「セ、セックスって…えぇと、たしか、ここを握って…」
「お、おい、ちょ、こら!」
「わ、うわ…!じ、人体の神秘だね…!」
「ば、馬鹿、や、やめっ…そんなに速く、したら…!」
「え、あれ?こっちは感覚あるの…?」
「っ…」
「そっかぁ、余だけじゃなくて、ミリアムも一緒に気持ち良くセックスできるんだね!
余も図書室行ったり、ナルゼ君達に参考文献とか見せてもらってたくさん勉強したし、
初めてだけど、きっとなんとかなるよ!」
「だ、だから、手を…もう…!」
「え?うん、動かしてるよ?あれ?どこか作法が間違ってた…?――え、あ、なんか出た!?
えっ!?も、もう出ちゃったけどいいの!?こういうのって口とか体内に出るものじゃないの!?」
「(わざとやってるんじゃないだろうな、コイツ…!)」