狙撃巫女の日記  
 
 
八月八日  
音信不通の葵家に行ってみると、暑さにやられた姉弟が自堕落に暮らしていた。仕方がないので、泊まり込んでしばらく世話してあげることになった。  
この季節は怪異も多いのにまったくもう。  
 
 
八月九日  
夜、遊びに来たネイト達と喜美、トーリ君とポーカーをやった。喜美ったら、やたらついていたうえにやたらニヤニヤしていた。  
私たちをバカにしてますね。  
 
 
八月十日  
今日、ご主人様の喜美からトーリ君の性欲の世話を頼まれた。皮をひんむいた馬並みのモノだ。  
ややハードなえさがいいってことで、ネイトを投げこんだら、彼、オパーイだけでいかせたり尻の穴を開発したり  
遊んだあげくやっと喰いやがりました。  
 
 
八月十一日  
今朝5時頃、ほとんど全裸みたいな淫乱な服を着た喜美に突然叩き起こされて私は貞操帯を着せられた。なんでも、私はしばらく自慰さえ禁止らしい。  
彼らときたら、夜も寝ないでエロいことばかりやってるからこんな事思いつくんだ。  
 
 
八月十二日  
昨日からこのいまいましい貞操帯つけたままなんで、アソコが疼きまくって妙にかゆい。  
いらいらするんで、あの犬娘のアナルに溜まった精液を飲んでやった。  
美味しい。  
 
 
八月十三日  
あまりにアソコがかゆいんで喜美様にいったら、お尻にでっかいバイブを挿入れられた。  
それから、もうわたしは貞操帯をつけなくていいとトーリ君が言った。  
おかげで今夜はよく眠れそうです。  
 
 
八月十四日  
朝起きるとお尻だけでなく前の方にもバイブが挿入っていました。  
犬どものオリがやけにさわがしいからイキながら見に行ったら鳥肉やナイチチとまぐわっている。参加しよ。  
精液を3日抜いたくらいでイキ狂っちゃって。  
ご主人様方に見つかったら大変だ。  
 
 
八月十六日  
昨日、この家から逃げ出そうとしたメスを一人、ズドンし、て、つかまた。  
夜、からだ中 あついかゆい。  
オパイのさきっぽ かきむしたら それだけでイた。  
いったいわたし どうな て  
 
 
八月十九日  
やと ねつ ひいた も とてもかゆい  
今日 おなかへったの、いぬ と セシ たべう  
 
 
八月二十一日  
かゆい かゆい トーリきた すごいほしいんで おかし おいしかっ です。  
 
 
四  
かゆ うま  
 
 
 
…………  
……  
…  
 
 
………………………………っは!?  
いけない、ウトウトしていたみたいですね。  
浅間は意識を覚醒させるために大きく伸びをし、息を吐く。  
確か私は――  
「あの二人の世話やらなんやで、つい書くのを忘れてた夏休みの宿題をしていたはずですよね」  
しかし、絵日記の宿題なんて初等部以来で――と手元に視線を落とすと、  
「っんな!?なんですかこの変態日記と写実的なポルノ絵は!?うわ、ついに無意識で絵まで描いちゃいましたよ自分――っ!!無い!こんな事実無いですから!!」  
 
 
この後、新しく日記は書き直して事なきは得たものの、何故か荷物に紛れ込んでいたこの日記もバカの手によって発見される。  
そしてまたいつもの砲撃音が響く。  
 
 
新学期も、武蔵は平和であった。  
どっとはらい  
 

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