思いを無視し、遼子は右手で上下にしごき始める。
「んーっ、やっぱり毎日こう、直接綺麗にしてもらってるの?
こんな風にしてたら、汚れこすり落としても中からもっと汚いの出てきちゃうのにね?」
「ひ、ひははいっふぇッ!!」
――汚いって、そんな風に言わないでよッ!!
「うるさいのは、めーっ、よ?」
顔を曇らせ、遼子は亀頭を摘まみ、軽く爪を立てた。
「――――ッ!!」
「もうっ、こんな大きくしてるくせに文句言うなんて、遼子さん怒っちゃいますよ?」
――無理矢理、無理矢理してるくせにっ!
切の思いとは関係無く体は反応する。
親しい人に自らをさらけ出す羞恥。
理不尽な状況にそそられるマゾヒズム。
そして、一方的な佐山への罪悪感。
全てが、切の体に熱を帯びさせていた。
「そうそう、こっちも試してみないと駄目よねっ。チェックその二~」
腰を浮かせて膝立ちになった遼子は、右手の上下は止めぬまま
左手で切の右胸を撫で、舌で左胸を舐め回した。
「んっ、ふぐっ、ん、んん……」
「あ、声漏れちゃう? 気持ちいいんだ、切ちゃんのエッチぃ~」
遼子の声に歓喜が混じる。
「えい、ぺろぺろぺろ~」
右胸を撫でられ、先端を潰され、こねられ、摘まれる。
左胸にまみれた唾液は光を怪しく反射させ、遼子は先端を飴を舐めるように刺激する。
――やだ、佐山君よりスゴイ…………!?
脳裏にふっと浮かんだ言葉を、切は唸りを上げ、首を振って否定する。
しかし遼子はそれを意地悪く受け取る。
「やーねえ、もう我慢出来なくなっちゃったの?
じゃ、仕上げしてあげる。遼子さんの出血大サービスだからねっ」
そういうと胸から舌と手を離し、また腰を下ろした。
涙目を浮かべながら遼子を見下ろす切の視線を、遼子の細めた目が絡め取る。
「若にこういうの、してもらってるんでしょ?」
――違う! こんなのじゃな――――
否定しようとした切は、唸る事すら出来なかった。
遼子が亀頭をほおばり、勢いよく吸引する刺激に、意識が一瞬遠のく。
先走りで濡れた竿を遼子の繊手がこすり上げ、先端の割れ目を舌が広げる。
濡れた棒を淫靡に舐め回す、濁った音が室内に響く。
「ひゃっ、ひあっ、ひあえふっ、ふぉーふぉ、ひゃんっ!!」
切が何を叫んでも、遼子は止まらない。
しかし、止まらないということは終着へ向かっているに過ぎない。
「ふぁひへ、ふぁひへふぁかっ! ふぁあひいひょうふぁいっ!!」
「んッ、やふぁ、はひゃあふん! やひゃあっ!!」
――佐山君、やめて――――――――
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