「原川さん、今日は七草粥というものを食べるらしいんですけど、どういうものなんですの?」  
「米を水分過多で炊いたものに季節の葉菜を入れたものだ。地域によっては粒を残すところと完全に溶かすところがあるらしいな」  
「じゃぁ、試しに作ってみますね」  
 
………  
 
「は、原川さぁん!穴から、穴からドロドロとした白いものが!白いものがぁ!」  
「落ち着け、ヒオ・サンダーソン。それはいたって普通に発生する現象だ…主にやりすぎでな」  
「そ、そんな事言われましても…は、初めてなんですのよ!?」  
「まぁいい、終わったらさっさと片付けるぞ。こびりつくと片づけが大変だ」  
 
………  
 
「と、こういったやり取りが交わされておりまして…大佐?」  
「恐ろしい、恐ろしい国だな日本は!」  
「Tes.よもや私も原川少年がこれほど出す方だとは想定しておりませんでした。」  
「ヒオが、ヒオがどんどん染められていく。由々しき事態だ。」  
「あらあら、あなた。何処に行きますの?」  
「止めるな、止めるなわが妻よ。いくらヒオが信頼しているとは言え、これは別だ!奴を叩き潰さねば正義が果たされぬのだ!」  
「困りましたわねぇ…二人の愛の巣に土足で踏み込もうなんて、野暮にも程がありますわ」  
「この場合、双方の理由に理解を示せる私はどうするべきなのでしょうかね?」  
「とりあえずロジャー君、この人を抑えるのを手伝って下さいな。紙なら潰されることはありませんけど、正直見苦しいですので…」  
 
………  
 
後日、原川が横田に拉致監禁されたのは言うまでも無い保守  
 

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