・年に一度の発情期を迎えたミト。飼い犬の世話は主の役目ということで、今年もミトの屋敷にトーリ君がやってきた  
・「気をやって前後不覚になると、総長のこと力いっぱい抱きしめて死なせかねないので、後ろからしていただけません?」  
・獣の交わりの如く、激しく後ろから攻め立てられるミト。顔を埋めるのは、己とトーリ君の体液を吸ったシーツ  
・匂いだけで絶頂しそうになるミト。ここでトーリ君は自分の快感の半分をミトに流す  
・余裕を得たトーリ君が更に激しく腰を使い始める。ミトは息を吸うのも困難な快楽の波に必死に抗うも  
・「ネイトは可愛いな」←致命傷  
・一度切れた集中力を取り戻すことはできず、涎を垂らし喘ぎ声をあげて感じるミト  
・自身の動きでトーリ君のモノに刺激を与え、その刺激が己に帰り更なる動きを生むという悪循環  
・「こっちの穴も指でほぐしておくか」ずぬぅ←トドメ  
・中にドクドクと注がれていく子種と、シーツにちょろちょろ零れていく自身の粗相を自覚するミト  
・ぼんやりとした意識で思うことは「流石に今年は洗濯しなければいけませんね。匂いが薄れてしまいますけれど」  
・もうピロートークに入りたいミトだったが彼女は忘れていた。自分は何回も絶頂したが、目の前の絶倫はまだ一発目……  
・尻穴もトーリ君に開発調教されてしましました  
 
 
 
……って、私は何を書いてるんですか!?  
事の発端は、ミトツダイラがトーリと二、三言葉を交わし二人して足早に教室から出て行ったことだ。  
……そういえば去年も一昨年も同じ時期に似たようなことがあったなぁ、そう思って――。  
そこから、小等部からの「ミトに発情期はあるのか」という疑問が再燃して今に至る。  
……じ、自分がエロ小説のプロットを書いていることに疑問を抱けないとは!!  
いざ執筆という段階でインクが切れ、筆箱から代わりのペンを探している内に、ようやく自分の行動を客観的に見ることが出来た。  
……ですがセーフ、ぎりぎりセーフですよ私! 今回書いたのは小説ではなくプロットです!  
「あら、そこの巨乳巫女は原稿用紙を前に何をにやにやしているの? 歴史オタクのまね事? ちょって見せt  
 

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